エクソダス:神と王のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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エクソダス:神と王

[エクソダスカミトオウ]
Exodus: Gods and Kings
2014年【米・英・スペイン】 上映時間:142分
平均点:6.09 / 10(Review 23人) (点数分布表示)
公開開始日(2015-01-30)
アクションドラマ戦争もの歴史もの
新規登録(2014-11-26)【DAIMETAL】さん
タイトル情報更新(2017-05-30)【イニシャルK】さん
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監督リドリー・スコット
キャストクリスチャン・ベール(男優)モーゼ
ジョエル・エドガートン(男優)ラムセス
ジョン・タートゥーロ(男優)セティ
マリア・バルベルデ(女優)ツィポラ
ベン・メンデルソーン(男優)へゲップ
ベン・キングズレー(男優)ヌン
シガニー・ウィーバー(女優)トゥーヤ
インディラ・ヴァルマ(女優)ミリアム
ヒアム・アッバス(女優)ビティア
アーロン・ポール(男優)ヨシュア
ゴルシフテ・ファラハニ(女優)ネフェルタリ
タラ・フィッツジェラルド(女優)
宮内敦士モーゼ(日本語吹き替え版)
小山力也ラムセス(日本語吹き替え版)
山野史人セティ(日本語吹き替え版)
ツィポラ(日本語吹き替え版)
川久保潔ヌン(日本語吹き替え版)
高山みなみマラク(日本語吹き替え版)
駒塚由衣トゥーヤ(日本語吹き替え版)
滝沢ロコビティア(日本語吹き替え版)
大黒和広カーヤン司令官(日本語吹き替え版)
勝生真沙子巫女(日本語吹き替え版)
森宮隆専門家(日本語吹き替え版)
脚本ジェフリー・ケイン
スティーヴン・ザイリアン
音楽アルベルト・イグレシアス
撮影ダリウス・ウォルスキー〔撮影〕
製作リドリー・スコット
制作ACクリエイト(日本語版制作)
配給20世紀フォックス
特撮ダブル・ネガティブ社(視覚効果)
美術アーサー・マックス(プロダクション・デザイン)
字幕翻訳松浦美奈
その他トニー・スコット(献辞)
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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12
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23.《ネタバレ》 何百年がかりの話なんだよ モーゼって一体何百年生きてんだよって気がいたす。

ツボにハマったセリフは ちびっこがモーゼに言った『とりあえず、おまえは見てろ 』 →あのちびっこ、神の化身という立場を使って オッサンに対して『とりあえず』とか『おまえ』とか『見てろ』とか言っちゃってからに、偉そうにしちゃってからにまあ、 だけどそこからワニが出陣。怒涛の展開。うむ悪くはない。

だとするとですね、
リドリー君、すまんが、ワニ映画を一本撮ってくれ 
金は惜しまん もっと世界を赤く染めてくれ もっとワニワニしたものを撮ってくれ。
3737さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2018-05-16 23:57:40)
22.《ネタバレ》 旧約聖書の出エジプト記の項、映画表現としては、どうしても過去の『十戒』との対比で観てしまう。この映画の最初に描かれるラムセス二世とヒッタイトとの戦いで、旗を翻して突き進むラムセスの戦車隊を捉えた構図の美しさといい、スピード感や躍動感の動的表現も見事。改めてリドリー・スコットの職人的手腕に感心してしまう。

モーセを演じたクリスチャン・ベール。この人、いつも発声が口蓋に消音装置でも付けているかの様なくぐもり声で、同じモーセを演じたチャールトン・ヘストンと較べてカリスマ性には欠けるが、肉が削ぎ落ちた容貌は、シナイ半島の砂漠に追放され飢餓状態で彷徨い歩くシーンなど「マニシスト」同様、極限状態に陥った人の痩躯が妙に似合ってしまう。

