【am】さん 5点(2004-04-02 05:28:11) |
【たま】さん 5点(2004-02-25 23:49:37) |
10.本作も『シュリ』『JSA』の流れをくむ北朝鮮との対立の中での物語です。韓国や北朝鮮の対立が主題の映画を観ると「ほんまかいな?」と思いますがじっさい本当だったんですよね。大学で韓国語の授業をとっていたとき、ネイティブの先生が「光州事件のときは街中を戦車が走ってきて…」と仰ってました。政治的背景を予習してから観ると、もっと楽しめるかもしれません。あと、ビックリしたのは、A・タルコフスキーの『サクリファイス』のエンディングテーマとして流れたJ.S.バッハ「マタイ受難曲」の「あわれみたまえ、我が神よ」が同じくエンドロールで使われていたこと。やっぱりバッハ良いっすね~・・・っていうかこの曲だったら殆どのシリアス映画にマッチする(?)。 【ひろすけ】さん 7点(2004-02-07 22:19:03) |
9.全然、シュリやJSAの方がよかったです。なにかのときの新作紹介でシュリやJSAを超えたって言っていたのに・・・。最初のあたりはおもしろかったのですが・・・。結局、ハンソッキュさんも何のスパイをしに行ったんだろう、何のスパイがしたかったんだろうって全然スパイとしての活躍がなかったように思いました。 【mako】さん 6点(2004-02-07 13:35:07) |
【SUM】さん 7点(2003-12-22 17:24:23) |
7.彼女は6点。僕は4点。間をとりました。ラストなかったら良かったのにな~ 【ピニョン】さん 5点(2003-12-14 18:15:19) |
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6.もう一見たいと思わせるほどの印象はないものの、「面白い」と思える佳作でした。僕個人のアジア映画びいきも根底にはあると思うのですが。最冒頭から緊張感があり、そこから拷問のシーンへと行くシークエンスは見ごたえがあります。また、この拷問のシーンの描写とかは結構なバイオレンスで、思わず眼を覆いたくなりますね。ストーリー的には、韓国映画のメインテーマの一つである「南北対立」の話でしたが、つい先日南北ものではないものの、設定が遠からず近からずなアジアンスパイ映画の秀作「インファナル・アフェア」を見てしまっていたので、少々ふ~んって言うところがありましたが、「インファナル・アフェア」を見ていなかったらかなりの感動が得られただろうなと思います。この「二重スパイ」では、警察の側が一枚、また一枚と薄皮を取っていくように肉薄していく主人公の正体への緊迫感もさることながら、スパイという自らの運命に縛られ、それでも愛する者を失いたくないというコ・ソヨン演じるユン・スミという女性に注目してみてもとても見ごたえのある作品だなと思います。 【暇人】さん 7点(2003-12-02 00:24:51) |
5.《ネタバレ》 脱北者を装って韓国の諜報機関に潜入した二重スパイと、生まれながらに北朝鮮のスパイとして生きざるをえなかった韓国人女性スパイとの許されざる恋を描いた大作。 『シュリ』『JSA』に続き、朝鮮の南北問題を描いた作品。 韓国のトップスター、ハン・ソッキュ出演作。こういうテーマの映画が韓国で作られたのはすごい事だと思うけれど、派手さはあまりない。銃をドンパチやるわけではなく、やや暗めのトーンに包まれた映画。拷問シーンはやや痛々しい。 朝鮮問題の裏話にラブストーリーを盛り込んだ感じだけれど、ラブストーリーが弱め?たとえば、ハン・ソッキュとコ・ソヨンのキスシーンなんかはないし、ちょっと物足りないかも。 シェーンベルクの『ワルシャワからの生き残り』が印象的。 ラスト。転調し、舞台が変わってからは、最後の盛り上がりであり、何かが起こる予感をさせる。クライマックスシーンなのだけれど、個人的にはここはいらない、というか観たくなかった。なくてはならないシーンなんだろうけど。原作本のキッツいラストよりはいいのかな・・。 【ムレネコ】さん 6点(2003-11-16 02:48:46) |
【紅蓮天国】さん 6点(2003-10-13 20:32:19) |
3.実に力のこもった見ごたえのある作品だとは思うけれど…。韓国映画が、こういった自国の社会的・政治的問題を題材にアクション・メロドラマを作り続けるのは、もうそろそろ”限界”なんじゃないかなあ。この映画も、画面の端々にマンネリズムのかげりがさしてるものねえ。主役2人はもちろん、わき役に至るまで見事にキャラのたった役者が配され、その点はさすが韓国映画。層が厚いね。 【やましんの巻】さん 5点(2003-09-16 15:35:18) |
2.シュリ、JSA、そしてこの二重スパイと南北朝鮮がらみの映画を見てくると、この分断された国の裏の緊張状態が想像以上のものなのだろうと思われる。実際こういうことが作り話ではなく、ある部分は真実ではないかと思った。そう言う意味で見ると、ハン・ソッキュの演じた北のスパイの侵入の時のすごさは真に迫って恐ろしくもある。こういうシリアスな話に恋愛をからめ、ラストで涙を誘うような作りは韓国らしいがちょっと安っぽい気もする。 【キリコ】さん 6点(2003-09-06 15:03:19) |
1.スリリングな導入部から始まるこの物語は、北朝鮮から韓国へ偽装亡命した或るスパイの行動を克明に追ったもの。終始リアルな描写としっかりとした構成で貫かれ、サスペンスフルで実に見応えのある作品となっている。仲間たちの協力や想定外の部外者からの情報収集を得て、ひたすらストイックに任務を遂行する主人公。が、非情なプロのスパイとして生きてきた男が、時折見せる人間本来の優しさ。結果的にはそれが仇となるのだが、男女の恋愛がらみというのも、今や韓国映画の定番となりつつある。ラスト、国家(韓国)の威信を賭けたオトシマエは、東映のヤクザ映画あるいはマフィアものによくある報復のパターンそのもので、ショッキングではあるが、その作劇はあまりにも通俗的で少々残念。 【ドラえもん】さん 7点(2003-08-28 23:55:06) |