9.《ネタバレ》 日本映画らしい、何だか気持ちがほんわかする作品。 大島優子もなかなか魅力的。 ラストシーン、お互い連絡先を交換する事もなく別れる。 これが映画的で実にいい。 【にじばぶ】さん [インターネット(邦画)] 7点(2022-10-08 00:08:52) |
8.大島優子がおばさん臭くて、辛気臭い。 これで演技も臭かったらどうしようもないけど、可もなく不可もなく自然体で良かった。 可愛いだけのアイドルとか、本格的な演技派女優が主演だったら、この哀愁は醸し出せなかったかも知れない。 物語は終始切ないけど、泣くほどでは無かった。 この辺りのさじ加減も絶妙で、名作というほどではないけど、味わいのあるいい作品でした。 日曜の午後の暇潰しに最適かと思われます。 あと、僕みたいなおっさんでも大島優子くらいならやれそうという期待感が溢れていて、ホテルのシーンでは思わず興奮しました。 それから、久保さんがかなりいいキャラだったので、スピンオフで久保さんのロマンスもありだと思います。 【もとや】さん [DVD(邦画)] 7点(2017-02-12 15:46:28) |
7.《ネタバレ》 大島優子がちょうどいい。これがもっと美人だったりすると、こんな売り子いねえよ的なツッコミから批判的な見方で映画を見てしまうので、このくらいが顔立ちが適役でしょう。 相手役の大倉孝二もブサメンで、うさん臭く、なんか企んでるのか、単なる人のいいおっさんなのかがわからなく、そういうところも 油断できないので、飽きさせないで楽しめる要因となっているのだろう。 ホテルのシーンはやっちゃえやっちゃえと思ったが、ハリウッド映画のように、すんなりやるほうが非現実的で、やらないあたりが現実的なのかもしれない。 最後のシーンでロマンスカーに乗っているのが桜庭かと思ったが、母親のほうだったあたりが、この映画が恋愛ものではないという証だろう。 【シネマファン55号】さん [インターネット(字幕)] 7点(2016-11-10 15:03:49) |
6.《ネタバレ》 ラブホにて。「オッサン、絶ッ対に何もしないでね」と女。語感、表情ともに、本当にダメなヤツです。一応コインでイケるかどうか占った男ですが、手を出すつもりはなかったでしょう(そんな度胸はありません)。ところが、ところがです。風呂上りの女は明らかに様子が変わりました。弱音を吐き、さめざめと泣き、抱き寄せる腕を拒みません。この瞬間、男の脳裏に再生されたのは、豆絞りを被った小太り中年の四つん這い姿だったはず。熱湯風呂を前にして「ゼッタイに、押 す な よ」の図と同義なり(もはや大島というより、上島。よく見て、顔もソックリよ!)。一方、押し倒された女の心境は如何に。ラブホだしなあ、どうでもいいか、だいぶ金使わせたし仕方がないわ、やっぱ男だなMIX。実に冷静なものです。ところが、ここで男は行為をストッピング!!NOではないが、決してYESでもない女の様子を敏感に察知します。この時の男の気持ち、同世代として激しく理解します。男は女に“情”を寄せていたから。同情、友情、愛情、多分いろいろ。少なくとも一時のノリと欲情で“この関係を清算してよい”行きずりの相手ではありませんでした(一時の快楽より、一生モノの思い出を選択したとも言えます)。それにここで抱いたら本物の最低になってしまうから。やせ我慢して格好つけたいくらい、男にとって女は大事な人に変わっていたのでしょう。多分それは女にしても同じ。自身を蔑む男の背中に、そっと寄り添う気遣いからの“寝たふり”炸裂。このまま男の話を聞こうものなら、本気で抱かれる展開以外ありません。でもそれは御免。そこまで心は許していないし、そもそも万引き野郎だし、でもこの関係は嫌じゃない。「狸寝入り」の術にて現状維持成功。お見事でした。イイ男風キスへのお仕置きも、大人の女の嗜みでしょうね。さて、1泊2日の『ロマンス』は、2人の心境にどのような変化をもたらしたでしょうか。男の方。警官に手をひかれる老婆のように、公権力に頼った更生の道を選ぶのでしょうか。あるいは、まだ困難から逃げ続けるのかも。少なくともコインの表と裏は正しく理解したはず。正しい、いや後悔しない選択をして欲しいものです。女の方は、心のエナジー充電完了。実は上司や同僚に恵まれていた事にも気づけました。