102.《ネタバレ》 先ずフランスからの贈り物である”自由の女神”を首チョンパして金儲けの道具に使うというのがどうしても引っかかる。出てくるアイデアを簡単に映画化してしまうのは流石にハリウッドである。程よい手ブレでCGを含めた映像技術については全く不満は無い。不満は一点”エイリアン”まで出してしまった事、 正に「二兎追うものは一兎を得ず」である。アメリカの場合、感染や増殖で広がる危険性があると分かった時点で町ごと消滅させる。よって主人公の行動は無意味に感じるのである。主人公は行くなら一人で助けに行かなくてはならない、女性を連れて行くなど言語道断。せめて銃ぐらい持て。ヘリ墜落で平気なのもないな、最後10分加えてもう少し纏め方を考えれば傑作になった気がする。アメリカ軍の攻撃もぬるい、バンカーバスターか燃料気化爆弾それでも駄目なら核兵器だろう。 【まさサイトー】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-09-14 10:04:15) |
101.《ネタバレ》 手に汗握って鑑賞していたら、握ったままスタッフロールに?!作品中で描かれない部分は勝手な解釈してOKってマイルールにより、二人は生きている事に決定しました。一貫したハンディカメラでの映像ですが、臨場感よりもむしろテレビで衝撃映像番組を見ている様な、映画に入りきれずに完全野次馬状態になってました。こりゃ意外でしたね。野次馬状態なんで「すげえ映像だなこりゃ」って意識が先に立って、逆に現実感が希薄になってしまい、恐怖感や緊張感が保てませんでした。それでも十分楽しめたので高得点です。ありゃ、もしかしたらヘタレなんで臨場感がない分楽しめたのか? 【光路郎】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-09-12 23:19:03) |
100.《ネタバレ》 アレ(怪物)はどこから溢れてきたのか、そしてあの街は助かったのか、最後まで見てても分からない。ウルトラマンのような「具現的な希望」は特に無く、絶望感ばかりが漂う内容。でもそれが逆にリアルっぽさを出している。収録時間は短いが、その短い間でもあれだけ緊張感を演出できていたのは、この映画の全編通しての撮影法である「ホームビデオで登場人物達が撮影した記録」という設定のおかげ。デメリットは映像に酔ってしまうということと、あんなパニックな状況で、カメラを回していることがまず実際はあり得ないだろう、ということ。でも、本当の現実でああいった状況が起きることって、あるんでしょうか…。こういうパニック映画を作る裏の意図として、「実際起きたら、人は、街は、こういう状況になるんだよ」って国民に浸透させて、現実に起きた時の衝撃を軽減させるっていうのもあるのかもしれませんね。都市伝説ですねw 【VNTS】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-09-12 17:09:23) |
★99.《ネタバレ》 視点はいい。つまり人間ドラマ中心で、怪獣は必ず人間(カメラマン)の目線から捉えてるということ。見え隠れする怪物。これだけで充分リアリティがある。怪獣モノは神がカメラをかまえてはダメなのだ。但し。なんでブレブレの映像にしたかということ。安直にブレブレのハンディカメラが更にリアリティを増すとでも思ったのか。なんと志しが低いんでしょう。続編があるそうで、今度はまともに撮って欲しい。軍隊と怪獣の戦いを真っ向から描いて欲しい。音は宇宙戦争には遠く及ばず。但しカメラが壊れたようなデジタルノイズのオープニングとエンドロールは洒落てます。 【うさぎ】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-09-11 21:59:57) |
98.《ネタバレ》 別のパニック映画の撮り方をしました的な映画、これはこれで楽しめた感はありますが、結局最後に残ったのは、あのモンスターはどこから来たの?とか、噛まれると感染するの?とか、で!結局あのモンスターはどうなった?みたいな疑問を大いに残してくれる作品でした。 【みんてん】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-09-10 11:46:37) |