面白いのはナイルが血の色に染まったという記述を、科学的見地から納得できる様に考えての事か、ナイルワニが狂ったように突然、舟上の人間を急襲し、みるみる河が血で染まっていくシーンに驚愕。更には共食いが始まり、河の生物という生物が相争い、血を流すのだ。かくてナイルの河が全面的に真っ赤っかにと…。確かに、何で血の色にと考えた時、合理性で、こんな描写になったのかもだが、却ってあり得なさに呆気にとられてしまう。

さていよいよクライマックスの、ヘブライの民を率いたモーセが、紅海を渡る海割れシーンを、リドリー・スコットはどう描写するのだろうかと興味はあったが、まさかセシル・B・デミルに倣って、紅海を真っ二つにはしない筈との予感は当り、稀なる特異な引き潮現象で渡る事が可能になったという、またしても科学的合理性で説明。十戒を刻んだ石版も、モーセ自身が自らせっせとノミで彫っているシーンで、流石に笑わずにはいられなかった。そりゃ映画『十戒』の様に、神がレザー光線のようなもので、一瞬に刻んで出来たというのでは納得し難いのも事実。

旧作との本質的な違いを挙げると、「十戒」での、奴隷として被害を受けるだけの、気の毒で善なる無力なヘブライの民の側面を強調したのに対して、本作のヘブライ人は、私有財産もあり、エジプト人に対して武力抵抗の構えをみせるなど、好戦的側面も描いているところは新鮮。ユダヤ人の被害者意識と選民意識が如何にして培われたのか、こうした映画を観ても旧約聖書にその源泉があるのが解る。

