23.犯人役も被害者役も素晴らしい。特に犯人役の役者さんは、ガンに侵されながら最後の力を振り絞っての名演でした。チェスに馴染み がありませんが、いい作品だったと思います。コロンボとのレストランでのやりとりは、将棋ですが、座頭市シリーズでの成田三樹夫 氏との掛け合いを思い出しました。いい緊張感があります。 【代書屋】さん [インターネット(字幕)] 7点(2022-07-10 15:26:01) |
22.《ネタバレ》 コロンボ自身が知らなかったように、犯人がこのゴミ処理装置の操作を知らなかったとすれば、近くに操作盤があったとしても、それをいじることはしないでしょう。クスリの件もしかり。ネタが、ワタシ子供の頃好きだった、推理クイズの域を出ていないような気がします。が、しかし。難聴のチェスの名人っていう犯人の設定。冷静でいようと努めるんだけど、感情の高まりを抑えられない。R・ハーヴェイの演技。共感得られないだろうと思いつつ、ワタシ、「マルサの女」の権堂、つまり山崎努を思い出しながら見てました(なんだ、それ)。コロンボの顔が魅力的なシーンが多かったとも思います。ワタシは、好きなエピソードです。 【なたね】さん [CS・衛星(吹替)] 8点(2020-07-18 05:05:38) |
21.チェスの最短詰み手は開始からわずか4手(フールズメイト)、もちろんわざとやらないとそういうことは起こりえないのだが、これをチャンピオンをやることは絶対にありえないし、動揺による見落としと言うのは無理というものだろう。それに驚くべき記憶力というのはチェスの世界のことであって、薬に縁がなければそう簡単に薬品名を覚えられるものではないだろう。それとも薬にもある程度知識があったのだろうか。ワンちゃんと獣医さんの登場で思わせぶりな演出になっているところがおもしろい。 【ESPERANZA】さん [地上波(吹替)] 5点(2015-05-30 08:22:27) |
20.《ネタバレ》 事件の解決にコロンボの犬がひと役買うことで有名なエピソード。それでけっこういい印象を持っていたのですが、後年LDで見直したらちょっとがっかり。ホテルの部屋のドアが都合よく開いていたり、すり替える薬をどうやって手に入れたのか不明など、犯人に都合のいいところが多いです。まあこのエピソードのキモは、倒叙ものなのに被害者が死ぬまでに開始から1時間も経っていて、しかも最初の殺人でなぜ死ななかったのかが、最後に大きなポイントになってくることでしょう。そのアイデアは面白いですし、最後にうまく生かされていると思います。今回字幕で見直して、記憶していたほどつまらなくはなかったです。とはいえ、やはり問題点は多く、全体として強引な運びが目立ちました(クレイトンとデューデックが事前に会って試合をするなど)。ローレンス・ハーヴェイは神経質そうな犯人を好演していました。 なお、最初の悪夢の場面は光がチカチカする演出なので、今後日本のテレビでは放送されにくいかもしれません。 【アングロファイル】さん [DVD(字幕)] 6点(2015-05-24 22:24:42) |
19.《ネタバレ》 今回の犯人は難聴のチェスプレイヤー。冒頭からタイトルマッチでの対局を控えた犯人と今回の被害者である老人との関係や、チェスで勝ち抜くことが人生のすべてといったふうな犯人の深層心理が丁寧に描かれているが、今回の犯人の動機はこの老人との対局で勝ち目がないから殺してしまうというえらく子どもじみたもので、殺人事件を起こす動機としては正直言って見ているこちらが呆れてしまうほど弱く、プライドの高そうな勝負師のやることとは思えないし、この犯人自体も魅力には乏しい。難聴という犯人の特徴を活かした結末で、これもやや強引に感じるが、この強引さはこのシリーズらしいところで決して嫌いではない。それよりも今回は犯人が一度手にかけた被害者が一命を取り留めるというこの手の倒叙ミステリーとしては珍しい展開が面白く、結局終盤近くになって被害者は死んでしまうものの、それまではひょっとしたら今回は未遂のまま犯人がコロンボに逮捕されて被害者は最後まで死なずに済むのではと思いながら見ていた。 少し甘いかもしれないがこの展開にプラス1点。 【イニシャルK】さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2014-01-11 14:13:44) |
