20.ジャケットのクムジャしぃは中島みゆきさんですよね(違う。笑)。 一生かかっても罪や汚れを白紙(ホワイト)になんて戻せない母親、ブラックやねー。 私だったら、たとえ娘が誰の子であろうとまず通報しますが、、それでは映画になりません(笑)。「女」のずっこくていやらしくて恥ずかしい心理をよくぞ見せてくれたなあ、という感じです。先月5/8(6/19再)スタジオパーク生出演のイ・ヨンエしぃは35歳うそーー!と信じられないほどの可愛らしさ(瞳がキラキラまん丸)。世の中不公平すぎ(女は損や。笑)。受け答えもわかりやすく優しく感じ良く、自分が男だったら萌え死ぬところでした(女でよかった。笑)。ヨンエしぃは「俳優にはイメージだけでなくてチャレンジが必要。チャングムの私だけではなくて、チャレンジしたクムジャを見てほしい」とおっしゃってました。私も冷酷で哀しいクムジャの方がずっと好き。春の日>クムジャ>ラストプレ>(よう知らないけどTVのメロドラマ)>(チャングム)>JSA(←これ他の人でも充分ちゃいますか。笑)という順です。そしてそしてヨンエしぃ以上に素晴らしきは、敵役のチェ・ミンシク。何を演じてもいっつも言うことナシ、と思いませーん?「うまいけどいつも同んなじで飽きる」感じを受けてしまう邦画の男優さんたち(名前出してすんません。K市さんやS田さんY所さん)とは何が違うのか、、誰か教えて(^_^)v。 【かーすけ】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-06-19 16:48:30) (笑:1票) |
19.《ネタバレ》 ファンにはなじみ深い面々がずらりと揃うのも嬉しい。以外と評価が低いのでちょっと驚きですが、女性の目から見ると「オールド・ボーイ」に並ぶ高評価をつけたい作品でした。学校での遺族たちの復讐~後始末までがよい。首に刺さったハサミとおばあさん、血でよごれたビニールシートをみんなできちんと几帳面に畳んで、教室を掃除して・・・という淡々とした作業のシーンはある意味非常に美しい場面だったと思います。 賛否両論、あってよし! |
18.部分部分の見せ方とか、画は美しい。 前半の、何が起こるのだろう的な面白さもある。 ただ・・復讐がショボぃ、回りくどい。 コレが13ヵ年計画?という拍子抜け感が残る。 イ・ヨンエは無表情時は綺麗だがそれ以外は駄目駄目な気がする。 そして、一番の問題は「笑えばいいのか」「泣けばいいのか」 そこら辺がイマイチわからない作品だということだ。 鑑賞中、形容しがたい表情になってしまった。 【HIGEニズム】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-05-11 03:10:07) |
17.『ラストプレゼント』を見て以来、イ・ヨンエさんのファンとなり、期待して見てみました。ただ新作紹介で見る限りでは、とろーいストーリーで、また意味がよくわからない感じなんだろうなーって思ってたんですけど、それは裏切られました。ストーリーはおもしろく、復讐の作戦が手がこんでて、驚かされました。ただちょっとラストが気持ち悪かったです… 『レイクサイドマーダーケース』よりはおもしろかったです。 【mako】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-05-06 22:33:39) |
16.《ネタバレ》 刑務所での親切なクムジャさんぶりなど脇のストーリーはおもしろかったんですけど、肝心の復讐部分がつまんなかったです。やっぱりペクという人物の描写がほとんどなかったのが問題でしょう。ペクへの復讐がこの映画の中心なんですから、見ている側にもペクへの憎しみを持たせてくれなければ話に入り込めるわけがありません。この監督は静かなシーンをじっと見せるという演出をよくやるのですが、前半こそ「何かあるかもしれない」と思って画面に見入ることができるものの、後半になるともう飽きてきちゃうし、前半に期待したほど深い話でもなさそうだとわかってしまった後なので、とにかくさっさとやってくれよとイライラしちゃいました。後半への大きな伏線になるのだろうと思っていた親切なクムジャさんぶりにも大した意味はなく、13年間も良い人を演じ続けていた意味もよく分かりません。「復讐者に憐れみを」「オールドボーイ」そして本作と、パク・チャヌク監督は後半になって話が破綻する傾向があるので、その辺を何とかすれば大傑作が撮れると思うんですけどね。刑務所のエピソードを独特な映像センスと含みのある素晴らしいナレーションでするすると見せた前半には大変な才能を感じたことですし。 【ザ・チャンバラ】さん [DVD(吹替)] 4点(2006-04-30 21:28:22) |
