1.《ネタバレ》 特に期待してたわけでもないんですけど、公開初日1本目に見てきました。よくある話だな、というのが見た印象です。
まぁ、もともとあの31人は死刑囚だったから国家から粗末に扱われるのは仕方ありません。南北統一が平和的に解決するのならシルミドの31人は必要なくなってしまい、さらにそのような野蛮な計画が進行していた事が北に知れるとマズいわけで、31人を抹殺しようとするのはごく当たり前のこと。部下に31人の抹殺をやらせ、さらに抹殺したその部下もシルミドの口止めのために殺してしまうというのは、そのような重大な国家機密を持っているならばその保持のためにそのようなことをするのはどの国でもごく普通に行われていたことだと思います。少し話は違いますが、現在の日本の企業でも、首切り役(嫌な役回り)を1人つくり、社員をリストラし、その首切り役もリストラされるということは往々にしてありえることなのです。途中、見てて腹が立ったのは、最初3枚目キャラだった男が強姦に走ったことです。3枚目キャラにそのようなことをやらせるのはどうも納得がいきません。最後まで3枚目キャラで通してほしかったが最後まで3枚目キャラがいるとストーリーに締まりがなくなってしまうのであれでよかったのかもしれないですけど・・・。しかも、縛られた状態で連帯責任で罰を受けてる残りの訓練兵を罵倒するところがよけい腹が立ってきてしまった。そこは、主人公がスカッとやってくれたので、そこだけは良かったかな。最後はお涙頂戴もののシーンだけど、あそこまで追い詰められたら自決は必至だと思います。ごく普通なストーリーだったのでは。