座頭市海を渡るのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

Menu
 > 映画作品情報
 > 映画作品情報 サ行
 > 座頭市海を渡るの口コミ・評価
 > (レビュー・クチコミ)

座頭市海を渡る

[ザトウイチウミヲワタル]
1966年上映時間:83分
平均点:6.38 / 10(Review 8人) (点数分布表示)
公開開始日(1966-08-13)
アクション時代劇シリーズもの小説の映画化
新規登録(2004-02-03)【光りやまねこ】さん
タイトル情報更新(2023-07-26)【イニシャルK】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督池広一夫
キャスト勝新太郎(男優)座頭市
安田道代(女優)お吉
東野孝彦(男優)安造
山形勲(男優)藤八
五味龍太郎(男優)常念坊
千波丈太郎(男優)暴力スリ
井川比佐志(男優)栄五郎
田中邦衛(男優)よく喋る男
三島雅夫(男優)権兵衛
守田学(男優)新造
伊達三郎(男優)カギ松
堀北幸夫(男優)平太
杉山昌三九(男優)五郎兵衛
寺島雄作(男優)旦那衆
原聖四郎(男優)与左衛門
南条新太郎(男優)
荒木忍(男優)金右衛門
舟木洋一(男優)
沖時男(男優)旦那衆
東良之助(男優)和尚
志賀明(男優)
小林加奈枝(女優)安造の母
原作子母沢寛
脚本新藤兼人
音楽斎藤一郎
撮影武田千吉郎
企画久保寺生郎
配給大映
美術西岡善信
編集谷口登司夫
録音大谷巖
照明山下礼二郎
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
(ネタバレを非表示にする)

【クチコミ・感想】

別のページへ
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
>> お気に入りレビュワーのみ表示
>> 全レビュー表示

