29.行定監督は上手いなあ、悔しいほどツボを撃ち抜かれた、パーフェクト。望月監督もまた上手い、絶妙のエロスが心地よい。岩井監督と篠原監督はフムフム嫌いじゃない、いいんじゃない程度かな。堤・北村監督はアンタ等こんなん好きだねってくらい。飯田監督はダメだコリャって感じでした。 【亜流派 十五郎】さん 7点(2004-06-19 00:38:57) |
28.《ネタバレ》 ・『the messenger』~ダメだ、この監督。相変わらず、どこかで見たようなストーリー設定や演出にキャラ造形のオンパレード。全てが「借り物」の域を出ていない同人作品。ちょっと漫画やアニメを見ている人なら、素人でも作れるレベル。「短編」にも関わらず「長編っぽい」作り方を平気でやっている所に、この監督のセンスの無さが窺える。ビジュアルに気を使っているだけ。0点。 ・『けん玉』~コメディとドラマのバランスが絶妙でテンポも良い作品。ほんわかした中にも、男女の恋愛感情の性差が鋭く描かれている。篠原涼子の自然な可愛らしさが出ていて、女優としてのレベルが意外に高いのが分かる。短編ゆえの傑作。8点。 ・『コールドスリープ』~ありがちなSF的設定をコメディタッチに仕上げたのは目新しいが、「笑い」と「真面目さ」の配分が中途半端なので、本来は突っ込まなくてもいい所を突っ込みたくなる。コメディというよりブラックユーモア作品。4点。 ・『Pandora ~Hong Kong Leg』~フェチズムに対する拘りが中途半端なので何が言いたいのか意味不明。全体的にテンポも悪い。1点。 ・『HIJIKI』~SABU監督のような世界観。現実と非現実の微妙な境界世界を象徴するかのような黄昏迫るアパートの一室で繰り広げられる、これまたコメディともサスペンスともつかない不条理ドラマ。撃たれて終わりというラストも安易。4点。 ・『JUSTICE』~「ブルマを愛でるくらいの余裕があれば世界も平和」というテーマがひしひしと伝わる(笑)。しかしブルマ以外の魅力は皆無。ブルマ復活を願って、5点。 ・『ARITA』~広末涼子のARITAを受け入れつつも困惑しているような独白がちょっと可愛い。ただ、さすがに何の謎解きも解釈も無いまま終わらせるのは手抜き。5点。 ・・・という訳で、平均してしまうと4点くらい。どの作品もちょっと思いついた小ネタに肉付けした程度で、『けん玉』以外、これといった作品が無かった。まあ不遜を承知で言わせてもらえば、現在、第一線で活躍しているであろう気鋭の若手が揃って、この程度の作品しか作れないと言うのだから失笑を禁じ得ない。せっかく映画を作れるという稀有な立場にいるんだから、もっと精進せんかい! 【FSS】さん [ビデオ(字幕)] 4点(2004-06-11 19:28:11) |
27.しんしんき えいーーーー 印象に残る作品はなかった 期待してただけに残念 すべてが平凡であった 未来の日本を担う映画監督って書かれてるのに でもラストのジャスティスは面白かったです thats it 【ぺぷとりじ】さん 5点(2004-06-04 22:49:43) |
26.新進気鋭の日本映画監督の短編を集めた作品。一個ずつ取り上げるのも面倒なのでよかったのだけ。「月とキャベツ」コンビの作品はテンポ良くいい感じでした。っていうか山崎まさよしは演技じゃなくてほぼ素なんだろうな。篠原涼子はもっと役者として評価されていいのに、昔の仕事が足を引っ張ってるんだろう。可哀想に・・・。行定監督のはちょっとやりすぎかな。短編ってのを意識しすぎてるみたいでした。それとは逆に岩井監督のは奥行きがあってよかったな。演者が広末一人であそこまでになるのは監督の実力なんでしょうね。短編を毛嫌いしていたけどその悪いイメージを払拭するに十分な作品集でした。 |
【野次られLOW】さん 1点(2004-04-02 13:07:32) |
