NOPE/ノープのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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NOPE/ノープ

[ノープ]
Nope
2022年上映時間:130分
平均点:6.32 / 10(Review 28人) (点数分布表示)
公開開始日(2022-08-26)
ドラマホラーサスペンスSFミステリー
新規登録(2022-07-03)【ぴのづか】さん
タイトル情報更新(2022-09-15)【TOSHI】さん
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監督ジョーダン・ピール
キャストダニエル・カルーヤ(男優)OJ・ヘイウッド
キキ・パーマー(女優)エメラルド・ヘイウッド
マイケル・ウィンコット(男優)アントラーズ・ホルスト
スティーヴン・ユァン(男優)リッキー・“ジュープ”・パーク
キース・デヴィッド(男優)オーティス・ヘイウッド・Sr.
ドナ・ミルズ(女優)ボニー・クライトン
エディ・ジェイミソン(男優)バスター
脚本ジョーダン・ピール
撮影ホイテ・ヴァン・ホイテマ
製作ジョーダン・ピール
配給東宝東和
あらすじ
ハリウッドで映画のために馬の調教を行っているヘイウッド家。父が謎の事故により亡くなってからは、息子のOJと娘エメラルドが牧場経営を引き継いでいたが、経営状況はさらに悪化していた。OJは元子役のリッキーが経営するテーマパークに馬を売ることで牧場の存続を図ろうとするが、リッキーは牧場そのものを買い取りたいと申し出る。一方、父親の死の原因に疑念を抱いていたOJは、その日の空に目撃した不可解な現象を忘れられずにいた。「ゲット・アウト」「アス」のジョーダン・ピール監督が描くSFスリラー。
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12
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8.《ネタバレ》  『未知との遭遇』かと思ってたら『ジョーズ』だった、みたいな映画ね。『ゴジラ2000ミレニアム』と『ツイスター』的でもあるわ。
 物語が進んでジャンルが確定した時点で映画に対する興味が薄らいじゃってねぇ。もうこれ以降はモンスターパニック映画としてのあり様を消化してゆくだけでしょ、って。そしてその通りだし。1つの新たなモンスターパニック映画としての面白さはあるけれど、それ以上じゃないわよねぇ。

 そもそも登場人物に魅力が感じられないのよ。主人公どん臭いし妹お莫迦だし電器屋ボンクラだし冒険野郎冒険莫迦だし。それぞれの行動が愚かさに支配されているのでアンタどうしてそうなるのよ?って点ばかりが気になっちゃってマトモじゃない人たちの映画を見てます、って感じで大味なアメリカンコメディ見てるみたいな状態で。サスペンスやホラーというより脱力系ドタバタって印象ね。比較対象は『トレマーズ』かな?とも思うけれど(田舎を舞台に潜んでるモンスターに人が喰われるっていう)あそこまで突き抜けてはいないわ。

 面白かったのは冒険野郎が手回しIMAXフィルムカメラなんていうムチャなシロモノ持ち出したところ。あのフィルム70mm15パーフォレーションよね。そこまで必要か?っていう。
 『AKIRA』の金田バイク横滑りショットは数多のパロディでお馴染み過ぎちゃってねぇ。コレは一体何十番目よ?みたいな。

 IMAXデジタルGTテクノロジーのフルサイズ部分、途中までちょこちょこっとしかないのだけどクライマックスは大々的に広がるわ。でも特別スペクタクルな映像!ってほどでもないのでむしろ全編フルサイズにしといた方がまだハッタリ効いて良かったんじゃない?って。そこまでは予算ないか。

 この映画、視点についてのオハナシよね。被写体を追うカメラがいっぱい登場して、それは過去のチンパンジー話にも連動してて。姿を捉えようとする者は犠牲になりがち。お互いを監視するような社会への警鐘とかかしら? でもそのためにヤツを見ちゃちゃダメ(ギリシャ神話のオルペウスか『レイダース 失われたアーク』か)っていう設定は無理矢理なカンジね。見たら喰われるって理屈が登場人物たちのそこだけお利口な理解力も含めてよく判らないわ。そして予告編を見た時にシャマラン監督?と思ったのだけど見えないor見えちゃうってところはシャマラン監督的よね。

