7.前作「フーテンの寅」森崎東監督とは違い、小林監督はテレビ版「男はつらいよ」も監督した方だけあって、山田監督のタッチに極力合わせているような印象を受けます。クレジットタイトルを見ないで、これが山田監督の演出だって言われれば信じてしまうかも。マドンナ栗原小巻とのエピソードより、前半の家族全員ハワイ旅行中と思い込みとらやに忍び込んだコソ泥、財津一郎を交えた大騒動の方が楽しかったですね。おばちゃんのムームーみたいな洋装姿(夢のシーン除く)を本編中で拝めるのは、長いシリーズの中実はこの作品だけだったりする。元気が威勢がいい寅さんにもう一度会いてえなあ・・・。 【放浪紳士チャーリー】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-02-18 15:12:57) |
6.森川おいちゃんも財津一郎も面白いけど、短い出番ながら佐山俊二の可笑しさが一番印象深い。 【丹羽飄逸】さん [地上波(邦画)] 7点(2007-01-03 00:11:07) |
5.下の皆さんの意見とほとんど同じ。100万円といったらそんな大金に思えないのだけど、ハワイ旅行が一人20万、初任給が3万かあ。生まれる前はそんな時代もあったのね。近所にばれないように、家の中でこっそり暮らすという喜劇が面白い。でも、ヒロインとの関わりが今回はあっさりしすぎていたような気もする。 【mhiro】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-08-20 11:15:00) |
4.かなり喜劇色の強い作品ですね。後期の作品ばかりを観ている私にはちょっと新鮮です。さくらの存在感は全くなく、おいちゃんの存在感が大きいのも驚きです。渥美清の魅力は出ていると思いますが、どこか旅に出るわけでもないし、寅さんの人情や優しさに触れたい私にとってはやや物足りないです。 <追記>15年ぶりに再見。内容は殆ど覚えていなかった。やはり他のシリーズに比べるとかなり異色の作品でこれは監督の違いが原因なのだろう。柴又周辺で話が完結しているのは、これはこれでいいのかなという気もする。また、森川信の存在感は際立っていて、寅次郎との掛け合いがリズム・テンポよく展開されているのがこの作品の魅力なのかもしれない。 |
3.あとでぼちぼちレビューしようかなと思っていたんですが、同じ登場人物に同じようなストーリーで、どれがどれだか解んなくなりそうで、こまめにレビューしとこう。この作品も監督が違っているんですよね。財津一郎の泥棒のシーンはバカバカしいんだけど笑える。ハワイ旅行が30万円てそんなにしたのか。大卒の初任給が3~4万だって。旅行会社の社長が金を持ち逃げしちゃうわけだ。その気持ちがわかる自分が恥ずかしい。 【パセリセージ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-08-13 10:29:44) |
2.《ネタバレ》 この第4作、いまひとつ評判良くないみたいたけど、私はかなり好きです。好きな理由に森川信さんのおいちゃんが私は好きで好きでたまらないからである。そんな森川信さん演じるおいちゃんと寅さんとのやりとりが最も面白く、笑える作品はこれだと思う。とら屋でおいちゃんが寅さん相手に「婦系図」を語る場面なんて、笑えて、笑えてたまりません。これを観る度にやっぱり森川信さんのおいちゃんは最高であると感じずにはいられなくなる。 【青観】さん [DVD(邦画)] 9点(2005-07-01 22:43:56) (良:1票) |
★1.3作目の公開のわずか1ヵ月後に公開されたシリーズ4作目。3作目と同様に監督が山田洋次ではなく、テレビ時代からシリーズのプロデューサーをつとめていた小林俊一が監督している。だからなのか、シリーズ中でもいちばん喜劇として普通に楽しめる映画となっている。特に役者たちのもち味を見たいならお薦めだ。寅さんと森川信演じるおいちゃんとの掛け合いは初期独特のもので、松村達雄や下條正巳になると見られなくなるので貴重。財津一郎演じる泥棒が登場するシーンは最高に笑えた。ここまで書いておいて5点なのはやはり監督が違うせいでいつもと比べて物語的にあまり面白くないからだろう。同じく監督の違う3作目は森崎東の個性が見られたからそんなにつまらなくはなかったけど、この4作目は監督の個性が見られないのだ。でも、先に書いたように役者たちの魅力はじゅうぶんに伝わってくる。 【イニシャルK】さん [地上波(邦画)] 5点(2005-04-21 23:00:38) |