24.《ネタバレ》 本日、横浜のシネ○リンで拝見させていただきました。 そりゃ、カンヌで話題になったというので、それがなければ、やっぱり見ないでしょうね。一言で言えば、『やおい』映画です。やまなし、おちなし、いみなし。コミケで代表されるオタク文化と、テレビバラェティのコメディの精神風土が共通していることが判明したのが、収穫ですね。設定と、キャラクターのヒントだけで作品を作ってしまうと、こういうことになる。特に楽屋落ちのような『獣』の造形には、あきれてしまいました。一度でも、テレビを視聴したことのある観客なら、腑に落ちるとは思いますが、初見の異邦人には、どうか…これを芸術だというなら、民放のバラエティはみんな芸術でしょう。まだ、素直に4代目を勝たせてあげたほうが、落ちがついたのかも、まあそれでは月並み、という判断が働いたのでしょうけど…二者択一の選択肢しかないのが、この手の作品の限界でしょう。同好会で、盛り上がったついでに、できてしまった…残念★★★★★…と一気に書いてから、みなさんのレビューを拝見させていただきました。みんな、やさしいのね…ネタバレ御免ですが、『酒井素樹withブルーシーツ』のブルーシーツの方々が、ちょい役で出演されていました。やっぱり、プロの方なのね… 追加ですが、テレビのバラエティは、いわばある種の『お約束』があることで成立している世界です。映画は、そうはいきません。自分が、どの『お約束』に縛られているのか知らないまま、映画を作ると、こうなってしまうのではないでしょうか? しばらくみなさんのレビューがあつまってから、見返してみましたが、いいといっているのは、うちわのかたばかりなので、げっそりしてしまいました。 本当に面白い映画を撮ってください。無責任に、持ち上げないであげてください。 【クゥイック】さん [映画館(字幕)] 3点(2007-06-10 19:39:52) |
23.《ネタバレ》 そんなに面白くなかったです(笑えなかったので)。が、なんとなく監督の思うとところは伝わってくるような。そんな感じ。大日本人とか大佐藤とか監督の「日本人観」なのかなと。「佐藤」って日本人の代表的なファミリーネームとして。あと大佐藤に対する罵倒(落書きの類)は、実際に監督(あるいは彼の携わった番組)に寄せられた「苦情」だったのかもしれません(わかんないけど)。そういう風し観ていました。実際。うがって『斜め』にみれば、現代日本が抱えるいろんな問題を具現化している風にも見えないことがない感じもします。離婚にまつわる問題(ファミレスやZOOでの子供とのふれあいとか)、子供の教育問題(離婚した妻が育てる子供の部屋に散乱する英語学習キットやら、強いものが弱いものを下す様をもっと「ゲームばかりしている今の子供達に現実としてみせた方がいい」旨の発言)、一方的に誰かを非難する(マスコミとかの)風潮(誤って落として死なせてしまった獣のための追悼集会に大佐藤が来ず、謝罪しないのはおかしい!とか)、年金問題(首都圏郊外(?)にとりあえず一戸建住宅に住む、月の手取り50万円とかいうビミョーな収入の大佐藤だが、実は彼のマネージャーは500万円の車に乗り、高級外国犬を二匹も飼っているというピンハネの実態。。。マネージャーは国を体現しているのか、所属会社を体現しているのか、どちらでもないのか?)、最後は国際社会の中の日本??(赤い怪獣が「北朝鮮」で、アメリカ大使館の前で急に現れたアメリカンヒーローにボコボコにされる。最後は5人が手を合わせてビームを照射して「敵」を下す。大佐藤も一応手をだして協力的な姿勢だけは示すが、実は手を引っ込めてもビームは出ているという現実。。。まるで出しても出さなくても結局「戦力的」にはなんの関係もない自衛隊のよう?しかもこの場面だけは着ぐるみ実写で「茶番化」を演出している。。。そんな風に見えました。というか見てました。映画としては、日本で育って、かつ松本監督のコメディーとかに慣れた人でないとバカ笑いはできないのではないでしょうか?その意味で6点にしました。 【RTNEE USA】さん [映画館(邦画)] 6点(2007-06-10 15:11:15) (良:1票) |
