108.ドキュメンタリータッチの独特な映像の効果で、映画全体にリアリティとスリリングな緊張感があり画面から目が離せなかった。娯楽性が薄く内容が複雑、と言われるが、シーンの舞台によってそれぞれの映像を色分けした手法は、複数のストーリーを上手く区別出来てわかりやすくて効果的だった。メキシコのセピアカラーは印象的。ブツ切りの編集など、監督の才能が際立った秀作。ラストも素晴らしい。麻薬大嫌い。BSハイビジョン大好き。 【カワサキロック】さん 8点(2004-02-06 22:58:17) |
107.日本人には伝わりにくいテーマではありますが、3つの物語それぞれが面白く、巧みに交錯してる。しかし麻薬を吸う娘に一定の理解を示す母親の心境は全く理解出来ませんなあ。 【Fuzz】さん 7点(2004-02-06 22:45:21) |
106.ダグラスの落胆したあの姿。日本も近々こうなるのかな。 【ボバン】さん 7点(2004-01-31 03:10:23) |
105.テーマ性とか別にわるくないとは思うんだけど見てて面白くないんだよね。重い話が嫌いとかじゃなくもっと見せ方あるんじゃないかなって事です。うーん 【とま】さん 6点(2004-01-16 14:33:09) |
104.アメリカという大国における最大の問題のひとつであるのがドラッグであろうが、その問題を非常に効果的に一流の映画として昇華させている作品だと思った。それぞれのキャラクターによるオムニバス的なストーリーを見事にリンクさせ、場面ごとに映像の色彩を変える手法がとても鮮烈で印象深い。今作でアカデミー監督賞を受賞したスティーブン・ソダバーグであるが、彼の映画監督としての力量をまざまざと見せ付けた秀作。 【鉄腕麗人】さん [DVD(字幕)] 8点(2004-01-13 15:34:03) (良:1票) |
103.めんどくさいなーと思いながら、ダグラス出演と各賞受賞の肩書きのため一応チェックはしておかないと…で観たものの、やっぱり予想通り。 【桃子】さん 4点(2004-01-07 16:47:56) |
102.もう一度見ないと…と思うのだが、複雑すぎてついていけましぇん。たぶん、理解できれば面白いんだろーなー。。。 【日雀】さん 5点(2004-01-02 22:42:43) |
★101.アクション映画かと思いきや…重いテーマを扱った社会派映画だった。アメリカ社会での麻薬問題の根深さを思い知らされる。結局、イタチゴッコに終わるラストにせざるを得ないのだが、そこに至るまでの物語の構成は巧妙で唸らされる。ラストシーンには、いろいろ考えさせられるものがあり、印象的で素晴らしい。マイケル・ダグラスはエロオヤジだけど演技はさすがに上手い。キャサリン・ゼタ・ジョーンズの人妻ぶりはエロい。 【やすたろ】さん 5点(2003-12-23 23:59:28) |
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【ピニョン】さん 4点(2003-12-14 17:44:52) |
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98.3つの色調で区別されて描かれた3つの物語は、1つ1つを単純に分けて見るとワリと新鮮さのない物語でしかない気がします。でも、麻薬という要素だけで繋がった3つの物語がバラバラに解体され、1本の映画という形で再構築された時、そこに麻薬をめぐる現実が浮かび上がってきます。社会に深く喰い込んだ麻薬というものに対して、楽観でも悲観でもなく、ただ観客に向かって状況を突き付けてみせる映画。キーワードは「子供」。自分じゃない、その子供達の未来にどう落とし前付けるか。その選択を迫られているようです。デル・トロのこってり濃い存在感が目に焼き付く映画でした。 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 7点(2003-12-14 14:22:39) |
97. 重い。救いがない。ドキュメンタリー風の撮影法はおもしろい。窓の外が外光でぶっ飛んでてもお構いなし。そこがリアリティを生んでいる。 【ロイ・ニアリー】さん 5点(2003-12-12 13:22:49) |
