ワイルドバンチのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ワイルドバンチ

[ワイルドバンチ]
The Wild Bunch
ビデオタイトル : ワイルドバンチ/完全版
1969年上映時間:137分
平均点:7.51 / 10(Review 120人) (点数分布表示)
公開開始日(1969-08-09)
アクションドラマウエスタン犯罪ものバイオレンス
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-07-20)【イニシャルK】さん
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監督サム・ペキンパー
キャストウィリアム・ホールデン(男優)パイク・ビショップ
アーネスト・ボーグナイン(男優)ダッチ・エングストロム
ロバート・ライアン(男優)ディーク・ソーントン
エドモンド・オブライエン(男優)フレディ・サイクス
ウォーレン・オーツ(男優)ライル・ゴーチ
ベン・ジョンソン〔男優・1918年生〕(男優)テクター・ゴーチ
ハイメイ・サンチェス(男優)エンジェル
L・Q・ジョーンズ(男優)T.C.
アルバート・デッカー(男優)パット・ハリガン
ストローザー・マーティン(男優)コファー
エミリオ・フェルナンデス(男優)マパッチ将軍
ボー・ホプキンス(男優)クレイジー・リー
アルフォンソ・アラウ(男優)ヘレーラ
近藤洋介パイク・ビショップ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
富田耕生ダッチ・エングストローム(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
納谷悟朗ディーク・ソーントン(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
羽佐間道夫ライル・ゴーチ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
穂積隆信テクター・ゴーチ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
富山敬エンジェル(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
田中康郎マパッチ将軍(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
雨森雅司コファー(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
仲木隆司T・C(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
野島昭生クレージー・リー(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
今西正男パット・ハリガン(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
若本紀昭(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
清川元夢(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
徳丸完(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
上田敏也(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
渡部猛(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
たてかべ和也(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
小林清志(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
原作ウォロン・グリーン(原案)
ロイ・N・シックナー(原案)
脚本サム・ペキンパー
ウォロン・グリーン
音楽ジェリー・フィールディング
撮影ルシアン・バラード
製作フィル・フェルドマン
ロイ・N・シックナー(製作補)
ワーナー・ブラザース
配給ワーナー・ブラザース
美術エドワード・キャレア
編集ジョエル・コックス〔編集〕(編集助手〔ノンクレジット〕)
字幕翻訳高瀬鎮夫