実母との“直接対決”にちゃんと営業スマイルが出来ればもう大丈夫。本当に“要るもの”と“要らないもの”を見極めて、自分の人生を歩んで行けるでしょう。今回もタナダ的“強い”ヒロイン像健在の物語を堪能させていただきました。昨今大流行のイケメン&美少女を主役に配したラノベor少女マンガ原作のふんわりマカロン邦画(勝手に命名&完全に偏見)に辟易していた私としましては、アンチテーゼのようなブサメン&アラサーコンビによる定番リアル寓話に大変満足した次第です。中年男の疲れた心と体には、このくらいしっかり甘くて、ちゃんと心に沁みる映画がぴったり。名付けるなら最中映画。苦い現実とよく合います。 【目隠シスト】さん [CS・衛星(邦画)] 9点(2016-09-20 19:28:19) (良:1票) |
5.演技も脚本も金取るレベルではないね。どっかの自治体がPRで作ったドラマみたいな感じだった。 大島優子は相変わらず下手糞だったし、撮ってる方も最後の方はやっつけで撮ってるような印象を受けた。 【Robbie】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2016-07-20 11:42:29) |
4.《ネタバレ》 ○ロマンスカーから取った「ロマンス」なのかな。タイトルの意味がよく分からなかった。○大島優子は思いのほか演技は自然だったし、大倉孝二とのやり取りはなかなか良かった。○内容は序盤こそ唐突で説明不足もいいとこだったが、後はまあまあ。 【TOSHI】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2016-07-18 18:09:15) |
3.《ネタバレ》 AKB48のファンでは無いが、大島優子の事は前から気になっていたのでCS放送を機に鑑賞。 大島さんがどの様な出自で現在に至ったのか詳しくは知りませんが、 いわゆる「アイドルグループ出身者」としてはかなり良い演技をしているのではないでしょうか? この手のどちらかと言うと地味な作品に出演した方が光る女優さんなのかな?と言う感じです。 【たくわん】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2016-07-07 13:01:27) |
2.《ネタバレ》 ロマンスカーの場面は最初と最後だけで、途中は箱根(含む小田原)の名所を巡るロードムービー。話がこじんまりしているので、箱根観光案内と言われればそのとおり。結局お母さんがどうなったのか分からず、主人公の2人も何となく日常に戻るので、見ている方も不完全燃焼のままです。大島優子の「おっさん」発言は引っ掛かりましたが、演技の及第点は取っているので+1点。 【Banjojo】さん [映画館(邦画)] 6点(2015-11-22 21:39:58) |
★1.《ネタバレ》 小田急のロマンスカーと言えば昔は喫茶店なみのサービスがあって、サンドイッチとアイスティーを頂くのがウチの家族旅行での慣例となっておりました。微妙に鉄分を有していた私は箱根登山鉄道のスイッチバックにも心ときめかせていたものです。 灰色とオレンジの懐かしいボディカラーの箱根登山鉄道が登場するこの映画、壊れてしまった家族の楽しかった思い出を巡る物語に自分を重ねて胸が締め付けられる思い。家族って、壊れたり変容したりするもの。
大島優子ってこんなにジミなお嬢さんでしたっけ?っていうのが最初の印象。仕事はできるけれどつまらなそうに生きてる感じの役で、それがオッサンとの旅でどんどん魅力的になってゆく、そんな映画(つーか、オッサンが買ってくれた毛糸の帽子被った姿を妙にかわいく思ったのね。帽子フェチか?)。 オッサンとの体温やテンションの極端な差がおかしくて笑わせてくれますが、その対話によってそれぞれの事情が徐々に明らかになってゆく、それぞれの痛みがじわじわと溢れてくる、そして映画はその痛みを優しく抱きしめるのでした。
家族が再生するわけじゃない、幸せが訪れるわけでもない、何かが大きく変わるわけではないけれど、過去から現在そして未来へと続いてゆくそのひとときをそっと見つめる、それだけの映画、それだけの物語。 【あにやん🌈】さん [映画館(邦画)] 8点(2015-09-23 21:47:57) (良:1票) |