93.デニーロの体が見事 20kgくらい違うかな? 【東京ロッキー】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-07-15 17:27:44) |
92.ボクシング映画はあまり好みではないけど、この作品は何度も観ちゃうんだなあ。スコセッシは実在のラモッタをリアルタイムで観ていただけに、単なる伝記物ではなく彼の栄光と没落を一大叙事詩として再現してくれました。同じブロンクス出身だけに思い入れも深かったのでは。キレるところはキレるけど、ジョー・ペシが他の出演作に比べると冷静な役柄でいい味出しています。ペシとデ・ニーロの掛け合いシーンは、まさに名優同志のシンフォニーという感じで魅了されました。ボクシング・チャンプから芸人になったと言えば、日本ではガッツ石松ということですかね。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-10-15 23:20:33) |
91.うまくやっていけない奴の話。それを嘲うでもなく聖化するでもなく、等身大で描いて、ほんと、どうしようもないなあ、と嘆かせるだけ。本人を普通のスピードで描き、本人が見た外界をスローモーションで描く部分がある。つまり噛み合ってないのよね。それが嫉妬という形で爆発する。嫉妬する男ってのはだいたい普通の映画の中では喜劇的要素なんだけど、この男の場合それはない。純粋嫉妬というか、それで唯一世間とつながっているの。被害妄想って言ってもいいのかな、まわりの人間が悪いわけでも、社会が悪いわけでもない、ただただこういう男がいる、ってことをネチっこく描き切っていく。弟の家に殴り込みにいくとこなんか圧巻でした。ラスト、妻にも弟にも見捨てられブクブクに太って、その無惨さはたしかに感動的なんだけど、正直、何でこんな男の人生に付き合わなくちゃいけないんだ、って感じもずっと抜けなかった。この監督の映画ではしばしば体験する気分。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-09-08 11:56:37) |
90.《ネタバレ》 話自体は全然面白く感じないんですが、出来事への興味は尽きないという感じでグイッと見させられます。 デニーロの役者魂とか、そう言う要素がなかったらものすごく退屈なのかもしれませんが、きちんとそう言うイベント的な部分があるため映像的なおもしろさもあります。 話の筋自体は、ドキュメンタリーな味わいと、記録映画的な味わいを娯楽映画フォーマットのギリギリのところで表現している感じでさじ加減のうまさが秀逸。 でも本当のところ私は楽しめず残念。非常に良くできた映画なんですが、見るときの気分や求めているものに満足度が相当支配される感じがします。 【黒猫クック】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-01-02 14:19:04) |
89.終始、デニーロ兄貴のブチキレ演技が堪能できる映画です。体重変化もスゴイ。ジョー・ペシのブチキレっぷりも負けてない。ただ内容は薄く、ストーリーは退屈気味。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-11-13 14:07:36) |
88.ロバート・デ・ニーロについてはもう言う必要がないくらい凄い。ボクサーのサクセスストーリーを描いた作品と違って、栄光と挫折。光と闇を描いたものなので万人に好かれるようなものではない。エゴと嫉妬の固まりのような主人公には、まったく感情移入できないどころか、嫌悪感さえ感じてしまう。 【茶畑】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-03-23 22:38:22) |
87.デニーロの黄金期(70~80年代初め)の作品は外れがないです。 【TVC15】さん [DVD(字幕)] 10点(2008-02-25 10:57:49) |
86.《ネタバレ》 単なるボクシング映画ではなく、ボクシングの世界では誰にも負けないチャンピオンでも私生活では常に嫉妬深く不安に取り憑かれている男の栄光と転落がうまいこと描かれていています。最後に出てくる新約聖書の言葉の意味をこの映画においてどう解釈すれば良いのか分からなかったですが、「主人公にはチャンピオンとして一見開けた世界があるのかと思いきや、実はボクシングという尺度でしか周りを評価することができない」という人間性を意味しようとしているのかなと思いました。演技については、現役のシーンでは引き締まった体を魅せ、引退後のシーンでは中年のおじさんのようなお腹を見せるという、デ・ニーロの役者魂には脱帽しました。また、ジョー・ペシのコミカルながらも味のある演技も良かったです。 【まいった】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-12-16 03:57:40) |
85.スコセッシの放った佳作。 ずば抜けて面白いわけではないけど、観て損をした感じはない。 【にじばぶ】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2007-10-12 00:29:33) |
