32.予告で何度か見て、まあ、わざわざ映画館で観る必要ないかなと避けていたがたまたま観る機会があって観賞した。実はピクサー作品を映画館で観るのは初めて。全く期待していなかったので評価は高め。途中感涙しそうになってしまったのが大きい。アニメは吹き替えの方が絵に集中できていいのだが、今回のリングイニの吹き替えがしょっぱなから「?」で、絶対どっかの俳優がやっていることはわかったが、それが誰か分からず、モヤモヤしながら最後に佐藤降太ということがわかり、なんかそこで脱力した。。。レミーの吹き替えはよかったのにリングイニはそれでなくてもあまり魅力がないキャラなので、せめて声だけでも上手な人にやってほしかった。そして後半はテンポが速すぎて余韻が残らなかったのが残念。それでも予想外に楽しめたので○。 【おっちょ】さん [映画館(吹替)] 8点(2007-09-05 23:43:49) (良:1票) |
31.《ネタバレ》 ストーリー自体はある程度予定調和ですが、その分安心して見ていられるし、見終わった後は満足感でホッとできます。各キャラクターの描写も丁寧で、個性が伝わってくるので楽しいです。映像が綺麗なのは、ピクサー作品な以上もはや当たり前かもしれませんが、それでも息を呑むような映像美に見とれてしまいます。各シーンに映る登場人物や風景、そして何より本作品のキモである料理が本当においしそうでした。どれだけリアルに見えるかを追求しがちなCGですが、リアルさとコミカルさをどれだけ両立させるかがCGの真髄なのではないかと、この作品を見て感じました。 【Nerruc】さん [映画館(吹替)] 8点(2007-09-03 01:14:46) (良:1票) |
30.だいたい男(の子?)がウザイ。へなへなナヨナヨしていて、「しゃんと歩かんかいっ!」と喝を入れたくなる。女の子ならまだしも、こんな男は、私の視界に入らないでいてほしい(これって性差かしらん?)。 【元みかん】さん [映画館(字幕)] 3点(2007-09-02 09:37:31) |
29.《ネタバレ》 ネズミ君達の活躍に涙腺崩壊。パリの夜景、夕刻の街角、セーヌ川、石畳・・・背景のキレイなことといったら! 【ponsuke】さん [映画館(吹替)] 8点(2007-09-02 07:28:34) |
28.《ネタバレ》 レミーの才能に対し、リングイニは無能に近く、人間的な魅力に乏しい。何処かで才能が開花する展開かと思ったが、お人好しなところだけか取り柄なのか。コレットの存在はストーリーを引き締めていました。PIXARの映画を劇場で見るのは初めてでしたが、驚きの仕上がりですね。ある雑誌で「ネズミ」を仏国の移民に見立てているという視点で見ると合点はいきます。同時上映の「LIFTED」に大笑。+1点以上。このあたりの無声、ショートアニメはやはり米国は作り(間、展開の早さ)が上手い。 【プライベートTT】さん [映画館(字幕)] 6点(2007-09-01 23:38:12) |
27.《ネタバレ》 二度目観賞、心温まる料理人ドラマ。ネズミの名シェフ・レミーと冴えない見習いコック・リングイニの友情、リングイニとコレットの恋に注目。一度目観賞時よりやや感動が薄れたかな…。 【獅子-平常心】さん [映画館(吹替)] 6点(2007-09-01 16:34:48) |
26.《ネタバレ》 人間と動物の友情関係がとても気持ちよく 描かれていて面白かったです。 ただ、人間がねずみの住む世界を無くしたと 言っていたのは心が痛いですね。 |
25.《ネタバレ》 もう映像はさすがピクサー、すごく綺麗だったんだけどストーリーが心揺さぶるようなものではなかった。脚本が良い悪いと言うよりかは、世界観が今イチ出ていなかった出ていなかったような気がする。今までの作品はコッテリとその世界観(例えば「モンスター」の世界とか「おもちゃ」の世界など)を堪能することができたんだけど、本作は「ネズミ」の世界という微妙でありがちな設定だったし、「ネズミ」の世界はそれほどメインな部分を占めている訳ではない。人間とネズミの友情が作品全体のテーマであるから、明確に何々の世界とラベルを貼ることができないのだ。だから、僕はピクサーらしさを感じぜずに、パッとしないストーリーだという印象を受けたんだと思う。それにしても、ネズミの集団を観た時に若干気持ち悪く感じてしまったくらい、CGにリアルさがあった笑 【たいがー】さん [映画館(字幕)] 6点(2007-08-20 21:35:07) |