97.《ネタバレ》 ディズニーランドのアトラクションの、映像に同調して座席がぐいんぐいん揺れるやつを思い出した。乗り物酔いは一切しない体質なので個人的には平気だったが、辛い人は辛いだろうなと思う。実際そういう上映方法をしても違和感はないレベルだった(健康には障るだろうけど)。 自由の女神の首が飛んで来る画は、それだけでニューヨークの死を明示する名場面。しかし以降それを上回る劇的な映像はなく、ちょっと退屈した。地下鉄に入ってからのありきたりな展開がとても残念。 有名俳優を起用しないことで登場人物の普通っぽい雰囲気が増し、また誰が生き残るか予想がつきにくくなっている。怪物の全貌を見せずに恐怖感を煽るところもそうだが、『エイリアン』第一作を思わせるテクニックを怪獣に用いたところが斬新。 でもこの映画に一番影響を与えているのは過去の作品ではなく9・11の記録映像だろうと思う。粉塵が押し寄せる光景は現実そのまま。家族から電話がかかってくる下りは、描写が素朴なだけに痛々しかった。幕の閉じ方も非常に秀逸。パーティーのときに暗示するような応答はあったが、なるほどあの伏線をこう回収するのか、と感動させられた。カメラマンをあえてああいう性格にすることで視点を明快にしたのも上手い。 ただ、実験精神は買うけれども、全体として普通に面白かったかというとそうでもない。せめてもう一箇所、女神像レベルの見せ場があれば作品が引き締まったのではないかと思う。 【no one】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-09-09 18:56:53) (良:1票) |
96.ハラハラドキドキしたくて観たけど期待通りの内容、臨場感。ストーリーはあって無いような物だし、ラストもちっともスッキリしないから、その辺を求めると大ゴケの予感。 普段は観ない類の映画だけど、まずハッピーエンドはない、重苦しい内容だ、と言い聞かせて観たので、意外と楽しめた。 【ぐっすすっす】さん [DVD(吹替)] 6点(2008-09-09 16:08:03) |
95.《ネタバレ》 最後までパニック、悲鳴続き。全く予備知識なしで見れば斬新なスタイルともいえるでしょうが、特に人間ドラマやオチがあるわけでもないため、あ、終わったのかという感じです。あと、やっぱり眼が疲れました。 【NEWかるび】さん [DVD(字幕)] 4点(2008-09-07 13:57:02) |
94.それなりに楽しめました。なかなか面白いパニック映画でした。 【doctor T】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-09-07 04:05:11) |
93.《ネタバレ》 パニック映画では最高峰だと思う。 上映時間が85分なのはテープの寿命が約80分ということ。 手ぶれはそこまで気にはならないかな。 急に事が起きてからのスピード感は絶品でアトラクションに乗っているかのよう。 音が綺麗だからサラウンド効果も素晴らしい。 怪物や化け物に追われるわけ。 ・それが一体何なのか ・どこから来たのか ・殺し方は? ・何匹いるのか ・種類は? ・ラストの背景、空から海に落ちたものは? というような伏線や唐突に来る出来事に対しての見解は一切無く純粋に追われる様を追っている記録作品。 若干消化不良ではある。 そういう裏付けが絶対に欲しい人は見るべきではないが、緊迫感は一級品。 ゴジラ好きの監督で、物体Xやキングコングが一瞬出てくる「遊び」もある。 だからと言ってゴジラのような1匹がやってきているわけではないから、ゴジラが現れた大騒ぎっていうニュアンスではないね。 |
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92.あ~面白かった。上質なVFXを堪能させていただきました。ハリウッドが本気で娯楽に徹した作品なんだろうけど、なんとなく9.11を少し思い出したりもしちゃいました。女優も綺麗な人が多かった。 【マリモ125cc】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-09-06 06:39:38) |
91.《ネタバレ》 アイデア、VFX、臨場感は見事だけど、それだけ。 最もその「それだけ」を楽しむ」映画なんでしょうね。 ストーリーなんて全然無いし。また酔うことはなかったけど とにかく目が疲れた。 【hiko】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-09-05 21:15:27) |