18.《ネタバレ》 ストーリーには棋士の特性が生かされている。 抜群の記憶力で薬のリストを瞬時に覚えたり、コロンボの追及に動揺して大人数との同時対局で素人の一人に負けてしまったり。 ただ、犯人としての魅力がそれほどなかったのが残念。 殺人の動機としては弱いし、ラストの決め手も弱い。 犯人が耳が聞こえない人間と断定するには足りない気がするし、有罪とする証拠にはならないだろう。 タイトルマッチの前夜にプライベートで対戦するのもありえない。 【飛鳥】さん [DVD(吹替)] 5点(2013-10-30 00:08:26) |
17.《ネタバレ》 コロンボファンとして普通に楽しめる作品のひとつでしょう。今回の犯人は耳が聞こえないという設定なので、それに沿った結末が必要でしたが、やや強引というか、「これで自白するの?」と言えなくもないです。余談ですが、デューデック氏のキャラ、とても好きです。自分もああいうじいさんになりたいですね。 【ramo】さん [CS・衛星(吹替)] 5点(2012-09-04 15:57:12) |
16.チェスを題材にしたエピソード。副題のとおり、ポイントは犯人が耳につけている補聴器で、 チェスはコロンボが犯人の目星をつけるための小道具代わりに使われてます。 犯人が残した矛盾を一つ一つ集め、最後はお得意の仕掛けと、安定感のある流れ。 もちろんコロンボのキャラも、いつもどおり楽しめます。 【MAHITO】さん [DVD(吹替)] 5点(2012-07-04 04:27:33) |
15.オープニングの演出が、完全に浮いてる。あの悪夢のシーンの為だけに、巨大チェス盤を作ったの…? 【aksweet】さん [DVD(吹替)] 5点(2011-06-05 00:30:42) |
14.《ネタバレ》 「コロンボの評判に脚本家や監督がプレッシャーを感じすぎて、妙に凝り過ぎた結果、へんちくりんな出来になった」という感じ。アンプル持ってきて注射したら急変して死んだけど、アンプルは処分していて調査できないって、いくら70年代のアメリカの病院でもお粗末すぎる。 【みんな嫌い】さん [DVD(邦画)] 4点(2011-04-12 06:44:34) |
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13.二人がテーブルでチェスをするイタリアン・レストランのボーイさん、王貞治さんに似てるなーといっつも思います。 出演するたびにだらーんとしたワンちゃん。実は、促されても芸をしないのが最高の芸 犬!しかし今回は大活躍。勝手にドアから入って階段まで登っていきます。 あの可愛さが見たくて何度も見返す一本です。 【バッハバッハバッハ】さん [CS・衛星(吹替)] 7点(2010-06-22 22:26:39) |
12.《ネタバレ》 デューディックさんすごいいい人なんだけどなぁ 気さくな感じでね でもそれって勝者の余裕?かな 一瞬にして薬のリストを覚えるとこは ほんとこのテの人はしそうだよなぁ 途中で「誰が得をするのか」的なセリフあったけど、でてくる証拠・状況かんがえたら犯人バレバレ これぐらいなら警部 余裕ですな! ※おまけ 犬名前ないんですね 考えてあげましょうよ警部(笑 【Kaname】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-03-17 10:01:55) |
11.《ネタバレ》 犯人が難聴というのがミソであるが、どれくらいのレベルなのかよくわからない演技だ。全く聞こえないわけではないらしい。 最後の決定打は、犯人の難聴という障害がオチになっているが、こんなの日本のサスペンスドラマでは絶対出来ないだろう。そう思うと大変自由奔放なプロットで支持したくなる作品だ。 【クロエ】さん [地上波(吹替)] 7点(2010-03-06 21:58:11) |
