10.回想形式にしたのは事件を引きずり続ける被害者の何かを見せたかったからなのだろうが、何かが映されたようには見えず、ただ時間軸をずらしたかっただけのようにしかみえない。一作目のレビューでもちょっと触れたが、この二作目は女が犯人に好意を寄せてゆく過程が不自然。UFOだの宇宙人だのと空想めいたことを言う女は社会からの逃避願望やら現代人の抱える孤独感やらといった問題を根底に抱えていることを訴えていて、それが女の恋愛感情への伏線としてあるように描いているが、こういったわかりやすすぎなやり方でしか根底の諸問題を訴えられないのかと思うと情けなくなってくる。だいたいここで社会派チックなことをすること自体どうなのかと思うが、やるならやるで徹底的にしてほしい。主演の女の子の棒読みはかなりひいてしまったが、回想時の語りが棒読み具合がひどく、演技を伴ったときはまだマシだったので、おそらく催眠術にかかっている状態を彼女なりに演じてのことなのだろう。それでOKを出す監督も監督だと思うが。 【R&A】さん [DVD(邦画)] 3点(2008-06-16 12:48:59) |
9.主役の女の子の演技がかなり大根で全然役になりきれてなかった。カットの間やタイミングなんかダメダメで見ていてかなり違和感があった。中でもカメラアングルは最悪で 学生作品といっても通じるような出来ではないか。濡れ場以外みるところがない。借りなくて本当によかった。 【アフロ】さん [インターネット(字幕)] 3点(2007-04-20 03:57:54) |
8.《ネタバレ》 原作を読んだことがないので特に先入観なしで見ましたが(前作は見た)けっこう引き込まれました。前作と比較すると雰囲気がかなりリアルだったと思います。こういう願望を持った中年男性はいっぱいいるんだろうな。てか今もどこかでこういうことが起きているんだろうなと思わせてしまう作品。。次第に変化する二人の描写が上手かったと思う。監禁する方もされる方の心境がよく理解でき伝わってきました。ただ女優の演技は本当に下手でした。本当に下手でした。セリフはかなり棒読み。ただセリフが棒読みなところ以外はむしろこの作品の雰囲気に合っていたと思う。ぎこちない感じが監禁された少女っぽさがありますね。最後に一言、カメラアングルも悪いし単調なエロシーンしかないのでそういうのを期待する人にはお勧めではないと思います。 【青陽】さん [インターネット(字幕)] 7点(2007-01-05 04:18:21) |
7.女優さんの演技が最初からノラリクラリしてるせいか、まったく緊迫感ないまま始まり、緊迫感ないまま終わってしまった。演技にメリハリをつけてほしかった。 【civi】さん [インターネット(字幕)] 3点(2006-12-27 13:44:15) |
6.変な期待をして借りたら裏切られた。映画としてもたいして面白くない。しかし深海さんの目力には何か惹かれるものがあった。 【ぷりんぐるしゅ】さん [DVD(字幕)] 5点(2005-09-19 03:13:08) |
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★5.深海理絵の棒読みのせいで全く映画の世界に入れなかった。はじめはそういうしゃべり方しか出来ないという役柄を表現しているのかと思うようにがんばったが、忍耐にも限界がある。脳内補正しながらの鑑賞に耐え続け、緊張の糸が切れるその瞬間、映画への期待は絶望と変わり、深海理絵だけでなく脇役たち、カメラワーク、ストーリーなど全ての評価は虚無の0点へと突き落とされるのだ。一人の役者が映画全体をスポイルしてしまうよい例ではないだろうか。よってレビューにはじめての0点をつけます。 【tigarato】さん [ビデオ(字幕)] 0点(2005-08-14 08:54:38) |
