21.イーストウッドがロマコメなんて!と、見る前は変な期待をしてしまったのですが、やはり、妙なところに妙な力が入っていたりして、こういう軽い作品には合いませんね。終盤などはつぎはぎでつないでいるような感じで、リズム感やスピード感にも欠けています。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2008-08-12 02:01:05) |
20.《ネタバレ》 人生ってなかなかうまくいかない。いろんな困難もあるし、嫌なこともいっぱいある。人それぞれいろんな人生あるけれど、みんなだいたいそうでしょう。イーストウッドの映画って、人間の人生に対する一種の鎮痛剤みたいな作用がある様に思います。前科者、端くれ者達によるワイルド・ウエスト・ショー。悪徳保安官に蔑まれ、悪ガキに火をつけられテントが燃やされるも、教会では飯を分けてもらい、精神病棟では新しいテントを作ってくれる。言ってみれば「捨てる神あれば拾う神あり」。旅は道連れ世は情けと言いますが、米国を旅するこの大道芸集団の生き様はまさに人生そのものなわけですなぁ。それにしても、ソンドラ・ロックのわがまま娘っぷりはとても板についてうまいなぁと観てて思ったんですが、彼女のその後の実生活を考えると、演技というより本当にああいう人だったのかもね。 【あろえりーな】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2008-08-11 20:49:16) |
19.今年、現代用語として「ツンデレ」なる言葉が新しく加わったとネットのニュースにあった。初めて聞くこの言葉の意味を読んでみると、すぐにこの作品のソンドラ・ロックが浮かんだ。もう最悪にツンツンしている女が終盤になってイーストウッドと一夜を過ごした翌朝のあの別人のようなキュートぶり!!なるほど、萌え~となるのも頷ける。クソババアが女の子に変わっちゃうぐらいの変貌。ホントに可愛い。で、イーストウッドはというと、萌え~な表情は見せずに相変わらずの難しい顔。これがまたかっこいい。けして西部劇のガンマンのようにかっこよくはないけど、クールな顔の下の優しくて強いハートが地味ながら本物のかっこよさを見せてくれる。家族のようなブロンコ・ビリー一座はイーストウッド監督が率いる「信頼」で結ばれた映画スタッフとかぶります。硫黄島二部作を見た今、一番見直したい作品でもあります。 【R&A】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-12-13 11:51:03) |
18.途中でラストがわかってしまう単純なストーリー。主演がイーストウッドでなかったらなんでもない作品になっていたと思える。映画の中の2人のラブストーリーより、主演の2人の実際のストーリーの方が私には興味深い。事実は小説より奇なりという事か。 【Miranda】さん [地上波(字幕)] 6点(2006-03-06 00:12:42) |
17.いやあ、まさか「許されざる者」以前にこんな粋な作品をクリント・イーストウッド自身が撮っていたなんて、知らなかったなあ!クルイベルさんのコメントを読んで、寅さんぽいのかな?というコメントで、借りてきました。正しく寅さんです。1番最初にイーストウッドが出てきた時の登場シーンのかっこ良さは正しく寅さんです。男はつらいよ第一作目の柴又へ帰ってきた寅さんが登場するシーンのようなかっこ良さ、何よりも友情を大切にし、女性に対しても優しい。まんま寅さんです。オープニングのかっこ良い音楽と一緒に写し出される美しい風景、川、夕陽、その全てが映画ならではの美を感じられずにはいられない。そんな何とも味わいある出たしからして、これは間違いなく当りだ!と思いました。とにかくクリント・イーストウッドの魅力十分のこの映画、借りてきた本当に良かったです。 【青観】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-02-09 22:15:14) |
16.イーストウッドがこんな可愛らしい役をしてるなんて!最高でした!とても楽しくみれました。 【アキラ】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-01-25 23:17:45) |
15.1980年ごろのイーストウッド作品のヒロインと言えばソンドラ・ロック!きっとイーストウッド好みの女性なんだろうなぁ~と思う(実は僕も好きだったりする…)そしてイーストウッドのヒロインに弱い女性は似合わない。気が強く決して弱音を男に吐きそうも無いヒロインがイーストウッドに心を開く…それは、イーストウッドの計算された自己演出なのだろうが、それが似合うのだから文句のつけようないのだ。そしてこのブロンコ・ビリーという映画、侮れません。決して裕福ではない主人公ビリーが過去に傷ある仲間を決して裏切らない。その仲間の描写には(偽善的とのそしりがあるかもしれないが)愛情すら感じさせる。その上で都会育ちのカウボーイが古臭いとバカにされるカウボーイらしさを求め続けるなんて、なんというアイロニーなんでしょう。いやはや、これは実に日本人好みの映画なのかもしれない。寅さんっぽいのかな?(寅さん未見なんすけど…^^;) 【クルイベル】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-08-16 10:41:33) (良:1票) |
★14.確か、イーストウッドは昔どっかの市長をしていたんですよね。こういう作品を観ると、描かれている主人公と重なって、行政のリーダーに適任のような気がします。子供達に夢を与え、弱者に奉仕する精神を持ち、悪は許さない。一方で、仲間を助けるためなら屈辱でも妥協はする。非常事態には思い切った行動もとる。列車強盗はまずいけど。自分の生い立ちや仲間の行動の色々なかっこ悪さを、結局、渋いかっこ良さに結び付けている。上手いなあ。でも私が一番感動したのは何といっても、冒頭のシーンだ。この西部の美しい風景はすごい。 【パセリセージ】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-07-31 16:03:40) (良:1票) |
