63.生意気な言い方だがこの映画によってチャップリンという人がどういう人なのか少しだけ分かったような気がする。 【ゆきむら】さん 8点(2004-05-26 13:40:40) |
【太郎】さん 9点(2004-05-20 18:25:47) |
61.チャップリンほどの天才でもこうなってしまうのか、天才だからこそここまで考えてしまうのか。とにかく老いの寂しさ、絶望、妙なプライド、自信喪失等、年を取るのが嫌になるほど後ろ向き。心に残るセリフはいくつかありますが、そもそもここまで自分を語りたくなるという事実が老いの怖さを証明している。とても鬱な気分になった。 【ラーション】さん 7点(2004-05-13 15:42:32) |
60.チャップリンのセリフのひとつひとつが本当に深くて素晴らしくて心に染みました。 【あさ】さん 10点(2004-03-30 11:27:06) |
59.《ネタバレ》 ほぼ豆腐さんと同じようなレビュー内容になりますが、(豆腐さんすいません・・・(汗))本当にこの作品を観る前に何作か他のチャップリンの作品を鑑賞し、そしてチャップリン自身の人生を少しでも知った上でこの作品を鑑賞して欲しいと思う。そうすることによって映画の中でのチャップリンのセリフの一言一言により深みが増しなんとも言えない優しさや悲しさを感じることができると思う。『ラヴ』を連呼する彼の歌・最後の舞台に立つ前に必死に鏡に向かって笑顔を作って見せる姿・テリーを立ち直らせようと彼女にかける優しい言葉。不思議と観賞中に今までのチャップリンの作品で頭の中が埋め尽くされ回想してしまいます。最期にカルヴェロが亡くなったときにチャップリン自身も亡くなったそんな気がして非常に切なかったです。 |
58.チャップリンの集大成といっていい作品ですね。正直いって笑えるかというと、チャップリン作品の中で唯一この作品だけは笑えなかったんですが物悲しくも温かい物語や名言の宝庫として本作は好評価です。昔の作品に比べて動きやパワーがダウンしているのが年老いたチャップリンの人生そのものを語っているようでストーリーに不思議な説得力があります。この作品は数あるチャップリンの名作を観た後に鑑賞するのが正解ですね。 【たにっち】さん 7点(2004-03-21 22:59:31) |
57.チャップリン映画でおそらく最初に見た作品。チャップリンの長編はあまり好きでない私ですがコレだけは別格です。他の作品に比べて格段に完成度が高い。そして圧巻はチャップリン&キートンのコレでもかと言わんばかりの喜劇。例えるなら藤山寛美と花紀京が競演するようなもんです。とにかく凄いんです。ドラマについても他作品のは乗れない話が多いですがコレだけは見事です。音楽も文句ないです。 【亜流派 十五郎】さん 9点(2004-03-13 21:17:05) |
56.すごく良い映画でした。セリフひとつひとつがすばらしかったです。白黒映画を初めて観ましたが十分に綺麗でした。悲しくも明るくもさせてくれるすばらしい映画でした。 【アンリ】さん 9点(2004-02-23 17:57:08) |
55.見たあとしばらく涙が出ました。「素晴らしい瞬間がたくさんある。どうしてその瞬間を生きないのだ」(でしたっけ?)などなど、疲れた自分がカルベロに介抱されたような気持ちになりましたです。こんなストレートでやさしい映画もあるんですね。 |
54. 映画を観てここまで泣いたのは初めて。一本の映画の中で2度泣いたのも初めて。 『素晴らしき哉、人生!』と「古今東西泣かせる映画ベスト1」を争う作品だが、まだ未見の人に是非とも助言したい。この作品を見るのは、それまでのチャップリンの作品をいくつか見て、チャップリンの人生について書かれた文章を軽くでも読んでからにしてほしい。そうすれば感動が何倍にもなるから。 この作品の醍醐味は、主役のカルベロとチャップリンとを重ね合わせて見ることにある。僕はチャップリンの作品を5~6見て伝記も少し読んでから今回の黄金町チャップリン映画祭に足を運んだのだが、作中カルベロが夢の中でヒロインとともにステージに上がって『虫に捧げる歌』を歌うというなんでもないシーンで泣いてしまった。「ラヴラヴラブラヴ……」とラヴを繰り返すだけなのだが、事前に見た『街の灯』のラストシーンや『独裁者』の演説シーンや『殺人狂時代』の有名な台詞が頭にあるので、カルベロ(=チャップリン)の口にする「ラヴ」という言葉に過剰に反応してしまったのだ。ただ「ラヴ」と言っただけで涙が出てくるのだから、ラストシーンなどもう口の中に涙がだくだくと流れ込んできてしょっぱくてかなわない。このときの胸が詰まるほどの感動を他の人にも味わってほしいので、事前の予習を強く薦める。 感動作品だからといって映画として優れているとは限らない。本作品も大まかなストーリーは典型的なお涙頂戴型で、有名なテーマソングもまた然り。昔のチャップリンが持っていた映像やアクションに対する異常な情熱は、本作品ではカルベロが口にする台詞に注がれている。やたらと説教臭い台詞は、全てチャップリンの人生観。人によっては押し付けがましく感じるだろう。サイレント期の作品に見られる、「どうやって映像だけで観客に伝えるか」という豊富なアイデアは、全くと言っていいほど見られない(バレエシーンやコメディ劇シーンは別枠で扱うべき)。チャップリンも衰えたのか……と哀しくなるが、だからこそカルベロとチャップリンとを重ね合わせてみたときの涙が光るというものか。 【藤村】さん 9点(2004-02-12 23:02:11) (良:3票) |