岡田壮平(NHK)
スタントミッキー・ギルバート(ノンクレジット)
ロイ・N・シックナー(ノンクレジット)
あらすじ
フロンティアが消滅し、メキシコではパンチョ・ビリヤがウェルタ政権に対し反旗を翻す時代。パイク、ダッチ、ライル、テクター、サイクス達5人の強盗は、昔からの力ずくで物事を決めるやり方を変える気は無かった。彼等「ワイルドバンチ」にメキシコ人のエンジェルを加えた6人は、かつての仲間デーク・ソーントンの追撃を振り切りメキシコへ逃亡。そこで革命軍と戦うマパッチ将軍から、米軍の武器・弾薬を強奪する事を依頼されるが…
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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60.《ネタバレ》 モンティ・パイソンの短編にペキンパーの流血描写を茶化したコメディがあり、それを見た若き日の私は「イギリス人は馬鹿だ」と本気で頭にきた事を思い出します。この人の映画の本質はやはり「時代遅れの人達への共感と古きよき時代への郷愁」ではないのでしょうか。ペキンパー自身が西部劇の黄金時代から衰退期を経た、時代遅れの生き方を余儀なくされた映画監督だったのだからその思いはひとしおです。生き残ってしまったソーントン、時流に置いてきぼりにされてなお生き続けていくことの苦しみはいかばかりか(ロバート・ライアン最高) だからこの映画で最高に輝いている場面はそういったダサい男達が見せるふとした幸せや喜びをかみ締めているシーン、メキシコの村を離れるところや銃器を強奪後に酒を飲みあい笑い会うあれだと思うのですよ。それをスローモーションの流血描写だけことさら強調して映画の情報誌によく書かれている「今のアクション映画の原点はペキンパーだ」という文章、あれはこれから映画を見る皆様、そしてペキンパーに失礼だろうがとこの映画が大好きな私は思うわけですよ。文章が雑になってきましたので頭を冷やしてきます。
Nbu2さん [映画館(字幕)] 10点(2006-04-16 23:08:38)(良:3票)
59.評価が高いなあ。西部劇としては、まあそれなりの出来なんでしょうが、この作品って女性の描き方がちょっとひどすぎませんか?何というか、女性を人間ではなくモノとして扱っている感じが全体的に漂ってくるんですよ。女は男の引き立て役にすぎない、女が熱い男に惚れ従うのは当然のことだという、およそ現実的にはありえない前提で話が進んでいくのでどうしても冷めてしまう。逆にこの点をもう少し上手く描けていれば、主人公たちの魅力も倍増したと思うので余計に残念です。
長毛さん [DVD(字幕)] 5点(2005-10-29 02:48:01)
58.《ネタバレ》  おとこ、おとこ、おとこ。おとこ三っつでペキンパー!なんてふざけるのはこの偉大な傑作に対して失礼でした。すいません。でも、好きとか嫌いのむこうでなお、あまりの高みで冷たく輝き続けるマイナス一等星のようなこの映画を真面目な顔で取り上げるのは逆に少し気恥ずかしいのでした。美しくないものが宿している神々しい何か。強くないものがうちに秘めた強靭な何か。失われてゆくものが最後に高々と掲げた永遠と繋がる何か。滅びてゆくものが最後に叫ぶのは、”滅びたくなんかねえんだ!”っていう至極当たり前の叫びなんです。ろうそくは最後に明るく輝くのかもしれません。恒星も最後に明るく輝いて爆発するのかもしれません。線香花火でさえ、最後は明るく火花を散らすのかもしれません。でも、暴力の時代を生きぬいた男達は最後に、にやりと笑みをかわして死出の道をゆっくり行進することしかできません。それは生の輝きなんでしょうか?生きた証なんでしょうか?違います。そんな美しいものじゃあないんです。馬鹿馬鹿しい、無意味な、生きるに値しなかった、虚しいばかりの、汚らしい、卑しい、つまらない、罪深い、どうにも救われようのない人生の最後を、それでも背筋を伸ばして、真っ直ぐ歩く。その真っ直ぐ歩く道のりは、きっとたとえようもなく美しいんです。彼ら自身の醜さとは関係なく。暴力の詩人、なんてペキンパーを人はいいます。違うでしょう。20世紀後半に人間が詩情を保とうとしたら、暴力的でいる以外にいったいどうしたらいいというのでしょう。イーストウッドの『許されざる者』が声を大にしてそうする25年も前に、とっくにこの映画が”いわゆる西部劇”に引導を渡してたんですよ、アカデミー会員様。
amさん [DVD(字幕)] 10点(2005-10-10 03:25:54)
57.《ネタバレ》 
・・どうやら本物の(当たり前だ)西部劇のようです。

