5.《ネタバレ》 今日は、ネタバレを聞きたくないの映画に行ってきた。
シリーズ通して「安定の出来」を誇ってて、俺自身もこの映画のシリーズは好きだったりする。
――ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー/VOLUME3(2023)
映画を観る前にDisney映画の予告編。
恐らくは「ピノキオ」と「ピーター・パン&ウェンディ」…共に実写映画、そして映画の予告でも「リトル・マーメイド(2023年)」でも、人種の入れ替えがあって…少しばかり「おや?」と思った。
普段なら若干の違和感を得る程度だっただろうが、立て続けに3つも観てしまうと、大きな輪になって脳裏に残ってしまった。
まぁ、今の「スパイダーマン:ホームカミング~以降(2017~2021)」でも、MJの人種が変化したが、演技力や本人の頑張りも有って…今では概ね受け入れられているのも頭に入れおく。
けど、それを前提で……何だろう?この胸で渦巻く違和感は?
気になる「問題(懸念)点」は――この2つ。
■コンプライアンス(コンプラ)■
■ポリティカル・コレクトネス(ポリコレ)■
まぁ、作家さん達の問題とか、役者さん達の在り方とか、ユーザーの位置なんかは、敢えて此処ではスルーする。
そこがネックになると、映画とはまた違ってきて、上のステージの根本的な問題となると思うからだ。
尚、ファンの論争については一切問題はないと俺個人は思う…言い方を変えれば、その論争も”ファン間の楽しみ”の一環だと考えるからだ。
まぁ、代案の無いままクリエイターを気取られたり、批判の足並みが揃って無くとも…それも一種の愉しみだろう。
取り敢えず、個々に判断の基準ではあるだろうけど、そこまで止めるのは無理だろうし、問題としては(今のところは)小さいと思う。
一体どうなるんだろうね?この違和感は…将来的に。
クリエイターでやってる人…特に情熱を込めていると相当に面倒だろうなーとは察しがつく。
ただ、アレだ。
それら困難はクリエイターでやってるなら、版元やメーカーから…ドンドン落下してきて、否が応でも受けねばならない状況はズーッとあった。
時に理不尽、時に面倒であったとしても「クリアしなきゃ出せない」のなら、やるしかないのが俺達の道だ。
色んな困難の中でも、クリエイターは「未来に繋ぐ道」を考えつつも、まずは「生き残るために頑張り続ける」だけなのだ。
と…以上の事を考えつつ、だ。
待望の「VOLUME3」の上映が始まった。
とは言え、上記の「コンプラ&ポリコレ」について、ずーっと考えてたんで、劇中の人種(つか、星人?)のミックス具合が果てしなく心地いい。
ああぁぁ―――――――っ!!
ネタバレは書けない!書かない!書いて堪るものですか!
これは是非是非、時間を作って観て欲しいと思う!
日本人が好きなモノ、色々と集まってて超賢い(ズルイとも言う)要素ばっかり!
結論から言うと、アレだ。
やっぱりジェームズ・ガンは好きな監督だなぁー…マジで。
作風は、「人間の友愛」に触れつつも「人間の不快感なモノ」も確りと分かってる作家だな、と思う……その上で、その両方を毎回毎回、丁寧に見せてくれるのが流石だ。
作品的には脚本をしていた「ドーン・オブ・ザ・デッド(2004年)」とか「スーパー!(2010年)」辺りから超注目してたんだが…毎回「胸糞悪いシーン」とかで痛烈なインパクトを残して、俺の心に刷り込まれてきた。
ともあれ、人によって好き嫌いはあるかも知れないが…俺は凄く心が躍った作品だった。
前回の「ザ・スーサイド・スクワッド“極”悪党、集結(2021)」も、色んな穴はあるにせよ…「人の観せ方の上手さ」とか、ジェームズ・ガンらしい作品として…言わば「好きな映画」として加えて置きたい逸品だった。
作品の今後についても敢えて書くのを辞めよう。
ただ、胸に刻まれた度合いが…今回は、マジで半端ない。
いや、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」は勿論、シリーズ通して素晴らしい。
ただ、それよりも…ジェームズ・ガンの監督っぷりが最高だったね…本当に。
いや、MARVELもDCも最高だ!
今後も…うん。
その弾けっぷりを刮目して観る!
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それと…
30年以上も待ってたキャラ。
色々想い出して泣きそうになったわ。
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