24.《ネタバレ》 ピクサー作品はCG臭さを感じさせない努力なんてものはもはや当り前の事で、ポイントはそこからもっと先、どれだけ独自の世界を組み上げてゆくか、というところにあるような感じがします(世のCGは実写との合成まで含めてCG臭いモノが殆どだったりするのですが)。今回の『レミー』に感じたのは、昔のファミリー向け実写映画の匂い。もちろん、ディズニーも含めて。そう言えば、最近こういう味わいの映画ってなかったなぁ、と懐かしさに浸りました。もしかするとディズニーの正統な流れを汲んでいるのはピクサーなのかもしれません。映画はネズミ達が大挙して作った料理を果たして食べたいと思えるのか?という大きなひっかかりを感じて(そこに今日の誰が作ったかも判らない食品に対する疑念や、偏見や差別に対して試されていたりとかの意図があったにしても)、ラストにしても共存ではなく棲み分けという形に落ち着いている点で、問題を投げかけた、でも回収はしていないという感じがしないでもありませんでした。また、物語上、実は頭数揃えるためだけに必要だったキャラ達に対して、意味ありげに多くの設定と描写をし過ぎているために、「クライマックス前であっさり退場」に違和感を抱いてしまったり。でも、そんな部分をマイナスしても、ピクサーの安定した水準で提供される娯楽は存分に楽しめました。ピクサーはモーションや表情がちょうどいい心地良さなんですよね。マリオネットががちゃがちゃ動いてるような硬さも、アメリカのトゥーンにありがちな極端な表情の付け方もなくて。デザインもクセがあるのになじめます、って感じですし。ピクサーのセンスの前では、毎回細かい事なんてどうでもよくなっちゃうなぁ。 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 8点(2007-08-19 18:19:42) (良:1票) |
23.《ネタバレ》 3D CGの基本は、表現しようとする対象物や現象を、まず観察して、観察して、観察したおすこと。でも、それをただリアルに再現するだけでは、生のキュウリをかじっているようなもの。そうやって手に入れた素材を如何に料理するかがクリエイターという名のシェフの腕の見せ所な訳です。私がPixerというレストランに繰り返し通うのは、その味付けが私の舌にとても心地よいから。ラストシーン、暖かく家庭的でこじんまりしたレミーのレストランで、幸せそうにラタトゥーユを食べるイーゴに自分の姿が重なりました。 【OKKO】さん [映画館(字幕)] 8点(2007-08-19 11:41:29) (良:1票) |
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22.《ネタバレ》 最近のこの手のアニメでは久々に面白かった。ただ「ネズミが料理(指令?)」するというシュチェーションがどうかな?序盤の天井裏の大群やラストの共同作業とか感情移入する前にひいてしまうのでは?でも点数は7点献上。 【SITH LORD】さん [インターネット(字幕)] 7点(2007-08-18 22:51:52) |
21.展開が予想と違い、良い意味で裏切られた。動物ものには基本的に甘いので7点献上。 【あるまーぬ】さん [映画館(吹替)] 7点(2007-08-18 20:54:22) |
20.めちゃくちゃ可愛かったww。そしてパリの街綺麗。何から何まで面白くって、吹き替え版で見たからまわりおこちゃまばっかりで結構騒がしかったんだけど、そんなの気にならない位見入っちゃった。 【ネフェルタリ】さん [映画館(吹替)] 9点(2007-08-17 13:38:32) |
19.《ネタバレ》 人間と同じ知能を持った動物が、人間界において物語の破綻なく登場できる状況は 1.その動物及び動物世界が、人間および人間界のカリカチュアとして描かれている 2.その動物と主人公が親密で、その特殊な関係性の上でのみ成り立つ ことが前提条件であろう。1は人間との関わりはあまりなく(あったとしても敵対する存在として描かれるのみで、友情は存在しない)、動物内の世界が中心のストーリーとして描かれる。2の場合は主人公とその周りのみが深い内的付き合いとしているために発生する閉じた関係性で、他者は絶対に理解し得ない。「マダガスカル」や「森のリトルギャング」は1に、「ウォレスとグルミット」「ドリトル先生」は2に属する。集団としての人間と集団としての動物を描くのは難しい。これをやってしまうとあまりにも荒唐無稽化して、つまらなくなるからだ。ところが本作は1,2のどちらにも属さない。 ねずみが集団で料理を作っているところを見た評論家イーゴは、何かのトリックを疑うべきであって、それを認めることは本来許されない。グストーの他の料理人とともにその場を去るべき人であるはずだ。もし、それを認めさせてしまえば、他の人間すべても、ねずみが集団で料理を作れることを許容させてしまう世界観が出来上がってしまうからだ。かわいいねずみが料理を作っている世界でも稀有のレストラン「グストー」となれば、ものすごい繁盛だろう。だれでも料理人になれると説いたグストーの理論はここに極まり、ねずみでも作れますよという、違うメッセージ性が十分に成り立つ。 ところが、イーゴはこれを認めるのである。ねずみが集団で料理を作っているところをイーゴのみが理解するところに、本作の特色があると感じる。 また、レミーを導くのはグストーの「霊」であって、レミーの「妄想」ではないと最後に明かされるのではないかと半ば期待しながら見ていた。「妄想」にしてはグストーの導きは当を得ていて偶然がすぎるからだ。結果的に息子を救い、宿敵イーゴを失脚させ、だれでも料理人になれると説いた自説を証明させている。 もしかすると、ラストは違う落ちが用意されていたのだろうか? いずれにしろ、グストーとイーゴの関係や人間性が説明不足で、ストーリ的に物足りなさを感じた。ねずみがワラワラ出てくるところもやはり気持ち悪い。その他は素晴らしい出来具合だった。 【zato】さん [映画館(吹替)] 6点(2007-08-16 21:37:47) |
★18.登場する料理をみて、あまりにも美味しそうで(フランス料理を良く知らないので本当に美味しいかどうかしりませんが)それでもあまりにも美味しそうで、その映像に、泣いてしまった。 はばからない、おれはピクサーが大好きだー |
17.《ネタバレ》 楽しかった。心温まる作品だったけどレミーがあまり魅力あるキャラではなかったかな。大量のドブネズミが厨房いっぱいに調理しているシーンは見ていて気持ちいいものではなかった。不潔だ。 【ギニュー】さん [映画館(字幕)] 7点(2007-08-10 19:52:22) |
16.《ネタバレ》 リングイニが「目的のないダメ男」との批判があるようなので、ちょっと擁護したいと思うのですが、彼は元々コックになりたかったわけではなく(本人がそう言っている)、序盤にスープの味付けをしていたのは、誤ってこぼしてしまったのを隠すため。彼がそもそもこの店を訪れたのは、母親の紹介状があったからで、料理がしたかったからではない。とにかく職にありつく必要があったのだろう。身寄りもなく才能もない彼にとって、職を得るのは大変なことで、要するに生活がかかっているのだ。コックだのウェイターだのと選り好みをしていられる立場ではない(当然クビは何としても免れたい)。また、コレットがレミーの存在を知ってからも「ダメ男」リングイニと付き合っている件だが(つまり彼には料理の才能がないと知った)、リングイニの長所は、レミーをパートナーとして選んだことだろう。彼はいち早くレミーの才能を見出し、たとえネズミであっても、友人として迎え入れた。それは、「誰でも料理を作れる」というグストーのモットーであり、グストーに師事するコレットにとっては、リングイ二を好きになる充分な理由になるのではないか?