15.他の方も書かれているように、これは主人公の女性に対してどう感じるかがこの作品の評価に大変かかわる。主人公の女性の不遇な感じは気の毒だとは思うのだが、私としては大変気持ちが引いてしまう。「生理的に好かない」という言葉はこの時に使うものなのか。そして、その主人公の気質に寺島忍のルックスが大変合致していた。合い過ぎたからこそまた嫌悪感が増す結果になったみたい。ホントにこんな感じの女性いる。 全体的に切なさや哀しさが感じにくかったけど、だらしなさやええ加減さは感じられた。 【チューン】さん [DVD(字幕)] 4点(2005-03-07 11:47:20) |
★14.声、たくさんの声。視線、たくさんの視線。気付いている。見られている。たくさんの自分がいる。そこにもあそこにも。でも何も私を知らない。そんな話聞きたくない。そんなこと思っていない。たくさんの自分の言葉はあるのに自分が取り残されていく。現代は言葉が多すぎるね。その中でうまく噛み合えない人には共感できる話じゃないだろうか。ただひねくれているだけだって?そんな単純な話で終わるなら世界はもっと平和になってるよ。邦画のロードムービーってどうかなっと思ったんだけど(しかもトラック野郎)割とカッコ良く撮れてる。音楽がいいやね。本編とあんまり関係ないとこも結構あるけど。邦画然とした退屈なカットも間の撮り方が良いのでそれほど腹は立たなかった。見終わって何かふうっと肌に心地良いもの、温かく包むものを感じた。何も望んでいない。何も意識していない。ただイトオシイだけ。そういう自分でありたいなぁと少しだけ思って、後はただちょっと寂しくもなった。P.S.寺島しのぶってゾクッとする表情するね。個人的にストライク。 【まこと】さん 6点(2004-12-21 01:05:03) (良:1票) |
13.寺島しのぶをバスタブに沈めたくなったのは私だけじゃないはず。 【paraben】さん 3点(2004-11-13 13:21:25) (良:1票) |
12.人と人の関係は所詮無線のようなもの。大事なとこで途切れたり、重なったりする。だけど隣にいてほしい 【ポジティブ】さん 6点(2004-11-11 11:37:31) |
11.この手の映画はまず共感できないとアウトだと思う。寺島さんが主人公の映画は初めてだけど、共感を感じなかった。また、こういうタイプのルックスや雰囲気の女性って案外いるように思うけど、かなり苦手。近くにいたら恐い!って感じですね。ただ、ダンプに乗ってる気分が味わえたのでプラス3. |
10.空気は嫌いじゃない。だけどいちいち文章が入るのがうっとうしいし、ときには薄ら寒い(「好き好き好き」とか「愛して愛して愛して」とか)。寺島しのぶの気持ちが理解できないので最後までのめりこむことはできなかった。ただ男のほうが元ヤクザなのにありえないほどやさしいのがよかった。ゲロ吐かれてもヒステリー起こされても淡々とやさしい。得体は知れないがなぜかむちゃくちゃいい奴、というキャラクターが面白い。 【no one】さん 4点(2004-10-13 15:29:56) |
9.独身30代の女の孤独。寺島しのぶがいい味を出しつつ演じてます。 【バチケン】さん 5点(2004-10-08 10:09:57) |
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8.セリフが多すぎたと思います。長時間車に乗っていると話すことも億劫になる、彼女はまるで何年もずーっと車に乗っているかのようでした。だから男もあまり喋らなくてよかったと思う。ヤクザ事情とかそんなに語らなくても。 |
7.私はこの映画で泣いた。寺島しのぶが浴槽の中で後ろから男に抱かれるシーンで涙がこみ上げた。 もう、それだけでいいのである。その体温を知る人には、それだけでわかる映画なのだ。 お互いが抱えているものは、知らないし見せない。その時間を維持するために必要なこと。 その時間を楽しむために演じる。だから詮索はしないし、お互いの気持ちにはあらかじめ別れがある。 正直、寺島しのぶの裸にはたいした魅力はない。脱ぐことでみすぼらしくなるくらいだ。 しかしだからこそ、この映画は泣けるのだ。 【337】さん 7点(2004-09-12 23:40:58) |