22.《ネタバレ》 ん~これは賛否両論でしょうね~。 面白くない人は全く面白くないでしょうし。個人的には松っちゃんの特徴的な標準語喋りだけでもう面白いんですけど。 全体を通して館内ではビックリするくらい大爆笑してた人もいたし、クスクス笑ってる人もいたし、???してる人もいました。そういった意味で笑いの基準は十人十色だと思うし、万人が受け入れる笑いというのは実はそんなに面白いもんではないと思います。 かといって本作は松っちゃんが以前テレビやDVDでやっていたビジュアルバムや一人ごっつ程の先鋭的で独創的な、観る側を選ぶ、ある意味敷居を高くした笑いとは思えないですし・・・。全編に漂うあの空気感というか、シチュエーションが面白いと思えなければダメかもしれませんね。 自分としては終始ニヤニヤしながら観てましたが。 残念なのはラスト、急速なテンポで安っぽい特撮実写に切り替えて終わらせたこと。 あれで多くの人が???のまま置いてきぼりを食らう羽目になったかと思うので1作目としてはあの手法はやらない方が良かったかもしれませんね。 なんにしても2作目、3作目と継続して作り続けて欲しいと思います。 【トニー】さん [映画館(邦画)] 8点(2007-06-10 09:41:36) |
21.《ネタバレ》 面白かったかそうでなかったか、と言えば自分にとっては文句なく面白かった。冒頭のインタビューの場面からクスクス笑いが止まらず、海原はるかの獣が出てきたときにはもう爆笑。さらに竹内力の獣がビルの間に挟まった時にはもう涙が出んばかりに笑えた。中村雅俊の歌をバックに自衛隊(?)が大佐藤の部屋に突入するシーンでは金八先生の加藤&松浦が捕まるシーンを思い出した。それが監督の意図かどうかは知らないけど。さて、確かに随所(特に新幹線車中のシーン)では監督の日本人感が垣間見られるし、ラストのアメリカンヒーローの戦いが弱いものイジメにしか見えないことから、現在のアメリカという国に対する監督の思いが感じられるとか、赤い獣(仮想敵国ですね)に対してなすすべもなくやられ、アメリカの助けに頼らざるを得ず、獣を倒すのに協力するも結局は無力な大日本人に現在の日本の姿を重ね合わせるとか、深読みしようとすればいくらでもできそうな気がするが、多分そういう見方は意図するところではないのでしょう。単純にコントとして見るのが一番正解に近い見方であると思います。それでもエンドロールのコントはイマイチだったのでちょっと減点。ひと目でそうとわかる宮迫のドロップキックはよかったけど。 【ばたあし】さん [映画館(邦画)] 9点(2007-06-09 23:41:57) (良:3票) |
20.《ネタバレ》 実写になるまではクスクス笑えたけど、それ以降は展開が急すぎて唖然としてしまった。これを映画の位置づけとして考えると「映画の概念を壊すために作られた映画」でしかない気がする。作品としては笑えたからいいけど、だったらごっつのコント見てりゃあいい気がする。 てか「この映画は誰にも毒されてない」って本人は言ってたけど、「ここからは実写でお楽しみください」って警告を出す手法は、松本自身がシネマ坊主で好きだと言ってた「カノン」のそれとカブっているじゃないか。 |
19.《ネタバレ》 皆さん述べている通り、これは映画と言う名目で撮ったコントだと思う。それをドキュメンタリー風に仕上げていると思う。カット割りなんかは非常に良かったと思う。取材スタイルベースってのはなかなか良かったと思う。個人的には松本人志好きであり、ごっつ世代の真ん中に当てはまる自分はこの手のコントは大好きで終始ニヤニヤしてた。周りが笑わないような雰囲気を出してたのが少し残念。「怪獣」の「獣(じゅう)」の説明のくだりの取材カットでカンヌで見た外国人はどう理解したのかな?字幕はどう表現されていたのかな?日本人じゃないと分からんと思う。いや、正しく言えば日本人でも分からない人は多く居ると思う。そこだけ考えても面白い。自分が松ちゃんのどれだけを知ってるか解からない(多少は理解しているつもりだが、おそらく本当は全く理解出来ていない)が、単純に作品としての雰囲気は大好きだし、終始ニヤニヤしながら楽しく見れたのは事実。同席してた友達はポカンとしてたし怒ってた。それでも良いと思う。 個人的には他の人に薦めたいが、薦められる側の人間の事も考えて薦めないと。人の思考って不思議で面白い。 十人十色、全てが間違いでも正解でもない。 【ワトソン君】さん [映画館(邦画)] 7点(2007-06-09 11:49:56) (良:1票) |
