8.《ネタバレ》 ハっとするようなことを口走るのですよ、主人公たちが。神の領域であろう研究が裏庭で行われていたとは。ところで、ヘミングウェイ孫娘はその後もいい作品に恵まれていたりしますが、作品中の号泣シーンが本当に胸を打ったヴィンセント・スパーノはイタリアに加え、アメリカではTVシリーズに移ってあまりぱっとしていませんね、残念です。 【HRM36】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-03-23 14:53:15) |
7.心置きなく「時間のムダ」と思える作品でした。老成したロレンスを見てみたいという、ただそれだけの興味だったのですが、それにしてもひどい。甘ったるいストーリーに甘ったるい音楽、薄っぺらい人間関係に薄っぺらい悲劇と奇跡。見るべきところは、何もありません。 それにしても、かつて一世を風靡した大作で主役を張った役者がこういう底辺の作品に出るというのは、いったいどういう心境なんでしょうか。とにかく演じることが好きなのか、それとも仕事と割り切っているのか。 【眉山】さん [CS・衛星(字幕)] 1点(2017-10-28 02:20:01) |
6.全然テーマがはっきりしていませんし、登場人物の造形も何とも中途半端です。したがって、キャラクター同士のぶつかり合いも起こっていないので、変化もドラマもありません。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2017-09-06 00:57:36) |
5.とにかく浅い、この内容ならもっと深みがあってもいいように思うけど・・・ 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2017-09-03 21:43:55) |
4.しまった~観方間違ったかも、と最後の方で思ったけど遅かった。 正直言って途中でやめようと思いながら何とか最後にたどり着いた映画。もしかすると再生物語として観たらもう少し入り込めたかもしれないが、全然ダメだった。 【simple】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2014-07-06 22:05:27) |
★3.《ネタバレ》 よくあるSFファンタジーかなぁと見ていたのですが、
この青年の恋と科学者の妻への愛は関係はなくとも繋がっていました。
悲壮感さえ感じさせない信念の科学者はとうとう卵子提供者と会えます。
この女学生役がヘミングウェイの孫娘なのですが・・(どうも外見が合わなかった)
演技的には良い役者なんですが作品がファンタジーなだけに・・
科学者の研究はさらに進み細胞は卵子を受けて育っていきます。
頭の中は妻以外考えられないし目はいっちゃってる。
あまりに幸せそうでかわいそうな人だなぁとも思えなかった。
でも妻の幻影を何度か見ちゃうんですね。
すごいリアルなうれしそうでさびしそうな表情で、
でも暗い映画では決してないのです。
コメディが半分入ってるしまあその点ではヘミングウェイは役が合っています。
科学者を好きになって告白しても相手にされず家出をしますが、
科学者も栄転になり助手も離れて行ってしまいます。
ひとりぼっちになったんだけれど妻の再生の夢がある。
助手の恋人がきれいな人なんですが彼女は脳梗塞で意識が戻らなくなります。
ここで助手と科学者の気持ちがリンクするような感じです。
呼び出された科学者は自分のある賭けをします。
これが医学の力ではないところが品がよくて好感が持てました。
海岸で決意した旅立ちはちょっぴりさびしくも優しくて感動しました。
誰もが一度は持っていた持っていた心の迷いがよく描かれている。
自分をそこに留めさせるものは妻ではあるんですが実は自分なのです。
失くしたものは帰らないから共有した自分も帰らない。
失くした=亡くしたと葬れるまで科学者は旅を続ける。
君がいた夏のようなちょっとほろ苦く爽やかな恋愛。
どうもオトゥール氏は史劇やサスペンス系が多く恋愛は珍しいので、
全く期待はしていなかったのでこれはびっくりしました。
こういったドラマは湿っぽいとかひつこくなるんですが、
メロドラマのようにならず逆にあっさりと品よくなっています。
そのときのセリフはないけれど5分くらいの哀しく幸せな表情はよかったなぁ・・
見たあとにちょっぴりさびしいけれど暖かくなれます。
たぶんもう少し整理して時間も長くしたらこれ以上の作品になっていたでしょう。 【アルメイダ】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-07-01 09:34:01) (良:1票) |
2.小学生の時、上半身だけの男の子「ケニー」の同時上映で見て以来、20年振りに見た。当時は哀しくも前向きなラストにジーンときたものだが、今見るとそれぞれの人物設定が何とも中途半端で伝わりづらい。30年前に妻を亡くした博士は妙に明るい人だが、それが悲しみを紛らわせているポーズ、というエピソードは無い。ただそういう人としか思えない。他の登場人物も突然怒り出したり興奮したり、感情の動きに説得力がイマイチかけているのだ。映画に都合のいいように人間が単純にできているわけではないけど、そういう深さは無く単に詰め切れなかったのだろう。助手の恋人の病気もいらないと思う。しかしそれらの不満点を差し引いても海岸での決意のラストがしっとりとした名シーンであるという感想は、20年の月日を経ても全く変わらなかった。 【ラーション】さん 7点(2005-02-01 17:41:19) |
1.地方では他の有名な作品と同時上映だった。それが何かは思い出せない。。。<何だったかな?> まぁこれが観たくて映画館に足を運んだわけではなかったのだ。ただ予想に反して、この映画が語る愛と再生の物語には、当時、単純に感動したものだ。特にヴィンセント・スパーノが爽やかな印象を残す。彼が恋人となる女性と出会うシーンやその後の甘い生活ぶりは、少年だった僕に恋愛に対する憧れを抱かせるのに十分だったし、その彼女が死の淵から生還するシーンの切実さにも結構泣かせるものがあった。<実際、泣いちゃったよ> この映画を観たのはもう20年前。。。あの頃と同じ思いでこの作品を観れるかどうか、再見するのがとても怖い映画でもある。 |