21.《ネタバレ》 試写会ではブルーノ・ガンツの「眼鏡ぷるぷる」パロディで、会場の三分の二が笑ったらしいですが、恥ずかしながら私も三分の二の部類です。 低予算臭が鼻につき、ちょっと大人し過ぎる印象の本作ですが、社会風刺エンタメとしてはかなり良質だと思います。 【aksweet】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-04-05 02:29:16) |
20.低予算映画なので仕方ないかもしれないが、セット、CGも含めて映像がちょっと残念です。 もうちょっとがんばれば、Dr.Strangeloveと肩を並べるぐらい面白い風刺映画になると思うのですが・・・ 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-03-18 21:36:29) |
19.めちゃめちゃ楽しみにしていたのですよぉ、なのにちょっと、というかだいぶ物足りない!と思ってしまいました。最初の月のクレーターのシーンなどでテンションがマックスだったのかもしれません(NASAからデータもらってトランスフォーマー3と同じ画像と解説がありましたが)、あとはどうせ風刺するなら徹底的に、もっとお下品にするなりしてほしかったのですよ!!あまりにも簡単に終ってしまったので特典シーンなどもすべてみてみたのですが期待するほどのものはありませんでした。アイデアなどは評価したいと思います。4点で。。。 【HRM36】さん [DVD(字幕)] 4点(2013-03-04 10:49:36) (良:1票) |
18.監督を務めたティモ・ヴオレンソラとは初めて聞く名前なのですが、母国フィンランドでは有名なクリエイターのようであり、本作は決してパッと出の新人監督が勢いで作り上げた映画ではありません。確かに、兵器やコスチュームデザインのかっこよさや、戦闘シーンの迫力や面白さには圧倒的なものがありました。スペースナチスがマンハッタンを攻撃する場面では大作映画並の手慣れた演出が楽しめるし、ナチスが誇る最強兵器「神々の黄昏号」の起動シーンにはSF映画に必要な仰々しさが宿っていました。10億円に満たない製作費でここまでのものを作り上げたことは驚異的であり、戦闘シーンについては満点に近い評価を与えられると思います。。。 ただし問題は、人間が映っている場面が驚くほど面白くないということです。感情移入可能な魅力的なキャラクターが一人も見当たらないし、かといって強烈な毒を放つ個性的な悪も登場しません。さらには、風刺映画を標榜しながらも、その切り口に新鮮さがなかった点も大きなマイナスでした。ナチスやアメリカを悪とするなんて、あまりにありきたりで面白くありませんよ。道化を装って社会のタブーを突っつくことこそがこの手の作品の使命だと思うのですが、その点、本作は危険なネタを扱っていないためにまったく見応えがありません。『チーム・アメリカ:ワールド・ポリス』くらい突き抜けないと、この手の映画は面白くないのです。 【ザ・チャンバラ】さん [DVD(吹替)] 5点(2013-03-03 00:45:45) (良:3票) |
17.自分が観た映画館では、ほんの数人しか客が入っていなかったのに北朝鮮ネタで場内大爆笑!この映画館体験だけで満足感を味わえました(笑)。CGなどはハリウッド大作と比べるとチープな感じがするのは否めません。しかし、この映画のCGはネット上で募集した有志からの協力で作られており、そもそもハリウッド大作とも邦画とも違う作られ方をしています。かなり自主映画っぽい作り方。なので、内容や映像のアラはあるものの、作品が公開され自分の目に触れることができるだけでも嬉しくなってくるんです。個人的には映画なんて「完成して上映されるだけでも大成功」だと思っています。観客からすればそんなことどうでもいいし、その上で面白い・つまらないという感想を言い合うものなのは分かっていますけれども。 【ゆうろう】さん [映画館(吹替)] 7点(2013-02-20 03:00:00) (良:1票) |
16.《ネタバレ》 A級の大作と比べると、CGやセットは相当ショボくて観るに耐えないのですが、よくあるB級SF映画と比べると結構お金かかってそうな感じ。ナチの残党が月にいて地球を征服しにくるというそのアイデアに惹かれて観たのですが、正直期待はずれだったかな、、、。もっとこう、バカやってもいいんじゃないかなって。ナチが月面にいたってアイデア自体が馬鹿で魅力的なのに、そのアイデアが全然膨らんでなくて、終始「皮肉」に徹してるわけです。ナチの敬礼とか、優生学をネタにしていて、この点までは「よくやるなぁ」と関心したのですが、そのナチを今のアメリカに繋げてもっていく展開があまりに安直に感じるんですよね。唯一笑えたのは北朝鮮ネタかな、、、。先進国みんなが宇宙条約破ってるのに、守っていたのはフィンランドだけっていう展開、監督がフィンランド出身だからなのね。 【あろえりーな】さん [DVD(字幕)] 5点(2013-02-20 01:24:16) (良:1票) |
15.良くも悪くも、クッソ真面目なおバカ映画。でも意外とテーマは深かったりします。それと、何気にBGMで笑えます。まぁ50分位から観るのが丁度いいでしょう。 |
14.《ネタバレ》 主人公の黒人がナチスの「アーリアン化注射」で白くなるあたりまでは面白かった。しかし地球に進攻するあたりからギャグの不発が続く。合衆国大統領と補佐?のPRプランナーが兎に角不愉快である。不愉快なキャラクターが活かされているか?といえば、そうではなく単に不愉快なだけ。エンディングも如何にもな展開で興ざめしました。 【leo】さん [DVD(字幕)] 3点(2013-02-14 20:42:39) |
13.設定からしてB級だと分かっていたものの、予告編のせいで妙に期待してみたため、がっかり感から点数低めです。所々のギャグもなんか笑えなくて、政治的皮肉がありすぎで…。アメリカ映画にはないクセがあって、作品のノリについて行けませんでした。 【木村一号】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-02-09 21:52:24) |
12.《ネタバレ》 ナチを題材にしたんで難しいのは分かるけど、全体的にギャグの切れが悪かったです。 良いナチ悪いナチに分けたのは失敗だと思う。ナチは全員極悪非道で大暴れした挙げ句に最期はド派手に砕け散れば良かったと思います。 その他のギャグと言うかパロディも常識的過ぎて、個人的には笑えなかったです。今更ペイリンでもないし。欧州らしいもっと毒のきついギャグが欲しかった。「おいおい、こんな事やっていいのか?」的な物を。特撮だけは思ったより良く出来てました。 【ぴのづか】さん [映画館(字幕)] 5点(2013-01-14 23:07:51) |
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11.《ネタバレ》 お堅いナチスのおネエちゃん(ユリア・ディーツェ)が、エアダクトから射出されそうになり、洋服がペロンと脱げちゃう、小学生レベルのエロシーンにヤラれました(笑)とにかく彼女が可愛いので、それだけでも観る価値はあるが、あまりにも馬鹿馬鹿しい設定の映画にしては、かなり痛烈な批判精神を持ち合わせている(北朝鮮ネタが笑えた)。レトロなナチスの宇宙戦艦とか、ウド・キアーの起用とか、色々面白い部分はあるのだが、全体的にカタイ印象でギャグがいちいちつまらないのが難点。 【フライボーイ】さん [映画館(字幕)] 7点(2012-12-10 21:59:32) |
10.予告編に、もの凄く期待したのですが… ナチスが月面に基地を作って隠して約70年。 それに対抗出来るだけの宇宙船を地球側にも作れる能力があるにもかかわらず、どちらも精神面が追いついていないように感じました。 滑稽というにはあまりにもお粗末。 只、ネタバレはしませんが、最後の世界間でのオチは皮肉っていて好きです。 【sirou92】さん [インターネット(字幕)] 3点(2012-11-14 23:19:05) |
9.《ネタバレ》 設定がバカっぽく、最高に気に入ったので どんなおバカ映画が見れるのかと、ルンルンで見に行ったのですが 期待しすぎたのか、ずいぶん退屈でした。後半はただのSFになっちゃってるので コメディ要素が全然足りないし日本とは笑いのセンスが違うのかは知らないが 笑った場面を覚えてない。それほど笑が起きなかった。そもそも"月の裏にナチが逃亡,基地を作り地球へ復讐" という設定ならば、もっとチャラけないと成立しないと思います。 レナーテ・リヒターちゃんが可愛かったので+1点。 【走馬灯】さん [映画館(字幕)] 5点(2012-11-03 10:36:01) (良:2票) |
8.《ネタバレ》 八方美人的な作りで意外に冴えないのはナチという題材を主役に扱う事の難しさゆえか、はたまたクラウドファンディングのせいでしょうか。場面転換時にいちいちダラーっと月面基地の風景を捉える退屈なショットは『スター・ウォーズ』新エピソードのルーカスへの皮肉か(エピソード1~3のDVD、チャプターどんどん飛ばしてみて)、マジなのでしょうか。ウド・キアに口から血を流させて『処女の生血』の再現でござい、ってやってみせるのはいいとしても、どうも「その程度?」という歯痒い状態が続く感じの映画でした。これが一気に冴えを見せるのが真の悪であるアメリカがその力を発揮するシーンから。それまでのナチゆえの後ろめたさ、言い訳がましさと打って変わって、アメリカが悪としての破壊力を見せつける単純な気持ち良さ。でも、それって創作において昔はナチ、今はアメリカを悪として設定しておけば、とりあえず安心安全なんじゃない?みたいな安直な選択。それじゃ自ずと到達点は低いところに見えてくるでしょうて。今のアメリカだってナチと大差ないじゃん!って? エンドクレジット部分の凡庸なこと。志したのはその程度? 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 5点(2012-10-18 16:03:03) |
7.《ネタバレ》 つまんなかった! 知的というか、行儀のよいネタ(主にパロディと風刺)がちっとも笑えず。 もっと…もっとやりすぎてよ!設定は悪くないんだから。 登場人物は多いが、だれも面白くない。めっちゃ長く感じた。 「黒人が白人になっちゃった!」っていうくだりがつまらなさすぎて、早い段階で興味を失ってしまった。 このキャラクターがしっかりと面白黒人として笑わせてくれれば少しは違ったんだろうけど。 ヒロインは可愛かったけど。 【すべから】さん [映画館(字幕)] 3点(2012-10-17 23:12:31) (良:1票) |
6.月面の硬質な近未来空間と、黒づくめのユニフォームを始めとする 旧態依然とした第四帝国の武骨なレトロ感覚。 両者がモノクロ画調の中でよくマッチしている。 そのナチズムの形式主義を茶化したギャグは ルビッチの『生きるべきか死ぬべきか』を少し思い出させてそれなりに面白いけれど、 こちらは若干くどい。 クライマックスの決戦ではヒロイン:ユリア・ディーツェを もっと活躍させる事が出来たはずだし、 クリストファー・カービーとの協調と連携も淡白すぎる気がしないでもないが、 二人の微妙な関係性は本作の面白味だ。 宇宙間戦闘のSFXも健闘している。 【ユーカラ】さん [映画館(字幕)] 8点(2012-10-15 23:49:15) |
5.月の裏側に隠れていたナチスが地球征服に攻めてくる、思いっきりバカそうな内容とあのポスターですが、やっぱ扱う題材がナチスだけに(そしてハリウッドでもアジアンでももちろん邦画でもなく)ヨーロッパ映画であるからにはただのオフザケにするわけには行かなかったんですね。 ★観る前はパーカー&ストーン(真性オチャラケ)かバーホーベン(SFの名を借りた暴力&風刺)か、というのを想像してたけど、意外とまともな風刺映画でした。 ★各国集っての防衛会議での痴話喧嘩も笑ったけどやっぱ本家アメリカこきおろしまくりです。戦争の政治利用、資源の独占、あからさまな黒人差別(結局今でもそうなの?)なんかそれに比べればナチスのプロパガンダのほうがマシに思えてきてしまうからコワイ(いや冗談じゃないよね)。 ★アドラーとレナーテの演説で流れるワーグナーのタンホイザー序曲、思わずかっこいいなあと、ああ怖い!!