26.こういうのあったね。手垢のついたベッタベタの反戦ものに、『ライフ・イズ・ビューティフル』の要素を入れた人情喜劇。確かに沖縄戦が悲惨なのは事実で、今でも米軍基地問題が絶えない。反戦を否定するつもりはないが、論理的な部分放棄で感情論でひたすら押し付けがましいと、視聴者を何でも言うことを聞くサルとして見てるんじゃないかな。どんな未来が待ちうけようとも国民が何の疑問を抱かずに平和主義を選ぶならそれで構わないが。過剰に甘ったるい演出は置いておくにしても、『ライフ~』の劣化コピーにしか見えないし、金払って見るような劇場映画として作らなくて正解だろう。『ジョニーは戦場へ行った』みたいな徹底的なものを、受けること優先のテレビ局が作れるわけがない。 |
25.《ネタバレ》 森山良子氏の著名な持ち歌を取り入れたドラマで、最初と最後の現代パートは歌詞のシチュエーションを映像化したものである。ここでは歌の主人公のほかに態度の悪い女子高生もついて来ていたが、これは新しい世代にも伝えていきたいとの趣旨だろう。この歌は情景イメージを含めて時代の記憶を伝える力を持った優れた音楽作品であり、後世に残ってもらいたいというのは自分としての願いでもある。これを見たあと自宅にあったCDを引っ張り出して聴いてその思いがさらに深まった。 ドラマ本編に関しては、歌の主人公(新生児)も出て来てはいるが、全体的に騒がしい感じのため歌に喚起されるイメージとの間でかなりのずれがある。しかし歌自体のドラマ化が目的ではなくネタとして使っただけだろうから、合うとか合わないとかを問題にしても仕方ない。また悪玉にわざわざ過激なことを言わせておいて、そこに善玉が「同じ人間じゃないですか!」などと当たり前のことを突っ込んでみせるような安手のドラマだが、それもまあテレビだから仕方ない。 劇中の主張の中では、学徒動員の青年の考えは普通に理解できる。また親は戦争で死ぬために子を産んだのではないというのもその通りだが、しかし「戦争のない国を作って下さい」というのは具体的に何をどうすればいいと思うのか。戦争がない方がいいというのは平和な市民社会の誰もが願う当然のことだが、相手があることなので自分の国だけでは決められない。むしろ戦争を起こさないために、現実的な対処として何が必要なのかをシビアに考えることが大事であり、そこに沖縄戦の記憶を伝える意味もあるだろうと思われる。 ちなみにこのドラマでは主人公夫妻が関西出身という設定もあり、結果的に“沖縄の利害は国内他地域と相反する”といった分離主義的な印象が強くなかったのは幸いだった。もっとも制作当時は東アジアの国際情勢が現在と異なっており、この時点でそんなことはほとんど誰も考えていなかっただろうが。 【かっぱ堰】さん [DVD(邦画)] 2点(2015-05-05 00:09:24) |
24.《ネタバレ》 黒木瞳さん、奥さん役だけど、ものすごーくかわいいですね、、明石家さんまさんもなかなか良かった。実際はもっとひどいものだったろうけど、沖縄の戦争時の悲惨さは充分に伝わってきましたね。やはり戦争はしちゃぁいけない。ド直球なメッセージだけど、改めてそう思いました。ただ、キャスティングが豪華だけどキレイすぎて違和感が・・・まぁそこらへんは仕方ないかな。あとは、正直ちょっと長い気もしました。でも「生きる」上で笑いは大事だとワタシは思う。ただ笑うだけで気持ちが明るくなるし、明日への希望も湧いてくるから。笑う事には何か不思議な力があると思ってます。ちょっと現代のシーンに要らないかな?感はありますが、いい映画だとオモイマスヨ 【Kaname】さん [DVD(邦画)] 6点(2012-11-12 21:36:17) |
23.テレビで見て、DVDを探して見て、さらに思い出してまた見た。何度見ても、涙が止まることがない、素晴らしいドラマだと思います。 戦争は、どこの国が勝ったか負けたかではない。どっちの国が悪いのかでもない。戦争そのものが悪いのだ。国際紛争は戦争によって解決されるものではない。戦争はすべての人を不幸にするものだということを、痛感せざるをえない。 60年以上も昔に何があったのか、すべての人に考えてほしいし、実際の沖縄の地上戦や集団自決は、テレビで表せないほどのむごたらしいものであったことを忘れないでほしい。 【ESPERANZA】さん [地上波(邦画)] 8点(2011-02-01 23:07:28) |
22.う~ん、それなりの出来..かな..エンターテインメントとしては、こんなもんでしょう... 【コナンが一番】さん [地上波(邦画)] 5点(2009-06-05 12:50:49) |
