22.この戦争最大の要因であるパリス王子とヘレンの愛に、いまいち説得力を感じなかったのが残念だった。なぜヘレンがパリス王子を好きになり、亡命するまでに至ったのか、その辺をもうちっとドラマチックに描くべきではなかっただろうか。全然2人の心理状況が伝わってきませんでした。ラブシーンもないし(笑) 実際もあんな感じだったのなら仕方ないけど・・・。 【きのすけ】さん 7点(2004-05-27 09:49:52) |
21.《ネタバレ》 ん~。ヘクトル(エリック・バナ)がかっこよかった!!ただ、長かったかな・・・。観るぞっという気合が足りなかった、自分に。オーランド・ブルームは、いつも弓を持ってる気がしないでもない・・・。パリスよぉ~、もっとしっかりせんかい。あっ。でも、兄上の仇はとったか。 【海賊】さん 6点(2004-05-27 01:17:59) (笑:1票) |
20.弟って弱虫で浅はかなくせに我が強い。馬鹿な奴とわかってても憎めないから家族は必死で守る。ちゃっかり屋なのは、いつの時代も同じなんだと実感。 【mimi】さん 7点(2004-05-26 22:46:22) |
19.やたらと長い神話を上手くまとめたなぁといった感じです。出演してる役者がすごく豪華ですね。音楽も良いです。原作を知らない人の方が楽しめるのでは?自分は逆に知っていたので、心の中で色々と突っ込んでしまいましたが、3時間弱でまとめなければいけない訳ですからね。エンターテイメント作品としてみれば楽しめると思います。 【三毛たま】さん [映画館(字幕)] 7点(2004-05-25 17:51:49) |
18.《ネタバレ》 もう50年前の「トロイのヘレン」も大作でしたが、これも負けないスペクタクルものになっています。原作の「イーリアス」はアキレスがプリセウスをアガメムノンに取り上げられて参戦を拒否するところからトロイ王の懇願を容れてヘクトールの遺体を返還するところまでなのだけれど、それでは木馬の出番がないので陥落のところまでになるのでしょう。アキレスとヘクトールを生身の人間として描いているところは先の映画とは随分違っています。「イーリアス」ではアキレスの死までは記述がないし、アキレス腱はヘクトールの踝に孔を開けて縄を通して引きずったのが由来だそうです。この映画ではヘレンの元夫のメネラウスは死んでしまうけれど、多くの物語ではヘレンと共に国に帰っているようです。でも城壁の上から元夫と現夫の争うのを見物する女性はやはり絵になりますね。 【たいほう】さん 7点(2004-05-25 17:28:27) |
17.おもしろかった!スケールがでかく見応えがありました。戦闘シーンは凄く迫力がありカメラワークもよかったです。ブラピよりエリック・バナがカッコよかった。どの俳優もイイ味出していました。 【ギニュー】さん 8点(2004-05-24 20:17:04) |
16.《ネタバレ》 期待以上でした♪ストーリー良し、役者良し、演出良しの三拍子!男女の愛、家族の愛、そしていたずらな運命。悲しくも美しいラスト・・・ブラピ様はもともとのファンという贔屓目を差し引いても、最高のアキレスぶりでした。ステキすぎるぅ!パンフにブラピの“人間は自分たちが思ってるほど進歩していない・・・”って言うコメントが紹介されていて、ドキッとしました。人間て本当に欲深いものなんですよね。世界制覇の欲は無くても、パリスの欲望は誰にでもあるものですものね。そしてどうしても山崎トオルに見えちゃうオーランドより、ヘクトルのエリック・バナが良かった~!そうそう、一緒に行った夫は、ヘレンの美しさに戦争が起きるのも無理はないなんて言ってましたが(苦笑)。ああ、挙げればキリがないほどの心に残ったシーンがありました。また、戦闘シーンも様々な戦略とその描き方、BGM、カメラワークが幾通りもあって、迫力あるのに、女性にも観やすくて良かったと思います。早くDVD出ないかなぁ~!とにかく最高!! 【らふらんす】さん 10点(2004-05-23 23:48:53) |
15.《ネタバレ》 ブレイブハートの戦闘シーンよりはエグくくなくて、安心して観れました。でも矢が突き刺さるシーンとかは痛そう・・。カリスマ性はメル・ギブソンの方が熱い感じを受けますが、(Story違うんで比べる事がおかしいですが)やっぱりブラピはセクシーです。ブリセウスの役はおいしいなあ。私がやりたかった。 いい男対決で、女性の方も1800円の価値は大いにありと思います。 【さくら】さん 8点(2004-05-23 23:07:38) |