 ジョーダン・ピール監督、『ゲット・アウト』から高く評価されてる感があるけれど、アタシはそーんなには、だわねぇ。ホラー好きなのね、とは思うのだけど。コケ脅しパターン多いのは今時どうかしら?
あにやん‍🌈さん [映画館(字幕)] 6点(2022-09-09 21:21:35)(笑:1票)
7.《ネタバレ》 完全【ネタバレ】です、あしからず。
 
ホラーかと思ったら、モンスター映画だった。
しかも、モンスター退治じゃなく、モンスターで村おこし的な展開がユニークでモニーク。

中国系アメリカ人のリッキーは、空飛ぶモンスターをテーマパークの目玉イベントにして、スターになろうとし
黒人牧場主OJと彼の妹は、モンスターの映像を撮って一攫千金を狙おうとする。
 
だが、相手は宇宙から来た?人畜有害な未確認生物なので、思うようにいく筈かない。
リッキーは子役時代に経験した血の惨劇を、テーマパークで拡大再生産したあげく、自分もモンスターの餌食となってしまう。
OJは、高名なドキュメンタリー監督を雇い、ボランティア参加の電気技師と自由過ぎる妹の4人でスクープを狙うが・・・
 
そんなお話。不気味で謎に満ちたSFホラーミステリーかと思ったら、ド直球のモンスターパニック。ジョーダン・ピール的な裏テーマの有無は別として、考察が必要な映画かと言えば、必要はない。単純明快なストーリー。
ただ一箇所だけ、意味不明な演出がある。
テーマパークのオーナー、リッキーの回想シーン(ソープオペラ撮影中に起きたチンパンジーの暴走事件)そこで発生した超常現象。これは説明がないが観客の目を引くように強調されている。
具体的には、物理的な衝撃が無いのに割れる風船。スタジオ照明の異常な明滅。そして重力に反して直立している靴。 これには必ず理由があるはず。推理してみよう・・・

その場にいたのは凶暴化したチンパンジー、テーブルの下に隠れていたリッキー少年、襲われてピクリとも動かずに倒れている被害者たち。この映画がSFという形式をとっている以上、謎の考察は科学的ロジックで納得できるように解くべきである。
考えられるのは、リッキーに発現した《ESP能力》による超常現象。
 
ESPとは、Extrasensory Perception の略。
超心理学用語で、精神感応(テレパシー)・予知・透視などの総称。超感覚的知覚とも言う。その多くは少年期に発現し、触らずに物を動かすなど、ポルターガイストの原因としても多数の報告がされている。

撮影の重圧に加え、周囲の大人たちからのプレッシャー(年齢差と東洋人差別的な圧力)による過度のストレスを受けていたリッキー少年にESP能力が発現し、無自覚に風船を破裂させ、電気器具を狂わせ、靴を有り得ない直立状態にした。そして少年の深層心理に影響されたチンパンジーがストレスの原因である大人たちを襲ったとすれば辻褄が合う。
(OJの妹が唐突に見せるバイクでの『AKIRA』オマージュにも意味がでてくる)
この時、人間以外の生き物と心が繋がる(自分の代わりに望みを叶えてくれた)という体験が、UFOモンスターとのコミュニケーションに繋がっているのは明らかで、リッキーが牧場での事件の元凶になったと推測できる。 (モンスターがテーマパークと牧場周辺をテリトリーにした理由)
OJも劇中で「ジュープ(リッキー)は以前から《奴》と取引してたんだろう」と推測を語っている。牧場で事件が起きる前からリッキーとUFOモンスターの間にコミュニケーションが成立していたなら、まさに今回の事件とテレビスタジオの事件は同じことの繰り返しとなる。
 
