18.《ネタバレ》 けっこうな閉塞状況にいると(個人的は)思える主人公なのに、その独特なユーモア感覚で最後まで明るく観れるというこの監督らしい作品だった。どうしようもない状況に陥った駄目男が、この状況を打ち破るためにアーチェリーの矢を構えるところはもっと悲惨な描写になっても良いはずなのに、そうはならず、最後まで軽妙な作風を維持するところが観ていて楽しい。最近、借金まみれで駄作にばかり出ているニコラス・ケイジに、スポンジボブがいつだって見守っていてくれているよって(余計なお世話だろうけど)言ってあげたい。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-08-27 19:41:05) |
17.ニコラス・ケイジが好きになりました、さらに。アーチェリーが氷を射て割るところが美しくて、いい緊張感もありました。メリハリがいいですね、笑いあり、ホロリありのいい作品と思いました。ちょっとした歯車、そう、タルタルソース!がきっかけってこと、ありえると思います!人生は捨てること、残ったのが自分なんですね。。あとマイケル・ケインはじめ全員がいい味だしています。もう一回みたいな。 【HRM36】さん [DVD(字幕)] 9点(2012-04-04 10:47:03) (良:1票) |
16.笑わしてくれる部分はあったが内容が中途半端でした。しかしニコラス・ケイジの顔芸?は観ていて飽きがこないので、それだけで楽しめます。 【映画】さん [DVD(字幕)] 5点(2010-12-03 21:37:00) |
15.《ネタバレ》 主人公に非常に共感してしまい飽きずに最後まで見れました. ハッピーエンドですよね. やっぱり. 【RTNEE USA】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-11-07 01:09:06) |
14.《ネタバレ》 主人公は気が小さいために細かいことにこだわりすぎて、かんしゃくもち。しかし彼は自分の家族も父も、つまりメインキャラクターを全員深く愛している。決して自分1人だけでなく「皆で幸せになろう」と必死でもがいている不器用な彼がいじらしい。家族なしで大金を得ても仕方がない、という彼の価値観もほほえましい。実際、人生は予想のつかない天気予報のようなものだ。誤報だろうが当たろうが、結局人間は生きていくしかない。しかし主人公の父親の葬儀のシーンを見ると、少なくとも「人生はクソだ」とは思えない。ほろ苦い、微妙な人生観を皮肉とユーモアでつづった、主旨のぶれないいい映画だったと思う。 【tony】さん [DVD(字幕)] 9点(2008-07-27 09:23:02) (良:1票) |
13.ストーリーに起伏がなく、淡々と進んでいくのでそういった意味では面白味に欠けます。内容的には、社会に出た男の人なら共感出来る部分は少なからずあると思います。 【茶畑】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-03-09 23:13:39) |
12.《ネタバレ》 ニコラス・ケイジの悲しそうな表情がリアルだった 【かさぶた】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2008-02-18 19:44:32) |
11.《ネタバレ》 私は退屈しないで、最後まで見れた。父へのコンプレックスのあるニコラスケイジが何とか現在の自分の生活を立て直そうとする努力が見ていて辛いが。みんなの点は伸びないが、私は8点。 【nextto500】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2008-02-17 02:06:44) |
10.「ラクダの足」とか「タルタルソース」のとことか笑ったし、「人生はクソだ」ってのも名言なんだけど、映画としては物足りない。 【すたーちゃいるど】さん [DVD(字幕)] 4点(2008-01-27 14:18:48) |
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9.《ネタバレ》 主人公は、ウェザーマンとして成功しています。十分な収入も得ている。社会一般から見れば成功者です。しかし彼は自分のことを認めていない。カンペを読むだけの簡単な仕事で、お金をもらっていると自身を卑下している。そのことが私生活の問題にまで繋がっています。ファーストフードを投げつけられるのも同じこと。全ての原因は、彼の自信の無さにある。しかし彼はそのことに気付いていません。もっとも彼に同情の余地はある。彼の父親はあまりに立派過ぎた。息子にとって父親は超えなくてはいけない壁。そのプレッシャーはよく分かります。でも彼は勘違いをしている。彼は既に父親を超えている。彼よりも上手に天気予報を伝えられる人はいない。そのことは父親も指摘しています。普通のドラマであれば、彼が自信を獲得し、家族が再生するまでを描くでしょう。しかし本作は違う。家族は再生することなく、主人公も自信を得ることなく終了します。「消防隊の後ろだが、スポンジ・ボブの前だ」そう自分を慰めることで精一杯。ゆるゆるの現状肯定で終わります。感動はありません。でも現実はそんなもの。誰もが自分に自信を持てるわけじゃない。だったら、とりあえず今の自分を認めるところから始めるしかない。それでも一歩前進です。ヒントはアーチェリー。最初は娘の付き合いで始めたのに、いつの間にか腕を上げています。彼が「ハロー・アメリカ」に採用されたのも運が良かったからじゃない。継続は力になっている。息子のカウンセラーを殴りに行った彼の行動には、迷いがありませんでした。変化の兆しは見える。ドラマチックに変わらなくていい。ちょっとずつ変われればいい。 【目隠シスト】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-09-07 18:31:21) (良:2票) |