21.この映画で明石家さんまが大好きになった。様々な点から、素晴らしい映画だと思う。 【南の二等星】さん [DVD(邦画)] 10点(2007-10-02 14:52:32) |
20.《ネタバレ》 こ、これはダメだろう・・・ なんか思いっきり日本軍は悪者扱いだしアメリカ軍は解放軍みたいになってるし、だいいちこれは一応は戦争ものなのにバンザイ突撃して死ぬ軍人たち以外は、みんなビビッて戦わず逃げてるだけだし、さんまにいたっては敵前逃亡して仲間を見殺するし、こんなんがアメリカに「歩兵戦闘の極み」と言わしめた日本軍なの?とおもわずおもってしまいました。 トンデモ映画(TVM)の一つですね、これは・・・ どんなにつらくても笑っていこうとする話は良いのですが、もうちょっと史実にしたがって製作してほしかったです。 【のび太】さん [地上波(邦画)] 1点(2007-07-19 23:28:03) |
19.何で沖縄なのに大阪弁なんだっていう気がしますが、ま、おいといて あんなに幸せそうな家族があんなことになるなんて・・・・・。蜂の巣にされた兄貴も悲惨でした。 さんまも最後泣かしてくれるじゃないか・・・。 【甘口おすぎ】さん [地上波(邦画)] 7点(2007-02-10 21:10:07) |
18.《ネタバレ》 非常にもったない作品ですね。戦争の悲劇性といったものをよく扱った作品で全体的によく作りこんでますね。それだけにあまり戦争を知らない人が見ると強烈な印象を受けるんじゃなないかな。この作品だけで戦争を語ってしまうと民間人は犠牲者、日本兵は悪、アメリカ兵は解放軍といった歴史観を強く持ってしまうのではないかと少し懸念。 少しその辺があまりに顕著だったような気がします。あとキャストですね。演技も今ひとつですがあまりに美形が揃いすぎて違和感がありますね。まるで現代の家族をタイムスリップさせて当時の世界に連れて行ったといった感じです。この話は英雄を扱ったわけでもなくごく普通の人たちのものなんですからね。もっと泥臭い感じの役者の方がいい味出せるでしょう。ちょっと萎えますね。重複しますがあまりに惜しい作品。ほんといい作品なんですがねぇ… 【青陽】さん [ビデオ(邦画)] 5点(2006-12-27 13:13:11) |
17.《ネタバレ》 民間人の視点から観た反戦映画としては素晴らしいと思います。明石家さんまの演技も素晴らしいかったと思いますので一応5点付けておきます。が、しかし!歴史を捏造してはいけません、犯罪です!なんで最近の日本の戦争映画は自国の軍隊を極悪人のように描写して私たちを救ってくれたのはアメリカ様みたいな描き方ばかりするのでしょうかねぇ・・・あいつらは軍事拠点でもない市街地を無差別に空襲したり、人類史上最も恐ろしい原子爆弾を民間人に向けて落とし大虐殺を行い、そして今でも中東で同じような事を繰り返し行っている国だという事を忘れるな!すいません、熱くなりました。 【憲玉】さん [DVD(邦画)] 5点(2006-10-08 19:42:02) |
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16.なんという歴史の捏造ドラマ!!TV放送では○BSで放送されていたらしいですが、さすがT○Sといった感じの作品だ、ほんと引くぐらい日本兵の描写が酷い。家族で見たのですがこんなもんは子供に見せるものではないです。 【はりねずみ】さん [DVD(邦画)] 0点(2006-08-14 14:58:00) |
15.《ネタバレ》 期待してみなかったぶんやや点が甘めです。それに一応テレビドラマとしての採点でもあります。でも8点献上したかったのは、これはかなりさんまさんキャラに対して。正直芸人としても人間としても好きじゃなかったので、今回いきなり好きになれたのはかなり嬉しい驚きでした。 「僕はこんなことする為に生まれてきたんやないんです」という台詞を叫ばせるのは、まっとうな神経があるなら脚本家もそうとう勇気いったと思います。(いや、がんがんの平和主義の人なら全然いらなかったかも)だって戦争中でしょ。兵士として戦いに参加してるなら、国とか家族を守るのが第一義というのが大前提なわけで、個人が何のためにうまれてきたとか言ってる場所じゃないわけです、戦場は。沖縄戦は、日本軍としては綺麗な戦い方ではなかったけど、米軍のした事も凄絶を極めた。その描き方のバランスはどうなの。という疑問はこの作品にシビアについて回るでしょうが、私はあえて、笑いばかりとってしまいまで「国と家族を実力で守らず」「個人としてヒトゴロシはしたくないを貫いた」非現実的な父ちゃんの描き方を肯定します。この作品全体は、父親が菩薩のような頑固者という非現実感の中に込められた祈りによって成り立っている。現実がどうとかいうより、私は「祈り」をテーマにした作品として捕らえましたんで、その方向に向けて何者かに祈り続けたい思いで一杯なのです。 【あにさきすR】さん [地上波(邦画)] 8点(2006-08-14 01:40:29) |