これはつまり、上下関係、《使う者と使われる者の間に起きるストレス》の話。それは、リッキーとモンスター、リッキーとOJ、OJと妹、OJと電気屋、電気屋と監督、OJと馬、すべてに存在する問題で、その変化に注目して映画を観ると、パニック映画とは別の面白さがある。
 
完売で買えなかったが、パンフレットには映画に散りばめた裏テーマなどが監督のコメントや解説として掲載されているらしい。(私は読めていない、残念)
多くのレビューがそれに影響されて裏テーマの考察ばかりしているようだが、正直ここまでエンターテイメントに徹した作品だと(靴のシーン以外は)特に不条理には感じない訳で、そこにテーマを薄く表現したのなら、テーマの伝え方として今回のジョーダン・ピールは完全に失敗したと言える。
もっとストレートにテーマを表現するべきだったと思う。
墨石亜乱さん [映画館(字幕)] 6点(2022-09-06 10:10:18)(良:3票)
6.IMAXで鑑賞してきました。これは映画館で見るべき映画かも知れません。
ホラーとしては怖くないんですが、コワイです。笑 カメラワークが上手いんだと思います。
『ゲット・アウト』に衝撃を受けたこともあって、それと比較すると拍子抜けするくらいストーリーがシンプルですが、しっかりと細かい伏線やらがあって、すべて回収できていない気がします。円盤待ち。
めたもんさん [映画館(字幕)] 6点(2022-09-01 18:04:27)
5.《ネタバレ》 人里離れた郊外で人や動物が空にいる「何か」に反応し、その「何か」に連れ去られてしまう。こういう思わせぶりなタイプは過程が良さげに見えても正体やオチでだいぶ損をしてしまうケースが多いですが、コレもそんな感じでしたね。人間を吸い上げてモゴモゴしだした時は「ウルトラマンレオの円盤生物かよ」と思いましたが、終盤はさらに成長を遂げ羽化したかのように羽を広げて変態したので「エヴァの使徒かよ」と萎えました。いつも通りに比喩や風刺を織り交ぜてるけどそれもピンと来なかったな。ネタにされた側の逆襲でしたがテーマパーク経営者が子役時代に遭遇した逆襲の方が興味を引いたな。そういえば『リンク』は傑作だったな。まあ野生は舐めたらダメッてコトですね。
ロカホリさん [映画館(字幕)] 5点(2022-08-30 18:57:03)
4.《ネタバレ》 ホラーか、と言われると、正直この監督の描くものと僕の求める「ホラー」のベクトルが違うので、ホラーではないです。
ただ、音響だったり、構図だったり、不穏な雰囲気はよくできていましたし、怖いと思うシーンはちゃんと怖かったし、それなりの長尺m長r話も退屈せずに最後まで楽しく見ることができました。
クリムゾン・キングさん [映画館(字幕)] 7点(2022-08-29 00:25:41)
3.《ネタバレ》 ・IMAXで観てきました。画面の大きさよりも音響の迫力がありましたね。
・先日観た「女神の継承」よりもホラー映画としての怖さを物凄く感じました。
・こちらもストーリー的にはツッコミどころだらけなんですが、観てる間はあまり気にならなかったです。
・でもチンパンジーのエピソードは、「これ主人公のストーリーとどう繋がるんだろう」と期待を上げるだけ上げといて結局繋がらんのかい!とガッカリしました(後でとある解説を読んだら、直接的ではなくテーマとして繋がっているとのことでしたが)
・私が観た回は8割ほど席が埋まってましたが、上映中の観客の出入りがいつにも増して多かったですね。私は通路側の席に座っていたので、そのすぐ横を人がやたらと行ったり来たりして気が散ってしょうがなかったです。トイレが我慢できなくなるほど長い映画ではないのに。