情報不足で曖昧な記述から、それを映像化する時、信仰心のあるなしの違い、解釈の違いが人それぞれであるのが最も興味を惹くところ。そういう意味で、案外楽しめ面白かった。
DADAさん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2016-07-24 10:30:15)
21.《ネタバレ》 真面目な映画。
西洋古代史や神話に興味の有る人は、今まで想像や古い映画の中でしか観る事が出来なかった世界を最新の映像で実体験できるので意義深いのでは。
クリスチャン・ベイルはカメレオン俳優だけれど、良くも悪くもブルース・ウェイン役がハマリ役過ぎたので、どんな役を演じていても、
「家にバットスーツを隠しているのでは?」と思えてしまう。 多分本人も少なからずイメージ固定化に苦慮しているのではないかと。
たくわんさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-07-05 13:09:49)
20.《ネタバレ》 ○冒頭から神がどうしたと言って始まり、超人的要素も思っていたより控えめ。○2時間半くらいの大作ではあるが、これでも足らないくらいだな。
TOSHIさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-01-17 12:06:35)
19.《ネタバレ》 「出エジプト記」――。それはユダヤ教、キリスト教、イスラム教という世界の約半数の人々の精神的支柱であり、さらにはあらゆる文化的生活の基礎となり道徳心や倫理観の規範となるべきものでもあり、時にはその解釈を巡って歴史を揺るがすような諍いを巻き起こし続けた、世界宗教のその原点とも言うべき旧約聖書、その中でももっとも重要な部分と言っていいだろう。そして恐らく人々が歴史に刻んだ最初の物語だ。本作は、そんな誰もが知るお話をいまやハリウッドの重鎮となったリドリー・スコット監督が、新たな解釈のもとに映像化した重厚な歴史スペクタクル巨編である。特徴的なのは、そんな宗教掛かった原典から出来るだけ神秘性を排除し、あくまで科学的に解釈出来るように神の奇跡を描いていることだろう。特に〝エジプトを襲う十の災い〟と〝追い詰められたヘブライ人のために海が割れる奇跡〟。現代の常識ではあり得ないこの二つの奇跡を、監督は――多少の無理があるとはいえ――あくまで科学的に証明できるものとして描き出してゆくのだ。また、モーゼが縋る神の存在も見えるのは彼自身にのみであり、子供の姿で現れる神はあくまでモーゼの妄想が創り出した想像上の産物かもしれないものとして描写されている。ここでこの老監督の狙いが明らかとなってくる。「神は死んだ」。これはニーチェが唱えた有名な言葉だが、神とはもしかしたら人が生きるために創り出した一つの壮大な物語ではないのか。科学が極限まで発達し、この世に神が居ないということを論理的に証明しつつある現代において、我々はますます混迷の度を深くしているという側面は否定出来ない事実だろう。そう、人は生きるために物語を必要とする生き物なのだ。たとえそれが間違った物語であったとしても――。本作の優れている点は、宗教という人間の生きるうえでの根源的なものをテーマとしながらも敢えて否定的な視点をも備えているところだろう。そこには、それでも自分は映画という世界で物語をずっと創り続けてきたというスコット監督の矜持が力強く貫かれている。最後に提示される「わが弟に捧ぐ」という言葉が彼の映画製作姿勢にどのような変化を齎したのかも興味深いところだ。ただ、本作はよくも悪くもR・スコット作品。長い間、人が生きるうえでの倫理的規範であり続けてきた〝十戒〟を根底から否定するわけでもなく、かといって狂信的なまでに肯定するわけでもないそのスタンスは「浅い」と非難されても仕方がないだろう。『グラディエーター』や『ロビンフッド』という、その重厚な世界観には圧倒されはするものの肝心の内容のほうは――あくまで個人的にだが――そこまで深いものが感じられなかった過去の作品に比べればより芸術性は増したものの、彼の代表作の一つとして映画史に残るほどの出来かというと残念ながら“否”と言わざるを得ない。それが僕の本作に対するあくまで冷静な評価だ。
かたゆきさん [DVD(字幕)] 7点(2015-12-22 21:35:48)
18.《ネタバレ》 どうして「神と王」が複数形なのか、わかりませんでしたが、それはともかく、スペクタクル映画。前半にはダイナミックな合戦シーンがあり、後半には「十の災い」がオドロオドロしく描かれたりもするのですが、でもこの場面をパニック映画指数全開で本気で描くんだったら、まずその予兆からジワジワと見せていく方が怖いんでしょうけどね(まず音だけ聴かせて異変を匂わせるとか、カエルの数匹でも見せてから数を次第に増やしていくとか)。このあたり、本作は生真面目というか淡泊というか、工夫が無いというか。みなさんお待ちかねのクライマックスでも、海は割れません。津波の前に一時的に潮が引く、自然現象としての描写。ああ、生真面目だなあ。