24.北村龍平・・・最新の技術を駆使した映像に感服。努力は何者にも勝る。 篠原哲夫・・・無理やりカメラ揺らすのはやめて~。 飯田譲治・・・造型のオリジナリティーは抜群。カラフル&スタイリッシュ。 望月六郎・・・監督の名前が大きくクレジットされていないのは、自信の無さの表れか。 堤幸彦・・・数十個、地雷を仕掛けておいて、どれか1個踏んでくれればもうけものシステム(何じゃそりゃ)はここでも健在。ちなみに「トリック」は好きです。 行定勲・・・次の展開を読ませなかったのはさすが。きちんと収束したと思う。 岩井俊二・・・新しいノートに初めて文字を書き入れる時のような気持ち、そんな岩井ワールドは健在でした。飛翔する発想。やっぱり女性を綺麗に撮るよなあ。未見の6人のうち(岩井作品は殆ど観ている)この人の映画なら観てみたいと思わせてくれたのは、飯田と行定の二人でした。 |
23.映画作家を気取った人達による独りよがりの映像集…等と、恥ずかしながら私の狭い了見から勝手に想像していたモノよりは遥かに面白かったです。各作品共、観せることに重点を置き、本格的に作り込んであったので、安心したのと同時に好感を持ちました。新味は全くありませんが、(最近こういう感じの演出・脚本に触れていなかった所為かどうか)昔のつかこうへいを思わせる「HIJIKI」が個人的にはツボ。そして皆さんが書かれている様に、北村龍平監督はストーリー・テラーとしての才能の無さを露呈してます。今度「ゴジラ」に抜擢されましたけど、北村監督、物語から語りを取ったら後に残るのは「物」だけなんですよ。物はいくらカッコ良くても、それだけではよっぽどの事がない限り人を感動させられませんよ。6点献上。 【sayzin】さん 6点(2004-03-12 16:46:35) |
22.この手の企画物の評価を下すときに駄作が混ざっているから見る価値が下がるということはないはず。寧ろ1本でも名作が混じっているなら、是非見るべきなのだ。ましてや平均点で評価を下そうとすることほど愚かしいことはない。その評価基準でいくと、邦画は駄作が多いので見る価値がないとか、アニメは子供向けが多いので見る価値がないといった馬鹿げた論法から名作との出会いの機会を失うことになるのだろう。『けん玉』は作品として完成度が高く、役者の質も高い。特に篠原涼子が愛らしい。好きです。『HIJIKI』不条理なシニカルさが見事に嵌っていて、面白いとしか言いようがない。ラストもほぼ完璧。気持ち良いくらいに散ってくれる。『JUSTICE』は個人的趣味として高く評価します。こういう作品も必要。というわけで、以上3作品にこの点数です。 【もとや】さん 8点(2004-03-09 08:11:53) |
21.それぞれの監督が自分の持ち味を各自で自覚しながら個性を発揮している作品集。期待しすぎてはいけないが、期待しなければそこそこ楽しめる。観る人によっては作品ごとに好き嫌いがはっきり分かれるであろう。ということで各作品ごとに評価するのがこのフィルムの正当な評価方法であるように思う。以下、個人的な評価。◆北村氏「the messenger」・・・黒いノリのファンタジー。嫌いではないがいまひとつオチが消化不良気味。妖艶さもエグさも中途半端。5点。◆篠原氏「けん玉」・・・起承転結のはっきりした短編。キャラがそれぞれ際立っており、展開の運び方やまとめ方も他作品より群を抜いている。8点。◆飯田氏「コールドスリープ」・・・大沢たかおのコミカルな演技が笑いを誘う。終始ギャグマンガのノリに徹したことが良かった。6点。◆望月氏「Pandora 」・・・エロティシズムとフェティシズムの融合を目指したかったのだろうか?しかし何を伝えたかったのかは不明。吉本多香美の艶めかしい演技は良いのだがそれだけである。2点。◆堤氏「HIJIKI」・・・個人的にはこれが一番面白かった。女三人、特に場末のママみたいな女の存在感が抜群に良い味を出している。シリアスやバッドエンドという暗い題材をシニカルな笑いにもっていける堤氏の手腕が発揮されているように思う。8点。◆行定氏「JUSTICE」・・・なんとなく『GO』を思い起こさせる設定と雰囲気。しかし今作はひたすら明るく突き抜けている。着眼点がすばらしい。7点。◆岩井氏「ARITA」・・・ピアノのBGM、ノスタルジー漂う小学校の教室等、岩井氏っぽい演出を見て彼の作品を多く観ている人なら一発で岩井監督作品だとわかる仕上がり。個人的に岩井氏作品は好きなのだが、これはどうも受け付けなかった。広末の一人芝居であるせいか、締まりのない印象を抱いてしまう。3点。◆総合評価・・・平均点として5~6点。こういった企画物として斬新だったので甘めに6点献上。 【HARVEST】さん 6点(2004-03-04 18:04:22) |
