キャプテンハーロック -SPACE PIRATE CAPTAIN HARLOCK-のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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キャプテンハーロック -SPACE PIRATE CAPTAIN HARLOCK-

[キャプテンハーロックスペースパイレートキャプテンハーロック]
2013年上映時間:125分
平均点:4.80 / 10(Review 15人) (点数分布表示)
公開開始日(2013-09-07)
SF漫画の映画化CGアニメ
新規登録(2013-09-16)【こんさん99】さん
タイトル情報更新(2023-07-11)【イニシャルK】さん
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監督荒牧伸志
小栗旬キャプテンハーロック
三浦春馬ヤマ
蒼井優ミーメ
古田新太ヤッタラン
福田彩乃トリさん
森川智之イソラ
坂本真綾ナミ
沢城みゆきケイ
大塚周夫総官
麦人艦隊司令
楠大典艦長
小林清志老人
有本欽隆元老
土師孝也元老
島田敏元老
中博史元老
石住昭彦元老
真殿光昭
浜田賢二
乃村健次
中村千絵
加藤慶祐
安元洋貴
原作松本零士(原作総設定)
脚本福井晴敏(脚本/脚色)
主題歌ONE OK ROCK「Be the light」
挿入曲加藤登紀子「愛はあなたの胸に L'amour dans ton coeur」
製作東映(キャプテンハーロック製作委員会)
東映アニメーション(キャプテンハーロック製作委員会)
木下グループ(キャプテンハーロック製作委員会)
東映ビデオ(キャプテンハーロック製作委員会)
企画森下孝三
清水慎治
制作東映アニメーション(アニメーション制作)
配給東映
作画竹内敦志(メカニックデザイン)
編集宮島竜治
その他野口光一〔特撮〕(Production Supervisor)
あらすじ
俺は宇宙海賊キャプテンハーロックだ。 デスシャドウ級4番艦を駆って100年以上も宇宙の旅を続けている。 俺の肩にはいつも鳥がとまっているんだぜ。 俺は宇宙のあるポイントに次元振動弾を仕掛け続けている。次元振動弾を同時に爆発させ、時空の結び目を開き、この歴史を元に戻すのだ。ヤマとかいう若者が新たに仲間に加わった。そして、いよいよ最後の次元振動弾を仕掛ければ、時空の結び目が解けるという時がやってきた。仕掛ける場所は地球だ。俺は地球を目指した。ところが、ヤマは俺の命を狙うスパイだったのだ!
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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1
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15.低評価だったので期待せず、ブルーレイでレンタル、ちまちまと見たのだが…
うーん、終わり方が微妙なのかな。全編微妙なのかな(苦笑)

声をあてている芸能人の演技も、古田新太は上手いと思ったが、三浦春馬は普通、主演の小栗旬は贔屓目に見てもあまり合っていないように感じた。
蒼井優も、声優としては評価されているのかもしれないが、このキャラはなんか違うような…

滅茶苦茶酷いわけでもなく、熱中する面白さがあるわけでもなく…。
なんとも中途半端な出来だと思う、お金は凄くかかっていそうだけど……
Sugarbetterさん [ブルーレイ(邦画)] 5点(2015-07-11 17:24:18)
