9.《ネタバレ》 これがハッピーエンド?と疑いたくなるような凄い映画。SEXシーンも半端じゃないし、殺害シーンだって・・・、今まで見た映画でこんなのはなかった。 前半は冷え切った夫婦関係、ダメ親父、不倫とそんじょそこらにあるようなものだったけど、後半が全く違う。後味悪いと言えば悪いし、考えさせられると言えばそうだし、もしかして名作なのかもしれない映画。 音楽もモーツァルトやベートーヴェンの借用かと思いきや、シューベルトのピアノトリオの有名な第2楽章だったりして、とにかく深く心に残って簡単には忘れられそうにない。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-08-15 20:02:42) |
8.韓国版のため字幕無し。 本編が始まって3分もたたないうちに、いきなり激しいセックスシーンで驚く。チョン・ドヨンがなんでここまでやるかなぁ。 情けない夫のチェ・ミンシクに対して、顔よし、体よしのチュ・ジンモのはずなんだが、どうもチュ・ジンモがかっこよく見えない。チェ・ミンシクのほうがずっとセクシーじゃん。という、わたしの好みは偏ってるんだろうね。 ロータリーを囲んで円形に建っているマンションのデザインがおもしろかった。 【yhlee】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-07-27 18:19:51) |
7.《ネタバレ》 エッチと皮肉とブラックと日常とがブレンドされた、妙な映画です。過剰に丁寧に撮られているから、何となく偏執的な匂いもします。おいおい、真犯人が告発されずに、おだやかな日常を取り戻すって、いいんかい? それで? 韓国の警察は何やってるの!? って感じですが、犯人に仕立て上げられた彼のほうは、当然冤罪ってわけで、ずーっと監獄で、もしかしたら死刑にだってなっちゃってるかもしれない。これを題材にこの監督が「それでもぼくはやってない」という続編を作ってくれたら、私はきっと見に行くのになあ、なんちゃって。まあそういうわけで、コワイ作品なんですが、そのコワサの表現がイマイチだったかも。ラストシーンがコワクなかったのが、一番の弱点。もっとコワサを強調してくれてたら、或いは傑作になりえたかもしれません。惜しいです。 【おばちゃん】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-03-11 14:07:11) |
6.ベッドシーンも殺害シーンも、確かにインパクトはありますが、えげつなくて好きになれませんでした。 【カルーア】さん [インターネット(字幕)] 5点(2006-09-21 21:11:08) |
5.殺害の相手が不倫相手ではなく、妻である点が違うが、大筋でリチャード・ギア、ダイアン・レイン「運命の女」のアジア版だと思った。重大な犯罪ではあるが、旦那に感情移入させ、当然の報いであると思わせる点がある意味「ハッピーエンド」なのでは。 「運命の・・・」は、不倫相手を殺すのだが、開き直りの妻が正当化されるムカツキ感が残ったが、本作品はそれがなかった。(完全犯罪が正当化されるという強い罪悪感はのこるが。) 【しむいち】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-07-24 10:48:46) |
4.《ネタバレ》 なんとも、どこから話して良いものか、説明のしにくい映画です。僕は善人そうだけど情けない男についついシンパシーを覚えてしまうので、まずは単純に旦那がかわいそうに思えます。ですがこの作品、妻はもちろん、不倫相手の男も、ロクな結末を迎えることができません。不倫の行く末は、いかんともしがたい悲劇でした。ラスト、赤ん坊と寄り添って昼寝していた夫が、目を覚ましてぼうっとする場面。彼のその日の残り時間の長さ、明日から続く果てしない人生の長さに、圧倒されて気力が全く湧いてこないという状態。日常って重いですよねえ。 【アクシス】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-11-26 22:27:46) |
★3.韓国映画って濡れ場はしっかり、殺しのシーンもしっかり・・ですよね。 近頃の邦画ではあまり見かけない感じです。 この物語・・・まあ良くある不倫ものなんだけど女に家庭があるんですよね。 時代かなぁ~。前はこう言う設定だとだいた男が既婚でしたよね。 面白いのが相手が煮詰まってくると焦るのは男女共通。 女の方が度胸がすわってるって聞くけれどそうとも言えないのかな。 でもこの映画を見て「おい!シャレになんねぇ~」って思う方々は沢山いるのでは ないでしょうか? 私もなんとなく見終わった後、後味が悪かったです。 【あずき】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-06-11 18:59:58) |
2.チョン・ドヨンという女優、派手な濡れ場シーンもイイですが愛人の顔と妻の顔の二面性のメリハリがとてもよく出ていて上手いなあと思いました。「スキャンダル」でも良かったしチョッと気に入ってます。日常に潜む狂気、近頃は殺人事件自体が毎日起こる事であり、既に自分自身その渦の中に巻き込まれてしまっているのかもしれない。 【亜流派 十五郎】さん 6点(2005-02-06 11:36:53) |
1.ラストはなくてもよかったんじゃないかというくらいの日常的非日常映画として進むけれども、ほんの、ちょっぴりの、幻想的な演出が未消化感を覚えさせ、それが、この映画の後味を、一層悪くする。 【SUM】さん 7点(2004-11-10 15:51:56) |