4.《ネタバレ》 「アタメ!」と連続で鑑賞した「拉致監禁もの」(余談ですが比較してみると共通点や相違点が際立って興味深い)です。さて、まず最初に断っておきたいのだけれど、本人の意思と関わり無く人を拉致監禁するというのは悪いことです。許されない事です。てか、性犯罪を犯した奴は痴漢だろうと暴行だろうと容赦なくチョン切っちゃえばいいじゃん!それが無理ならせめて一生外れない貞操帯をつける位の事をした方がいいぞ、とその種の事件の報道を見る度に思う。ただこれは(実話に基づいているとはいえ)あくまで映画であり、例えば「俺たちに明日はない」と実際の強盗殺人とは区別するのと同じで「寓話」として観るものだと思う。んでこの作品。<以下ネタばれ>終盤、精神的にも肉体的にも結ばれた誘拐犯の男と女子高生は車で「愛の逃避行」を図る。しかし男が外で用を足している間に刑事に見つかってしまう。「逃げて!」と叫ぶヒロイン。しかし男は黙って刑事に近づき、両手を差し出す。静かな、しかし満足げな笑顔を浮かべながら・・・僕はこの顔を見た時ちょっと心が震えた。この話が、実は純粋な“愛”についての物語だと、初めて気づいたから。男のとった手段は(繰り返しになるけれど)道徳的にも法律的にも許される事では勿論無い。しかし彼の行動は「彼女になら、殺されても構わない」と覚悟した程の、文字通り「命懸け」の想いからで、そこには打算はひとかけらも無い。正に自己の存在を賭けた愛。そんな彼の想いがヒロインにも通じ、やがて男を愛するようになる。多分この「愛」は将来性の無い、非建設的、破滅的なもので、もし世の人々がこんな「愛」に突っ走ってしまったら社会秩序は崩壊するだろう。彼女の心境の変化にしても「ストックホルム症候群」という用語で説明・分類されてしまう物なのかもしれない。んでも人間の心とか愛情とかいうのはいくら言葉で説明しても割り切れないような深みがあって、人は時々そんな想い(狂気)に、強く惹きつけられてしまうのかもしれない、と思う・・・ってここまで読んで「そぉか、ラチカンキンすれば真実の愛が得られるのか~」とか思った奴!だからあくまで「寓話」だっつってんだろぉが!もし同じ事やろうとしたら、お前んとこ乗り込むぞ、枝切り鋏持って!・・・ったく。あ、そうそう、この作品でヒロインを演じた深海理絵、確かに台詞はたどたどしかったけど、瞳の強さが印象的でした。 【ぐるぐる】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-05-03 16:38:47) (良:1票) |
3.シリーズでこの作品が初見だが,むか~し漫画で読んだのと全く同じ内容だった。エロ目的ならAVを見たほうがまし。変な期待をするなと言っておきたい。 【北狐】さん [DVD(字幕)] 1点(2005-02-22 19:00:31) |
2.≪完全なる飼育完全制覇・その2/獲物=深海りえ≫ 最初っから全く初々しくない深海りえの「パパになってください」に続いて出てくる台詞が「UFOを探してたんです」って…、この不条理感爆発のオープニングに前作から引き続き唖然。そして前半をほとんどすっ飛ばしていた前作に対し、こちらは前半を比較的リアルに描いていく。しかし後半は前作の方が原作に忠実。女子高生側の視点で物語を進めるのも良いですけど、深海嬢の棒読みによるナレーションが入る度に苦笑してしまう。場所が判れば是非行ってみたい、治外法権的性行為空間と化している公園にも爆笑してしまった。それにしても「続編」ではなく、際限なく「リメイク」され続けていくシリーズってのも凄い。これは「富江」シリーズ並の増殖力ですネ、4点献上。 【sayzin】さん 4点(2004-11-12 00:52:39) |
1.《ネタバレ》 竹中直人主演している前作の続編です。誘拐する中年の親父は天涯孤独という感じで、はるかを育てていく。怒る事もなく優しい彼にしだいに心を開いていった彼女も彼を好きになるのですが、この作品を見たすぐは少し言葉を失いました。なんだか切なかった。 【アンナ】さん 6点(2004-03-02 16:07:13) (良:1票) |