★18.《ネタバレ》 映画は才能では撮れないのかな。 物語の発想そのものは悪くないと思う。松本という人は好きですし、才能もあると思う。 私は映画表現のことは詳しくわからないですが、 皆さん仰るとおり、カット割りや編集があまりにも悪いという事なんでしょう。 ドキュメンタリー調、と言いますが、 ドキュメンタリーだってあんなに長時間固定ワンショットなんてないですよね? 間が絶妙でも何でもなく、あれでは間が持ちません。 インタビューのQもテロップで出した方がよかったと思うなぁ。 大佐藤の「大きいこと」に対する拘りや、 「お父さんはなぜもっとでかくなりたかったのか?」とい問いに対する「粋だから」 といった受け答えなどをもっと随所にちりばめて、 かつまともに映画を知っている人2,3人が映画の文法で補正していれば、 コメディ映画としてまっとうな評価を得られる映画になっていたと思います。 私は娘に会いに行くときの大佐藤の演技と服装などはとても好きで、センスがあると思います。 松本人志という人は「勉強をしてこなかった人」であり、 「勉強をすることは悪いことだ(勉強をしなければできないということは才能がないということだ)」 と思っている人なんでしょうが、 映画というのは勉強をしないと上手く撮れないのではないかと思いました。 このあと何本か撮ったとして、世界中で賞賛されるような監督にはなれないと思いますが、 世界的にきわめて異彩を放つ監督になる事はできるかもしれません。 ただ、一本目が遅すぎただけに、残念ながら大量生産はできない気がします。 遅くとも30代半ばで一本目の映画を撮っていれば、というところです。 【笹】さん [映画館(邦画)] 5点(2007-06-09 02:18:52) |
17.コントとして面白かったです。私も「ごっつ」の雰囲気を思い出しましたね~、あとウゴウゴルーガとかそういうシュールな感じです。ただやっぱり「映画」かと言われるとそうでもない気がしますし、コントを求めていない人にはキツく、日本の芸能人・芸人を知らない海外の人にとってもキツいと思います。とりあえずマネージャー(UA)殴らせろ。 【えむぁっ。】さん [映画館(邦画)] 7点(2007-06-09 01:09:46) |
16.《ネタバレ》 実写からは、スクリーンで「ごっつええ感じ」を観てたかのようでした。個人的に好きなんですけどね、あのあたりとスタッフロールのところとか。キャストに宮迫や宮川の名前があったのでどこで出るのかなと思ってたら、着ぐるみ着てても、「あ、これか。」と動きのキレでわかってしまうとは、芸人ってすごいね。笑いたくても館内の空気が笑ってはいけないみたいな感じだったのでつらかった。つっこみたいところいっぱいあったし。家でみんなでワイワイつっこみながら観た方がおもしろいんじゃないかと。 【アルテマ温泉】さん [映画館(邦画)] 6点(2007-06-07 22:30:13) |
15.《ネタバレ》 クソッ!! 笑いを求めてた部分もあるけど、何一つ笑えない。これ見て笑う奴は友達に一人もいないと思う、てか、なれない。 家でテレビ見てたほうが100倍オモシロイ! とくに、映画として四季なんぞ、いらへんし、ドキュンメンタリータッチにしてるけど、インタビュアーも一貫性もなく取材してる、無論、松本も演技は下手。関東弁を使いこなせていない。UAは可愛いと思った^^ 本当に思うことは、俺が9才くらいなら楽しめたと思う。 そらカンヌで映画終わった時、誰もスタンディングオベーションなんかしてんやん!取り巻きだけやん!拍手もあんまり、やったやん!その謎が見た後解けたわ!! しょうもないわぁ!興行的にはそりゃ成功でしょ。映画ってそんなもんやないやん。 今まで見た映画の中でホントのクソ。 松本人志は好きやで。でも、ちゃうやろ。意味ある映画なん? 【カフェ俺!】さん [映画館(邦画)] 0点(2007-06-06 23:32:40) |