しかし実際のところ、本作はあくまですべてを自然現象として描いているのだろうし、だからこそ、モーセにだってどうにもならない。そもそも、ここでのモーセは、結構普通のヒトだったりもします。巨大な脅威を前にした人間の小ささを描くスペクタクル作品。そういやあの崖崩れで無数の戦車が落ちていく場面などは、荒唐無稽なまでにゴーカイでした。そういう意味での見応えは確かにあったかな、と。
鱗歌さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2015-09-28 16:47:30)
17.《ネタバレ》 災害シーンは見るべきものがありましたが、トータルで見るといまいちかな。
pokobunさん [DVD(字幕)] 5点(2015-09-13 21:25:30)
16.この映画、十戒のモーゼの話だったのですね。ヘストンの十戒を最後に観たのは10年以上前ですが、2回観ているので内容はよく覚えています。そんな訳でストーリーは先の先まで判っていたのですが、スコット監督らしい映像美でなかなか良かったです。家のテレビで3Dで鑑賞しましたが、より映像が美しく楽しめました。クリスチャンベールはいい役者ですな。ストーリーを知らない人が観たらやや説明不足な気もしますが。
ぽじっこさん [ブルーレイ(吹替)] 7点(2015-08-16 15:47:59)
15.《ネタバレ》 このお話となるとやっぱり「十戒」を思い出しますから、両腕を天高く上げて海が真っ二つに割れて、、、という
あのシーンが最新CGで描かれるのかなと勝手に思っていたのですが、そういう下手な描写は外してきた形ですね。
海がさ〜っと引いて、そして向こうから巨大な波がぶわ〜っと襲ってくる。ある意味では奇跡をリアリズムに描いたという感じ。
そんでそのシーンはさすがに圧巻で、他にも動物関連の災害シーンはなかなかの迫力。
ただ、ストーリーそのものはかなりあっさりしています。一度見れば、もう十分かなという感じの作品。
ラムセスのダメ王っぷりがいい味出てました。他の役者さんは印象薄いな。
あろえりーなさん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2015-07-29 20:22:29)
14.《ネタバレ》 前半は退屈でした。モーゼに興味がないからかもしれませんが、結構、駆け足気味にモーゼが民の指導的立場になる物語を語るのですが、なぜかかなり退屈。さて後半、エジプトに神が災害をもたらしますが、ここから映像的に面白く観れた感じです。ワニの大群が押し寄せ、川が赤く染まり、カエルが大量に発生し、ハエが飛び交い、イナゴが襲ってきて、まさに災害のつるべ落とし状態。ラムセス王の決して神に負けないぞ感と相まって、興味深く観れました。そしてモーゼが民を率いて、放浪に出てゆき、例の海を渡るシーン、後方から襲ってくるエジプト軍を海が飲み込むシーンはスペクタクル感があって、それなりに楽しめました。でも全体的にそんなに面白かったかなーと言われれば、2/3が退屈なので、そこらへんがやっぱ微妙かな。
なにわ君さん [DVD(字幕)] 3点(2015-07-21 19:02:25)
13.《ネタバレ》 旧約聖書といえば、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の共通の啓典となっている超重要文書。その中でも出エジプト記は宗教に関係のない人種でも知っている有名エピソードなのですが、あまりに畏れ多すぎてか、1956年の『十戒』以降は目立った映像化作品がありませんでした。そこに来て、現代最高の映画監督であるリドリー・スコットにより再映画化された本作ですが、その内容はブっ飛んでいます。
面白いのはモーゼのアイデンティティの掘り下げ方で、彼はヘブライ人独立運動の指導者としてエジプトと対立するものの、人生の途中まではエジプト人として生きてきたため愛着もあり、非情になりきれません。一方、ヘブライ人の神はひどく怒りっぽく、「お前のやり方じゃ、何年かかっても独立できねぇよ!」とモーゼを責め立てます。それに対して、「400年も民を放置してきた奴に言われたくないわ!」と身も蓋もないことを言い返すモーゼ(笑)。従前、モーゼは神がかった存在として認識されてきましたが、本作のモーゼはあくまで人間であり、政治と軍事に精通しているためリーダーに選ばれただけの者であって、宗教的指導者ですらありません。神の意思を完璧には理解していないし、対立することだってある。その後に起こる10の災いは、チマチマとしたモーゼのやり方に業を煮やした神自身が引き起こすものであり、ここでモーゼは傍観者となります。