84.《ネタバレ》 個人的には同じボクシング映画の『ロッキー』よりも、むしろ『スカーフェイス』に近いような気がしました。実力はあるのに、その自己中心的な姿勢から身内にも疎まれ、やがて孤立していくジェイクの姿がどこかトニー・モンタナの姿と重なって見えた。ただしマフィアのモンタナならともかく、堅気のラモッタからそういった自己チューな性格とか破滅思考などが感じられると、どこか興醒めに思えたりもする(あんなに嫁さんをしつこく問い詰めるなよ…とか)。というわけで、デ・ニーロの神がかり的な演技を差し引いてみた場合、それほどは印象に残らなかったです。 【とかげ12号】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-05-09 20:46:30) |
|
83.日常の退廃した会話と細切れのボクシングシーンが延々と交互に映されるだけで、内容的な面白みはあまりありません。デニーロについても、体型変化のインパクトだけでオスカー獲っちゃったような感じ(これよりも優れた演技はほかでいくらでもしている)。むしろ、ジョー・ペシの堅実な存在感の方が印象的だった。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-02-09 02:22:23) |
82.ジョー・ペシがいい味出してました。また、よく耳にするデニーロの役者魂、これまたぶったまげました。ポッコリお腹は忘れません。観ていて、どこか、ほのかに悲しい気持ちを抱いてしまいます。そんなとこもグッドな作品です。 【アンリ】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2007-01-18 04:07:09) |
81.この映画でデ・ニーロがオスカー取ったと知って、納得だな、と。役者にとって体系維持は医薬者人生に関わるぐらい重要なことなんだけどそれを捨ててまで演じた彼は凄いです。ジョー・ペシと微妙に顔が似てるところがツボですが、ジェイクが捕まる原因となった少女は14歳に見えません(笑) |
80.正直に言って、デ・ニーロの役者魂を観ることが出来るというだけの作品。話も自己中な人間の生き様という観ていて気持ちの良い内容ではない。 【TOSHI】さん [DVD(吹替)] 4点(2006-12-25 00:13:40) |
79.《ネタバレ》 ほとんど白黒で、一部昔のカラー映像っぽくしていて、全体的に撮りかたは良い感じの仕上がりだったと思った。この映画は哀れな一人の男の物語だと思った。ボクシングでは強いが、周囲に翻弄されてなかなかチャンピオンになれないし、妻に対してはいつも束縛していて傲慢だし、挙句の果てには弟とも喧嘩別れになってしまうし、警察にも捕まるし、ある意味かわいそうだけど、結局は自業自得だと思った。この映画を見ていてこの主人公がむかついてしょうがなかった。あんなに束縛して、暴力を振るったり、まさに亭主関白な感じで奥さんがかわいそうだった。よくあれだけもったなぁと思った。本当ならもっと早期に離婚してしまう気がするけど。しかし、裏を返せばそれなだけ愛していたということかもしれないが。デ・ニーロの演技は良かったし、はじめの頃のボクサー姿のスリムな感じから、後半のデブッチョな体型への増量ぶりが凄かった。 【スワローマン】さん [地上波(字幕)] 5点(2006-12-23 17:22:25) |
★78.《ネタバレ》 デニーロがどんどん太っていく様がすごかった。 【あしたかこ】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-09-26 02:50:10) |
77.《ネタバレ》 はじめっから物語にひきつけるのがうまくて、主人公の感情の動きに入っていけた。 ボクシングの映画でありながら、引退後の生活も描いているところに好感をもてた。 【elly】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-04-13 23:53:51) |
76.挨拶とはいえ、誰とでもキスしすぎだ。あれなら僕だって妻を疑うし、弟を半殺しにするだろう。 【ケンジ】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-01-18 16:49:31) |
75.同じボクサーの伝記であるALIや同じスコセッシ監督の伝記映画アビエイターよりは良かった。デニーロのカリスマに依る所が大きいのだが。あまりにも短気で不器用で、力に翻弄され幸せだと感じようと思えば感じられる状況にいるのにそれに気づくことが出来ず、というより自ら拒否し道を外してゆく。決して極悪人では無いが必要以上に咎められることにより人間不信の極地に陥り周囲との溝を深めてゆく悪循環。タクシードライバーよりも同情を集めることの出来る題材でまたエンターテイメント性も優れていて同種映画では最高峰に挙げられる。カジノもそうだがスコセッシは夫婦の軋轢をやらせたら天下一品だね。逆にその題材が作品の印象を暗くして観客には不興を買ったりするんだけど。 【Arufu】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-12-29 00:38:59) |
74.映画としてのエンターテーメント性を求めるなら見てもつまらない映画、スコセッシが描くの男の身勝手さや嫉妬心を見てもつまらないだけです。これはこれで価値のある映画なのでしょうけど、どうにも生きるのに不器用なジェイク・ラモッタの半生を延々見せられても得るものは無い。 【みんてん】さん [DVD(字幕)] 4点(2005-11-21 13:36:57) |