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【くまさん】さん [映画館(邦画)] 6点(2007-06-05 23:45:40) |
13.《ネタバレ》 (松本人志の笑いは好きですが、ファンというほどではありません。また、パンフレット等解説書類には目を通しておりません。そういう立場での感想です。)序盤はおとなし目、中盤から終盤にかけて徐々にペースアップ。淡々としたリズムがボディブローのように響いて、笑いを誘います。MAXは板尾の獣と、ラストの実写。笑いを噛殺すのに必死でした。そしてこの時、本作が映画である理由が分かったような気がしました。映画(映画館で鑑賞すること)の特徴は、不特定多数で時間と場所を共有すること。隣の席には他人がいます。このことに意味がある。満員でノリノリの空気が出来上がれば、笑いは笑いを生みます。そうでない場合は他人の手前、声を出すことをはばかるはずです。つまり“笑ってはいけない”というシチュエーション。これほど“可笑しい”状況はありません。どちらにしても、映画館でしか味わえない笑いです。タイトルに“大”が付くことで若干ニュアンスが弱まっていますが、監督の日本人観を描いているのは間違いなさそうです。さらに映画論も垣間見られます。主義主張は伝わってきますし、どこを切り取っても“松本人志”を感じることが出来ます。本作は映画。それも映画館での鑑賞に意味がある映画です。正直、鑑賞直後の満足度はさほど高くありませんでした。でも思い返すとニヤニヤしてしまいます。六代目大佐藤の一挙手一投足が、あの受答えが頭から離れません。最後に公開直前に放送された番組『ゲツヨル』(5月28日放送・NTV系)について。この番組での松本の不遜な態度や、インタビュアーのヨイショぶりは目に余るものでした。何でこんなに自分でハードルを上げているのか不思議なくらい。しかし、これは本編に対する壮大な前フリ。この番組でカチンときた人ほど本編で笑えると思います。 【目隠シスト】さん [映画館(邦画)] 8点(2007-06-05 17:50:04) (良:1票) |
12.《ネタバレ》 おもしろくないのか。自分が好きではないのか。正直よく分からなかった。確かに松っちゃんのTVとか全然見ないけど、そんな私は笑えない映画でもいいのかな~と思った。映画とか文化的なものって好きなもの作って、好きなのも発信していけばいい。でもこれだけメディアで話題になることは予想されているのだから、もうちょっと客観的な目線で作って欲しかった。公開する前に他の芸人つっこまなかったのかな。「松本さん、これ公開したらやばいッスよ」って。 【ちゃこ】さん [映画館(邦画)] 2点(2007-06-05 11:02:25) (良:1票) |
11.《ネタバレ》 冒頭から大日本人にインタビューするシーンがやたら長く『あれっ?』と思いました。 後半あたりから『ごっつええ感じ』のようなコント展開になっていき 脳裏をかすめたのは『あれ?これは映画か?』という言葉です。 大スクリーンの写る壮大なコントに見えました。 でもこれを映画として見ていいのかどうか、とても疑問・・困った一作とも言えます。 (これより追加) 二回目鑑賞。びっくりするくらい笑えなかった・・ただ退屈。 やはり初見の時は大勢の観客の中の笑いの雰囲気に呑まれてしまったのだろうか・・ 一人で冷静に観ると『殆どスベってるこの映画・・』と思えてしまう。 ちなみに『ごっつ』のコントは大好きです。 【まりん】さん [映画館(邦画)] 3点(2007-06-04 23:00:35) |
