★11.《ネタバレ》 潜水艦モノの割に緊迫感は今ひとつですが、あまりリアルに見せられるとこちらまで息苦しくなるので、この程度でちょうどいいのかもしれません。 チャールストン・ヘストンはいかにもな様子でカッコ良かったけれど、最終盤は探査船の大佐にお株を奪われた感じ。あそこまで献身できる人間がいるのかと。よく言えば軍人魂でしょうが、悪く言えばザ・フィクション臭が漂います。 それはそうと、原子力エンジンに対する言及はほとんどなかったようですが、海底に沈んだままで大丈夫なんですかね。海洋汚染もさることながら、環境団体とか左翼団体とかテレビ屋とかが大騒ぎしそう。軍や政府にとっては、こちらのほうがやっかいな問題かもしれません。それとも事故自体を隠蔽するのかな。 【眉山】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2024-01-12 02:27:32) |
10.《ネタバレ》 映画が米国海軍の全面協力による海軍が乗員の生命に如何に配慮しているかを示すことが目的とも言える映画なので宣伝臭は仕方ないけれど、テクノロジーの紹介には念が入っています。この前に原子力潜水艦の事故が起きていたから必要性が求められていた事情もあるようです。しかし通信手段が長波無線が故障したらレンチだけと言うのは少し頼りない。衝突時に艦橋にいた人達は海に落下したはずだけれど、沈没時に引き込まれてしまったのでしょうか。救助潜水艦のほかにサンダーバードみたいに小型作業船まで登場してその名前がスナーク(ルイス・キャロルの詩に登場の謎の生物ですが、米海軍では以前に潜水艦搭載誘導ミサイルの名前に使用していたから少し変)。救助に際しては半数の仲間が既に死亡している中で「ジョーズ」の映画を観たりと言う少し不謹慎なところもあるけれど、やはり軍人だから、まず負傷者、あとは混乱もなく整然と移乗し艦長は最後とルールはしっかりしています。作業船の船長が最後の監視の役割に向かう時に相棒の搭乗を拒むのは万一の場合に意見など聞くことなく危急に対応する決意を持っていたことを覗わせるものです。 【たいほう】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-02-01 08:55:11) |
9.《ネタバレ》 これはパニック映画……とは言えませんね。だいたい登場人物の大半が軍人ですから、非常時にパニックに陥るようでは困ります。一応タイムリミット・サスペンスになるのでしょうが、けっこう時間があるので、助けられる方も余裕です。しかしそれでは映画にならないと、都合よく(?)アクシデントが起こり、救出作業は遅れて犠牲者も増える。このあたりの展開が、リアルな演出とちぐはぐになってしまったと思います。話の先がけっこう読めてしまったのも残念。後半登場するゲイツ大佐がなかなかナイスなキャラクターで、完全に主役のチャールトン・ヘストンを食ってしまいました。こういういいところもあるのですが、どうもインパクトに欠けます。最後はアメリカ海軍の宣伝みたいになっちゃいましたし。 【アングロファイル】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2009-11-02 19:11:01) |
8.《ネタバレ》 見る側の心理状態もあるのかもしれませんが、この映画から緊張感はあまり感じられませんでした。ゲイツ大佐もよくわからない状況で亡くなってしまったし……。いいキャラクターなのにもったいない。 【海牛大夫】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2009-11-01 09:02:33) |
7.う~ん、フィクションですな~..それも、レベルの低い..脚本、演出が細部にわたって甘々だし、海底の映像、潜水艇の動きなんかも、低レベル...展開が、まるで子供向けマンガ...残念... 【コナンが一番】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2009-10-29 12:51:17) |