14.《ネタバレ》 大好きなキャプテンハーロックなだけに、あまりにも評価が悪かったのでがっかりしたくないので観るのを拒んでましたが、これはちゃんと劇場で観たかったというのが本音。このリメイク的な映画で過去にかなりがっかりさせられた。最近「スペースバトルシップ・ヤマト」や「ガッチャマン」等、何か映像やキャスティングにもの言わせてミーちゃんハーちゃんから興行収益を得ているような映画があまりにも多いように思う。なのでこのキャプテンハーロックもその一つか・・・と少し残念という観もしないで先入主観が働いていた。観た後本当に後悔したくなかったので、この敬愛する「キャプテンハーロック」もその中の一つに入れたく無かったが評価ほど悪くないというか私は好きだ。ちゃんと松本零士氏が描きたかった世界観があると思う。正義が故に反旗を翻し海賊と化していったハーロック。腐敗した社会に対し誰しもが抱く思いではないか・・・そして最後に「先に進んでも何にもねぇし、何にも変わりゃしねぇ」という言葉があったがこれが一番言いたかったことなのではと感じた。そして「なのにあの男は何故、何故先に進もうとしているのか」この言葉にハーロックの見方をそれぞれの主観性に任せている。この答えを出さない松本零士氏の広がりを感じる。学校や社会、会社、組織、この時空の縛りを受ける物質の世界は矛盾とも思えるカルマによって成り立っているもどかしさを意図的になのか偶発的になのか描かれているのを感じた。世界には平和を訴えるアーティストや自然環境問題に取り組む政治家など「良くしよう」と思って活動しているが全く変わらない・・・現代では「原発問題」それと「遺伝子組み換え食品」これは現代のパンドラの箱ではないかと思う。良くないと思ってもちっとも変わらないこの人類が抱えている性。本当に変わらない・・・その変わらないものに、変わらないと解っていても進んでいくハーロック。そしてハーロックは言う「幻と解っていても縋らずには居られない時がある、人なら誰でも」何かを批判するのではなく自らが身命を賭してやる抜く信念に乾杯!! また次作を是非、是非作成して欲しい!!
レスポーラーさん [DVD(邦画)] 8点(2014-08-05 01:16:46)
13.キャプテンハーロックを名乗らなきゃ、ストーリーに多少疑問はあるものの、CG映像は凄いのでそれなりに見れる映画だと思う。しかしながら、広い宇宙を自由に航海する男のロマンであるキャプテンハーロックの本質が感じられない。
あきぴー@武蔵国さん [DVD(邦画)] 2点(2014-06-22 00:31:32)
12.《ネタバレ》 鑑賞後、誰もが宇宙海賊ハーロック(H)に憧れ、アルカディア号に乗りたいと思わせるような内容であるべきだが、この作品には夢も感動もない。デザインや技術は優れているのに、矛盾点や疑問点が多く、作品に入り込めないのは残念である。人類は他の銀河に進出したが、異星文明との共存が果たせず、種として衰退したというが、実際は人口5000億と大繁栄を誇っている。他の星に人類は住んでいるし、生物も生息するので矛盾する。地球がダークマターで破壊された様子は多くの目撃者がおり、ホログラムで隠せるものではない。破壊された地球はテラフォーミングすればよい。
ヤマが無理な操作をして植物園を破壊するが、状況が説明不足。地球の花ならすぐに再現できるはず。誰かが種を持っている。
イソラは下半身不随になるが、再生医療は?ナミは植物状態なのにホログラムで会話ができる不思議さ。どうやって相手を見てるの?イソラは植物状態のナミとどうして結婚したの?イソラが激昂してナミの生命維持装置を抜いたが、すぐに戻せば死ななかった。アルカディア号が黒煙を吐くのは何故?アルカディア号かホログラムかは、レーダーがあれば見分けがつく。トカーガ星で救助船がナミを助けたが、一人しか救助できない不思議さ。また次元振動弾を設置するのに不安定な橋のような場所を選んだ理由。乗務員志願者が急崖を素手で登るが、飛行船等で移動すればいい。イソラが使っているような反重力乗り物もある。Hは孤高の存在で男の憧れ。乗務員志願者の三人を殺したり、宇宙をリセットしようとしたり、敵に拘束されて落ち込んだりしてはいけない。ましてや次元振動弾の起爆スイッチをヤマに渡して、「人類が過ちを犯しそうになったら躊躇わず押せ」とは言わない。