90.《ネタバレ》 やっぱり!劇場で観て初めて評価できる作品。DVDで改めて観て実感です。とにかく宣伝がとても上手でしたよね。見せない。予想はつくけど「何が起きてるの?」って感じ、単純だから超引き込まれた。クリーチャーはアメリカライクでやっぱ好きじゃないけど、でも飾りっ気ない質感が妙にリアル。マンハッタンの街に良く溶け込んでた。カメラワークに酔うかもとか、例えば、あのカメラマンに設定を足して欲しかったけど(この動画は売れる!だから撮るっ!!なんてもっとがめつい一面とか?)、細いことは抜きで秀作と思います。がしかし、DVDの期待してた別エンディング…。これは違うでしょう???「28日後…」とか「アイアムレジェンド」みたいなgoodED、月並みだけども無事生きてたかもって件が観てみたかったんだなー。勝手な思い込みだったから騙されたは言わないけど。劇場版は続編への期待も込めて9点。DVDで1点減です。 【乳時雨】さん [映画館(字幕)] 8点(2008-09-05 20:21:07) |
89.《ネタバレ》 アメリカが本気出してパニック映画を撮ったらこうなる、というような作品でした。問題の怪物が現れるまではひどく退屈でしたが、それ以降は退屈することなく見ることが出来ました。これはもう、宣伝を含めた演出の勝利ですね。結論からいえば、ストーリー的にはなんのひねりもないモンスターパニック映画なのですが、それを隠し通した広告の打ち方がまず良かったです。CMも、「なんかわからんけどすごいことが起こってるんだ」と思えましたしね。本編でも、怪物をちょこっとずつ見せていたのが良かったです。チラリズムの応用ですね(笑)最後まで「なんなんだあいつは」と、登場人物と一緒になって驚くことが出来ましたから。ビデオカメラを通した見せ方も、臨場感があって良かったですね。ただ、やっぱり「そこまでしてビデオ撮るか?」というのはちょっと気になってしまいましたね。単なる一般人が、何度殺されかけてもビデオカメラだけは絶対に離さず、ついには殺される瞬間までビデオに収めてしまい、まるで戦場カメラマンばりの使命感を見せてくれました(笑)ただ、映画全体としての出来は良いので、何も考えたくないときに見るには最適でしょう。 |
88.《ネタバレ》 「なんとしてでも撮りたい」という撮影者の欲求がファインダー越しの映像に初めて正当性を与えた。ブレアウィッチの失敗を繰り返さなかったのは対象が恐怖だけではなく好奇心を駆り立てられる巨大なモンスターだからこそ。お話自体は裏・ハリウッド版ゴジラといったところか。魅力的な女優陣に支えられている感もあるが、活き活きとした人物描写はJJエイブラムズ作品ならでは。 【Robbie】さん [インターネット(字幕)] 7点(2008-08-14 08:16:30) (良:1票) |
87.ラストまで観て、ああこんな映画なんだと理解しました。CM観て自分の期待が良い意味でも悪い意味でも裏切られた映画でした。ただ悪い意味>>良い意味の比重でですが・・・・ 【さっさ】さん [映画館(字幕)] 3点(2008-08-13 06:12:43) |
86.ブレアウィッチプロジェクト以来だけどカメラの映し方がより体感させてくれた。パニック映画としては全体的に斬新で楽しめました。 |
85.《ネタバレ》 手ブレの酷さは言うほどでも無かったですが、鑑賞後の後味がホントに最悪。最後に幸せだった時の映像を流す意味なんてあるのでしょうか。理解しかねます。 しかも続編の制作が決定したらしいですね。次はハカイシャと戦った兵士の目線からでも撮るのかなあ。 【民朗】さん [映画館(字幕)] 3点(2008-08-05 02:14:06) |
84.《ネタバレ》 六本木ヒルズにて観賞。気持ち悪くはなりましたが、衝撃的でした。 自由の女神の首がぶっ飛んでくるシーンで一気に引き込まれ、暗闇で小粒たちと戯れるシーンでは明るくなったときのあまりの相手の多さに戸惑い、ラストの楽しげな映像は物悲しかった。ジェットコースターのような映画です。変り種のおよそ直球勝負とはいえない映画ですが、こういうのも「あり」なんだと思います。 【bolody】さん [映画館(字幕)] 6点(2008-07-29 00:36:09) |
83.《ネタバレ》 起承転結の「起」と「結」がない映画(一応主人公に結は訪れたのでしょうが)。 確かにゴジラから逃げ惑う人々はあんな感じなんでしょう。 パーティー一転モンスターの展開には惹かれましたね。 ただレックと比べると(あっちもですが)現実感が無かったかな。 CMで自由の女神が吹っ飛ぶんだから、そりゃ興味持ちますって。 【悲喜こもごも】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-07-28 23:02:02) |