15.総合的にはオールドボーイまでの衝撃はなく、イ・ヨンエの魅力に頼った感じだ。ただ、脚本としては、多少の無理はあるものの、なかなか良いできではないだろうか。15番の方と同様、名優ソン・ガンホの使われ方が残念。韓流ブームもそろそろネタがつきてきたのではないかと思う今日この頃。 【くらけん】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-04-30 13:25:01) |
14.《ネタバレ》 細かい所までこだわって作り込んでいるという所は非常に良いです。携帯のストラップに残された子ども達の品々、部屋に置いてある「クムジャさん」の持ち物、助けられた囚人たち、それぞれ作り込んでいます。でも、復習するために13年間計画を立てたにしては、あんまり手が込んでいないと言うかどうでも良い計画と言うか、そこのところが気になります。結局、ペク先生と結婚させた相手が一番重要であって他の事はどうにでもならないか?それからペク先生とクムジャさんとのつながりが余りにも唐突すぎていて(もしかして、韓国で教育実習生と高校生が・・という事件でもあったのだろうか)しっくりきませんでした。もっと囚人たちとの計画をクローズアップさせても良かったのではないだろうか。美しく、印象に残るシーンが多いがもっと短くしていった方がテンポが出て良かった。きっと思い入れが強すぎて短く出来なかったんだろうなあと思うシーンが幾つもあった。 【蝉丸】さん [DVD(吹替)] 5点(2006-03-26 23:25:55) |
13.残念ながら引き込まれるものがなかった。お話もややこしくて私的には全然面白いとは思えなかったです。ヨンエさんもあまり生かされてるとは思えず。無難に女刑事の役でもやったほうがいいと思います。サービスで1点プラスしておきます。 【Robbie】さん [映画館(字幕)] 4点(2006-01-15 16:07:01) |
12.やり過ぎでしょう。詰め込み過ぎで作られ過ぎ。だから却って退屈でした。途中で飽きました。 【じふぶき】さん [映画館(字幕)] 4点(2005-12-13 16:42:33) |
11.監督はあの『オールド・ボーイ』のパク・チャヌク監督です。前作でも「あれ?」って思うところがありましたが今作でもありますよね。「いくらなんでもそんな行き当たりばったりの復讐ってないだろう!もっと完璧にやれよ!!」みたいな。『オールド・ボーイ』ではガッツリ凹んだ人が続出したようでしたが、僕はあんまりダメージがなかったので今回も全然でした。前回のどんでん返しは予測できましたが、今回のそれはスンゴイ方向へ行ってしまったので、その部分が賛否分かれるところかもしれませんね…と、文句をタラタラ書いてみましたが、韓国映画のエネルギーは感じ取ることができます。日本でメジャー監督がこれをやるっていったら配給会社は確実にしり込みするでしょう。本当はじっくり観ると残虐性の内面には人間の「恨(ハン)」というどろどろした物語や、心の中で溶けていく「恨(ハン)」も丁寧に描かれていて監督の業の深さを知ることができるんだけどなぁ。そういう映画って少ないですから。日本映画ではメジャーになればなるほど万人に媚びないといけません(『TAKESHI'S』なんてどう考えてもマイナー作品扱い)。毒のあるものや「ハズレ」を作ることは許されない雰囲気があるからです。それでもカンヌ(ベネチアだっけ?)でグランプリを取ってしまう監督が、それを実践できる韓国映画社会の懐の深さを感じることができました。娯楽作品もいいけど「日本映画頑張れ!!!」のエールを強く思いましたよ。 【ひろすけ】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-12-11 15:53:31) |