あまりに傲慢すぎる。それに敵とはいえ殺し過ぎ。同じ人類ではないか。ダークマター機関の説明が欲しい。Hが不死身だったり、ダークマターを開放するとミーナが消滅することの関係は?死人が生き返り、ミーナが復活した場面は謎。Hがヤマに渡したものと関係がある?敵艦の集中砲火ビームがアルカディア号に当らない不思議さ。地球に植物が再生したのを誰も気づかなかった?ガイアサンクションの総監が簡単に地球を破壊する決定を下す矛盾。総監とHの対決を最終決戦として御膳立てすべきだった。ハーロック二人体制で続編?たぶん無い。
よしのぶさん [DVD(邦画)] 6点(2014-05-22 07:31:29)
11.《ネタバレ》 映像にまず驚いた。海外に負けてないじゃん♪それにしてもキャプテンハーロックってこんな話だったんだ。松本零士さんは大ファンだけど、キャプテンハーロックは読んでなかったなぁ。「999」の時のカッコいい海賊ってことで気にはなってたんだけど、マンガの方は中々目にする機会がなかったんだよね。この映画の戦艦もいいけど、原作のシャ―プな方の戦艦も好きだなぁ。
トントさん [DVD(邦画)] 7点(2014-04-19 14:48:34)
10.《ネタバレ》 驚きはあった 手放しで喜びたいが手放しでは喜べないジレンマの映画 とにかく絵は凄い 技術的にはピクサーに並んでしまったんじゃない?と初めて感じさせた一作 あとは脚本か、がんばれ福井 しかしご都合主義のかたまりのような映画なので、そこにこだわる人達は微塵も共感出来ないストーリーになっている 冒頭、アルカディア号にリクルートされるために、切り立った岩山を命がけでよじ上る連中にどうしようもなく違和感を感じる 以降、不死身のハーロックとか、無敵すぎるアルカディア号とか、かなりの人達には許し難い展開が続くが、余りにも沢山有り過ぎるので私的にはもう何でもオーケーな気持ちになってくる とにかく大事なのは松本零士の世界観がちゃんと継承されているということだ アルカディア号の乗員達のキャラクターも立っている なによりも許し難い程無敵なアルカディア号は最高にカッコいい アルカディア号のドクロ、頭カタすぎ、ヤマトの波動砲並みの威力だ 無数の砲塔が歯車で縦横無尽に動く様は松本零士の初期の機械式腕時計を基本にしたデザインを継承していてなかなかいい ストーリーも戦艦の艦隊戦をメインに、ヤマトのような展開で見慣れた安心感がある でも、だったらハーロックじゃなくてヤマトでいいだろって皆思ったんじゃないかな しかしエンディングはなぁ あれはどうなの? ありなの? うーんまぁいいか(笑)
にょろぞうさん [ブルーレイ(邦画)] 7点(2014-03-31 23:41:25)
9.最悪.. 期待した、私がバカだった...
コナンが一番さん [DVD(邦画)] 1点(2014-03-22 21:16:21)
8.《ネタバレ》  やっぱり好きなキャラクタの物語は、いろいろ楽しめた方がいいので、こういう別バージョンが、しかもこれだけのクオリティで制作されるのは嬉しいのだが・・・。

 まず、アルカディア号のデザイン。より雄々しい髑髏マークはカッコイイんだが砲塔から後ろの方はイマイチ。砲塔は全方位で合理的ではあるがカッコ悪い。巨大なツノも実用性を見せるべきだった。艦内のデザインもちょっと狙い過ぎの古くさ感。
 さらに「デスシャドウ級4番艦」であるこの艦だけやたら硬い説明が無い。自己修復(私の大嫌いな「魔法」である)と硬いのは違うよな。また、異星人の文明を利用したダークマター機関とやらも、この船だけのものなのかどうか、よく判らない。かつて地球を守っていた技術なのなら、相手にもこのクラスの船があってしかるべきだ。艦が勝手に動くのも、本作中では何の説明もない。「友よ…」と言ったって、それを理解しているのは、他の作品でハーロックとアルカディア号を知っている人だけだ。独立した一本の映画として、これはどうか?

 だがまあ、そんなことは小さなことで、一番驚いたのは劇中ハーロックがやろうとしていた事だ。私が三十数年前に感動し、いくつかの漫画・アニメーションで描かれていたキャプテン・ハーロックという人物は、そんなことを考える男ではなかったはずだ。
 宇宙を終わらせることができる設定にも驚くが、そんなテロリストのような論理で、キャプテン・ハーロックが行動していたなんて、とても受け入れ難い。私の知る(松本零士が描いたどの版のものでも)キャプテン・ハーロックは、自分の旗を掲げて舟を駆り戦う男だったはずだ。
 このタイトルで、主人公の性格がこれほど違うって、ナシだよなぁ。

 さらに、ヤマという青年が顔に傷を負い目を負傷したときに、福井晴敏ともあろう人が、ソレをやるか!?と愕然とした。こんな安っぽいTVドラマ級の展開を。
 よしんば、彼が「我々のハーロック」だとしても、「ハーロックという象徴は必要だ」などと理由づけされる男なんかでは、絶対にない、と言いたい。そういう展開ならダークマターの鎧を外した先代が死んで、新たに「自由のために」飛び立つアルカディアとハーロック、というくらいのモノを見たかった。

 そういえば今作は、ヤッタラン副長の魅力全開である。タイトルを「宇宙海賊ヤッタラン」だと思うという手も…。
Tolbieさん [DVD(邦画)] 4点(2014-03-08 07:34:18)
7.キャプテンハーロックが大好き!なので観賞。格好良いとこもあるんだけど、結局ただの未熟な青年野郎みたいで、なんか中途半端でイマイチ。別に完全無欠を望んでいるわけではないけれど、ヒーロー像としての描き方が、男の憧れに繋がらない。本当、何してくれてんのって言いたいよ。ただCGは世界に通用するほどの出来栄え。エロいお姉さんもグッド!バイオハザードかよ!ていうシーンもニンマリ。それだけに実に惜しい作品なんだな~。
Dream kerokeroさん [DVD(邦画)] 4点(2014-03-01 18:57:26)
6.《ネタバレ》 原作に囚われずに見れば予想より良かったです。ハーロックが一人で助けに行くところ、ヤマが起こした謎の事件と兄弟げんか、連合艦隊の数多すぎ感、次々出てくる巨大兵器…等々が鼻につきましたが、CGは違和感がなく、声優も普通に聞けました。アルカディア号の造形もかっこよかったです。(前作にガッチャマンを見ていたからなおさら)最後も上手くまとめており、粗は目立つけど筋は悪くないなと思いました。
Banjojoさん [映画館(邦画)] 5点(2013-10-16 23:57:49)
5.まず、このような形でキャプテンハーロックという人物を再び世の中に送り出してくれたことに感謝したい。松本零士先生の頭の中だけに存在した世界が、自らの手によってマンガという形でこの世に産み落とされてから40年、フル3DCGという最新の技術で実在の人物であるかのごとく私たちの前に再び姿を現したのである。何てありがたいんだろう(泣)。そのCG映像は想像以上に素晴らしく、人物や艦隊、背景等あっぱれでありました。ストーリー部分に不満を持たれるのは多少仕方ないとは思います。あの、絶対にかっこいいハーロックが、実は!なんて信じたくないという心理から、昔からのファンはまず拒絶から入ってしまい、減点したくなるのは当然かと。でもそもそもハーロックという男、原作でもその人物像ははっきりしていないところが多く、とにかくかっこいい宇宙海賊のキャプテンという漠然とした存在なのだ。決してぶれないカリスマ的男の中の男として、絶対的な父性の象徴として、とにかく誰が何と言おうと君臨している。でもやはり影のある「海賊」なのである。ヤマトの古代や沖田艦長とは違うのだ。その闇に隠されていた彼のダークな過去を今回「これが真実だ」として発表したその勇気と決断あってこそのプロジェクト、これを実行し実現させたスタッフの皆さんに労いと感謝の言葉を贈ることしか出来ない。
ちゃかさん [映画館(邦画)] 9点(2013-09-22 16:41:26)(良:1票)
4.《ネタバレ》 CGの精度は良かったと思う。小栗旬の年齢不相応な渋い声に感心。
でも、それ以外は褒めるところが無い。種として弱体化した5000億人(だっけ?)の宇宙生活者が地球を取り合い戦争をやったらしい。ホームシックでの殺し合いに違和感を覚えつつ、ハーロックのバイタリティと対照させる為の設定だと思っていた。ところが、ハーロックが準備を進めていた計画は総人類の抹殺ですよ。自分の悲嘆に酔いしれた革命家みたいで、激しくガッカリしました。さらに、ダークマターなんて良く分からんモノを持ち出して、多くの場面で様々な機能を発揮させるものだから、何でもアリ感が蔓延して高揚が湧いて来ない。消滅したミーメが再生したり、死んだように見えた乗組員がゾンビのように蘇ったり。あれも、ダークマターのおかげなんだろうか? 最後まで設定、キャラ、ストーリーがシンクロしないチグハグ感を抱えながらの鑑賞だった。
先述の心神喪失気味なハーロックを除くと、物語を構成するモチーフが総じて古臭い。壮大なはずのお話に、既視感があるような兄弟の痴話喧嘩が同レベルで混ざる。保守的な元凶や地球を愛する敵指揮官は、考えてみれば懐かしのTVシリーズと同じ。踏襲したとは思わないが、それも全体を古く見せている気がした。
元々、ハーロックは松本センセの憧れの集大成みたいな人らしいけど、観念的な描写が多くて確固とした実体を伴わないキャラだった。それはそれで、個人的には嫌いじゃなかったのだけど、本作では旗印だった「自由」と「信念」に合致するような行動が見当たらない。寿命まで延びて、さらに不明のキャラになりました。
アンドレ・タカシさん [映画館(邦画)] 3点(2013-09-21 03:51:58)
3.《ネタバレ》  脚本が駄目です。
 ハーロックが『逆襲のシャア』の「地球にアクシズ落としちゃうけど地球は大切にね」ってシャアの二番煎じみたいな訳の判らないキャラ。それに『火の鳥2772』をブレンドしたような、何をゴチャゴチャぬかしてんねん!と言いたくなるような話。
 主人公の青年は行動に一貫性が無くコロコロと自分の立場を変えて物語をひたすら引っ掻き回すばかりの存在だし。
 登場人物の言動に全く同感できる部分がないままに映画が進んでゆくっていうのはつらいです。
 だけど元々の原作マンガやらテレビシリーズ版やら『わが青春のアルカディア』やらからして、マトモに完結してなくて結局ハーロックってなんだったんだ?っていうとよく判らん、っていういい加減な状態なんで、ある意味忠実なのかもしれませんが。
 トチローとコンピュータの件なんてこの映画じゃよく判らないわけですが、原作やアニメあたりでも「友よ~!」って言ってるばかりでよく判らなくて、答えは劇場版『銀河鉄道999』にあるあたり、まあ、この原作者の作る物語は元から断片を繋ぎ合わせて理解するしかないわけです。この映画は殆ど別物なのでそれでも理解できませんけど。

 で、ビジュアルは思ってたよりはいいです。
 モクモクと黒い雲からズドーンと髑髏の艦首を突き出してくるアルカディア号の迫力とか、未来世界の美術やガジェットのデザインとか。
 ミーメはそのビジュアルと蒼井優の実力ある声とが相まってステキですわぁ。
 全体的にキャラはゲームのムービーみたいな感じでしたが。
 国産CGモノによくある白人コンプレックスっぷり、有紀螢まで白人顔っていうのはどうなのよ?日本映画なのにそこまで東洋人顔が嫌いか!とも思いましたが、これも原作者の描く女性がそもそも、ねぇ。

 なんかカッコつけてるわりには情けなかったりバカっぽかったり、脚本の人の中にあるハーロック像ってこんなモンで良かったの?とは思う映画ではありました。
あにやん‍🌈さん [映画館(邦画)] 4点(2013-09-20 21:22:44)
2.《ネタバレ》 作品知識は『999』と『指輪物語』を視聴した位。
CGは流石に綺麗でお姉さんはエロい。
