22.「年金ズ」の面々に、リタイアした勝ち組さんが自治体が支援するナントカ大学に入って優雅なお時間を過ごされているのが思い浮かびます。この方々が間違っても歌うことないヘビメタやセックスがどうたらは映画ならではでしょうが、アーサーならずとも「何じゃこりゃ」で白けます。冒頭のシーンで予想した通りの展開だったありきたりな物語。しかし、キャスティングが奇跡的でテレンス・スタンプとヴァネッサ・レッドグレイヴは鑑賞歴中でのベスト熟年カップル。皺くちゃになっても瞳の色は若かりし頃と同じで「血と怒りの河」「わが命つきるとも」の溢れ出ていた魅力そのままに齢を重ねた姿に感動しました。お二人に点数の全てを。 |
21.《ネタバレ》 導入部で「そんなにサクサク進んで大丈夫か?」と思っていたら、そのまま最後まで行ってしまいました。ただ立っているだけでも存在感ありまくりのテレンス・スタンプと、年はとっても演技にいささかの衰えもないレッドグレーヴの個人技で何とか助かっていますが、レッドグレーヴが途中で退場してからは、話の保たせようもなくて、脚本が息切れしかかっています。象徴的なのは最後の"Love Shack"の見せ方で、あの曲は、似たようなメロディが少しずつ変わっていくのを、延々続く男女コーラスのかけ合いで聴かせるところが面白いのに、あんなにずたずたに切ったショート・バージョンでは、意味がありません。またそもそも、作品のテーマからすれば、スタンプと他のメンバーが団結して一体化したステージを見せる、なら分かりますが、スタンプ1人がスポットを浴びてソロを歌ってめでたしめでたしって、そこからしても意味がありません。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2018-07-30 02:54:08) |
20.《ネタバレ》 最初の段階でもう先が読めちゃうような、なんてことはない話なんですけど、 監督さんが自分の体験をもとに書いた脚本らしいので、やっぱり自分なりに消化する意味でも作りたかった作品なんだろうなと。 ピークはやっぱりスタンプさんの独唱。わかっちゃいるけどジンとくる。 【あろえりーな】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2018-07-24 19:45:43) |
19.老夫婦のどちらも好きで応援してしまいました。 原題の「ソングフォーマリオン」でよかった気もします。 【Donatello】さん [DVD(字幕)] 8点(2017-07-17 01:19:48) |
18.《ネタバレ》 個人的には中盤、マリオンの「True Colors」がハイライト。 アーサーの「Lullabye」が本来の見せ場なんだろうけど、少し強引だったり、なんだったりで、あと一歩な感じ。 それはそれとして、脇役のキャラがしっかり生きてるし、後味の良い映画でした。 結婚している人、それも結婚期間が長い人の方が心に染みるんじゃなかろうか。 たぶん、10代には退屈に感じるんだろうなぁ。 【ババロン】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-03-21 12:49:13) |
17.《ネタバレ》 父と息子の溝は修復できないほどに広がっていた。考え直して関係改善しようとする父を、もう遅いと拒絶する息子。そこには積もり積もったものがあるのだろう。 老人合唱団をボランティアで指導する音楽教師、老夫婦の深い絆、無謀とも思えるコンクール挑戦。アイテムはきっちり揃っているものの、どれも定型で感動までには至らない。 【飛鳥】さん [DVD(吹替)] 5点(2017-02-27 19:58:54) |
16.《ネタバレ》 ありがちで分かっちゃいるんだけど、感情移入しちゃって泣いちゃいました。愛にあふれた映画だと思います。ストレートに表現してて素晴らしい。 【Keytus】さん [DVD(吹替)] 8点(2016-02-24 23:54:45) |
15.《ネタバレ》 使い古された設定で新鮮さはほぼない。物語はたんたんと進み、僕はたんたんとスナック菓子を頬張りながらそれを眺める。ある老夫婦の愛と死と未来を巡るストーリー。それ以上でも以下でもなく、傑作でも駄作でもない。 【lalala】さん [DVD(字幕)] 5点(2015-05-29 10:11:01) |