20.短時間で観せるという点を「the messenger」の北村監督は認識してないのか、とってもマスターベーション=視覚のインパクトのみ。しかし良いように考えれば、この作品が頭で良かった。締めがこれだったらかなり不快だったろう。この作品を除けば7点以上。先ほどの点では「コールドスリープ」「HIJIKI」「JUSTICE」はとても良かった。 【スルフィスタ】さん 6点(2004-03-01 21:55:56) |
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19.ココの作品、作品で「多分あの人の作品なんだろうな」と予想してみてたら当ってたのが多かったのでやはし監督監督個人の独特さが出てるのかと面白かった。堤幸彦は込み上げる楽しさ、行定勲は青春、篠原哲雄はストーリがまとまっている、北村龍平・・あれ?岩井俊二はほのぼの。ショートでまとめるのが「上手い人」と「ん?」って人が分かれた感が出てた、惜しい感じがしたのが事実。キャストが好きな人多かったので嬉しかったのも一つ。 【すの】さん 8点(2004-02-28 17:21:43) |
18.「けん玉」「JUSTIS」「ARITA」がおもしろかったです。山崎まさよしは俳優としてもいい!音楽ももちろん良かったです。「JUSTIS」はばかばかしくて笑えた★ 【ジョナサン★】さん 6点(2004-02-20 12:15:01) |
17.ARITAのモデルは有田修三氏なわけないな。 【彦馬】さん 4点(2004-02-18 18:11:22) |
★16.監督陣も余力で作ってるぽいからこっちも余力で見たらけっこう面白かった。『JUSTICE』と『ARITA』が良かった。点数はこの2つの点です。 【ぺて】さん 7点(2004-02-12 05:30:42) |
15.6本の短編ストーリーからなる映画。 とりあえずくだらねぇ~、 みたいなんだけど別につまらないとかいうわけじゃなかったよ。 特に妻夫木主演の『JUSTICE』はホントくだらなすぎです。 でもよい。 他にも山崎まさよしとか大沢たかおとかがでてたりしてました。 見てて飽きはしないと思います。 【王子】さん 4点(2004-02-09 23:33:16) |
14.自分も1番のtomomiさんに習って、1作品ずつ採点をしていきます。それが、この作品(?)を評価する時の一番の方法だと思うので。北村作品…4点。このテーマならもっと他の魅せ方があったろうに。篠原作品…8点。両主演、特に篠原涼子のらしさがうまくでている。ストーリーも好き。飯田作品…5点。アナザヘヴンよりは面白かった。あ、こんな路線もいけるのねって感じ。望月作品…1点。超意味不明。さっぱり分からない。堤作品…6点。主演陣がいい味出してる。これもストーリーが好き。行定作品…9点。もう全部が最高!面白すぎる。岩井作品…7点。広末を初めてかわいいと思った。平均とるとピッタリ6点。だけど、自分の中で3勝3敗1引き分けだから(五分ということ)、1点引いて5点にします。 【なおてぃー】さん 5点(2004-02-02 21:37:57) |
13.映画館まで見に行かなくてよかったという感じ。みな、有名監督だけにはっきり言って余力で作ってる。こういうのは、無名監督発掘の場として、もっともっととんがったものが見たいなあ。しかし、行定×岩井の師弟対決は、やっぱり行定が勝っていたような気がする。男として、岩井の少女趣味はもはや見られなくなってきている。 【如月CUBE】さん 4点(2004-02-02 19:35:22) |
12.メッセンジャーでうわっおもんなさそうと思ってダラダラ見てましたが、そのまま結局だめでした 【のりまき】さん 3点(2004-02-01 22:50:36) |
11.良かったのは「けん玉」「HIJIKI」「JUSTICE」「ARITA」の4つ。一番好きなのは「けん玉」かなぁ。篠原涼子がよかった。「JUSTICE」はブルマブルマでいい。あとひじきって同じ理由で嫌いです。各5・7・5・4・7・8・7点で平均6点。 【バカ王子】さん 6点(2004-01-31 14:00:23) |
10.どれも満喫感のない作品だった。でも妻夫木はよかった。JASTICEが唯一よかったかな。 |