でも不思議とそんなに古くさく感じなかった。

なぜなんだろうか。

たぶん演出に全く違和感がないからでしょうか。

私だけ違う感覚なのかもしれないけれども・・

この映画の中で一番の見せ所と私は思う冒頭の強盗シーン、

「ソードフィッシュ」に似ていないですか??

終わって即ソードフィッシュと見比べましたが時代が全然違うのですが、

この冒頭のシーンはかっこいいと思いました。

いや、強盗や殺しでかっこいいというのも変ですが、

殺しのシーンはうまいんだなぁ・・タイミングというか。

スローの入れ方やセリフの間合いとか最近のギャングものは影響受けてると。

登場人物が大変多くて2枚組みの1枚目ではまだついていきかねていました。

強盗シーンから始まりこの一味を逃したことで、

保安官はグループの元仲間だった男をおどし(監獄へ返すと)一味を捕まえろと命令。

強盗グループが主役みたいなのですが、

メキシコに渡りある土地で将軍に武器を調達することを命じられます。

アパッチ将軍率いるその土地にはたびたび襲われますが、

武器がちょろくいつも相手に負けているのです。

武器を輸送列車から奪うシーンは迫力なので劇場で当時観られた方は楽しめたでしょう。

橋が落ちるシーンも見事でしたがさらに古い作品で「アラビアのロレンス」を観たら・・

こういう面白いアクションもロレンスを超えられないなぁ・・

ただ、内容自体は面白いし何回か観られる作品だと思います。

ただ略奪して殺しあう映画でもありませんしメロドラマもないです。

本当は一番の見せ所かもしれないラストの惨殺シーンは合わなかった。

ひつこすぎる~(苦笑)戦争映画かと思いました。

登場人物それぞれに面白いあだ名がついておりこれもややこしい。

鉄道、バイク、う~んたくさん出て来すぎるんですが、覚えれば面白いかも。

たぶん何回か観るとまた評価があがる映画だと思います。

何回か観られるとも思いますよ。

強盗グループが主役のようですが私はなぜか一味を追う元仲間が気になって・・

このグループは捕まえるためにあとから追う役なのに地味でみすぼらしい。

それが逆に気になって面白いんですよ。

時間も長いのでレンタルで観て気に入ったらどうしょうかなとも思っています。
アルメイダさん [DVD(字幕)] 6点(2005-09-23 12:29:33)
56.全編で主要人物以外のたくさんの人達がバンバン殺される。そのいいわけのように、冒頭の子供達の行いに、人間の生まれながらに持つ残酷性を見せつける。しかしどんないいわけをしようと個人を無視した殺戮シーンはなんの深みもないアクション映画の域を出ることはない。しかししかし、ペキンパーは端から深みのないアクション映画を撮っているのだ。この堂々ぶりが気持ちいい。ただ娯楽作品の中で暴力シーンをいかに見せるかを極めた作品。それでもペキンパーの作品で描かれた暴力には必ず無情感というか、結局暴力ではなにも解決しないんだな、と思わせるなにかがある。この作品では、最後の「大笑い」のフラッシュバックがそれに当たる。爽快でありながらも哀しみが見え隠れする。そこが他の深みのないアクション映画と一線を為すところ。
R&Aさん [DVD(字幕)] 7点(2005-05-23 19:02:27)
55.ラストの銃撃シーンには感動した。
ゆきむらさん [DVD(字幕)] 6点(2005-04-23 02:30:06)
54.ライアン60歳、ホールデン51歳、ボーグナイン52歳、オブライエン54歳!みんないい年でヨレヨレなんだけど、ま~カッコいい!ご苦労さんでしたと慰めるような「ラ・ゴロンドリーナ」がかぶるラスト。歌詞に込められた思いがヒシヒシと伝わって泣いたよ。
mimiさん 9点(2005-02-12 21:36:18)
53.銃撃戦の場面やそこでのスローの使い方が上手いと思った。
あとは列車のシーンも。
夏目さん 5点(2004-11-23 18:30:51)
52.ペキンパー作品のなかではやはりこれが一番でしょう。「戦争のはらわた」も好きですがアウトロー美学の決定版でもあるこちらのほうが僕の趣味です。ホールデンもボーグナインもカッコいいしなぁ。 …男の映画ですね。
THE HAUNTED MADE ME DO ITさん 9点(2004-09-27 22:48:24)
51.この映画の名台詞は『沈黙』だと思う。
taronさん 7点(2004-08-27 21:04:58)
50.なぜだろう。ストーリーは決して明るいとは言えないのに、観終わった後の気分の良さ、爽快感、明るさ。この映画は銃撃戦、死、売春など、暗く重く、残酷なものばかりが目に付いたのにも関わらず、一体どうして、どこからあの明るさが生まれるのだろう・・・そしてラストシーンで答えは出た。それは彼等の笑顔だったと。どんなに落ち込んだ時も誰かが盛り上げる。これから死が待っていると言うのにも関わらず、晴晴とした笑顔を浮かべる。彼等にはいつも笑顔があった。僕はそんな彼等を見ているとなんともいえない、喜びを憶えた。僕はそんな彼等を観れて良かった。
ボビーさん 8点(2004-08-22 20:51:56)
49.なんかもう色んな体臭がしそうな映像、無駄のありすぎるストーリー、古さばかり目に付く演出など、どうにも駄目でした。スローの銃撃戦が退屈で仕方が無いのは多分私だけですね(^^; ウィリアム・ホールデンの知将っぷりはなかなか良かったし、対するロバート・ライアンもいい味出しているのですが…。
あさしお太郎さん 6点(2004-08-18 04:32:41)
48.いい意味でも悪い意味でもワイルドな映画。
良く言えばリアルで悪く言えば大味。
ラストの銃撃シーン、人がドミノ倒しのように銃弾に倒れる。
その中でどさくさにまぎれて、死んだフリすれば生き残れるんじゃないか
と考えていた。そう思うのは作品に入り込めなかった証拠だろう。


