2.良く言えば、長尺の再現VTR。悪く言えば、エロシーンのないAV。いずれにせよ、これを「映画」と呼ぶことに、非常な躊躇いを感じる。あえて価値を見出すとすれば、これから映画監督になろうとしている若い人たちに、「ああ、映画ってこんな簡単に作れるんだ。これなら自分にもできる」という勇気付け位にはなると思う。ただ、食い逃げ(無銭飲食)をギャグにするのはいいが、れっきとした「犯罪」(刑法246条)なわけだから、ラストのあのオチは拙いだろ。やはり何らかのケジメ位はつけないと。どうでもいい滓映画だからといって、犯罪を賛美するようなことが許されるわけが無い。ところで、エグゼクティブ・プロデューサーの「堀江貴文」って、粉飾決算で捕まったアノ人ですか?