7.《ネタバレ》 アマプラで鑑賞が可能になったので見てみました。
で、いいところ悪いところがはっきり出てるなぁって感じなんですが
いいことで締めたほうが良いと思うのでまず悪い面で
映像面でいうと
ドラゴンボールファンをザワつかせているフル3DCGですが
戦闘シーン以外ってなんかPS3のムービーぽくて
なんかやたらチープなんですよねぇ。
そしてキャラデザ。
連続アニメの時からもそうなんですが
キャラデザがとにかく微妙なんです。
完全体になったセルとかフリーザとかめちゃめちゃ格好いいのに
なんでこんなことに(デジタル作画しだした鳥山先生の絵に絶句したあの感覚に近い)
既存キャラも、孫悟飯の筋肉量が圧倒的にないのも気になりますが(めっちゃほっそい)
クリリンの頭と体のバランスがひどいです。
あと、18号さんはなぜジャージなのか。
原作ではおしゃれに気をかけていたのに。
あとメカのデザイン。
連載中の扉絵とかに描かれるメガがこれまた格好良かったのに
3DCGになるとなんであんな事に。
あと悟空のキャラ。
前前作でも思いましたが、別人かよってぐらい変わってるのが非常に残念です(なんか馬鹿になってる)
特にベジータの瞑想を馬鹿にしてましたが
お前もしてたやん。って思ったりしました。
あと、ボスキャラであるセル。
フリが雑なのでどうせ復活するんだろうなって感じでしたし
若本さんの持ち味が全く出てない(笑)
あと、キャラクタを全部出さないと行けない契約なのか
展開上無駄な描写が多かったかなぁ。
別の星で悟空が戦ってる描写はちょろっとでも良かったと思います。
中途半端なコメディシーンとかが
ターゲットが小学生って感じがしますが
リアルタイムの視聴者は結構歳いってる思うんですけどねぇ
と、メモに取らなくてもつらつら不満がでてくるので
じっくりメモを取ってたらもっとあった気がします。
で、次に良い点ですが。
まずは序盤の振り返りとも言える
2D映像の出来がかなり良いんですよねぇ。
総作監がワンパンマンの久保田誓さんなのもありますが
とにかく良く動く。
そして原作の色合いとかにかなり忠実。
そしてこれが地味に本編中も差し込まれるのですが
これが実に良いです。
そして戦闘面。テンポはカメラのカットが良いので
思った以上に良い出来になってます。
ドラゴンボール超でバトルロイヤルって設定で
全くチームと行動しない様にチーム戦の作画が面倒なんだなぁって思ったのですが
この作品ではしっかり描かれていました。
この為の3DCGなんでしょうねぇ。
あと、フリが微妙だったとはいえ
戦う理由が最近のドラゴンボール映画の中では描かれていたと思います。
そのあたりの全体の構成が悪くなかったです。
と、プラマイで結果6点になりました。
やっぱり2D作画でみたいもんです。
ちなみに悟飯がシルバーみたいな髪型になったのは「アルティメット悟飯」とのことで
老界王神に潜在能力をあげられた姿とのことですが、
あれって最長老様に潜在能力をあげられた悟飯とかクリリンと一緒で
スーパーサイヤ人みたいな返信ではなく、ベースの能力だと思うんですけどねぇ
なんか映画版になって髪の色で強さを表現する感じが北斗の拳(スロット)ぽくて
安易と思ってしまいます