8.《ネタバレ》 マカロニウエスタンの教科書みたいな映画。全体的に汗ばんだ感じでじめじめしているのもマカロニ特有。機関銃で皆殺しというアイディアもなかなかすばらしい。テーマ曲も昔から大好きです。冒頭の棺おけを引きずって雨の中を歩くのも強烈なものがあるが、雨が降っていなかったら、摩擦で棺おけがすぐ磨り減って穴が開いてしまうと思うけど、映画ではそういう余計なことは考えてはいけないのかな。 【やまさん】さん 8点(2004-09-05 18:18:03) |
7.《ネタバレ》 さすがイタリアです。冒頭からいきなりの早撃ち、ドロレス、鞭打ち、耳削ぎ、手潰し、挙句はガトリングガンでの大虐殺…さすがイタリアです。棺桶を引きずった黒ずくめのガンマン…一見滑稽だけれども、よくよく考えると恐ろしい。西部劇=明るい旋律に乗った勧善懲悪の物語、ではなく、荒廃した街での悪と悪の物語。そして最後には必殺の十字架撃ち…しかしここで疑問に思ったのが、リボルバー銃なのになんで7発撃ってるんだ?ってこと。しかし、そんな細かい事抜きにしても、ストーリーはなかなか良いし、ラスト、十字架に背を向けて去っていくジャンゴの後姿が凄く印象に残る。正当なウエスタンとはまた一味違った面白さがある。 |
★6.棺桶からマシンガン・・・小さいころビデオであの映像を見せられて衝撃を受けたのを覚えています。最後のシーンも緊張感があってすばらしいものでした。まさにマカロニ!! 【あつお】さん 10点(2003-12-31 10:43:10) |
5. 前作程ではないが結構気に入っています。出てくる武器も個性的で、最後フランコ=ネロが十字架を使って銃を撃つ(十字架撃ち)のシーンが印象に残っています。 【呂布】さん 8点(2003-05-26 15:52:27) |
4. 恐らくフランコ・ネロが日本に初お目見えしたマカロニ・ウェスタン(「天地創造」とどっち?)。監督セルジオ・コルブッチも恐らくコレが日本での銀幕デビュー。無法者一味同士の間に割って入るガンマン、という導入はコレも黒澤「用心棒」の無断パクリだと思われる。棺桶からガトリング銃てのは意外で、もう矢鱈に殺しまくっており凄まじいインパクト。最後は手を潰されて墓場の十字架にトリガーを掛けて一味を皆殺し…ううーーーーむ、チト残酷過ぎて胸焼けを起こしそう。 【へちょちょ】さん 6点(2003-01-21 01:22:28) |
3.全然「続」じゃない。内容はそれなりに面白いが・・ 【恥部@研】さん 4点(2002-12-26 18:57:15) |
2.なんて映画だろう。「ねたばれ」あんなのであんなにたくさん殺せないとか野暮なことは抜きにしてこれは、徹底したリアリズムによる時代さらに現実さえも超越する傑作です。 |
1.時代も武器も場所も現実にはありえない「悪夢」の世界でくりひろげられる殺戮劇。タイタスのような意識的なシュールさとは違う,無意識のシュールさがたまらない。レオーネ西部劇を超越したマカロニ中のマカロニ。 【ちょうじ】さん 8点(2001-07-21 17:01:06) |