10の災いで多くを失った後、ラムセスは「もういい。お前らみたいな疫病神は出て行け」とヘブライ人を手放す決定をします(怒りと悲しみと虚無感が込められたジョエル・エドガートンの演技が素晴らしい)。晴れて自由の身となったヘブライ人ですが、ここでモーゼは重要なことに気が付きます。「約束の地に帰るのはいいけど、今、そこに住んでる奴もいるんだよね」。ヘブライ人不在の間、約束の地カナン(現在のパレスチナ)は空家になっていたわけではなく、400年間で他の民族が根付いていました。そこに40万人のヘブライ人が押しかければ、それは侵略になるのではないか。現在まで続くパレスチナ問題を、本作は描いているのです。ラストカットでは老人になったモーゼが映し出されますが、彼と、彼に率いられたヘブライ人は未だに砂漠を彷徨っています。流浪の民となってしまった民族の悲しき姿で映画は締め括られるのです。ここまで爽快感のない大作は久しぶりで、私としては大変に見ごたえがありました。
ザ・チャンバラさん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2015-07-18 23:14:16)
12.《ネタバレ》 ナマイキなクソガキの姿をした神サマ。そのアリガタ~イ啓示を受け、40万もの民を導く神の使い・モーゼの旅を描いた歴史スペクタクル・ファンタジー。その実態は奴隷400年のヘブライ人が持つ怒りを伝える地獄よりの使者。紅海センター分けのシーンは最新CGで自然な形で再現、ただし揺り返し波がものすんげー。尺が長く、肝心の中身は全体的にかったるい。
獅子-平常心さん [映画館(字幕)] 6点(2015-04-12 22:21:07)
11.《ネタバレ》 近所の映画館では朝の上映しかなく、観客がなんと6人(!)でした。現代的な解釈がリドリーらしいですね。隕石と来たか。本当に奇跡だったのか妄想だったのかがあいまいなところも、信仰のない私は新鮮でよいと思いましたが、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教の信仰をお持ちの方には賛否が分かれるかもしれませんね。次々に厄災に襲われる場面は映像で見ると本当に惨い……ラムセスが死んだ我が子を弔うシーンは思わず涙ぐんでしまいました。そして本編とは関係ありませんが、エンドロールの「我が弟トニー・スコットに捧ぐ」で号泣……。ところで、これはきっと長い長いディレクターズ・カットがあるのでしょうから、そちらできっとラムセスとモーゼスの成長する姿とかが見れるんだろうなぁと期待しております。監督のファンなので点数ちょっと甘いです。
kiryuayaさん [映画館(字幕)] 8点(2015-03-11 00:24:16)
10.《ネタバレ》 十戒に関しては、あらすじ程度しか覚えていませんが大昔の映画を見た知識くらいしかありません。
後半の10の災いから海割りまでのCGはディザスター映画に匹敵する迫力で、且つ災いや奇跡が自然現象的な描写(海も割れるのではなく、津波のような引潮だったり神との対話も端から見るとただの独り言)なので、たまたまモーゼの狂言と自然現象が重なっただけとも捉えることができ、史実っぽく見れるのが良かった。
ただ、尺は2時間半と長めだが、それでもかなり駆け足気味に感じてしまい、時間の経過が分かりにくかったり、災いも「ファラオが奴隷を解放しないから災いがどんどんくる」なのだが「災いが起こりまくってファラオがテンパっている間にどんどん災いがきちゃってる」的に見えなくも無い。
そうは言ってもこれだけの壮大な話を破綻、脱線させずストーリの根本自体は非常に分かりやすくできているので、全体的な出来は悪くは無い。
しかし、「リドリー・スコットの映画」としては正直微妙で、なんとも形容しずらいが、昔の作品にあった一瞬たりとも目が離せなくなる程作品に引き込まれる感じが無い。
なのでラスト直前までは7点くらいだが、ラスト中のラストである神が去っていくシーンが最高。劇中でも声を荒げて怒ったり、十戒をモーゼに刻ませる際も「俺が納得できない教えは彫らないよ」と言われたりと、安易に「神とモーゼ=主としもべ」な関係でなく、神もその関係がまんざらでもない感じが人間味と言うか愛着が持て(エジプト人には悪魔以外の何者でもないが・・・・)た。
そして、彼らに危害が及ばず、もう自分が必要でないと判断しゆっくりと離れていく神とそれを見送るモーゼの二人にグッと来た。
ちょっと前にユダヤ、キリスト、イスラム教に関する番組がやっていたが、その起源を考慮してかは分からないが、安易にユダヤ(ヘブライ)人=神守護を受けた=絶対正義と言う図式ではなく、あくまでエジプト脱出まで神の守護を受けていた者たちであって、現在の彼らはそんな神に見送られた(良い意味)存在であると言う解釈が出来るようになっているのが凄く良く+1点。