【永遠】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2005-07-07 09:00:50) (良:1票) |
12.うっそ~ん、知らなかったあ。あのいっつも苦虫を噛みつぶしながら青汁飲んでるような表情のクリリンがこぉんなチャーミングでラブリーなコメディ撮ってたなんて!頑固でワガママで、でも子供が大好きで(子供の貯金箱を壊した銀行強盗にブチ切れるシーンは何度観てもホレボレしちゃう)、弱い者に優しくて腕っぷしの強いカウボーイ、でも実は・・・というブロンコ・ビリー、あんな男、ソンドラ・ロックじゃなくても「抱いてぇ~ん」ってなっちゃうよね~。それと、僕はホークスもフォードもよく知らないけど、この作品ってある種、西部劇(とそれに出ていたイーストウッド自身)のパロディ(というと語弊があるかもしれないけど)にもなっていると思う。西部劇がすたれた時代に、それでも頑固に「ワイルド・ウエスト・ショー」で巡業する姿には、イーストウッドが「かつてのようなヒーロー不在の時代」に敢えてヒーローたらんとした姿勢が見える。もちろんイーストウッドには、それが困難で、かつ時代遅れでもあるってことはちゃんと承知していて、それがあの「列車強盗」のシーンに現れている。のだけれど、そんなメンド臭いこと考えなくても普通に楽しくて、後味爽やかな作品として楽しめるのは、ひとえにイーストウッドの監督としての力量と役者としてのチャーミングさなんだな、と思いましたです。余談だけどこの作品、井筒監督の「ゲロッパ!」に似てるような気がするのは僕だけだろうか?はぐれ者たちが寄り添って擬似家族を形成する、という部分だけでなく、かたや時代遅れの西部劇ショー、かたや物まねショーという、芸能の中でも第一線とは言いがたい素材をモチーフにしてる所、そして隠しテーマとして「本物と偽物」があるって所も共通してる。井筒さんってかなりのイーストウッドファンらしいから、意識的かどうかは別として、かなり影響を受けているんじゃないかな。 【ぐるぐる】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-06-18 16:45:15) (良:1票) |
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11.知りませんでした…イーストウッドはこんな胸の温まる映画を撮ることのできる監督だったなんて。イーストウッド主演映画では最も魅力のあるキャラクターが主人公のお話でした。 【K】さん 9点(2004-11-07 23:52:46) (良:1票) |
10.もうオープニングの美しさから釘付け状態でした。そしていきなり始まる芸の数々そのなかでもトリを飾るイーストウッド扮するブロンコ・ビリーのカッコ良さ!馬の曲芸乗りしたり空中に投げた皿を銃で割る、あ~憧れます。馬の曲芸乗りマチャアキならがんばれば出来るんじゃないかなマチャアキさんぜひかくし芸でやって下さい。 【一番星☆桃太郎】さん [DVD(字幕)] 9点(2004-07-26 02:33:43) (良:1票) |
9.私はイーストウッドがなんとなく好きだったのですが、この作品をみてから、ますます主演および監督作品を見るようになりました。妻は、彼をただのタカ派とみなし嫌っているのですが本当のところはどうなんでしょうか。この作品からは、彼は弱者に対する思いやりに満ちた熱血漢のように思えてならないのですが・・・。 【ぴよっち】さん 7点(2004-01-03 14:31:34) (良:1票) |
8.小生にとって、イーストウッド作品のワン・オブ・ザ・ベスト。何度見ても、最後のあの星条旗のシーンに涙が…。この映画と『許されざる者』が、イーストウッドの西部劇への、ひいてはアメリカ合衆国への”挽歌”だったんでしょうね。彼が単なる愛国ナショナリストじゃないってことは、サム・ボトムズ扮する脱走兵の扱いを見ても明らか。ジョン・ウエインは絶対的に服従すべき「偉大な」親父=体制そのものだったけど、イーストウッドはいつでも自身の”弱さ”を隠さない一匹狼。そんな男が、弱者ばかりの一座=疑似家族を作っていく本作(と『アウトロー』)には、彼の理想とする「アメリカ」がどんなものかが、見えてくるようです。 【やましんの巻】さん 10点(2003-05-20 12:37:26) (良:2票) |
7.クリント・イーストウッドの映画は全部面白い。でも、どうしてもソンドラ・ロックに馴染めないんだよな〜;昔から。なんでだろう。 【キャリオカ】さん 7点(2003-05-13 17:23:34) |
6.ビリーみたいな人が身近にいたらな・・・唯一の減点はソンドラ・ロックの起用。 |
5.シャイニングに出てくる黒人が出てたので嬉しかったです。ビリーは運転中に怒ると、クラクションを鳴らして車を止めるところが、とっても可愛くて良かったです。 【ケンジ】さん 6点(2003-03-09 22:53:45) (良:1票) |
4.『センチメンタル・アドベンチャー』と並んで私が一番好きなイーストウッド作品。DVDも最初に買ったし。何よりもこの映画のいいところは、誰も死なないこと。悪者も他の作品と違って間が抜けていて、どこか憎めない(ただし、途中出てくる悪徳警官は除く)。ロード・ムービーや西部劇、人情劇、コメディ、恋愛劇といった様々な要素が旨く溶け合った逸品です。 【なるせたろう】さん 10点(2003-01-04 17:16:51) (良:1票) |
3.イーストウッドの手腕を地味に発揮した隠れた秀作。ショーでイーストウッドが見せるパフォーマンス・シーンは圧巻でナイフ投げや銃で皿を割るといったシーンには緊張感があり、素晴らしいと思いますよ。物語の筋書きは単純なものではあるが、イーストウッドだからこそ見せることが出来た作品であり見どころはたいへん多いと思う。S・ロックの紅一点な魅力も忘れ難いですね。 【チャーリー】さん 8点(2002-06-23 19:31:24) |
2.この映画で初めて我らのイーストウッドも老けたナーと感じました。 |