ビヨンド・サイレンスのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ビヨンド・サイレンス

[ビヨンドサイレンス]
Beyond Silence
(Jenseits der Stille)
1996年上映時間:113分
平均点:7.54 / 10(Review 39人) (点数分布表示)
公開開始日(1998-05-02)
ドラマ音楽もの
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2020-06-01)【イニシャルK】さん
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監督カロリーネ・リンク
キャストシルヴィー・テステュー(女優)ララ
タチアナ・トゥリープ(女優)ララ(少女時代)
高橋理恵子(日本語吹き替え版)
中村秀利(日本語吹き替え版)
堀越真己(日本語吹き替え版)
高島雅羅(日本語吹き替え版)
内田直哉(日本語吹き替え版)
井上倫宏(日本語吹き替え版)
前田敏子(日本語吹き替え版)
脚本カロリーネ・リンク
音楽ニキ・ライザー
撮影ゲルノット・ロール
あらすじ
聴覚障害の父を持つ少女が音楽家を目指すことで起こる父との葛藤、周りの人々との心の交流から、少女が大人へと成長していく姿を暖かく描く、ヒューマン・ストーリー。心地よいクラリネットの音色が映画を盛り立てる。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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12
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39.主人公の女性よりも、聾の夫婦のおかれた環境や葛藤、叔母に惹かれていく娘への思いなどが非常に印象的。
nojiさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-05-22 12:54:44)
38.《ネタバレ》 障害者が主役ではなく、聾唖という障害を持つ両親の娘が主役である設定が斬新で面白いですね、色々あるけど家族愛が感じられるのが良いです。
ないとれいんさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-06-21 19:12:12)
37.《ネタバレ》 聾唖者を扱った映画はいくつかありますが、これほど音にこだわった映画は珍しく思えます。大概は意思疎通がうまくいかないことに重きを置いていますが、この映画ではそれだけでなく、それぞれの人としての思いや感情を扱っています。それだけに、親子間の問題だとしても、これといった特効薬があるわけでもなく、それぞれが少しずつ歩み寄るという結末が、もっとも自然であると思えました。
shoukanさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-06-18 16:19:57)
36.聾唖者の両親の「お世話係」として自己犠牲も厭わなかった少女ララ。彼女の才能を見出してくれた叔母とララの父の間には長く心の溝が深くあった。「他のお母さんは自転車に乗れるのに」、「クラリネットの音なんか聞こえないくせに」など、ララも些細なことで反抗心をむき出しにする。表情の細かい描写、また、家族の愛もきっちり描いてあるので、心によく染み渡ります。とてもいい作品だと思いました。シルヴィー・テステューはこの映画のためにドイツ語と手話をマスターし演技に臨んだ。26歳で18歳の役を演じ、ドイツ映画賞の最優秀女優賞を受賞した。
HRM36さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-06-07 10:27:08)
35.《ネタバレ》 例えば、父と娘の会話の場面で、会話の切れ目に父の視線が反れると、娘は手をちらちらさせて、父の視線を自分に向けさせる(そうでないと手話が見えない)。そのような描写の1つ1つがしっかりしているところに感嘆するし、しかもそれは日常生活の前提にすぎず、さらにクラリネットというエッセンスに寄りかかることなく、日々の一歩一歩を地道に描いているところが良い。ラストシーンも、突然栄光に包まれるのではなく、あくまでも薄暗いステージであるところがいいですね。
Oliasさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-06-01 23:47:41)
34.《ネタバレ》 親の子離れ、子の自立というどの家族にでもある問題を、聾の両親・そうでない娘を通して描いている。ちょっとした事で仲たがいしても、やっぱり家族は家族。どこかで繋がっているし、ケンカしたままじゃやっぱり気になる。ある程度歳を重ねると、素直に気持ちを伝えるのはどことなく恥ずかしいものだけど、この親子はしっかり伝えあった。薄暗いオーディション会場で離れた場所での二人の手話でのやりとり。言葉を持っている自分が見習うべき姿がそこにはあった。
オニール大佐さん [ビデオ(字幕)] 7点(2008-09-27 19:21:12)
33.音楽が印象的。
Yoshiさん [ビデオ(字幕)] 4点(2008-03-22 07:37:18)
32.身障者を描く視点に於いては、我が国と欧米諸国との格差を思い知らされることも度々ですけど、ドイツ製の本作も例外ではありません。この映画では聴覚障害者を取り巻く状況と彼らの心情が丁寧に、そして忌憚なく描かれてます。主人公の環境は、両親の障害が明らかに負担になってます。しかし彼女の「負担」は、商店の子供が学校の終わった後に店の手伝いをさせられる様なもんで、全く大したことじゃありません。進路を巡る親子の対立なんて珍しくもない話。そして父親と実家の確執も、親を誤解し兄弟に嫉妬するという至極ありふれた関係。ここには身障者と健常者の違いは見当たりません。だったら身障者を登場させる意味が無い様な気もしますが、本作では何より、この「普通さ」が素晴らしいのです、7点献上。
sayzinさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-12-17 00:02:51)(良:1票)
31.期待感が大きかっただけに肩すかしの印象。結局何も解決してないんだよね・・・。
とまさん [映画館(字幕)] 4点(2005-12-03 18:54:38)
30.こういう身体障害を扱った映画って大抵主人公本人が障害を持っているけど、この映画ではそれが主人公の両親であり、ちょっと違った視点からこの問題について切り込んでいる。とはいえ、それをネタにワザとらしく涙を誘う多くの映画とは異なり、あくまで普遍的な家族愛の物語にしているところに好感が持てます。
とかげ12号さん [映画館(字幕)] 9点(2005-11-20 14:20:29)
29.家族というものは不思議なもので、本来はお互いのためを思って、愛し合って成り立つはずなのに、どこかでちょっとした歯車が狂い始めるとそれが逆に憎しみの悪循環になってしまう。「僕の娘だ」「あなたのものじゃないわ」両親が寝室で交わすこの会話がすべてを物語っていた。愛情はいとも簡単に支配欲とすり替わる。これがやっかいなのは、本人はそれがまっとうな愛情だと思い込んでしまうからだ。妻の提言にもかかわらず、夫は間違い続ける。どうしたらこんな状況から抜け出せるのだろう?  それには、シンプルだけど、やっぱりまず相手の話を聞くことだと僕は思う。ララが聾唖学校に行ったとき、実は耳が聴こえなくても音楽を感じることができるのだと気付く。耳で聴くことができなくても、体に響いてくる音。本当はきこえなかったんじゃなくて、きこうとしていなかった。父娘が別の世界にいたように感じていたのも、父が聾だからではなく、娘を理解しようとしてなかったからだ。シャガールも知っていたとおり、「世界は音楽でできている」。父親が娘の音楽を感じようとしたとき、二人は沈黙の世界を出て本来の世界に戻ってきたんだと思う。最後のララの言葉には、思わず泣いてしまった。
no oneさん [映画館(字幕)] 9点(2005-01-25 12:58:10)
28.《ネタバレ》 両親が「ろう」という家庭に生まれながら、敢えてその両親の理解を得難いクラリネット奏者としての道を進もうとする娘の姿が、見事に描けていると思う。しかし、「両親を家に残しておくこと」と「自分の将来を夢見て、音楽学校に入るために家を出ること」のジレンマの部分が、「妹」の存在によって薄くなってしまったような気がして残念だ。全体的には、ヒューマンドラマとしてすばらしい映画だと思う。
さん 9点(2004-04-09 02:25:33)
27.聾の両親を持った娘の苛立ちなど、細部が凄く凝ってる気がする…何度も見ようとは思わないけど…等身大の良さがあります。
レスマッキャン・KSKさん 5点(2004-02-05 04:09:23)
