10.この映画、良い意味で僕の期待を裏切りました。単なる田舎の軽薄な男女の無軌道な青春を描いた映画かと思いきや、後半は演技派俳優ノートンの怒涛の狂気が溢れ出す姿は圧巻の一言。かき鳴らされるギターの音色に酔いしれるかのような、冷たい彼の目がいつまでも忘れられません。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-05-20 20:58:35) |
9.主人公の思考が全く分からないし、後半の展開がダメです。トーブがOctoberだったことだけがかなり印象に残ってます。 【色鉛筆】さん [DVD(字幕)] 2点(2009-02-28 22:09:05) |
8.《ネタバレ》 アメリカ人が理想とする「自立した個人」というものを、現代においてストレートに追求するとき、それが社会とどんな軋轢を生み、人をいかに妄想の世界にたたきこむかということを感じさせる。楽しい映画ではまるでないが、見る人を引きつける強い力を感じた。 【小原一馬】さん [地上波(字幕)] 7点(2008-06-12 23:43:41) |
7.主人公もその主人公を好きになってしまったトーブも全く理解できない。むしろ彼のせいで家族が不幸にされてしまった父親に同情してしまう。 【HK】さん [DVD(字幕)] 3点(2007-09-02 21:11:25) |
6.《ネタバレ》 う~ん。何が描きたいのか凡人の私には理解できません。もう少しハーレンの人物像を掘り下げてほしかった。これじゃあ、どうにもこうにも・・・ 【さら】さん [映画館(字幕)] 3点(2006-09-15 15:41:48) |
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★5.《ネタバレ》 ジャケットからして「きっと純粋な恋愛なんだろうな~」と思ったけど、違った。ノートンは最初はとってもステキだけど、だんだんと狂気を帯びて正体が明らかになるにつれて、不気味になってくる。ママに「仕事もちゃんとやってるし、恋人とも愛し合っている。とても幸せだよ」って嘘の手紙を書くとこ、ちょっと切なかった。ローリー演じる弟に「自分に自信を持つんだ」って言うのも彼に言いながら、自分に言い聞かせてるような感じがした。だから、ローリーもノートンを見捨てなかったんだと思う。ノートンは精神的にまだまだ大人になれてないのね。だから、エヴァンの方が全然冷静。エヴァンの演技は好印象。アタシより1個しか年違わないのに、あの大人っぽさと言ったら。ハーレンの事はちょっと理解できない部分もあったから、どうしてああなったのかをもうちょっと描いて欲しかったな。そこが、ちょっぴり残念。 【アンナ】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-07-17 17:18:50) |
4.全体を通して登場人物の背景に深みがないので、誰に対しても感情移入出来ずに中途半端なまま終わってしまう。普段横柄な父親の本当は深い子供達への愛情とか、狂気ともとれるハーレンのトーブとロニーへの愛情とか、もっと丁寧に描くと最後のシーンに対する観客の気持ちも変わったのではないかと思う。出演陣の演技が良かっただけに残念な気がした。 【よっさん】さん [DVD(字幕)] 3点(2006-07-07 10:13:44) |
3.途中からストーリーが破錠していく70年代的な所が面白かったです。 【たま】さん [映画館(字幕)] 7点(2006-02-12 16:34:19) |
2.ハーレイがなぜこういう行動に出てしまったのか、背景をもう少し詳しく描いて欲しかった。あれじゃ変質者とさして変わりないように思えてしまう。トーブ役のエヴァン・レイチェル・ウッド、等身大の役どころにてなかなか良かった。 【芦毛牝馬】さん [映画館(字幕)] 5点(2006-01-20 21:00:00) |
1.《ネタバレ》 車が激しく行き交う交通量の現代と過去の遺物のようにテンガロンハットを被りカウボーイの出で立ちをするハーレンの対比は極めて明確ですが、物語自体は不明瞭な部分が多いです。憑かれてしまったようにウェイドを敵と確信し行動を抑制できないハーレンの姿に何かを感じるほど背景が描かれていないのですから。それでもトーブを撃ったもののロニーを救出しようとした行動にはハーレンの信念が窺えます。おそらく西部劇のヒーロー気取りで現代社会に巣くう病を敵視し、愛するトーブを守るという使命をえて実際に制裁を加えようとしている。その姿には恐怖を覚えます。我こそが正義と常軌を逸してしまったハーレン自身も現代社会の副産物であり病の一部としているのでしょうが、自称でも正義を異常に描くことにより逆に世の中の腐敗を表現しているとも考えられます。前半の甘いラブストーリーから一変する後半の狂気。鏡に銃を向けるシーンなどもあり「タクシードライバー」を彷彿させます。 【ミスター・グレイ】さん [映画館(字幕)] 6点(2006-01-18 00:55:25) |