59.監督のテイラー・ハックフォードには裏切られることのほうが多いのであんまり期待はしてなかった。それがよかったのか、伝記モノとしては無難な仕上がりだと思う。映画の内容よりもとにかくジェイミー・フォックスのそっくりぶりに感心感動です。ピアノを弾いている時の肩の線とか動き、歌う時の口の開き方とか、もうレイ・チャールズそのものじゃん。スゴイ!!のひと言です。そしてですねえ、まわりにいる女が強くたくましい。優しさと甘やかしはちがうんだよね。女がしっかりしている分、音楽以外ははっきりいってだらしないレイ・チャールズも描かれてましたな。レイ・チャールズを知らない、聴いたことないっていう人にはつまんないかもね。点数のほとんどはジェイミー・フォクスのそっくりぶりに対するものです。 【envy】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2006-03-14 12:21:38) |
58.秀作ですね~ レイ・チャールズの半生を見事に描ききっています... 【コナンが一番】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-01-23 16:52:47) |
57.レイが愛人に平然と子供の中絶を要求した時点ですでに薄ら寒い思いがしていたのだが、直後に怒り出した愛人に刺激を受けて新曲を発想、「その怒りを忘れないで」とそのまま歌わせたのには心底ぞっとした。観客を怖がらせようとする演出ではなかったが、あきらかにまともな人間の発想ではない。胎児の命には何の執着もなく、傷ついて怒りを露にする愛人の気持ちを察するよりもまず、音楽をとる。あの修羅場で平気で鍵盤を叩き出す神経には空恐ろしいものを感じた。奥さんがレイを説得する場面は感動すべきところなのだろうが、このときも何気なく「家族よりも音楽を愛している」という真実が語られている。どの分野でも天才と呼ばれる人々は、才能と引き換えに大きな犠牲を払っている。普通の人にはないものを持ち、普通の人にはあるものが欠けている。空高く飛べる分、地上を歩くのは下手糞だ。トラウマを絡めてヒューマンドラマに仕立てようとしたのは却って蛇足だったかもしれない(回復の場面は陳腐だ)。"音楽の神様"が"神様"たるためにいかに"人間"を犠牲にしていたのかということを知った。 【no one】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-12-21 17:30:44) (良:1票) |
56.レイ・チャールズを知らなかったことが本当に惜しかった。だからただの長くつまらない物語に思えた。彼をもっと知って、またこの映画に臨みたい。 【ばっじお】さん [DVD(字幕)] 4点(2005-12-08 23:12:58) |
55.レイ・チャールズってこういう人だったんだ、と言うのがこの映画を観て最初に思ったこと、次にジェミー・フォックスの演技がすばらしかった。あとは最後の想像で母と弟に会うシーン、幼少時の弟の死と失明によりかかった心の闇に光が射し込んでいくようなあのシーンはなんとも印象的でした。レイ・チャールズに興味があったりもっと詳しかったらもっと感動できたのかも・・・。 【かずっち】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-11-20 01:47:06) |
54.印象に残るのはやはり音楽、それと母親の愛情。やはり優しさだけが愛情じゃない。 【miso】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-11-15 15:33:50) |
53.最後がかなりはしょった感じで残念です。ジェイミー・フォックスの熱演が光ってましたね~。 【アルテマ温泉】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-11-11 21:37:39) |
52.まず、ジェイミー・フォックスの歌がビビるぐらいはまった。 こりゃオスカーも取りますわ。 あまりレイ・チャールズ自身にもブルースにも詳しくないんですが、 それでも有名な曲は耳に残る物が幾つかありますし、 ストーリーの中のエピソードに絡めて出てきたりとすると興味惹かれますね。 しかし皮肉めいてなかなかヘビィな人生ですな。それでいて神聖なイメージも崩さない展開がなかなか。 後半の展開が速かった。 もちっと晩年期のほうも力入れて欲しかった (あんまりエピソードないのかな?) 【ひで太郎】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-10-31 12:49:32) |
51.おもしろい映画でした。レイチャールズあたりの音楽が好きだったので、なおさらかな。 ただ、この映画を観てもっとおもしろいと思うためには、当然ながらレイチャールズについて知識があった方が得するわけで、彼についての造詣に深くなかった俺はちょっと損した気分になっちゃいました。 でも、もう少し勉強してから見直したいと思わせただけでもこの映画を観た価値はあったんじゃないでしょうか。それが「伝記」の目的でもあるわけで。 焼き直しとか伝記モノが批判されがちな昨今ですが、ちゃんとした演技にちゃんとした作りであれば、150分以上にも及ぶ映画でも退屈せずに観られるいいお手本になっていると思います。というわけで、7点です。ちゃんとレイチャールズについて勉強して、彼のことを大好きになって帰ってきたら、8点にも9点にもなる可能性があります。 【708】さん [DVD(吹替)] 7点(2005-10-31 05:45:06) |
50.ジェイミー・フォックスのモノマネはすごい!これからは絶対アカデミー最優秀モノマネ賞を設置するべきですよ! レイ・チャールズを好きかどうかで評価が分かれてしまいそうですが私は大好きです! ヒット曲の細かいエピソードの隅々までの描写に満足です!でも人間ドラマとしてはいまいちかな、、 【maemae】さん [映画館(字幕)] 8点(2005-10-27 23:19:51) |
