28.カンタンの気持ちが伝わりすぎて言葉にならないです・・・。ジャン役の子が可愛くってホビットに見えました、なんて茶化して涙をごまかすぐらいしか・・・。 【ジマイマ】さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2004-08-17 16:44:04) |
27.涙が、零れそうで、零れない。そんな、最後の瞬間の、少年の目。 【ひのと】さん 5点(2004-08-14 14:02:01) |
【ぷー太。】さん 7点(2004-04-01 22:48:51) |
25.冷ややかで苦くて残酷な映画。心に刺さる厳しさがある。普段は妙に大人びていて冷めた感じの2人が無邪気にピアノを弾くシーンが素晴らしい。それだけに、あまりに重いラスト。美しい映像がさらに残酷さを際立たせている。 【ラーション】さん 8点(2004-03-21 22:16:24) |
24.非常によく練られた映画で、歴史の荒波が子どもにも容赦なく襲い掛かる時代をよく表現していたと思います。僧侶マニアのわたしとしては神父が善玉として描かれていることも嬉しい。でも史実は、ナチに協力したフランス人や神父も多かったのです。このあたりが影として描きこまれていたら、もっと深みが出たと思うのですが、これはルイ・マルに望むべきことではないかもしれませんね。反省。。。 【バッテリ】さん 7点(2004-02-12 22:34:19) |
23.ナチスに関する作品はやはりヨーロッパ映画がいいです。ナチスに限らず戦争の残虐性、非道を訴えるのに、派手な戦闘シーンやスプラッター並みのリアリティは必要ないです。娯楽性にこだわるなら別ですけれど。この時代に一番自由で無邪気でいられる子供時代を過ごさなければいけなかったことが不憫でならない。人種、民族、宗教間の差別、偏見が子供だったルイ・マル自身の体験によって語られているので、日常生活においてのフランス人によるユダヤ人への差別というものも描かれている。密告した使用人もまた、自分の足が不自由だということで差別されていることを感じ、憎しみを持っているのね。ところでこの作品の原題は「Au Revoir Les Enfants」です。どう発音するのかはわかりませんけど・・・ 【envy】さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2004-01-14 09:26:44) |
22.《ネタバレ》 ルイ・マルならではの淡々とした映像で、子供の目を通して人間の尊さと人間の愚かさと運命に逆らえない哀れさを強烈に描いていた。ゲシュタポに目の前に立たれて無言で立ち上がるまでの数秒間はジャンとジュリアンにとって何と残酷なシーンなのだろう。 |
★21.《ネタバレ》 見終わった後に何とも言えない気持ちになりました。 監督自身の自伝作品であることも響きました。 戦争モノのドンパチを見るよりもこういう映画の方が反戦を感じます。 最後までかくまった神父は本当に凄いと思います。あの時代の中で自分の信じることをやりとおすことは並大抵ではないことだと思います。 見終わった後に心に残る作品でした。 【あずき】さん 8点(2003-12-16 12:26:09) (良:1票) |
【虎尾】さん 7点(2003-12-12 23:58:42) |
19.こどもたち=純粋無垢・天真爛漫な存在、と型にはめていないところがいい。悪ガキがいて、いじめがあって、それでも独自な「彼ら」の世界がある。けれども、響き始めた戦争の足音は、その全てを奪っていく。激しい戦闘シーンも、流れ続ける血や涙の描写も無いけれど、「彼ら」の世界が無残に葬り去られる様子が、降りしきる雪のようにただ淡々と描かれる。「さよなら」の言葉は、去り行く仲間に対してだけではなく、二度と戻らない「彼ら」の世界に対して向けられていたのかも知れない。そして、友人に対して何の力にもなれず、あの日に帰ることも出来ない、傍観者である「私」に対しても。 【中山家】さん 9点(2003-12-03 02:11:32) (良:1票) |
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18.この映画のタイトル、正しくは 「さよなら・・・、子供たち・・・。」 【STYX21】さん 7点(2003-11-15 22:23:28) |
17.子供たちの友情が淡々と描かれる中で、森の中を子供とともにカメラが駆け抜けるシーンが幻想的で、印象に残ります。で、その日々は、突然、ナチスによって断ち切られちゃいます。その瞬間は直接理解できない程深い衝撃。戦争を含めた、人生における不条理さに対する怒りみたいなものが、かなり抑えられた表現ですが、よく感じられます。オールヴォアール、レザンファン、仏語知らない私でも、さすがにこれは判る。グッときます。 【鱗歌】さん 9点(2003-08-24 12:01:05) |
16.≪ネタバレ≫最後ボネが見つかって、静かに机の上のものをかたづけるシーンの‘間合い’が素晴らしい。観終わって劇場を出た後もジワジワ泣けてきて困った。 【そうしょくみ】さん 10点(2003-06-20 01:32:11) (良:1票) |
15.ユダヤ人差別によって友達がアウシュビッツに送られる話。「さよなら子供たち」よりも、失業したコックが言う「これが戦争だ」と言う言葉に強いメッセージを感じた。 |
14.チャップリンを皆で観るシーン、私も一緒に笑ってました。カンタン君色っぽいですよねー。 【kawa】さん 9点(2003-05-14 19:17:01) |
13.映像は暗めの色調ながら、見とれるほど美しい、ただ中盤のエピソードに押しが今ひとつ足りないため、少々だれるところがある。やはり見せ場は、最後の別れのシーンでしょう。監督の自伝作品だけに友人への思い「40年以上が過ぎた。しかし、私は死ぬまでこの1月の朝を忘れないだろう」これにはジーンと来ます。 【ゆたKING】さん 6点(2003-05-14 16:34:26) |
12. すごく切ないです。学校では、多少のいじめ(?)こそあれ、様々な人種が分け隔てなく遊んでいるのですが、それを一度に壊してしまったのが、この戦争なんですね。淡々としているのですが、シャルロ(チャップリン)を観て楽しむシーンや、ゲシュタポが入ってきたときの緊張感、何ともいえずリアルでした。結末も、さることながら、ジャンが握手をして去っていくシーン、哀しかった。 それにしても、ジュリアン君、可愛かったなぁ。 【アイカワ】さん 9点(2003-04-05 16:44:34) (良:1票) |
11.これ、監督の実話なんですよね?ユダヤの少年が教室から連れられて行くシーン、監督は泣きながら撮影したそうです。私は2回映画館で観て、最後のシーンでは2回とも泣いてしまいました。ちょっとうろ覚えで説明間違ってたらスミマセン。でもとっても良い映画でした。戦争は残酷です… 【水玉】さん 9点(2003-03-28 18:32:53) |
10.森を駆け抜けるときの色彩が、喉を絞められるくらい美しくて、泣きそうになります。でも、この雰囲気は白黒で観たかったかも。より美しさが際立つ様な気がしました。フランスの民間療法で、夜尿症には「白ねずみを焼いてたべさせる」というのがたしかあったはずで、ジュリアンがビスケットの函に入れて飼っていたのはなんか納得できたのですが、・・・彼、その函からビスケットをつまんで食べてましたよね・・・。フランス映画、というと男と女が必ず出てきてジュテーム、というシチュエーションがどうにも馴染めないと言うか理解できないので(ごめんなさい)この映画は安心して観れました。中学校くらいの時に観れたら良かったな。 【さっしぃ】さん 10点(2003-03-02 21:18:38) |
9.大人も子供も一緒になってチャップリンの映画を観ながら笑い合うシーン。ルイ・マルの抱く郷愁を強く感じました。 【ミナカタ】さん 7点(2003-02-12 06:24:01) |