4.ムン・グニョンによるムン・グニョンのための映画で、ストーリーなどあってないようなもの。じゃあ、つまらないかというと、そんなことはなく、ダンスがぐんぐんうまくなっていく様子、そして最初はいなかくさかったのだ、どんどんきれいになる様子などに目を細めて喜べる人なら、十分楽しめるでしょう。
彼女は中国の朝鮮族出身、という設定なのだが、最初のころのひどい訛りや、韓国の入管の取締りの様子などが興味深かった。出稼ぎ目的の朝鮮族の不法滞在が問題になってひさしいもんな。
「アズバーイ」っていうのは「アジョシ」ってことなのね。
蛇足。鑑賞環境が「パソコンテレビ」となっているが、実際は、韓国のサイトの VOD サービスを利用したので、字幕無しである。当方の韓国語力は中級程度なので、セリフすべてが理解できたわけではない。