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49.かなり期待したのですが…。↓で言ってる人もいますが、確かにジェイミーはレイ・チャールズにそっくりだったけどだから演技が上手いって言えるかどうか?て思いました。コレ作ってるときは本人がまだ生きてたから、本人の希望もあったりして、本人そっくりを目指さざるおえなかったのかもしれないけど、ジェイミーらしい演技ってあったんでしょうか?ちょっと長く感じちゃいまして。う~ん。感動ってまでは… 【さら】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-10-24 16:16:59) |
48.全体的に、1つ1つのエピソードの消化が異常に早くて、かなり目まぐるしい感じはしたのですが、制作者側の力の入り方は伝わってきました。単なるサクセスストーリーではなく、その後のヤクと女に溺れるスターの内幕をきちんと描写しているのがよい。後半は、コンサートで総立ちシーンが繰り返されて、やや単調だったかな。妻や友人たちとの関わりについて、もう少し突っ込んだところを見たかった。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-10-23 18:28:53) |
47.ヤク中だった人間を綺麗にまとめすぎてて鼻に付く。音楽や画家、作家などアーチスト系の人はクスリやっても作品がなくなるわけでなく評価されるにの、スポーツ選手などアスリートはドーピングをすれば記録が抹消されて復権すら出来なくなる、不条理だよなあ。なんだかんだ言っても歌も曲も文句なしに良いわけだから当然引き込まれてしまうしレイチャールズは好きだ、役者さんもよく演じてる。 【亜流派 十五郎】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-10-21 15:58:56) |
46.誇大された凡百の大御所ミュージシャンなんかではなく、この作品に描かれているのは等身大のレイ・チャールズである。盲目ゆえの猜疑心もあり、女にも節操無く、ドラッグ常習者でもある。音楽以外は実に迷い多き男だ。しかし、そこが何とも人間臭く、素晴らしい。しかし、嫁は薬師丸ひろ子にそっくりだなぁと、思った。 【aksweet】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-10-21 04:23:51) |
45.《ネタバレ》 いい! バックボーカルの愛人が私生活の不満や嫉妬を歌に押し込めて、それがまたいい曲になる件のシーンはぞくぞくしました。 それにしてもよく似てました。 【KINKIN】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-10-19 20:52:26) |
44.この映画の詳細はよく知りませんが「明らかにレイ・チャールズ本人の歌声だ」っていう歌声は、本当に『オン・マイ・マインド』です。 特にABCというメジャー(=大衆)に行ってからはスゴイです。 【メロメロ】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-10-07 14:24:28) |
43.《ネタバレ》 評判どおりよかったです。天才ははちゃめちゃな人生を送ってしまうものでしょうか? この映画をアマデウスと対比してしまいました。偉大なのはRayよりもRayの母と妻かもしれません。めりはりも効いていました。妻はあきらめぎみだったけど、最後に決めてくれました。 【ボビーK】さん [DVD(吹替)] 8点(2005-10-02 00:25:35) |
42.《ネタバレ》 イイモノっていうのは必ずしも清廉潔白ではないんですね。 彼の名曲の数々も薬漬けの最中に出来たのかと思うと少々複雑ですが、そのへんは清濁併せ呑む覚悟で受け止めればまた違った味わいを感じることが出来るかもしれません。 神格化された天才ミュージシャンの人間的な部分をJ.フォックスが、見事に演じていたと思います。 生涯現役を通す秘訣はやはり、「女好き」ということなんですかね。 【Beretta】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-09-19 02:50:42) |
★41.《ネタバレ》 レイチャールズの、だめなところもきちんと描いてるこの映画。素晴らしい。最後、「我が心ののジョージア」が流れて映画が終わるのが、最高。もう、感動して涙が止まりませんでした。レイチャールズの素晴らしさは知っていて、でも、この映画はただ讃えるだけではない、ありのままの彼を描いてる。そして、レイのお母さんが最後に、レイに言ったセリフ、「あなたの心は”盲目”よ」てゆう、そういうセリフ。それが、心に残った。そう、レイは心が”盲目”だった。多くの女性を傷つけて、奥さんや子供も傷つけて、仲間も傷つけて、お金の亡者になって、薬に溺れる。。。でも、奥さんが「あなたが、家族や薬よりも、一番愛してるのは音楽なのよ。薬を続ければ、その音楽をやめなければいけないのよ。」っていうところに、感動。本当に、良い映画だと思う。見て良かった。 【あしたかこ】さん [DVD(字幕)] 9点(2005-09-13 23:02:20) |
40.私達の世代からみると、レイ・チャールズという人物は「音楽の神様」「伝説のミュージシャン」等々、神聖なイメージが根付いていると思う。そんな先入観を持ってこの映画を鑑賞してみたのだが、女グセのだらしなさや、ドラッグでヘロヘロになっているチャールズの姿に唖然としてしまうと同時に、やっぱり人間だったんだな、とも思った。個人的にはドラッグ中毒から立ち直った後の活躍も、ある程度は描いて欲しかった。素晴らしい音楽に1点プラス。 【ライヒマン】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-08-17 19:50:47) |