14.全て悪いのは日本軍で、民間人とかアメリカの人は、僕らと同じ互いに理解できる存在、というような大前提で、歴史をでっちあげた作品(作品という言葉も使いたくないくらい)。 せっかくお金をかけて撮ってるんだから、もう少し、当時を知っている人に話を聞いて、そこで何があったのか、ある程度再現をする努力があってもよかったのではないか。想像だけで話を作りたいのなら、指輪物語みたいなファンタジーを作って欲しい。偏見をまきちらす、害毒しか与えないようなモノだった。 【小原一馬】さん [ビデオ(字幕)] 0点(2005-05-14 23:14:03) |
13.《ネタバレ》 感動しましたよ。確かに戦争中にサンマさんのように笑えないかもしれません。もし、それが不自然であるとすればライフイズビューティフルも駄作ということになるでしょう。戦争の辛さも伝えており家族が一緒にいれるだけで幸せなんだなと改めて考えさせられました。 |
12.《ネタバレ》 沖縄の人達には申し訳無いが沖縄戦は本土決戦準備の為の時間稼ぎだったのです。いわゆる「捨石」ですな。沖縄戦については岡本喜八監督の「激動の昭和史 沖縄決戦」を御覧あれ。しかしこの「さとうきび畑の唄」はちょっとねぇ・・・。だってなんかジブリの「蛍の墓」みたいな感じじゃないですか。悲劇、悲劇の連続。それでそれを見て凹んで泣くと。そりゃ戦争は悲劇なんでしょうけど、日本本土をメリケンから守る為に戦ってるわけだから悲しいとか辛いとか言ってられなくないですか?さんまさんの演技に感動した人達には悪いけど前線でああいった事を言っても規律や士気を乱すだけなんですよ。つまり戦場では感情的になってはいけないんです。「プラトーン」のバーンズ曹長が理想の兵士ですね。話が少々脱線しましたが、もうちょっと国を護る為に尊い命を投げ出した戦士達を称えてもいいんじゃないですか?さんまさんが味方によって殺される(軍隊=悪の方程式)そりゃあんだけで銃殺されちゃ割に合いませんが、上官の命令すなわち天皇陛下のご命令と一緒だったわけですからね・・・。少々厳し過ぎるかと思われるかもしれませんがそうやって日本は日清、日露で勝利を収め、世界の一等国になったわけです。一度も植民地にされなかったのも強力な軍隊があったからこそです。確かに沖縄戦は悲劇でした。上陸した米海兵隊は沖縄で日本兵が現地住民に偽装しているとの情報により非戦闘員にも銃撃を加えています。ある村では大多数の住民が戦闘の巻き添えを食ったそうです。今のイラクでも同じような事が起きてるんでしょうなぁ。 でも悲劇だから何?嘆いていても仕方が無いじゃないですか。劇中でのさんまさんの死に方は「犬死」ですよ。さんまさんを撃った小隊長も悪いが、そんなことで殺されるのもアホらしい。あれじゃ国に殉じた事にはならないし、どうせだったら立派に敵と戦って死処を得るのが筋ではないのか?あの殺され方は深作欣ニ監督の名作「軍旗はためく下に」を連想させますな。 【和魂洋才】さん 4点(2004-09-19 21:46:00) (良:1票) |
【あしたかこ】さん 0点(2004-09-17 18:11:19) |
★10.あんまり・・・・でした。黒木瞳のおばあさん姿を見た時点で引いてしまった。 ちょっとあれはないんじゃない? 【あずき】さん 4点(2004-08-07 22:39:38) |
9.美術や特撮の安っぽさはテレビなので致し方ないところか。脚本はじめ、メイクや諸々の部分も含めリアリティを向上して劇場作品として作られていたらなぁと思う。でもテレビだからこそ色んな意味でさんまさんが映えたのかも知れませんね。さんまさんじゃないとこのドラマは成り立たなかったでしょう。この作品が、子供達が戦争を学んでいく上でのきっかけになれば良いですね。 【じふぶき】さん 7点(2004-08-05 11:43:44) |
8.なかなかの良作。さんまの息子が爆弾体につけて自害みたいなとこにウルウルきたな~ 【LYLY】さん 6点(2004-07-21 17:10:56) |
7.泣いた~。かなり泣いた。けど個人的にはライフイズ・ビューティフルのロベルト・デニー二を思わせるような、さんまさんのキャラは好きではないです。でも相当泣きました。 【もちもちば】さん 8点(2004-07-12 19:38:12) |