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【no_the_war】さん 8点(2004-02-10 23:51:03) (良:1票)(笑:1票) |
52.カルヴェロはときおり過去の栄光を夢に見てしまう。自分が一番良かった時の事って忘れられないものですよね。作品の終盤で「過去を振り返らず前に進まなければならない」というような台詞が有ります。“人は常に諦めることなく向上心を持ち、自分らしく生きる”という事がいかに大切なのだということをメッセージとして伝えています。チャップリンの作品の良いところは、台詞の一つひとつに風刺の効いた面白さが有り、人生哲学的な重みがあるというところだと思います。 ただものでないコメディアンですね。 【おはようジングル】さん [映画館(字幕)] 7点(2004-02-08 17:41:15) |
【アーリー】さん 10点(2004-02-04 00:22:37) |
★50.チャップリンはこんなに良い物語を書いて、こんなに良い音楽も作曲し、さらに主演もこなす。いろいろな映画監督がいるけどチャップリンは別格だと思った。この作品において一番印象に残っているシーンは、最初にテリーが劇場の支配人の前で踊った後、まさにライトが消えてカルベロが一人暗闇の中残される所、ただただ涙が出た。 【ボーリック】さん 10点(2004-02-03 02:27:50) |
49.《ネタバレ》 最近、年とって涙腺が弱くなったこともあり、泣けました。ラストも泣いたけど、カルベロの舞台で客がみんな帰ってしまい、「もうダメだ」と嘆く場面が、なんか可哀相でホロホロきました。でも確かにあのカルベロの舞台はイマイチ・・・。 テリーが最後までカルベロを愛していてくれたことが、とっても救いだった。 【ラファエロ】さん 9点(2004-02-01 12:40:03) |
48.今までのチャップリン作品とは違った趣向の作品でチャップリンの落ち着いた演技が印象に残る。とても有名になった音楽も効果的。 【カイザー・ソゼ】さん 9点(2004-01-20 22:25:06) |
47.この映画を見たのはまだ小学生時代でしたが、その美しさ、そしてその悲しさは今も具体的な映像のイメージを伴って脳裏に焼き付いています。当時チャップリン映画を立て続けに見ていた私にとって、これはとても淋しい映画でした。チャップリンが自分に幕引きをして次の、これからの世代にバトンを渡すような印象がしてしまって(実際には幕引きはもっともっと後だったんですけれど)。人生を積み重ねた者の言葉の重みが、ここにはあります。それに比べて結構いいトシしながら私の言葉はカルいですけどね。 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 9点(2004-01-18 21:01:26) (良:1票)(笑:1票) |
46.《ネタバレ》 この名作映画を、やっと見ることが出来ました。名作と期待して見たのですが、期待に違わず、素晴らしかった。最後、endが出たとき、自宅ながら拍手をしてしまいました。このくらいの作品になると、人物描写の奥が深いので人によって感想がいろいろありそうですが、私は「男の意地」というものを一番強く感じました。なんか、彼の気持ち、すごくわかります。男子たるもの、かくあらねばという感じです。しかし、本当にいい映画って、いいですね。こういう素晴らしいものを見れるので、映画鑑賞の趣味はやめられません。本当にお勧めです。 【ぴよっち】さん 9点(2004-01-10 01:44:57) (良:1票) |
45.街の灯よりも好きなチャップリンの作品です。コメディではなくて、かなりシリアスな内容でした。チャップリンの台詞のひとつひとつが素晴らしすぎて、名台詞投稿したらキリがないくらいです。あの有名すぎる音楽とラストシーンが見事にマッチしていて、涙が止まらんでした。チャップリンって素顔は男前ですねvv 【Ronny】さん 10点(2004-01-09 16:24:19) |
44.初見は2003年、今は2014年、 時は十年経過し、二度目の観賞。 『クララが立った』とか『笑える場面が見い出せなかった』だとか、以前に書いてた愚かなレビューは怒りの削除。 なんでこんなに素晴らしい悲哀に満ちた愛の物語を軽く受け流していたのか、改めて見直してみて気付くこと出来ました。ライムライトの良さを 無償の真実愛を チャップの人生に重ね合わせて思えてしまうこの切ないメロディーを。 【3737】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2004-01-07 23:16:57) (良:1票) |