8.石原良純に見てもらいたい映画。アーチェリーシーンがドキドキした。やるのか!やらないのか! 【名無しD】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-12-22 15:17:29) (笑:1票) |
7.淡々として暗い。デイブが可哀相に思えてくる。面白い、とは思わなかったが個性的な作品だった。 【PINGU】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-12-20 06:22:12) |
6.ニコラス・ケイジにこの役はどうだろう?髪型とか思い込みだとかだんだん気持ち悪くなってしまった。ダメ男の話には冷たい評価になってしまいます・・・。 【さら】さん [DVD(字幕)] 4点(2006-09-19 11:26:39) |
5.《ネタバレ》 ううむ。つかみどころのない作品です。 強いて言えば「アメリカンビューティ」もどきというところでしょうか。 デイビッドというのは現実を直視できない男なんです。認めたくない事実に直面すると、見なかったことにするか、すぐ都合のいいように曲げて話してしまう。そういうところが、奥さんに嫌われたわけですね。 だいたい離婚しているうえに、前妻には新しい彼氏もできているのに、まだ「やり直せる」とか思っている。どういうバカでしょう。 娘の肥満問題にいっさい触れないとか、タバコを発見しても見なかったことにするとか、他人にものをぶつけられても深く考えず忘れようとするとか、その場しのぎで生きている。とにかく「考えない」。ものごとを解決しようとしない。 たまりかねた父は死ぬ前にとにかく「前妻のことだけはあきらめろ」と言い置いて死にますね。 ところがラストのパレードでのモノローグでデイビッドは「僕の家族は別の男と暮らしている」とまだ言っている。だからもうあんたの奥さんではないんだって。 年に25万ドル稼ぐだけでもアメリカではすごい金持ちであるのに、100万ドルになってしまって、それでも不幸なこの男。妻に捨てられ、息子は薬物中毒から更生中、娘は肥満児で不良予備軍、なんかすごく皮肉だな。 【パブロン中毒】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-09-18 19:30:11) (良:1票) |
4.《ネタバレ》 長い前髪を下ろしているニコラス・ケイジが、いつになく等身大の人間を淡々と演じるヒューマンドラマです。仕事面は満たされつつも、私生活に満たされていない空虚感が見事に描かれています。「もし仕事ではなく家庭を取ったら?」というテーマで同じくニコラス・ケイジが出演した「天使のくれた時間」は、まさに映画的な劇調で夢を見せてくれるメルヘンチックな展開でしたが、いい意味でも悪い意味でもこの作品のほうが現実的です。だからこそ思春期の娘、問題行動を起こす息子の問題、離婚した妻とやり直そうと苦心する様子、余命いくばくも無いかつて成功をおさめた父との交流にリアルなものを感じました。またNYに移り、仕事で更にキャリアアップをすれば、再び家族が1つになれると信じて奮闘する主人公を応援したくなります。ただ現実は映画のようには上手くいかず、この作品の結末は妙に痛くもありながら共感できます。きっと私も含め、こうして幸せな部分と満たされていない部分を両方心に抱えながら毎日を模索して生きている人って多いんじゃないかなと考えさせられる作品となりました。 【まさかずきゅーぶりっく】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-08-20 12:13:51) (良:1票) |
★3.お父さん役の俳優さんの不思議な存在感で引き付けられるものの、終始一貫してスラーっと進んでいくのでものなり無いものの、これはこれでいいのかも。オチはなんか良かったような気になる。ってか彼が進むべき方向を見出してくれてよかった、、中盤かなりダメ人間ですから 【マキーナ】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-07-15 20:54:54) |
2.《ネタバレ》 全体を通して非常に淡々としている。別れた妻や子供達への愛情表現、父親への思い、仕事に対する情熱、どれもこれもが空回りしているが、中盤での息子の事件、父の死でやっと気持ちが前に進み始める。大袈裟な盛り上がりも感動もないが、不思議と最後にはハッピーエンドの気分になってしまう。 【よっさん】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-07-03 00:39:46) |
1.仕事ではそこそこ成功していても、家庭では何か歯車がずれていてうまく行かない、それでも進んでいかなければならない人生の辛さ、空しさみたいなものは伝わってきました。そういう部分では自分の人生に重ね合わせて共感する人も多いのではないでしょうか。ただ、最終的にデビッドには一連の出来事を通じてどんな変化が起きたのかが、どうにも薄味というか。あまりに淡々としていて遠慮がちに感じました。それから音楽がハンス・ジマーですが、いつものダイナミックな曲調とは正反対で「パンチドランク・ラブ」のジョン・ブライオンを彷彿とさせるものでした。 【ロイ・ニアリー】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-06-27 09:46:10) (良:1票) |