26.《ネタバレ》 ↓ぐるぐるさんの言われるように特殊な話ではないですよね。家族愛がテーマになってます。お互いに伝える術をたくさん持っている健常者であっても同じような親子の葛藤はあるわけで、ハンディキャップがなくてもいいテーマなんですが、こんなことを書いたらしかられそうだがそれがあるからこそ家族の絆をより鮮明に描くことが出来た作品だと思う。叔母の旦那が、叔母が家族(とりわけ兄)といがみあっていることについて「それくらい愛されたかった」というセリフが印象に残る。ん?という事は私も妻に愛されてる?そんな事はさておき、手話って素晴らしいコミュニケーション方法ですね。車の中の叔母と家の中の兄(ララの父)とのやりとり、最後のララと父とのやりとりでそう思いました。離れていても表情を見ながら会話ができるなんて。電話で済ませるより会うのが一番、ということですね。でもララの子供時代の学校や会社での通訳はどうなんだろう。書けばいいのに。
R&Aさん 7点(2004-01-16 10:42:00)
25.この作品は聾(ろう)の両親を持った少女の話ですが、決して「特殊」な話でなく、親子の関係を含めた人間関係について切り込んだ普遍的な話だと感じます。特に伯母と主人公の関係の描き方など、「人の為の行為」がしばしばエゴから発生し、支配欲に転化したり相手に重荷になったりしうるということを、決してペシミズムに陥ることなく淡々と柔らかに表現している点に好感が持てました。主人公が少女時代から突然成長(?)するシーンは全く予想してなかったので一瞬「なぬ!?」と思ってしまったのですが、どちらも素敵な女優さんですね。確か18歳のララ役の人は「点子ちゃんとアントン」のフランス語の先生役もやってたような気がします。
ぐるぐるさん 8点(2004-01-08 18:29:19)(良:1票)
24.ララの子供時代の役の子も大人になってからの役の女優さんも独特の魅力がありとてもよかったです。ストーリーもとても感動的で映像も映画全体の雰囲気もよかったです。もう少し子供時代を描いてほしかったような気もしますが、逆にあのテンポだったので飽きずに見えたのかも知れませんね。一見、耳が不自由なことで意思の疎通が難しいように思えますが、そのことによって他の親子よりももっと心の底まで分かり合えた部分があったのでしょうね。ドイツ映画っていいものですね。また観てみたい!!
MINI1000さん 8点(2003-11-24 21:38:46)
23.crazyガール★さん、同感です。私もドイツ映画って面白いと気づき、後から「これもそうだったんだー」と気づきました。前から、このサイトでの高得点がすごく嬉しいなと思っていたのですが、本「みんなの・・」に載ってなかったので「え?なんで?」と思ったら、30人に届いてなかったのね。すごくザンネン。早くレビュー書けばよかった。こうゆう映画が高得点になるこのサイトがすごく好きなので。
おばちゃんさん 7点(2003-10-22 13:10:36)
22.《ネタバレ》 重いテーマなんだけど、暗くなりすぎず意外にサラッとしてるのが良かった。「雪が降ると 世界は沈黙する」っていうシーンがキレイ。ラストのお父さん、ほんとに素敵。これから先のこの父娘が見たい~。
桃子さん 8点(2003-09-12 18:47:29)
21.ララと父親の関係、ラストの父親のことばに感動しました。いい映画!
ジョナサン★さん 8点(2003-08-14 11:36:42)
20.最近、他のビデオにこの予告編があって、あぁ~これ観た観た、って思い出しました。この映画を観た時は結構感動した覚えがあります。ストーリー自体は、かなりシンプルですけど。そっかー、コレ、最近私がハマッてるドイツ映画だったんかぁ~。
c r a z yガール★さん 7点(2003-07-06 22:46:28)
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【点数情報】

Review人数 39人
平均点数 7.54点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
437.69%
512.56%
625.13%
71230.77%
81025.64%
9923.08%
1025.13%

【アカデミー賞 情報】

1997年 70回
外国語映画賞 候補(ノミネート) 

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