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10.「スゴ~イ」と思わせたいなら、その思惑は概ね成功している。 画を見せたいとの思惑なら、それもそれで成功している。 ただの復讐ものなら、モンテ・クリスト伯でいい気もする。 何らかのコンセプトなり世界観なりがあってやっていることなら(私にはそれが何かわからなかったが)、ヨンエを使わないほうがよかったのではないか。 クムジャ鉄砲欲しいぞ。 【azuncha03】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-12-04 17:27:54) |
9.もってまわった、やけに複雑な復讐作戦は実に幼児的。それならそれで、幼児的な欲望のまま、すかっと残虐にみせてくれればいいのだ。「人間の心の闇」なのか「母性愛」なのか「贖罪」なのか「復讐の是非」なのか「ブラックユーモア」なのかよくわからないけれど、とりあえず退屈な言葉しか浮かばない意味ありげでスペクタクルで物欲しげな映像で、すかっと残虐ショーはゲージツっぽく仕立て上げられる。姑息かつ小賢しい。復讐するならセルジオ・レオーネのように加藤泰のように真剣になさい。いちいち泣くなニキータ、じゃなくてイ・ヨンエ。彼女には赤い手錠こそふさわしいのに。 【まぶぜたろう】さん [映画館(字幕)] 0点(2005-12-02 20:06:17) |
8.《ネタバレ》 「オールド・ボーイ」をカンヌで絶賛したタランティーノ監督に対し、パク・チャヌク監督が「キル・ビル」の返歌として送ったような映画。白と黒と赤で作られた世界の中で、天使のような優しさと悪魔的な残忍さを十二分に見せ付けるクムジャさん、様々なシーンで見せる彼女の複雑に感情の入り混じった涙と表情がスゴイです。コミカルさやブラックな笑いを練りこみ、法の裁きか?己の法か?クムジャさんが先生となりぺク先生を生徒の親たちにによって教室で裁くなんてのは最高にブラック。ただ今までの二作品に比べ胸につかえた澱がとれるような爽快感はない。多くの人間によって罪人を裁く事が一人の罪が薄くなる訳でもなく、復讐を成し遂げたところで彼女は他の親と違い、生きている子供の存在が母として罪に苦悩させ、魂の浄化を求めさせる。韓流、チャングム効果でしょうか、中年女性が大勢観にきていたが、皆一様に沈鬱な表情をしていた。母であろう彼女達にはこの映画は私以上に重いことでしょう。 【亜流派 十五郎】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-12-02 11:36:55) (良:1票) |
7.クムジャさんは復讐をしても救われないけれど、彼女が一人ぽっちじゃなくてよかった。 【paraben】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-11-26 23:08:38) |
【たま】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-11-26 13:41:34) |
5.パク・チャヌク監督による「復讐3部作」の最終章。主演は「チャングムの誓い」で有名なイ・ヨンエ(見たことはありませんが^^;)さらに、前2作の主役であるソン・ガンホやチェ・ミンシクなども登場し、最後を飾るに相応しい豪華キャストとなっています。「オールド・ボーイ」のあの人まで出てます(見てのお楽しみ)。ただ、ストーリーについては、前2作があまりに強烈だったためか、本作はちょっと地味な印象を受けました。展開も実にオーソドックスで先が読めるし、13年越しの計画にしては行き当たりばったりな気もしたのですがどうでしょう?見てる間は終始余裕に満ちたイ・ヨンエのハードボイルドな演技と、スタイリッシュな映像によって強引に進むため、あまり気にならなかったんですがね・・・。あと、あのナレーションはいらないんじゃないでしょうか?「そのときクムジャは~~と思った」というあれですよ。あれのせいで妙に安っぽい火曜サスペンス劇場かなんかみたいになっちゃってる。まあ、ラストは前2作に比べれば救いがあって良かったですけどね。 【追記】>やっぱりペ・ドゥナは出てなかったようですね。 【ヴレア】さん [映画館(字幕)] 6点(2005-11-14 20:26:33) |