>> 改行なし表示
※ 「改行」や「ネタバレ」のデフォルト表示のカスタマイズは「カスタマイズ画面」でどうぞ
8.《ネタバレ》 シリーズをすべて見たわけではありませんが、本作はちょっと毛色が違う感じ。いつもは被害者になるはずの村民・農民が曲者だったり、悪代官が登場しなかったり、ヒロインと恋愛に発展しそうになったり。しかし例によって座頭市は無双だし、寂寥感漂う夕暮れのラストシーンも健在。
結局、いかにも悪そうな山形勲一派はあっさり全滅させられ、ずる賢く立ち回った小市民が最大の恩恵を受けるというのは、なんともひねくれています。世の中なんてそんなもの、ということでしょうか。
眉山さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2020-10-23 02:30:31)
7.《ネタバレ》 座頭市、ついに海を渡る。って言っても、お四国に行くだけですけどね。国内旅行です。
おっ、邦衛さんが出てるぞ! とか、あばれはっちゃくの親父さんが出てるぞ! とか、色々と驚きがあるのですが、しかし何と言っても、脚本が新藤兼人。だから、と言ってよいのかどうか、とにかく何だか、変です。これこそが新藤兼人ワールド、なのでしょうか。
これまで大勢を斬ってきたけど、斬りたくて斬ったんじゃありません、どうかもうこのような事が繰り返されないように、と願掛けする座頭市。だけどそれをお願いする先が「金毘羅さん」。何となく、この神様の守備範囲を超えているような気も。
さらにこの後、八十八ヶ所を回る、とか言ってる座頭市ですが、本当に回っているような気配は感じられず、結局、金毘羅さん以外には四国を舞台にした理由も特に見当たらないのですが、それはともかく。
やはり自分の殺生を金毘羅さんに相談したのが筋違いだったのかどうか、座頭市が旅すれば、やはりそこには死人が出てしまう。残されたのは彼の馬と、座頭市。登場人物はなかなか増えず、物語が動き出す気配もまだない。一向にエンジンがかからない本作。いつもとはだいぶ雰囲気が違うなあ。
馬について旅する座頭市がたどり着いたのが、彼を襲った男の家。そこには妹がいて、紆余曲折の後、何となく二人はイイ感じに。うれし恥ずかし水浴シーンとか(別にエロい描写は何もないけど)、座頭市がめっきり「青春」してしまってるではないですか。こんなヒトだったのか、座頭市。
ついでに、シリーズ恒例の(今の観点では問題の多い)盲目ネタも、本作では、まるで初めて思いついたかのごとく、しつこく繰り返されて。新藤兼人は、これがシリーズものだということをわかってるんだろうか。わかってるからこその独自色、なのかも知れませんけれども。
悪役の親分格が、山形勲。ガサツで粗暴だということはわかるけど、そんなに極悪なんだかどうなんだかが、よくわからない。単なるガキ大将、ってのが正直な印象。
クライマックスでは当然のごとく、山形一味と座頭市が対決するのですが(オープンセットなのかロケなのか? 雰囲気よく出てます)、ここでまた妙なヒネリが加えられていて、「村人はみんな隠れてしまい、座頭市がひとりで戦うことになる」という展開。真昼の決闘の見過ぎ、ではないでしょうか。どうせ座頭市だから、ひとりで充分、敵が何人いようと勝つに決まってる。と我々は思うけれど、新藤兼人は思わなかったのか。
ま、脚本がそうなっている以上、座頭市も今回は若干、危機に陥ったようにも見えるのですが、ヒロイン、そこで大暴走。座頭市を見捨てるのかと村人を焚き付けまわった挙句、何を勘違いしたか、はっちゃく親父こと東野英心(クレジットは東野孝彦)が飛び出してしまい、案の定、一撃で殺されてしまう(オイオイ!)。
見てはいけないモノを見ちゃったような、後味の悪さ。座頭市は「よくやった」的なコト言ってるけど、いやいやいや。そういう問題では。
という、実に実にツイストの効きまくった、ちょっと困っちゃう作品でした。
鱗歌さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2020-09-13 14:04:05)
6.《ネタバレ》 悪い奴らが出てくるのはいつもの事だが、今回は百姓がちょっとずるい。三島雅夫を持ってきた理由ここにありか。苦戦する市を見て、百姓衆に協力を求めるお吉だが、誰も行動を起こさない…。そんな中で一人飛び出した若者に少しくらい活躍の場を与えてほしかったが、市が彼にかけた言葉にはなるほどと思った。藤八との決戦ではやけに青い空が印象的。画的に綺麗。その他、馬の名演など見所多く、割と好きな方に入る作品だ。
リーム555さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2011-11-20 14:35:10)
5.《ネタバレ》 三島雅夫・・・・
やっぱり、この方ずるい役がとてもよく似合う。
yoshi1900olololさん [DVD(邦画)] 7点(2007-07-19 01:08:05)
4.シリーズ14作目の市は、これまで以上にアウトローというよりやたら優しい一面を見せてくれる。アウトローぽくて、それでいて優しい。特に困っている女性に対する優しさが勝新座頭市の魅力と言えば魅力ではあるのだが、何か物足りない。相変わらず殺陣のシーンはかっこ良くて決まってるのはいつも観ていて感心させられるけど、今作の悪人、山形勲があまりにもあっけなく斬られるのが不満です。何か今作は時代劇ではあるけど、最後の方なんて西部劇って雰囲気、それはそれで悪くはないのだが、やはり全体的に物足りない感じが残る。
青観さん [DVD(邦画)] 6点(2007-07-08 11:14:08)
3.第14作。「今度ばかりは勝手が違う 抜きさしならぬ仕込杖! 無法の宿場を血で洗う 冴えた新手の居合斬り!」 今回は市が四国88ヵ所をまわる途中でのお話。ネタが多くてかなり楽しめる出来。市が人を斬ることを悔いるエピソードがいいし、守られる村の人たちが「七人の侍」のようにリアルにずるく弱い。悪役も流石時代劇の東映の山形勲といえる。あの年で中年腹みせてるし、伊達三郎なんかほとんど褌姿。三島雅夫の顔のテカリなんかも凄い。悪役がいい時代劇は面白い!
バカ王子さん [DVD(字幕)] 8点(2005-11-05 02:34:35)
2.《ネタバレ》 たけし版にも出演していた大楠道代(当時 安田道代)がヒロインをつとめている。脚本が新藤兼人なせいかいつもより娯楽性がやや薄めな感じだが、池広一夫監督の演出は見せ場をよく心得ていて、ここぞという時に盛り上げてくれる。ただ、やはり座頭市に匹敵する用心棒が登場しないのは寂しい気もする。
イニシャルKさん [ビデオ(邦画)] 6点(2005-03-12 15:59:38)
1.監督池広一夫らしいダイナミックな描写が冴える、シリーズ第14作。勝新演じる座頭市と、斬り捨てた男の妹(安田道代)との切ない恋模様を中心に、静と動のメリハリのある演出で一気に見せてくれる。ところで今作でも、工夫を凝らした迫力ある殺陣が繰り広げられるわけなんですが、実際に弓矢を射ったり真剣を突き刺したりで、役者陣は生キズが絶えなかったのではないだろうか。
光りやまねこさん 7点(2004-02-22 23:12:09)
別のページへ
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 8人
平均点数 6.38点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5225.00%
6225.00%
7337.50%
8112.50%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 8.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人
chart

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS