6.これから先「うちのカミさんがね」と言われるたび、この映画を思い出すことになる。 【永遠】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-07-09 20:23:32) |
5.《ネタバレ》 これ、並のホラーより怖かった。緊張感がありありで。 奥さんだけじゃなくてダンナもどんどんおかしくなっていく。 子供達が、必死な姿に泣けました。 【モフラー】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2006-06-09 00:24:18) |
4.やっぱジーナ・ローランズがすごい。こわれるぐらいの愛ってこわいなと。冒頭の食事のシーンから最後まで緊張感が漂ってる。 【バカ王子】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2005-08-07 23:57:54) |
3.こわれゆく女とあるが、映画で描かれた部分よりずっと以前からこわれています。夫が徹夜残業で家に帰ってこないことも今までに頻繁にあったのだろう。そんなことは描かれていないが見ればわかる。妻が夫の仕事仲間にスパゲッティを振舞うシーン、妻のことを前から知っている人と初めて会う人のそれぞれの表情が全てを語る。とっても怖いシーンでした。 夫は夫でこちらもかなりきている。楽しく遊ばなくちゃいけないんだ!楽しい会話をしよう!と大声で怒鳴る。彼もある意味こわれています。しかしこわれている、というのは第三者の目に映る、いわゆる傍(はた)から見て、というやつで本人達は愛ゆえのいたって真面目な行動。家族を愛することと家族以外のもの(社会)と付き合ってゆくことの葛藤に疲れているだけ。どんなにおかしな方向へと向かおうと愛ゆえの感情の歪みであることを子供を使ってうまく見せている。子供が父親に向かって拳をあげるシーンに泣きました。何もなかったかのようにふるまうエンディングの夫婦に泣きました。めちゃくちゃ怖くてめちゃくちゃドキドキしてめちゃくちゃ感動しました。大傑作! 【R&A】さん 10点(2005-03-16 10:49:56) (良:3票) |
★2.カサヴェテスの役者たちは自然でいきいきとし、私生活をそのままスクリーンに映じているようだ。しかし不思議なのは、カサヴェテスがとにかくカットを割ること。役者たちの芝居を撮ってだけすればいいだろうに、わけもなくカットを割る。ドワイヨンは長回しで攻めるが、カサヴェテスはまるでハリウッド映画のようにカットを割る。でも、ジーナ・ローランズは泣き叫んでいるし、子供たちは感動的に階段を何度も上下するもんだから、あれよあれよと見続け、どういうわけか、ただただ泣きまくりのみ。カサヴェテスは新しい映画を創ったんだと思いました。 【まぶぜたろう】さん 10点(2003-12-03 22:30:19) (良:1票) |
1.故ジョン・カサベテス夫人のジーナ・ローランズが精神的にだんだんこわれてゆく女を熱演。ピーター・フォークもコロンボの時とちょっと違ってその妻を支えてゆく献身的な夫をうまく演じていた。自分が精神的に追い詰められた時、夫はあんなに優しく接してくれるんだろうかと考えさせられた。どんなに子供を子供部屋に追いやっても母のそばに来たがり、子供たちはやはり母を求めてるんだなと思った。つくづく夫婦愛、家族愛について考えさせられた。 【fujico】さん 8点(2003-12-03 12:25:12) (良:1票) |