33.よくできてますよね。CGなんかまだない圧倒的進撃シーン。女気ゼロの男のドラマですね。ちょっと同性愛はいりかけな気がしないでもないけど。活躍ぶりを見た後だと余計に冒頭とラストの物悲しさに、人生を考えさせられます。 |
32.映画には色々なタイプがあって、人生を重ね合わせるようなものもあれば、反面教師のようなものもあるし、ただ娯楽として楽しむものもあるが、本作は、私にとっては知識の泉のようになった作品。実際、映画を観た後、関連の書籍を買い漁った映画は、今のところ、この映画だけ。ロレンス関連は勿論、第一次世界大戦から中東関連まで。ただ、知識の功罪として、ロレンス本人を知った後に観ると、さすがに「おいおい」という感もある。でも、たった一本の映画で、そこまで情熱が燃やせるって、それだけでも凄いことだ。ピーター・オトゥールが、とにかく凄い。名演とか怪演とかじゃなく、確かに執り付かれていたかもしれないし、実際のロレンスにも似てた。映像は・・・、音響効果と一緒に、これはもう、劇場で観ることの出来た人は、自分の幸運を喜んでいいと思う。CG処理もない時代に、この作品。あるゆる意味で、凄い映画だ。 【由布】さん 10点(2003-01-28 20:05:43) |
31.なんかダラダラし過ぎ。ピーター・オトゥールの顔がなんか苦手。映画館で観たらかなり印象違うんだろうな・・・。 【kett】さん 4点(2003-01-19 00:51:01) |
30.井戸のシーンかな。あれ好きなんですよ。陽炎の中からやってくる射手の美しい事!我々との水に対する認識の違い、そして身体的な違い(あの視力!!)ある意味「野生の王国」で弱肉強食な捕獲シーンを見て受けたようなショックがありました。←例えが古い。多分、オレもその場に居たら勝手に水飲んじゃうもんなァ・・・。こういう慣習(っていうのかな)みたいなものは文献で残すよりも娯楽でも何でもいいから映像で残すべきですね、絶対に。 |
29.DVDで見ました!自分の生まれる二十五年も前の映画なのに、とても新鮮でした。ぜひ大きなスクリーンで見たかったです。この映画をきっかけに、T・E・ロレンス本人にも興味が出て、すっかり、この「つくられた英雄」に、はまってしまいました! 【地球儀】さん 10点(2002-12-19 14:06:37) |
★28.第一次大戦のなか、西洋人であるロレンスのアラブ部族たちとの駆け引き・友情・野望・熱意、そして大きな挫折感・失望感という奇想天外な叙情詩がたっぷり楽しめた。広大な砂漠が舞台になっていることも大作の要因だろう。壮大なロマン作品だ。 【ケララの狸】さん 9点(2002-12-18 19:08:51) |
27.VHSかDVDでしか観たことがないですが、最近プロジェクターの大画面で観たら感動した。できれば映画館で観たいですね。 |
26.まだ見たことの無い人にはお勧めします。これぞ名画、P・オトュールの演技も最高。スケールのでかさ、映像、雰囲気、脚本どれをとっても1級品! 【恥部@研】さん 9点(2002-12-05 11:44:00) |
25.この映画が、私をアラビアや砂漠、イスラムに興味を持たせたきっかけとなりました。前半に多く出てくる広大な砂漠のシーンがとても印象的。ただ、最後に夢半ばに砂漠を去らなくてはならないロレンスをみると、所詮両国の思惑に躍らされただけの主人公という感じがして、寂しい気持ちになってしまいます。 【Shina】さん 9点(2002-11-23 21:17:16) |
24.広大な砂漠、第一次世界大戦を背景にした西欧とアラブ社会とのぶつかり。確かに大作です。こういう映画ってやっぱり大画面で見ないと本当の面白さは伝わらないですね。大体、なんでイギリスがエジプトなんかにいるのか。当時は別に不思議ではないんでしょうが、現代から見るとやっぱり違和感があります。この辺の歴史的背景に不慣れな日本人ではなかなか理解しがたいですよね。個人的な好みですが、ピーター・オトゥールが良くありません。たれ目でまつげが長く、猫背で痩せていて、ちょっとなよなよっとしていて、アラブの英雄といったイメージが全然わきません。 【野ばら】さん 6点(2002-10-29 17:35:27) |
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23.「地獄の黙示録」という特異な例外を除いて、きっと史上最後となるであろう本当の意味での大作映画。今後も劇映画では、この圧倒的なスケール感を70mmフィルムに収めることは無いでしょう。演出という意味では技術力云々以前に、ただひたすら壮大さを求めるだけ。しかし一切の矮小さと決別し、ここまで壮大さにこだわる執念というのも第一級の才能です。最も観る者を圧倒する映像というのは、圧倒する事象がそのまま収められた映像しかない。これは、どんなに特撮技術が発達しても越えられない崇高なる映画の極みです、8点献上。 【sayzin】さん 8点(2002-09-05 20:04:13) |