6.とても話題になったので期待して見たのですが・・・・。まあ寺島しのぶの体当たりの演技ってだけかなぁ~。 【あずき】さん 4点(2004-08-08 14:41:11) |
5.日本映画のゆるーい雰囲気が好きな僕ですが…ここまでゆるすぎると退屈の一言。 トラックがただ走る映像が多すぎ。ここまでやらんでも…。 寺島しのぶが大森南朋を「なんでこんなに優しい人なのだろう?」と評してたが「おいおい、元ヤクザ&シャブ運んだりしてた男やぞ!」激しく突っ込んだり。 主演2人に全く感情移入できない脚本じゃ、しんどいわ。 見せ場は濡れ場くらいしかなかったな…。 【ふくちゃん】さん 3点(2004-06-25 17:29:10) |
4.最初の方を見たときはただのポルノ映画かなあってうんざりしてたけど、どんどん進むにつれて引き込まれて、最後にはすがすがしい気持ちになりました。文字で感情を表現するのが低予算映画っぽいけどそんなの途中で気にならなくなります。まさに回復のためのたびですね。でもこれは女の人にしか理解できないんじゃないかな(僕は男ですけど)? 女の人は生きていくのが辛いけど、ああやって感情を爆発させることもできるんですよね。男の優しさってまじめに生きてるとかヤンキーとか関係なくって、お風呂のお湯の温度を丁度良く設定できるとかそういうのが本物だと思う。寺島しのぶさんは本当に素晴らしい演技で良かったです、この映画ではじめて知ったけどとびきりではないけどきれいな人だって思った。 |
3.仕事に疲れ。人との関係に疲れ。ただ流されて生きていくだけの日々。この孤独な女性がコンビニでひとりの男と出逢う。どこか不良っぽくそしてどこか少年っぽさを残している男は、普段関わっている男たちとは明らかに違うタイプだ。女はこういう男になぜか惹かれるのだ。そして作業用長靴に導かれるようにトラックに乗り込む女。映画は長距離運転手である彼とのアバンチュールの一日を丹念に描いてゆく。その彼女にとっては滅びの山へ指輪を棄てに行くかのような、さぞや冒険の旅だったに違いない。やがてこの見ず知らずの男と女が、互いの心の空洞を埋めるかのように体を求め合う。しかしどこか虚しい。体じゃなく、曝け出さなければならないものがもっと他にあるはずなのだが。やがて旅を終え、彼と別れて再びコンビニへ戻ってくる。その時、彼女の何が変わり何が変わらなかったのだろうか。映画は明確に答えようとはしない。それだけに、何かを悟ったかのような彼女の表情は白々しくもある。今や大注目の寺島しのぶだが、この役に限って言えばどうという事も無い。むしろ大森南朋がなかなかいい雰囲気を持っていて、これからの活躍を予感させる。 【ドラえもん】さん 6点(2004-05-05 17:21:31) (良:1票) |
2.顔が大きく、決して美人じゃなく、年もイッてるし、革パンも似合わず、男にも捨てられ、そんな寺島しのぶでしか有り得ない映画かも。寺島も良いとは思うが大森南朋がよかったなあ。年取っても一人でいるとイヤな自分の声ばかり聞こえてくる事ってあるんだよねえ。ヘタしたら一日自分の声としか会話してない事あるもん。ヤベッ旅にでも出てみるかぁ、誰かに食われてえェ。 【亜流派 十五郎】さん 6点(2004-03-02 01:34:58) (良:1票) |
1.トラックの運転席からの、ゆらゆら揺れる風景、雪景色、落ち着いたカメラワーク、良かった。 しかし、おっかないね、あの底が見えないアンちゃんは。いつ寺島しのぶが、殺されて捨てられるんじゃないかと思って観てたけど、結局殺されずに普通に終わったなぁ。しかし、宣伝文句の「あなたに触りたい・・」、には騙された。「あなたと○リたい」じゃ、客こないもんなぁ。 |