(もっともタンホイザーっていう歌劇の筋自体はナチスの好むとこなのかどうかはちと疑問だが) ★なお科学考証は思い切り無視ですので、気になるヒトは予め分かってたほうがいいかと。当時(その後も)品質で鳴らしたドイツの科学技術が、半世紀他国から隔絶されてスチームパンク的な発展を遂げたものが現代科学と対峙するって、実はSF的にはすごく面白い題材だと思うんだけど、そういうのは(最後のお決まりのドンパチ場面くらいしか)ほとんどないです。 ★あんまりまともな風刺劇だったんで、最後のオチが予想付いてしまったのがちょとなんだったかな。でもこういう映画、久しぶりなので面白かったです。 【wagasi】さん [映画館(字幕)] 8点(2012-10-07 23:43:21) (良:1票) |
4.《ネタバレ》 「月に70年間潜んでいたナチが地球を侵略しに来た」話なんて誰が聞いてもバカ映画に違いないと思う。いや、実際に観てもバカ映画だったのですが。只のおふざけ映画ではなく面白い点は、非常に政治的な暗喩が山ほど出てくることです。攻めてきたナチの兵器を「我が総帥の発明品だ」と言い張る北朝鮮、廃棄したと言っておきながら大量破壊兵器を隠し持っていた世界各国、月で見つかる新エネルギー"ヘリウム3"を自国のものと主張し取り合う各国首脳陣、他国のロケットの横腹にカミカゼ特攻しかける日本など政治的にデリケートな話をバカ映画に上手く落としこんでおり劇場内は大爆笑でした。もっともコケにされているのは世界一の大国アメリカ、特にその共和党で、2018年には共和党議員サラ・ペイリンそっくり(ご丁寧に殆ど同じ様な眼鏡までかけている)な女大統領がナチとの戦争をプロパガンダとして自分の次期大統領選挙に利用しようとする。このブッシュの思想そっくりな女が「戦争を起こした大統領は必ず二期目を迎えるのよ!」とか「ナチはアメリカが唯一勝利した相手だから大丈夫だわ!」とか言いまくり、とにかく政治的に戦争を起こしているアメリカをバカにしまくっており、控えている大統領選のネガキャンになるんじゃないの?とも思いましたが面白かったからどうでもいいです 笑。この女大統領がいっつもルームランナー(?)で運動していたり政治よりもファッションに気を遣っているところも政治的な手腕より見た目の華やかさを第一とする共和党のバカさ加減を笑いものにしています。音楽ネタもキメキメで劇中で流れる曲はワグナー(ドイツのナチ信奉者の作曲家)で「ワルキューレの騎行」や「タンホイザー」と実に笑える選曲。特にアメリカが宣戦布告も無しにナチの月面基地に核をぶち込むシーンでワルキューレが流れるんですから、「お前らいきなりアフガンやイラクに攻め込んでまるでナチみたいだな」ってことですね。第三世界のネタが少なかったのはやや残念。「チャップリンの独裁者」を見ただけで改心するヒロインや黒人ジェームズとレナーテとのとってつけたようなロマンスなどヌルい部分も多いですが、それでも現在の世界情勢を丸ごとコケにしている映画として実に面白かったです。 【民朗】さん [映画館(字幕)] 8点(2012-10-07 07:49:19) (良:2票) |
★3.映画秘宝系キワモノと断じてはならぬ。何の茶番もない、極めて真っ当、真摯かつ志の高い傑作。素晴らしい。つまらぬギャグが玉にきず。 【まぶぜたろう】さん [映画館(字幕)] 10点(2012-10-03 22:27:12) |
2.とてもバカな映画だけど、十分楽しめた。 あんなに大きな動力設備でも重力や空調のコントロールは出来ているようで、笑ってしまう、まあ大小のツッコミ所は寛大に見てあげて、グラインドハウスのように、にこちらが楽しもうと思って観る事が肝心。 とても美しいユリア・ディーツェが寝返った理由がショボすぎるが、ラストにキツーイ一発があり溜飲を下げられる、首脳達のやりとりも楽しい、特に米、北、フィンランドの扱いにほくそ笑む。 こんな映画でも映画館のスクリーンに満天の星が現れるとテンションが上がってしまう自分に驚く、やはり宇宙物はいいな~2001年や未知との遭遇をまた大画面で観てみたいものだ。 【カーヴ】さん [映画館(字幕)] 6点(2012-10-03 10:46:57) (良:1票) |