96.麻薬の話ですね。ただ、日本人の私はアメリカの麻薬の話には疎いんです。麻薬が大きな社会問題になっているアメリカではすごく的を得てるんでしょうけど、麻薬がどういう行程でアメリカに流入しているのかとか、詳しい事を知らないもっち~にとってはハッキリ言って対岸の火事で、「ふ~ん」って感じでした。しかも登場人物多すぎて、話が途中で分からなくなってしまうという失態。 |
95.《ネタバレ》 映像も演出も物凄く良かったんだけど、ラストで台無しになってしまった感じ。敵前逃亡は個人的事情で仕方ないとしても、仲間の足を引っ張るような捨てゼリフ吐いちゃいけません。黙って去るべきです。南米側の刑事にしても「些細な裏切りすら見逃されない」のに、あんなにのんびりしてる場合じゃない。もしかしてあのエンディングは粛清されつつある刑事が死に際に見ている幻想…?とも思えてくる。色々な意味で後味が良くなかったです。 【番茶】さん 5点(2003-11-23 14:44:59) |
94.例えて言えば、「『三色弁当』を食べたら、味がなかった。」という感じ。映画を見た人なら言っている意味が分かると思う。 【STYX21】さん 3点(2003-11-23 12:58:34) |
93.もうグーの音も出ません。完璧な映画、というのはあり得ないと思うけど、これは限りなくそれに近い条件を満たしていると思う。パラレルに走って行くストーリーが、集結するのかしないのかという期待感さえ抱かせないほどそれぞれに良くまとまっているし、ずいぶんスターを集めたわりには、全員にちゃんと見せ場を作っても全然話がバラけなかった。強烈に印象深かったのはやっぱりここでもキャサリン・ゼタ・ジョーンズとベニチオ・デル・トロ。デル・トロの受賞は当然だけど、キャサリン・ゼタ・ジョーンズをもうちょっと世間にも評価してもらいたい。手元に置いて、何度でも観返して行きたいと思う久々の傑作。ゴージャス。 【anemone】さん 9点(2003-11-22 16:53:30) (良:1票) |
92.あまり積極的に観始めたわけではありません。途中で寝ると予想してました。が、なんとまあ、面白い、面白い。どんどん惹き込まれてしまいました。「麻薬」を中心に三者三様の話が同時進行していくわけですが、ブツブツ途切れた感じなど全くない。三つの話がラストできれいに繋がるというわけでもない、逆にそうなってしまったら「ああーやっぱりねー」て感じで、フツーの娯楽作品になってしまっただろうなぁ。きっちり繋がってはいない、けれど当事者も知らない意識しないところで「麻薬」によって実は繋がっているだよと感じさせるのがいいです。キャストもよいわね、ベニシオ・デル・トロ、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、特にキャサリンについては、それまで持っていたイメージは私の誤解だったとわかりました。いまに浮気相手が登場するんじゃないかとヘンな期待を持って観ていたマイケル・ダグラスなんですが、ここでは自分の社会的立場とクスリに溺れる娘を抱え、かなりの好演好印象でした。最初から最後まで緊張感漂う秀作だと思う。スティーヴン・ソダーバーグの底力を見たような気分でした。 【envy】さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2003-11-22 00:38:39) (良:1票) |
【ガッツ】さん 3点(2003-11-21 04:57:19) |
90.娯楽性には欠けるけど、心にズシッと来る真面目な作品でした。ラスト、子供が遊ぶグラウンドをみつめるデルトロ…のシーンがいい!デルトロって、カッコイイんだか泥臭いんだか良くわからないんだけど、いつも惹き付けられてしまうのよね~。 【たまねぎ君】さん 8点(2003-11-18 10:15:42) |
89.どちらかといえば自分はバカなほうだな、と思う人は見にいかないほうがよい。あたしがそうだから★タハハッ・・・・・・・あ~あきっと知性のある人が見たら深みのあるオモロイ映画なんやろけどな!!!! 【ギブス】さん 2点(2003-11-04 16:04:29) |