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6.《ネタバレ》 地味で真面目な作品でしたねえ。あんまり地味で真面目なんで、米軍のプロパガンダ映画かと思っちゃいましたよ。ということで、1点以上はやれねえなぁ。 【なたね】さん [CS・衛星(字幕)] 1点(2009-10-25 23:26:38) (笑:1票) |
5.30分もあれば描けそうな物語を、なんとか引き延ばして一本の映画に仕立て上げたような感じがしてしまう内容。原子力潜水艦が事故により海底に沈んでしまう。そんな緊急事態にもかかわらず、原潜の乗組員たちは妙にノホホンとしており、どーにも緊張感が無い。それは、もうじき救出の手が差し伸べられるという期待からなんだけど、しかしねえ、同僚にたくさんの死傷者が出てるのに、こんな緊張感の無さで、いいのかねえ。中には、映画『ジョーズ』を観て楽しんでいる奴までいる始末(←このシーンはきっと、後で描かれる原潜からの救出劇において、サメの襲撃がある、という予告的伏線なのであろう、と私は妥当にも予想していたのだが、驚いたことに、ハズレであった。くそぅ)。そんな弛緩した空気の中、並行して海上での救出活動も描かれるのだけど、こちらの撮影はなかなか気合が入っており、ちゃんとホントに海上で撮影しているぞ(背景の海が合成映像のスタジオ撮影、などではないのだ)。しかもそこで活動する若い士官のひとり、セリフが少ない割に顔だけはやたらよく登場するのだけど、おお、あんたスーパーマンではないですか(だからと言って彼が青タイツに着替えて原潜を助けにいくわけではない)。そういうキビキビした海上に比べ、海底の救出作業は、実にモッチャリしており、なかなか盛り上がらぬ。ではパニック映画はそういう時、どうやってお話を盛り上げるかというと、ええと、大抵の場合、適当に登場人物に死んでもらうことになる(この点でなかなか基本に忠実な映画でもある)。そんなこんなで、最初はノホホンとしていた原潜内部も、危機また危機で、それなりに危機感が高まっていく、まあ、そんなオハナシ。ついに内部の照明も消え、焦燥感は高まる一方…と言いたいところだけど、おおよそ救出の目処がついた段階になってから照明が消えても「今さら、なあ」というかんじ。こういう演出をもっと早い段階で(いっそ、早すぎるのでは?と思えるほど)やっとかないと、どうも緊張感に欠ける。基本には忠実かもしれないけど、要するに、出し惜しみのし過ぎ、なんだねえ。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-11-29 18:42:22) |
4.パニック映画にはお決まりのアホタレな奴も出てこずなんか残念(笑)ちょっと唐突な感じがした沈没シーンなんですが、陰に隠れて「スーパーマン」クリストファー・リーヴが出てたことに今気づいた。。気づかない自分がちょっと残念。まぁ出演者の熱演のおかげで、普通な映画なんですが盛り上がったシーンが作ることが出来たかなぁと思います。必死なわりにのんびりしてる海軍の連中数人はなにしてんだ。 |
3.溺れて死ぬってのは、個人的にはかなり嫌な死に方です。(ま、嫌でない死に方をあまり思いつかないのですが) 緊迫した状況の中、沈没した潜水艦内、そして救助する人々を描いた緊張感あふれるサスペンス映画。 ここ一番での嫌味な副長の自己犠牲。 そして、また..勇敢な男が... と、(ある意味ステレオタイプな)勇敢な男達の犠牲により、最終的には多くの人命が助かるわけだが.. とにかくおもしろいので映画自体には見入っちゃいますが、水がこわくてどうも.. 【あばれて万歳】さん 7点(2003-12-07 10:27:27) |
2.これ最初に見たとき、ドキドキしたなぁ。ジャンル的にはパニック・ムービーなんだろうけど、潜水艦、乗っているのが軍人ってとこがあまりパニックの演出にならないだけに違った緊張感がありましたよね。 【奥州亭三景】さん 8点(2002-10-18 22:35:37) |
1.パニック度が欠けるけど、容赦なく押し迫る緊迫した時間がよく描かれている。艦長、チャールトン・ヘストンの抑えた熱さも見ごたえ充分。 【リコシェ号】さん 7点(2002-10-09 18:43:02) |