michellさん 6点(2004-07-26 23:50:15)
47.ソン様(ソーントン)カッコよ過ぎ!!ヨン様よりソン様です。
一番星☆桃太郎さん [DVD(字幕)] 9点(2004-07-18 16:50:01)
46.まさに男の映画ですね。私もこんな風にワイルドに生きてみたい!
しまうまんさん 9点(2004-06-13 00:59:31)
45.等身大のカッコ良さがここにあります。「明日に向かって撃て!」はどうにも好きになれなかった私ですが、こっちは文句なしの面白さでした。
Kさん 10点(2004-04-15 23:38:45)
44.渋い配役、スローモーション、細かいカット...う~んラストの銃撃戦につきますね。テーマ曲がまた泣かせるんだなぁこれが..
nizamさん 7点(2004-03-10 12:53:34)
43.う~ん、わからん。カッコよかったかなあ?
Keith Emersonさん 2点(2004-02-22 01:31:22)
42.ジャリジャリと音がするような感触、景色だけでなく人物の皮膚にまで感じられる立体感、分厚い映画ですね。話の舞台を紹介するのに、蟻が群がるサソリ、そしてそれを見て遊んでいる子供、なんてシチュエーションを誰が思いつくでしょうか?驚きました。今となっては殺戮シーンは当たり前のものとなってしまってはいるけれども、そこにいたる過程における、つかず離れずの緊張感。これがラストを感動的なものにしていると思いました。エンジェルは「七人の侍」の利吉をモチーフにしたものでしょうか。
神谷玄次郎さん 9点(2004-02-18 23:41:46)
41.いや~重い作品を見たなァ・・・。いや、悪い意味じゃなくて、近年の面白いけど記憶に残らない軽いファーストフード的な作品じゃなくてね、分厚いステーキを食べたような満足感?身になるような感じかなァ・・・ちょっと久しぶりに味わえて嬉しかったですね。今にも仲間割れしそうな男たちが、クライマックスにはあれですよ!ちょっとやそっとじゃ理解できない男の世界ですかね。うーん、言葉では言い表せませんなァ。とにかく良かったとしか言えませんね。スンマソン。
カズゥー柔術さん 9点(2004-02-08 04:42:17)
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【点数情報】

Review人数 120人
平均点数 7.51点
000.00%
100.00%
221.67%
354.17%
432.50%
51411.67%
61613.33%
71714.17%
81210.00%
92117.50%
103025.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.20点 Review5人
2 ストーリー評価 8.20点 Review10人
3 鑑賞後の後味 8.80点 Review10人
4 音楽評価 8.85点 Review7人
5 感泣評価 9.75点 Review4人
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【アカデミー賞 情報】

1969年 42回
脚本賞サム・ペキンパー候補(ノミネート) 
脚本賞ウォロン・グリーン候補(ノミネート) 
脚本賞ロイ・N・シックナー候補(ノミネート) 
作曲賞(ドラマ)ジェリー・フィールディング候補(ノミネート) 

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