ebcdic_asciiさん [映画館(字幕)] 8点(2022-08-28 19:03:22)
2.《ネタバレ》 ゲットアウトが面白くて、アスがまあまあで・・ この新作はどうか?
まあまあです。
正体不明のUFOが、最初から人類の敵として扱われ、恐怖の対象なのだが・・
人より早く映像を撮り、有名人になろうとする動機の為、通報せずコンタクトを計る当事者達。
甘く見ていたら、外来生物の、とてつもなく巨大かつ狂暴な本性に阿鼻叫喚で逃げ惑う事に。
しかし、相手のいくつかの特性に気付き、仲間と共に立ち向かう流れは面白い。
評論家が、未知との遭遇からジョーズになると言っていたが、ジョーズ1作目の船の3人に
通じる士気は感じられる。そして、外来モンスターの最後も確かに似てなくはない。
ただ、もうひとつ言えば、ゴーストバスターズのマシュマロマンも出てきましたね。
それに、モンスターの最終形態は、宇宙ステーション舞台のスリラー「ライフ」のアレに
似てました。ただそれらは映画の評価を上げも下げもしません。
人類初の宇宙生物との遭遇の報道で、世間がどれだけ大騒ぎになるのかは描かれません。
当事者達の戦いが終わった所で映画も終わり。アッサリし過ぎて少々物足りません。
観終わって、一息ついてから感想を模索してますが、面白い映画だったとは思いました。
ただ、遊園地の経営者がトラウマになっていたチンパンジーが多数の人間を殺した事件は
この映画の中で持つ意味合いと扱い方が中途半端な気がして違和感が残りました。
それと最終形態と最初の円盤の差があり過ぎて、円盤の形していた理由がピンときません。
もしかしたら、人間が円盤型UFOなら喜んで寄ってくると知って擬態していたのかな?
本性がばれたら擬態の必要がなくなり本来の姿を現したのかも。

いずれ、宇宙人との戦いの映画「インディペンデンスデイ」や「宇宙戦争」のように
ど派手な戦争シーンにはならず、牧場経営者の兄妹と他2人だけの戦いで、世界が
大騒ぎになる前に決着してしまいます。 見せ場はコンパクトではありますが、
軍隊出てくると、ありきたりな映像になるので、これで良かったのかも。
なにしろ、この宇宙モンスターが1匹ではなく、多数来ていたらその後どんな事に
なるのか収拾つきません。それを描いても仕方ないので、ここでエンディングが正解かも?
いずれ、一番お気に入りのシーンはマシュマロマンが雲の間から顔見せるシーンでした。
笑えるし、クライマックスだし、快感です。  もう一度見たいな・・
グルコサミンSさん [映画館(字幕)] 7点(2022-08-28 18:46:06)
1.《ネタバレ》 これまでのジョーダン・ピールに比べると相当落ちるかな。本作品は予告編でも分かる通りエイリアンアブダクション物だが、そこに一工夫入っている。チンパンジーのブチ切れエピソードを始め黒人差別を告発する内容も相変わらずほんの少しだけ入っている。夜に襲って来るシーンは敵の正体が分からないだけに結構恐ろしかった。相手の正体が分からない間の不安感は健在だったが、肝心の「最悪の奇跡」って結局何の事だったのか?オレの理解力が足らなかったか?そこがモヤモヤしたままでした。
IMAXで2回目を鑑賞しましたが、最初からUMA物と思って見ると随分印象が変わると判明しました。この作品は最初から一貫して動物を描いているなと。この映画の怖さは未知の外来生物の怖さだ。そう考えると案外悪くはないなと思い直しましたが、ファーストインプレッションを重視して点数は変えません。ジョーダン・ピールと言う人はどんな映画を撮るか予測が難しい人だと言うことが判った。次作も楽しみに待ちます。
ぴのづかさん [映画館(字幕)] 5点(2022-08-26 17:26:57)
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【点数情報】

Review人数 28人
平均点数 6.32点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4310.71%
5517.86%
6725.00%
7828.57%
8414.29%
900.00%
1013.57%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 6.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review1人
4 音楽評価 7.00点 Review1人
5 感泣評価 10.00点 Review1人
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