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9.戦いの最前線に出ない老教師が少年達を戦場へ駆り立てるべく志願を鼓舞する。戦場を知りもしない老人達が机上で勇ましい空論を交わしている馬鹿らしさ。将来の夢や未来もある若者が無意味に殺したり殺されたりするのが戦争。「なぜ戦わなくちゃならないのだろう?なぜ戦争が起こるのだろう?」と戦場の兵士達は考える。自分のいる壕に入ってきた時から敵になった、と瀕死にさせた敵の兵士に泣きながら詫び介抱する優しい少年が言う。「銃と軍服さえなければ友達になれたのに」。 リアルな戦場場面や兵士の姿、後方の描き方など今見てもなお古さを感じさせず至る所で反戦メッセージを発している。やはり傑作だと思うので満点に。 【キリコ】さん 10点(2003-03-14 22:00:42) (良:1票) |
8.リメイクの方が出来が良いのはあたりまえなんですが、流石原版です。実はこっちから見る方が全然良いんですが、それも当然ですね。 【恥部@研】さん 8点(2002-12-26 15:18:55) |
7. レマルクの原作を先に読んでいたので、軽い印象は否めず。特に、別の人間のある感動的なエピソードを、主人公に置き換えていたのはやや白けた。とはいえ、力作だし、胸に迫る作品。なるべく多くの人に見て欲しい。 【mic550】さん 7点(2002-10-19 23:21:15) |
6.1930年の世界状況を見回したとき、アメリカはモンロー主義を貫いているが、一方で世界の覇権を虎視眈々と狙っていた。その中にあって、この作品が時代の制約性を見事に払いのけ、ヘミングウェー、ピカソにも劣らない反戦へのメッセージを込めている。教室に始まる導入は、現在及び将来の人類に大きな示唆を与えている。 【近藤智章誠】さん 10点(2002-07-30 04:03:18) |
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5.かなりおもしろい映画でした。ただ、途中で誰が誰だか分からなくなってしまうのが残念でした。最後のシーンが衝撃的でした。いきなりシーンが飛んだり、とんでもない大きな傷があったりするのは御愛嬌。 【アリアス】さん 8点(2002-07-24 09:55:51) |
【死亀隆信】さん 10点(2002-03-19 23:13:00) |
3.映画史に残る名作だとは思うが、自分にはちょっと重かった気がした。多分深い内容だと思われる。 【かぶ】さん 5点(2002-01-15 05:51:01) |
2.戦争と軍隊の醜さ、純粋な若者たちを軍国主義へと駆り立てる大人たちの無責任さ・・・・蝶に魅せられた主人公が塹壕から身を乗り出した途端、撃ち殺されるラストシーン・・・・この映画は戦争に対する告発状です。 【鐵假面の人】さん 10点(2001-03-26 22:03:47) |
【出木松博士】さん 8点(2001-01-15 19:36:13) |