総評
ド派手なCGとちびっこ神様萌えな映画。
ムランさん [映画館(字幕)] 8点(2015-02-16 15:15:06)
9.《ネタバレ》  ドラマ的には微妙な感じで。兄弟のように育ってきた二人の対比、その愛憎があーんまり見えてきません。二人ともただ状況に流されてゆくだけのように見えて、ある意味、哀れな存在のようにも思えます。
 まあ、それもあんまり感情移入できないレベルなんで、むしろ「馬が~仔山羊が~」ってとこに感情移入しちゃってましたが。

 それにエピソードもブツ切れの飛び飛びで、ヘブライ人の子だ!~追放~放浪~結婚~9年後、って怒涛の展開に「早っ!」みたいな。後半になるともう神の力を免罪符に更に展開が強引になっちゃいますしね。

 でも、ヘンな意味で面白かったです。中盤に訪れる天罰シーンで70年代のB級パニック映画群を思い出しちゃって。『スウォーム』とか『世界崩壊の序曲』とか『世界が燃えつきる日』だの『吸血の群れ』だの『巨大生物の島』(SFが付かない方)だののノリを思い出して、リドリー・スコットは現代に甦ったアーウィン・アレンか?みたいな。
 でもやっぱりどうせなら「海が割れるのよ~道ができるのよ~」って映像が見たかったかな。ヘタに「津波です」って事にしちゃってるので物理的にそれってどうよ?って画になっちゃって。

 映画が進むにつれ、チャンベルがどんどんヘストン似になっていったのは御愛嬌?

 でも、どんなに真面目に生きてようが信仰心が厚かろうが、所属する国のトップがダメだと思いっきりとばっちり喰らいますってのはしっかり現代に繋がりますね。恐い恐い。
あにやん‍🌈さん [映画館(字幕)] 6点(2015-02-11 22:16:02)(良:1票)
8.《ネタバレ》 クリスチャン・ベイル扮するモーゼとジョエル・エドガートン扮するラムセスは兄弟のように育った二人。だがどう育ったかなどは描かれず本編が始まる。二人が対峙するシーンは何度もあるのだが二人のドラマが描けていないせいで盛り上がらない。
今この物語を映画化する意味はどこにあるのか?現代的なドラマの盛り付けもないのであれば現代のCG技術で災厄を描きたかったのか?ただその災厄シーンも別段褒めるところも無いように思える。山道を走る戦車が崩れ落ちていくシーンで眠たかった目が覚めてきたからあのシーンは印象に残ったのだろうが、あんな戦車が走れる山道って一体誰が整地したんだよとすぐにツッコミに変わってしまった。
リドリー・スコットのことだからディレクターズ・カットが存在するのかもしれない。だとしたらあの希薄なドラマ性も分からなくもないが脚本家が四人クレジットされているところを見ると脚本の完成にかなり錯綜したのでは。
どちらにしろ現段階ではこの映画を高く評価することはできない。
さん [映画館(字幕)] 4点(2015-02-08 02:32:03)(良:1票)
7.《ネタバレ》 2014年版の『宗教画』といった赴きで素晴らしい。群衆の描写や動物の発生などのCGの破綻が無く、さすがリドリーと感銘。しかし最後の波ではややCG臭さが出ていて水の描写って難しいんだなぁ...息切れしたのかなぁと思ったり。結末がわかっていても飽きさせない構成力も感銘。さらに隕石落下によって海が割れたー等の現代の視点をバランス良く入れ飽きさせない。もっと長いディレクターズカットがあるーとの話聞いて楽しみにしてます。
reitengoさん [映画館(字幕)] 7点(2015-02-03 16:33:00)
6.《ネタバレ》  海が割れない!
 大波が襲ってくるのはもう予告編で見たから、その前段階の海の割れるシーンには、否が応でも期待するではないか!普段、タダのスペクタクルだけの映画には否定的でも、やはり出エジプト記の映画(十戒のリメイクという訳では無いんですね)と聞けば、そこは期待するではないか!神の御業の最もスゴイ、クライマックスのはずの場面を!
 エジプト人たちにえげつないくらいの厄災を与え、もうそろそろイヤな奴に見え始めてきた神の、人を救う方向の御業としての「海割り」は絶好のイメージアップのチャンスだったのに……。
 まあ、しょうがないか。