10.映画同好会の自主制作ビデオかと思った。板尾は最高だったが… 【_| ̄|○】さん [映画館(吹替)] 3点(2007-06-04 02:19:15) (良:1票) |
9.カンヌでどーだったとか、映画としてどーだったとか、よくわんないですけど、とにかく自分が観た関西の劇場では超満員で、しかも大爆笑の渦。となりの知らない兄ちゃんも声高々にマジ笑いしてました。てゆーか俺も笑ってたけど。一緒に行った嫁は「これ映画ちゃうわ、でもおもしろいからえーかー」って言ってました。とゆーわけで、単純におもしろかったです。それに俺は事前にストーリーはほとんど知らんかったので、より楽しめたかも。ただ「ごっつえー感じ」なんかの松っちゃんの笑いが駄目な方はまったくおもしろくないとは思います。そして当然まじめに映画を観に来た方にも不評かも。外人は論外かも。最後のスタッフロールまでずっと笑わせてくれたサービス精神に 【なにわ君】さん [映画館(字幕)] 10点(2007-06-03 23:37:06) (良:2票) |
8.《ネタバレ》 まあ、一言で言えば「松本人志の映画作品」ですね。それ以上でもそれ以下でもありません。ダウンタウン・松本人志が好きな人であれば、いつもより金のかかった松本ワールドを「わっしょーもな」とか「なんでそこで○○やねん」とかツッコミを入れたり、「ここでこうくるか」と感嘆したりしながら堪能できるでしょう。ただ、あんまり松本ワールドに触れたことがなくカンヌ出品とかの話題性で観に来た人は、多分期待はずれなんじゃないかなと思います。 とりあえず、これから観る方は頭の中から「カンヌ」という言葉を消してください。完全に日本人向けの作品ですから。 正直、映画としての評価は難しい作品です。もっと凄いものを見せてくれるだろうと思っていたので、個人的には期待はずれでした。ただ、この人の発想力は凄いですから、第2作に期待したいです。 UAが普通(?)の姉ちゃんを演じていて、ちょっとイメージが変わりました。 【TM】さん [映画館(邦画)] 6点(2007-06-03 20:08:40) |
7.CGで描かれるバトルシーンは大迫力で笑いもあります。しかしそれ以外のシーンはテンポが悪すぎる上に面白くありません。狙いはある程度わかるのですが楽しめるものではありませんでした。オリジナリティーはあるかもしれませんが独善的で観客に不親切な箇所も多いです。雑誌で松本人志が行う映画批評はなかなか鋭かっただけに残念です。 【5454】さん [映画館(邦画)] 4点(2007-06-03 04:37:21) |
6.《ネタバレ》 松本人志演じる大佐藤の長い長い前フリ..普通のおっさんの哀愁を演じさせたら、松本人志ってほんとうまいですね。劇場版長編コントとして観れば完璧な作品だと思います。劇場版ビジュアルバムかなぁと予想してたのですが、全く違いました。しかしこれをカンヌで観た海外の人達は理解できたのかなぁ。劇中流れた中村雅俊の曲には、一瞬笑ってしまいました。 |
5.《ネタバレ》 なぜかすごくあとをひく映画。 たぶん上映中より、終ってからのほうが・・ 2~3日たってからのほうが、あ。あそこはそうだったのかと気付かされ、感動するか、 不気味に思い出し笑いしてしまう映画。 故にレビューも書き直し。もしかしたらこれからも何度も書き直すことになるかも。 そんな映画なんです。 私としては・・・上映中はあれほど笑ったのに今は切ないです。 みんなのために命を投げ打ってるのに、 誰にも理解されず、落書きされ、離縁され、 マネージャーにはピンハネされ、石まで投げられて・・ それでも「大日本人なんだよ!」と酔ってくだまくヒーロー。 なんて哀しくて、バカで人間臭いヒーローなのか。 あと日頃の問題意識でしょうか。 例えば・・ 「北朝鮮はひどい国だよね。ま、どうでもいいけど。」 この程度だと、見てもおもしろくないかも。 北朝鮮もひどいけど、アメリカも日本ももっとおかしいよ! と考えたことのある人向けです。 そういう意味でラストが秀逸。大傑作。 【うさぎ】さん [映画館(邦画)] 10点(2007-06-03 01:07:50) (良:3票) |