10.《ネタバレ》 コロンボに何本かある「え、こんなことで逮捕できるの?」と思わせる作品の中の一つ。しかもこの作品の場合、そもそも殺しの動機が弱すぎることもあって(愛情や遺産をめぐる殺人というのは実際にもあるが、チェスや将棋で「対戦相手に勝てそうにないから殺す」というのはちょっと現実には聞いたことがない)無理がさらに重なる印象を受けてしまう。で、そういうところに疑問が浮かぶと、例えば薬のリストをちょっとみただけで暗記するというのはともかく、それを暗記してどうするんだ? みたいな疑問も浮かんだりする。殺したいのなら適当な毒物を混ぜればいいだけのような気がするし、そうじゃなくてその薬の成分をうんと強くして殺すつもりだったというのなら相当その方面の知識が必要だろうから、なぜチェスの名人がそんなこと知ってるんだということになってまたしても不自然さが増す。あとレストランでのチェスだけど、チェスというのは将棋と違ってとられた駒はもとに戻せないからどんどん駒が減って行ってしまうはずなのだ。あんなに長時間打っててあんなに駒が残るものなんだろうか? まぁどうでもいいことですが……。 あ、あと一つだけ。殺された名人がなんとな~く鈴木銀一郎氏に似てると思ったのは、私だけだろうか……(汗)。 【空耳】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-04-07 15:58:00) |
9.《ネタバレ》 ちょっと今回は犯人を追い詰めるにはコロンボにしては説得力に欠けるように思いました。数人のファンと同時にチェスの対局をするというイベントの真最中に割り込んで得意の心理戦を展開する警部とそれに動揺して勝負を1つ落としてしまう犯人。これで熱くなってしまって墓穴を掘ることになる犯人。この警部と犯人の最後の対局がなかなか良かったです。 【とらや】さん [地上波(吹替)] 5点(2009-03-03 21:47:39) |
8.デューデックは本当に温厚な人物なのか、クレイトンに見せる優しさは負けないという絶対の自信からくるもので、見下しているように見えました。クレイトンはコロンボにネチネチからまれても、あくまでも冷静に対応し、知力対知力の火花が飛び散る様子は見応えありました。ラストもあれだけでは決め手に欠けるので、冷静さを失わなかったら切り抜けられたはずで残念です。警部、今回はギリギリの勝利でしたね、それとデューデックにとどめをさしに来る事が予想されるであろうに、死なせてしまったのは失態ではないですか!と申し上げたいです。 |
7.警部、結局あなたのチェックメイトが犯人に一番こたえたと思いますが。それと、獣医さんはペットの預り屋じゃありませんよ。 【taron】さん 6点(2004-09-28 20:32:32) |
★6.耳の不自由な犯人、しかもチェスの名人で記憶力が抜群など、伏線は見事だったんですけど、ラストは、やや強引感が否めないです。まあそれでも、犯人の心理と勝負の世界の厳しさはよく描かれていました。あれぐらい一流になると、勝つと負けるのとでは、雲泥の差があり、世紀の勝負で負けるのは、自分を追い詰めることで今の地位を築いた犯人には受け入れられなかったのでしょう。後には引けない悲壮感が哀れでした。 【パセリセージ】さん 7点(2004-06-21 19:32:44) |
5.オープニングの悪夢のシーンが強烈でした。犯人が自信を失い、段々と追い詰められていく様子が巧く描かれていたと思います。ただ、オチがいまいちでしたな。耳が聞こえないという設定を使いたいがために無理矢理用意したような感じで・・・多少の強引さを感じました。 【きのすけ】さん 6点(2004-06-05 12:45:21) |
4.このオチで殺人の立証が出来るのか?事故や自殺の可能性が捨てきれないと思うのだが・・・ 【亜流派 十五郎】さん 0点(2004-04-10 01:24:16) |