2.《ネタバレ》 正直言って、この映画の最初の15分ほどは子供向けではありません。
かなぁり憂鬱で孤独な老後生活をほぼセリフ無しで描いていて、ちょっと悲しすぎてうるっとくるほどでした。
家が飛んでからは、澄み切った空と風景がとても綺麗で心踊ります。
特にお気に入りなのはしゃべる犬の舌のでぐあい。
あんなに人懐っこいと、犬好きにはたまりませんね~。
後半のストーリー展開はちょっと急いでしまった感がありますが、偏屈じいさんが少しづつ心を開いていく過程をきれいに描けていて、だれもが予測できるような終わり方ですが、心温まるものがありました。
全体的になかなか良く出来たアニメ映画だと思います。