22.衛星放送で再映していた「アラビアのロレンス」を観て、完全版観たさにDVDデッキまで買ってしまったという、前代未聞の映画。砂漠の映像は、特撮が発達した今でも溜め息が出る程、見事。現在でも、映画監督が選ぶベスト10の中には入るというのも、頷ける。ただ、実在のロレンスを知る前なら、オトゥールの演技にただ圧倒で済むんですけど、実在のロレンスを知った後だと、「本当にロレンスの著書『知恵の七柱』が原作?」と首を捻るほど。実在のロレンス像を、かなりなとこ歪めた映画でもあるけど、半フィクションとしてなら、当時としては凄い出来だと思います。作品中に出てくるロレンスの台詞「砂漠は清潔だから好き」というのも、デラアの暴行事件に対比されがちだけど、あれって、単に「大自然は、嘘はつかない」ってことでしょうか。でも、ロレンスを演じていたオトゥールは、まるで、何かに取り憑かれていたような凄みを感じましたよ、ほんと。 【Y-N】さん 8点(2002-08-18 21:39:11) |
【ビビンバ】さん 8点(2002-08-08 12:51:20) (良:1票) |
20.「アラビアのロレンス」と言えばP・オトゥール。P・オトゥールと言えば「アラビアのロレンス」と言われるぐらい、他にも多くの作品に出演しているにも拘わらず印象が希薄なのも、彼がいかにこの作品で際立っていたかという証明でもある。彼もまたロレンスを演ずる為に生まれてきたような、そんな男のような気がする。とりわけ彼の端正な顔立ちとその美しい瞳。いかにも英国人らしいアクセントの喋り方などがその最たるもので、中でも酋長に衣裳を贈られ、砂漠でその白衣を纏い裾をひるがえして嬉々として舞い、ナルシズムを表現する姿が強烈だ。さらに映画史において、これほど全編に渡ってスケール感が突出している作品も珍しく、砂漠の雄大さ、美しさ、清潔さ、厳しさ、そして人間と自然との関わりあいをドラマの中で見事に融合させている。ロレンスが消したマッチの焔が、そのまま砂漠の真っ赤な空に変化する場面や、O・シャリフが馬に乗って陽炎漂う遥か彼方から登場し、初めてロレンスと出会う場面など、印象に残る名シーンは枚挙に遑がない。 【ドラえもん】さん 10点(2002-06-30 17:35:26) (良:2票) |
19.ビデオで10回は観ていますが、やっぱり砂漠のシーンは映画館の大画面で観ないとダメですね。オマー・シャリフの登場シーンはそれじゃないと感動が伝わりません。冒頭のオートバイのシーンは、個人的にはカットして欲しいですね。できれば最後に付けて、はかなさを強調して欲しい。 【オオカミ】さん 8点(2002-04-28 16:22:25) |
18.一番大好き!何度見ても飽きない!大画面、ロケーション、迫力何と言ってもピーター・オトゥールのロレンス!なんでアカデミー主演男優賞取れなかったのか!不思議!悔しい! 【ロレンス】さん 10点(2002-04-18 23:09:49) |
17.巨匠デビッド・リーンによる素晴らしい一大スペクタクル・ロマン大作。オレンスの生き様を豪快に、そして劇的に描けているだけあって見応えたっぷり。まぁ確かに序盤に冗長と感じる演出があったりするので、脚本の出来は良いとは言い切れないかもしれません。ですが、ラスト近くなって胸躍るようなドラマ性が出てきた時、この映画を私も「もっと観たい」と思った。物語としては“休憩”に入る前のオレンスがカイロに帰還してくるシークエンスあたりから急激に面白いと感じた。序盤は叙情的な演出が多く、とにかく映像を味わって欲しいと思ってる。海辺でラクダにまたがって夕陽を眺めるオレンスを映したショットは、この上なく至福の瞬間だ。 【チャーリー】さん 10点(2002-04-02 11:05:56) |
16.長いですねー、この映画は。砂漠をひたすら歩くシーンなんて、途中で眠くなってきますね。始まりかたが、かなりださかったです(主人公が)。しかし、大作といえば大作でしょう。 【あゆみ】さん 7点(2002-03-30 11:25:02) |
15.学生時代実在のロレンスについて調べたことがあったので、ちょっと違和感を感じたが画面上の砂漠の美しさと過酷さに魅惑されしだいに気にならなくなった。まあ考えれば映画だし事実と違ってもいいか。アラブは砂漠を愛さない、というセリフが印象的です。最後砂漠に戻ることを拒否したロレンスはそういう意味では本当にアラブになったのだろうかとちょっと思いました。 【INOU】さん 9点(2002-03-23 01:27:20) |
14.メイキングを観て衝撃を受けました(もちろん作品自体も衝撃的でしたが)。CGでは絶対に作れない世界がこの映画にはありますね。物語自体は、3時間半でも足りない感じでした。2時間過ぎたら飽きがくる映画が多い中、これだけ長い時間魅せて、まだ観たいと思わせることが、傑作の所以かも知れません。 【wood】さん 9点(2002-03-20 23:06:23) |