ハーロックのマントや、アルカディア号が纏う黒霧等動きに合わせて流動的に変化するアクセサリーを用いることで、CG作品の欠点でもあるスピード感の表現し辛さを一部ながら改善しようとしていたのは評価できる(結果アルカディア号は全貌が見辛くなってしまったが)。
懸念していたキャスティングも、ハーロックはギリギリ微妙だが口数少なく、主人公は及第点、蒼井さんはレッドライン同様抜群の安定感と不快ではなかった。
肝心のストーリーだがこれは大減点。
序盤は補充要員としてアルカディア号に乗艦した主人公視点で進み、世界観や設定をアクションや艦隊戦を交えつつ説明したり、敵味方共に計画の全貌が見えなかったり掴みとしては○。
が、後半判明するハーロックの過去や目的、敵が隠していた『真実』は悪くないが、それらが私の抱いていたキャプテン・ハーロックのイメージとかけ離れ過ぎており、簡単に言うと『過去に犯した過ちに耐えかね全て無かった事にしようとする』とただのヘタレ。おまけの主人公のラストバトル中背後から射殺しちゃってぶちこわし。
ドラマパートももう少し手を加えれば十分感動でき、終盤の行動にも説得力があったのに、敵ボスはただの精神異常者にしか見えずその場の勢いで恋人を殺し勝手に後悔したりと寒い一人芝居でドン引き。
絶望に打ちのめされた主人公が、荒れ果てた大地に咲く花から勇気をもらうのはいいが、『ほらハーロック花だ!』摘むな馬鹿。
と言った感じで後半テンションだだ下がりだったが、最後の最後、自分なりに考えていた『このストーリーでできるベストなオチ』に非常に近かった(原作矛盾はしょうがない)。
欲を言えばラスト、椅子に座るハーロックが主人公とカブって見えなくなった後姿を消して、通信してきた敵が聞き慣れない声に『誰だ貴様は?』の問いに答える瞬間エンドとかだったらもっとよかったかな。
総評
序盤のワクワクと最後の最後でそこそこ持ち直したが、そこを考慮してもギリギリ『普通』に届かなかった。
ただ本作を、旧作の設定をリセットし、まったく新しいキャプテンハーロックの第一話(下地)としては悪くなく、今後も展開していくと考えれば、続編でこそ私がイメージしているキャプテンハーロックが見れると思うので、是非名誉挽回の意味も込めて続編を希望する。
ムランさん [映画館(邦画)] 4点(2013-09-17 09:59:50)(良:1票)
1.《ネタバレ》 原作との違いなど、この評価とは関係ないのだ。
とにかく映画としてつまらないのだ。登場する人物は自分の気持ちをすべて口に出す。
そして行動はむちゃくちゃ。なぜそうなるの?の連続。
「ワイはもう逃げへんで!」ヤッタラン、そう叫ぶのはいいが、おまえはいつ何から逃げた過去があるのだ??
すばらしすぎる脚本は、自分のような常人には理解不能なのだろう、と映画館の暗闇の中で一人納得・・・。
描きこまれたCGはそれなりに凄いのかもしれないが、ハーロックが駆るアルカディア号の全貌がよくわからない。かっこいいのかなぁ?
こんさん99さん [映画館(邦画)] 3点(2013-09-16 18:38:46)
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【点数情報】

Review人数 15人
平均点数 4.80点
000.00%
116.67%
216.67%
3213.33%
4426.67%
5213.33%
616.67%
7213.33%
816.67%
916.67%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.00点 Review1人
2 ストーリー評価 1.33点 Review3人
3 鑑賞後の後味 4.00点 Review2人
4 音楽評価 4.50点 Review2人
5 感泣評価 2.50点 Review2人
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