リングイ二は確かにちょっと頼りなくだらしのない男だが、ネズミを殺すこともできない優しさを持っている。レミーがグストーの遺言状をシェフの手から取り返したのは、誰のためだろうか?友人であるリングイ二のためではないか?リングイ二はレミーに操られているだけのように見えて、実は二人(?)は運命共同体、どちらかをなくしては成立し得ない存在となっている。つまり、リングイ二は充分魅力的な人物として描かれており、リングイ二あってこその「レミーのおいしいレストラン」なのだ。しかし、この作品で最も素晴らしいのは、何と言ってもフルCGで描かれた映像スペクタクルだろう。レミーの表情、仕草、体毛の質感は勿論のこと、ネズミの視点で描かれたアクション、息を呑むパリの夜景、涎が出るほど美味しそうな料理の数々。まさに「眼福」と言いたい。 【フライボーイ】さん [映画館(吹替)] 8点(2007-08-09 08:38:10) (良:2票) |
15.《ネタバレ》 物語序盤の、レミーがリングイニ操縦を訓練するシーン。ボトルから手酌で注がれたワインがグラスを外れ、背景にピンボケで見えている白いテーブルクロスの上に落ちて跳ねる。その質感、水滴が跳ねながら、半ば布に染み込んでいく様子。その一瞬のリアルなことに思わず見とれた。‥‥‥キャラクターはユーモラスにデフォルメされ、完全に漫画キャラだが、背景のリアルさや料理のシズルはますます磨きがかかっている。さすがはピクサー、CGアニメ世界一を自負するだけのことはある。動きもCGならではの不自然さがなく重量感もあり、観ていて違和感を全く感じなかった。‥‥‥ヒロインがリングイニを好きになる行程が無く、筋書きはツッコミどころ満載だが、節々にボケとツッコミが効いていて大変面白い。散弾銃を打ちまくられシャンデリアと一緒に落ちたネズミたちとそれを凝視するオバアさん、保健所の調査員がキッチン一杯のネズミ軍団を見て立ちすくむ保健所の調査員。このあたりの「一瞬呆気にとられて固まる」様子がスピーディーでリズミカルに表現されていてユーモラスだ。‥‥‥またレミーが「味を感じる」様子や、イジワル評論家が田舎料理に衝撃を受けるシーンなど、CGの技術だけに頼るのではなく心象表現も大変工夫されている。主人公は結局ネズミの力を借っ放しで自立できないダメコックのままだけど、とても見応えのある一作だった。 【six-coin】さん [映画館(吹替)] 7点(2007-08-08 01:16:02) (良:1票) |
14.私は料理が全く出来ません。 なので、ネズミでも良いのでレミーがいたらどんなに助かるだろうと思います 【taron】さん [映画館(吹替)] 8点(2007-08-06 23:08:38) (笑:1票) |
13.いやあ、困ったです。レイトショーなので、夕食はすませたはずなのに、観賞中お腹が減って減って。だって、あまりにも美味しそうだったから。これがCGなの?と思うくらいシズル感が、匂いが、目に鼻にまとわりついてきます。料理番組でも感じた事のない美味しさという情報が五感にずんずん入ってくるなんて、凄い映画だ。もちろんお話しもピクサーお得意のファンタジー色あふれるもので、見事に、現実では絶対体感できない不思議な面白さをしっかり見せてくれます。主人公がネズミであるため、下水道の水流も大アドベンチャーになり、調理場でも、その大きさの対比からスペクタルシーンに大変身。小さい故の疾走感も重なり、映画的な興奮も思う存分味わえます。料理評論家のエピソードも当たり前といえば当り前なんですが、やっぱ人それぞれ思い出の味っていうのがあって、料理は理屈じゃないんですよね。また、文字や言葉で表現するものでもない。作りたい情熱と愛情を持った人がいて、それをただ純粋に食べたい人がいて、それで成立するものなんだなあ、とあらためて感じる次第。 最新のデジタル技術で最もアナログなことを伝えているピクサーって、やっぱりすごいなあ。 【映画小僧】さん [映画館(字幕)] 9点(2007-08-03 18:35:56) (良:1票) |