10.《ネタバレ》 未だに本気で怖い トラウマムービー。 岸田今日子のあの声で「殺してやる」などと繰り返された日にゃぁもう… 【puhara】さん [ビデオ(邦画)] 8点(2008-03-26 20:55:29) |
9.懐かしい子供の頃見たトラウマ映画。岸田今日子がひたすら怖い。この子の七つのお祝いにという童謡自体子供の頃から不気味で怖いイメージがあったが、岸田今日子が歌ってそばには不気味な日本人形が・・そして目が覚めた女の子が寝ていた布団は一面血だらけ。あー怖い怖い。父親探しで残された手がかりは手形だけ、それをみつけるために自身が手相を見る占い師になり、父親の手相に合うまでひたすら待つといういくらなんでも無茶だろといいたくなる設定なのだが、この際そんなことはどうでもよい。女の情念の怖さにぞっとさせられる。でも、そうさせた一番の原因は戦争なんだよなあ。岩下志麻は鬼畜といい、悪霊島といい、この頃は怖い役ばっかりなんですね。やがてはそれが極妻につながっていくというわけですか。ところでほとんどワンシーン出演なのだが微妙に豪華なキャストですよね。 あと、これ大野雄二の音楽がいい。この哀愁感。なんか犬神家とかぶっている気がしないでもないが・・。 【陽炎】さん [地上波(邦画)] 7点(2007-10-17 22:39:35) (良:1票) |
8.《ネタバレ》 オチがいいですね。本当に「男に捨てられた親子」だったら、母親が愛する子供に「復讐の人生」を背負わせるのは不自然ですもんね。すべてがまゆみの計画であり、それこそがまさに復讐である、というオチに感心しました。セリフが説明的すぎるし、演技も空々しいので、映画としての出来は今ひとつなものがありますが。 【コウモリ】さん [ビデオ(邦画)] 6点(2007-10-01 14:08:19) |
7.《ネタバレ》 角川映画で一番記憶に残る作品。日本人でなければわからないであろう。大陸からの引き上げとかさ。外人が見ても「だから?」だよね。何が怖いかって、「ここまで悲惨でなくてもこれと似たような話はいっぱいあったであろう」と多くの年配の日本人が知っていること。そういう無茶苦茶や混沌が「あった」ということを「知って」いること、それを極端に膨らませて悲惨きわまりない話に仕立てているけれど、けっして別世界の話ではないこと。だから怖いんです。松本清張的な感じもしますね。 【パブロン中毒】さん [地上波(吹替)] 8点(2005-12-23 18:53:10) (良:2票) |
6.原作を読んでから観に行きましたが、映像として血や赤を鮮烈に印象付けられるため、想像以上に怖かったです。血が血を呼び、愛を以てしても血をとめることは出来ない。復讐という使命を背負わされる娘と真実は、心理的にもかなりダメージを与えられる。 【亜流派 十五郎】さん [映画館(吹替)] 7点(2005-04-05 22:57:25) (良:1票) |
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★5.意識的に赤みを強めた画面から感じるのは、即物的な意味での「血」のみではなく、「血」が連想させる「生」や「死」や、それらが渾然一体になった、纏わり付くような業や因果の臭い。血がとても印象的に使われている。凄く怖いのに、凄く陰気なのに、凄く美しいと思った。ぞっとする位に。この日本の陰湿な美を表現した空気感、出色の出来ではないかと思う。岸田今日子の演技なんか、子供が観たら泣きます。事実、TV放送の際に母親に凄く怖い映画だと教えられて観てみた小学生以来ずっと、私のトラウマムービーでした。 【ひのと】さん 7点(2004-10-07 22:46:35) (良:2票) |
4.岸田今日子がスッゲー怖かった。マジ、泣きそうだった。 【マックロウ】さん 5点(2004-06-09 14:20:53) |
3.サスペンスというよりはホラーの雰囲気があります。今よりひと時代前の古っぽさがより怖い感じを出していて、血の演出とか音楽もかなりホラーだと思います。何より岸田今日子の存在が大きい。この人なくしてこの作品はあり得ません。岩下志麻も「極妻」の姐さんとは違った薄幸の女性を好演。人の怨念や憎悪ほど心底怖いものはなく、運命の皮肉ほど悲しく救いがたいものはないと思います。でも和服美人の岩下志麻だけど、さすがにセーラー服はアウトでした。 【ピンク】さん 8点(2004-05-07 03:30:32) |
【ボバン】さん 7点(2004-04-17 02:18:33) |
1.《ネタバレ》 なんと言っても岸田今日子と岩下志麻が逝ってて怖いです。特に岸田のさらって来た子供(岩下)に、父親(その子の)恨み言を洗脳するシーンはぞぞぞーとします。そういう意味では和製ホラーの味がある作品です。しかし、岩下の個性の強さが、ちょっと空回りにも感じました。 |