9.《ネタバレ》 ご想像にお任せします的な感じの映画だったけど良かった。初めから結構興味ひかれる内容。動機はなんだったのか...、榎津厳とはどういう人物なのか...。こういうのは大抵謎あかしていく展開になるけどこの映画はそのまま終わっちゃう。タイトルからてっきり動機は復讐かと思ってた・・・。妙にリアルだと思ってちょっと調べてみるとこの映画実話をモデルにしてたのね・・・。 【バカ王子】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2006-06-15 23:46:55) |
8.だから、いちいちタンスやら押し入れやらに死体隠すのやめいっちゅーに。榎津巌さん。^^ 【3737】さん 5点(2004-05-09 16:07:12) |
7.緒形拳の怪演が光る。ラストシーンがちょっとあっけないのでこの点数かな。濡れ場が多すぎ…。 |
★6.緒形拳、三国連太郎の競演。緒形拳は、こういうエキセントリックな狂人の役を実にリアルに演じる。三国は、狂人になるともののけ化するが、この登場人物のような、一般人だが煩悩が体のあちこちからぷすぷすと吹き出てくる役をやらせると実に味がある。この二人で面白くないはずがないのだが、むしろ脇役人の小川真由美、清川虹子、ミヤコ蝶々に拍手を送りたい。戦後の混乱の中で、人生のちょっとしたほころびが思わぬ方向に展開し、多くの人の人生を血塗っていく、そして、本人も親も止めることができない。こういう人生の綾というものをリアルに描くことができたのは、この脇役陣の演技の力によって、舞台設定がしっかり形作られている点が大きい。特に、今では悪女のイメージが強い小川真由美だが、ことこの映画に関しては、湿り過ぎず乾き過ぎず、希望もないが絶望もせず、混沌とした毎日をなんとか生きている、昭和中期の幸薄い女を実に好演していると思った。大俳優達のこういう演技を目にしたとき、ふと、この人たち日頃は毛皮のコートを着て外車のりまわしてるんだよな、とわれに返るが、そういう姿が想像できない。 【神谷玄次郎】さん 9点(2004-02-21 17:04:02) (良:2票) |
5.緒方拳って、「私は、捨てない。スモーキン・クリーン」なんてニコニコ微笑んで人情おやじみたいになってちゃいけない人なんですよね。全盛期の彼って、本当にスクリーンの向こうからでも、ビリビリ来るような異様な迫力があった。決して暑苦しくない、ギラギラした感じがね。この頃の彼は凄かったですね。対する三國連太郎も、その前の世代のそういう存在でしたから、この組み合わせはクールでしたね。賠償美津子も強烈な存在感で、決して悪女とか濃いキャラではないんですが、何しろあのおっぱいでしょう。子供心に、なんて凄い女優さんなんだと思いました。ラストシーンでは涙が止まらなかったですね。決して泣かせるシーンではないはずなんですけど。この頃の日本映画って、角川映画ばっかりだと思われてるところあるんですけど、こういう作品がけっこうあなどれなかったりするんですよね。最近観てないけど、そろそろ観直してみたい頃かな。 【anemone】さん 8点(2003-12-21 02:20:14) |
4.まあまあだった。でも人を殺し過ぎですよね。これって実話なんですか?そう思うと怖いです。 |
3.こういうノン・フィクションの犯罪物が大好き。小金を得るために淡々と殺人を続ける、緒方拳が怖い。 |
2.私はこのドロドロとした映画好きです。緒方拳、三國連太郎の迫力の演技に圧巻です。 【まりん】さん 9点(2003-02-09 03:31:59) |
1.思ったより面白くなかった、というのが率直な感想。殺人シーンの撮影は、全て実際の各事件現場で撮っているらしい。これは凄いと思った。殺人の動機について説明がなく、緒方拳もあまりに淡々とした演技のため、見ていてやや拍子抜けする感じがした。でも、殺人犯なんて実際はあんなもんだろうなと思った。結構リアルな映画なんでしょう。 【クロマス】さん 5点(2003-01-30 15:35:23) |