4.この映画、何度か見た方がいいかもしれないと思った。 なんかいっぱいメッセージが隠されているような気がしてならない。この監督、かなりいろんなものを仕込んでいるような気がする。一見単純なストーリーのように見えるが、いえいえどうして。したたかだ。それにしてもイ・ヨンエの演技。「オールドボーイ」のチェ・ミンシクの時も感じたけれど、日本の俳優で演じるとしたら、果たして誰ができるだろうと思った。「復讐は終わっても、魂は救済されない」3部作のエンディングにふさわしい言葉だ。 【SHU】さん [映画館(字幕)] 9点(2005-11-14 20:10:06) |
3.《ネタバレ》 復讐劇なのにスッキリすることもなく、かといって復讐する虚しさを感じることもなく『フーン…』って感じで観てました。廃校の復讐シーンは凄惨になる処をコミカルに描いていてそこだけ面白かった。あの神父が吉幾三にしか見えなかった。 【まに】さん [映画館(字幕)] 4点(2005-11-14 07:47:11) |
2.《ネタバレ》 「復讐者に憐れみを」「オールドボーイ」両作ともに凄まじいパワーを感じ、この監督はかなりの切れモノだと思っていた。したがって、復讐モノ三部作の完結になると言われている本作にも期待せずにはいられなかった。 しかし、深く考える人の中には入りこめる人もいるだろうが、個人的には、全く入りこめない、全く面白くないの二言に尽きる。 イヨンエという女優は全く知らないのだが、役柄上からだろうか、あまり内面の苦しみや怒りなどが伝わらず、彼女の感情を上手く把握できなかった。復讐という血なまぐさいテーマにはあまりあっていない女優のようにも感じる。 ストーリーについては、大して深く描かれていない人脈を武器にさくさくと復讐に向けた動きが進むだけで、ほとんど捻りがなく、復讐に向けた抵抗勢力が二人組の男くらいだけで山が極めて少なく低いのが問題。 また、復讐をするか否かという葛藤もなさそうなので同情や共感もしずらい。子どもがいるのに「復讐=人生を再度棒に振る=子どもとはもう会えない」という発想がないのもちょっとおかしい。クムジャの頭の中には「復讐>娘」という関係があるように思われるので共感しにくい(復讐が終わってようやく娘と向き合えるというのも分かるが)。老いた警官も葛藤を与える役柄にしても良かっただろうに。 女性復讐者であることの最大限の利得である母性もこれまた上手く感じることができなかったのが残念だ。韓国語が分からない女の子という設定が、「通訳」を効果的に演出できるというメリットはあるものの、コミュニケーションが上手く取れないという欠点にも繋がったように感じる。なぜか彼女の「I’m sorry」や白いケーキが胸に響かなかった。 そもそも、子どもを殺された家族の苦しみと(子どもとともに過ごす)時間を失ったに過ぎないクムジャを同列に描くことはちょっと違うのではないか。犯人は子どもを嫌いと言いながらクムジャの娘を解放しているのにもやや矛盾を感じる。どうせならクムジャの娘は双子という設定にして片方が誘拐され殺されたとしたならばまだ分かるのだが。 【六本木ソルジャー】さん [映画館(字幕)] 3点(2005-11-13 23:08:36) (良:1票) |
1.「復讐者に憐れみを」は未見。従って必然的に「オールド・ボーイ」との比較になりますが、ユーモアと容赦ない描写の混在というパク・チャヌクのカラーはそのまま。噴き出した回数は本作の方が多かったですし、演出スタイルの完成度も本作の方が上だと思いますが、クムジャさんの復讐計画が凄くあっさり進行するので、物語としての面白さはとても「オールド~」には及びません。しかし「これで終わり?」と思った後、非常にブラックでシュールな展開が待ち受けてるのでご注意を。私自身は、このクライマックスの展開の所為で逆にテーマがボケてしまった様な気がします。こんな展開にする位なら、最初から復讐者の群像劇として組立てた方が良かった。ところで、このナレーションは娘ってことでいいんですよね? 6点献上。 【sayzin】さん [試写会(字幕)] 6点(2005-11-02 00:05:02) |