 さて、神と王の話だが間にモーセが入ってて、しかも途中モーセも嫌気が差している期間があったりして、そちら側の話がちょっと一筋縄ではない感じ。この神が、少なくともエジプトに罰を与えるところでも、ラムセスに直接話しをしないのは、所詮ユダヤにとっての神に過ぎないのだなあと思ったり。
 と言うかホントに超常的な力を持つ者だったら、こうなる前にエジプト人に正しい道を示せよ、なんて考えてしまう。

 そもそも、この話ではエジプト人は「悪役」なわけで、それと神の話ではなく神とモーセの話が主題と思うのが、一般的な捉え方だろう。
 それをこのタイトルにしてまで王と神を描くというのなら、モーセはもっと脇役的で良かったし、神と自分を神と言い張る男の対峙を見せるくらいの大胆さがあってしかるべきだったのではなかろうか。
Tolbieさん [映画館(字幕)] 6点(2015-02-02 21:55:45)
5.《ネタバレ》 元ネタはあまり詳しくないです。その上でのコメです。400年間奴隷として虐げられてきたヘブライ人。そのヘブライ人の神がエジプト人に、これでもかと災害を起こします。400年の恨み~とか言って。仕舞いには何の罪もない赤ん坊や子供まで、その命を奪っていきます。やりたい放題です。兄弟同然に育った現エジプト王はついに観念して、モーゼとヘブライ人を開放します。でも解放され自由の身になったモーゼたちに、良かったね、という感情は湧きません。赤ん坊や子供の命と引き換えの自由だから。エジプト王のラムセスはどこか今時っぽい青年。根本的に悪人ではないけれど、不器用ゆえになんとなくに流されてしまう。モーゼはモーゼでよ~分からん奴。迷信を信じないと言ってたのに、割とあっさりと受け止めちゃう。そして、奴隷の過酷さを目の当たりにして目覚める、ってオイ!なにをいまさら!散々見てきたでしょ。でラムセスに交渉しに行っても、彼の言葉に耳を傾けず、一方的にまくし立てて、ハイさいなら。ヒドイよ!とにかく全体的に非常に、ゆる~いです。史劇特有の重厚さは皆無。誰もがワクワクしていたであろうあの「海割れ」は、目が覚めたら潮が引いてました、でハイおしまい。あんまりだぁ~。あとモーゼが結婚した相手が、どこの誰で何人なのかさっぱり分からなかった。
Dream kerokeroさん [映画館(字幕)] 5点(2015-02-01 20:48:18)
4.《ネタバレ》 IMAX3Dで鑑賞。したけど終わるまで忘れてました。そのくらい3Dらしさはないです。コケ脅し的3D映像がないのはさすがリドリースコットだった。でも褒めるとしたらそれくらいです。その他は「リドリースコット、どうしちゃったの?」と言うくらいの映画。神と王の無慈悲な消耗戦に巻き込まれて死んでいく人たち。ラムセスの暴君ぶりは言うまでもないが、モーゼの方がより非人間的に見える。息子を殺されたラムセスが「これがお前たちの神のすることか!」と叫ぶと、モーゼは「ヘブライの子は死ななかった」と平然と言い返す。この瞬間、これはアカンと思った。とても評価できないです。私には。
ぴのづかさん [映画館(字幕)] 4点(2015-02-01 14:33:51)
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【点数情報】

Review人数 23人
平均点数 6.09点
000.00%
100.00%
200.00%
314.35%
428.70%
5313.04%
6834.78%
7626.09%
8313.04%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 6.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 5.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人
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