14.ちょっと不自然な流れがあるように思えましたのでだみおさんのおっしゃる「はしょられた部分」が気になります。でも良作だったと思います。 【HRM36】さん [DVD(字幕)] 6点(2015-01-26 15:32:15) |
13.類似品に良質なものが多い分野、突出しているわけではないだけに。 |
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12.何度か使われている音楽コンクール系を主題にしつつ、年老いた男と家族の再生も織り交ぜている。 とても分かりやすい展開で違和感は無いが、ギリギリ泣けるところまではいかない感じ。 あと一つ、何かで泣かせて欲しかった...けどいい作品だとは思う。 【simple】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-10-05 01:11:51) |
11.《ネタバレ》 泣いた。ドキュメンタリー映画『ヤング@ハート』の中のある家族にスポットを当てた様なお話。頑固ジジイと社交性の高い優しいおばあちゃん夫婦ってのがこれまた私好みで。。。で、おじいちゃんは実は優しいんだけど不器用でぶっきら棒、でもおばあちゃんだけは本質を知っていて愛し合ってるっていう、この組み合わせだけでも泣ける、個人的。よくあるお話といえばそうなんだけど、老人ロック合唱団など組み合わせてベタだけど楽しめる作品になっております。が、構成というか演出的に強引な部分や、やや流れが物足りない部分があったのでこの点。 【movie海馬】さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2014-09-10 23:42:42) |
10.《ネタバレ》 偏屈じーさんが今までなんとかやってこれたのは奥さんの人柄あってのもの、なのでデキた奥さんマリオンがいなくなってからがいよいよ本題みたいな感じ。 テレンス・スタンプもついに老後の生き方云々なんていう映画に。ドラァグクイーンにはなってるんですが、あの時のダンスはひどかった、歌のほうはどうなっちゃうんだろうなんて思いながら観てました。 もうそのまんま王道なんですが、こういう映画って練習風景のテンポよく流れるシーンがいいんですよ。あと、イギリスの一般的な住宅街の風景ってなんか落ち着きます。 息子役のクリストファー・エクルストンがほんとの親子みたいに似てる、テレンス・スタンプの若い頃の画像見るとびっくりしちゃいます、おじいちゃんになったけど鋭い目元は健在、ヴァネッサ・レッドグレーヴもいくつになっても品がありますねー 【envy】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-08-30 00:09:42) |
9.私は、こういった、お約束の映画に、涙も出なけりゃ感動もしない。 以前から同じものをたくさん見てきた。 イギリスでは「ブラス」。 邦画では「フラガール」「スウィング・ガール」。 いい加減、勘弁してくれっつぅーの! 【クロエ】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2014-06-21 21:27:44) |
8.《ネタバレ》 何しろ音楽ものには弱い自分。「you are the sunshine of my life」で、すでに涙。長いと感じる映画が多い中、この作品は短かった。もう少し時間を使って他の登場人物のディテールを描いても良かったのでは? そしてもう少し有名曲を取り入れた方がエンディングで盛り上がったかも。でも昨年亡くした両親の思い出が重なってきて、なんとも切なかったです。 【kaaaz】さん [ブルーレイ(字幕)] 9点(2014-03-21 00:20:32) |
7.《ネタバレ》 良い話で笑えたりところどころ泣けもしたので、鑑賞後の味は良いのですが…付属の予告編を見ると、ベッドの奥さんから「私のために歌って」と頼まれる、本編にはないシーンがありました。あの偏屈爺さんも人前でなければ歌を口ずさむこともあり、妻の為にならその歌声を聞かせることも出来た。妻はきっと歌を歌うときの彼を見るのが好きだったのだと思います。その爺さんが亡くなった妻に(そしてすれ違ってしまった息子に)もう一度人前で歌を歌う。だから映画のタイトルは『アンコール』なのだと思うけれど、妻の生前に彼が歌を聞かせる部分はカットされていて、サークルの先生の質問に答える短い回答でしかそれは分からないのです。クライマックスの爺さんの歌は沁みるので、それ前に彼の本気の歌声を観客には聞かせない作戦だったのかもしれないけれど、爺さんがサークルに足を運ぶ理由が弱くなっていて、サークルの先生が爺さんばかりひいきにする感じ(新入りなのにメインソロです)も不自然なのでした。ベタな話の流れという以前に、おそらく編集段階で切り取られたエピソードに大事な部分があったのでは…と思えて残念さも感じます。 【だみお】さん [DVD(字幕)] 6点(2014-02-26 00:58:14) (良:1票) |
6.《ネタバレ》 正しくベタであって丁寧に作られていればやはり面白い。 主人公のツンデレ爺さんのちょっとした仕草や発言が笑いを誘う。気むずかしい役なのに、同時に愛くるしさがあるため、何だか応援したくなってしまうのだ。手堅く、素敵な映画ではあるが、難もある。肝であるショーのパートが盛り上がらない。 歌というものにそれぞれがどんな想いを持っていて、どんな表現をしたいのかっていうのが薄いため高揚できない。 最後はもっとド派手に決めてテンション高く終わって欲しかった。 エンドロールに関しても、そこは合唱の曲で終わらなきゃダメだ。 【すべから】さん [映画館(字幕)] 7点(2014-02-10 23:48:54) |
★5.《ネタバレ》 悪く言えばベタだけども普遍的なテーマで、コメディ要素もあり楽しめました。「ツンデレ頑固爺さん歌う」って感じでしょうかね、原題は「Song for Marion」そのまんま、US題「Unfinished Song」未完成の歌?、舞台で歌って完成されるといった意味合いですかね、ひねりがあって良いですね、邦題「アンコール!!」あらすじを先にチラ見したので、どこで繋がるかと思ったらそもそもアンコールしてないし、嘘邦題でした、センスないですね、「!」マーク2つもついているので、ロック爺さんが命を懸けて歌うのかと思いました^^; 良い意味で騙されたんですが、合唱が楽しくて良いですね。 【ないとれいん】さん [映画館(字幕)] 7点(2013-09-30 12:06:26) (良:1票) |
4.登場人物たちの会話が面白いです。それと、使われている音楽が何か、考えながら見ているのも楽しかったです。V・レッドグレーヴがとっても魅力的でした。若い頃の映画を見ていると、どっちかと言えばクールビューティーだと思いますが、年輪が増した今では、お茶目さの方が際だってます。 【shoukan】さん [映画館(字幕)] 7点(2013-08-02 23:10:59) |
3.《ネタバレ》 まあ、良いオハナシなんだけど、既視感バリバリ、展開が読め過ぎちゃって白けました。偏屈爺ィが歌を通じて心を開く、って、あーた、新人シナリオコンクールでも「ありがち」なんてコメントされそうです。あらすじは知っていて見たわけですが、作品もまったくの「まんま」って、これ、あんまりじゃない? 音楽は、一応まあまあ。というわけで、作品自体へのコメントは、正直ほとんどする気になりません。・・・しかし、何なんですか、この邦題は。「!」マークを付ければ免罪されるとでも思うのでしょうか、この作品のどこに「アンコール」の要素が? 配給会社の方は、もっと作品を愛して邦題を付けていただきたいですねぇ。金取って公開しようってんだからさー。ホントに作品見て付けたの? と言いたいくらい、お粗末な邦題ですな、これは。それにしても、テレンス・スタンプです。すんごいフツーのおじいちゃんになってまして、拍子抜けしました。私の中では『コレクター』とか『私家版』とかのイメージが強いんで、こういうフツーな彼、ってのは違和感が・・・。作品中、若い父と息子の写真が出てきて、そこに若かりし陰影のあるオーラをまとった彼(とても人の親には見えない)が写っていまして、懐かしかったですね。まー、うっすーくて香りの全くないレギュラーコーヒーみたいな作品でした、ハイ。 【すねこすり】さん [映画館(字幕)] 5点(2013-07-31 23:15:42) |