14.《ネタバレ》 お金をかけて撮った大作らしい大作で、見応えは十分。ただ、盛り上がりが散漫で、見栄えのする素敵な役者を集めて並べただけ、という印象もまたぬぐえない。CGによる戦闘シーンも最近は食傷気味。とは言え、アキレスを演じたブラット・ピットはさすが。輝かしい不死身の英雄ではなく、あくまで動物的な勇者という感じがして面白い。鍛えた肉体もすごかったし、武術的に完成された動きも上手い演出だ。アキレスと正反対の、国のため家族のために戦う英雄ヘクトル王子も上手い。エリック・バナの地味で寡黙な雰囲気が、悲壮感を盛り上げて迫力がある。妻に何度も、逃げ道は覚えたかと尋ねる場面は、なかなか泣ける。そして何より感動したのが、ピーター・オトゥールのトロイ王プリアモス。なんというか、威厳と慈愛を持ってはいるが輝きと強さを失っている、まさに「滅びるべき運命を迎えた国の王」そのものなのだ。プリアモスがヘクトルの遺体を帰してくれるようアキレスに頼む場面は、まさに名場面である。すべての元凶となったパリス王子の軽率さ・幼稚さや臆病ぶりがまたすごい。けれども物語の中でほんの少しだけ成長をする。そこがいい。かの三部作で美しく完全無欠なキャラを演じたオーランド・ブルームが、同じ弓矢をつがえながら、ここまで情けないキャラに扮してくれるというのも、なかなかツボだった。配役をした人に拍手したい。配役といえばショーン・ビーンのオデュッセウスも素晴らしい。大国の強引な侵略戦争に、小国の王として心ならずも従わなくてはならないが、従うとなったら策謀を巡らせ友を引き込むことを厭わない。仕方ないんだよと言いながら、これ見よがしな苦悩を見せるわけでもない。ずる賢そうな顔をして、しかし、その両肩になにがしか重みを背負ってるようには見える。物語の中で、一人冷めたオデュッセウスを演じたショーン・ビーンは面白い役者だ。彼の語りに始まって終わる演出は、なかなか良かったと思う。トロイ戦争とはむろん「愛のための戦い」ではなく、侵略戦争である。そこには、オデュッセウスも語るように「名を残す」ことへの渇望と、本能的に戦争・戦闘を嗜好する男たちの欲望がある。女たちの人生は眼中にない。だから、戦いを嗜んだアガメムノンとメネラオス、そしてアキレスが死に、戦いに背を向けたパリスとヘレンが逃げ延びるというのは、満足すべき結果なのかもしれない。 【ルクレツィアの娘】さん 8点(2004-05-23 23:00:50) (良:3票) |
13.《ネタバレ》 パリスは浅はかな奴だったけども、略奪したから戦争になったというのはきっかけであって、あの王様なら遅かれ早かれ戦争したような気もする。 ひとまず、スケールはでかかった。僕は指輪物語シリーズよりも好きだな。それはあまりCGが目立たなくて、人間の力を最大限に引き出して撮影されていたから。 ところで、あまり神は信じないほうが良いのでしょうかね。(Tジョイ大泉にて 5/23) 【こじ老】さん 7点(2004-05-23 22:10:27) |
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★12.《ネタバレ》 パリスのおかげでなあ~、戦争になっちゃって、多くの人間が死んで、最後にアキレスも死んじゃって、パリスだけが残るっつうのは、どうも納得いかんなあ。 これは女性の為の映画だと思うなあ。 脚本も「陰」の要素が無くて、物語に深みが無かった。 戦闘シーンも、こちらも色んな映画の免疫のせいで、目新しいものは無く、退屈でした。でも、料金(1800円)の価値は有ります。 【ひでぼん】さん 6点(2004-05-23 14:06:22) |
11.《ネタバレ》 最初みたときはよかった。でもよくかんがえたら、いいのはヘクトルだけだ。最後にアキレスとあの女の子が初めて死ぬときにチューするとかそういうほうがいいよー!みょうにプラトニックラブを期待しててごめんなさい。 【ギニュー隊長★】さん [映画館(字幕)] 6点(2004-05-23 13:04:32) |
10.《ネタバレ》 現在においても憎しみの連鎖が途絶えない世相ではあるが、それを断ち切ろうとしたトロイ王はアキレスの言葉を借りずとも「よき王」であろう。しかし、ギリシア悲劇の要素として、そうしたよき為政者であっても勝者にはならないというところが悲哀を滲ませている。それから、今作では神話性を排除しているが、それがクライマックスのパリスの放った矢がパリス自身の努力・技能によるものになっていて、某三部作に被りまくってしまったのが残念。>神話では太陽神アポロンの介添えがあって、アキレスを射抜いていたはず しかし、大筋では安心してみていられるいかにも大作系な大作です。それにしても、羊飼いパリスの3女神を選ぶところがないと、パリスが単なる軽薄男に見えてしまいますね。女神との約束でヘレンを妻とした経緯が判れば話もすっきりするんでしょうが、そうすると排除したはずの神話が顔を覗かせてしまいますし、難しいところですね。 【もっちー】さん 7点(2004-05-23 02:49:31) |
9.あぁぁぁぁぁぁぁあああああああああアキレス腱がぁぁぁぁああああああ! ! ! 【あろえりーな】さん 6点(2004-05-22 19:31:31) |
8.大作って感じの映画でした。チケット代分は充分楽しめると思います。印象に残っているのは大群衆の戦闘場面と、アキレスとヘクトルのタイマン。これはスクリーンならではの醍醐味が味わえたと思います。女性陣の心情描写が薄かったのは、この物語が男同士の闘いの話なので、仕方ないのかもしれません。個人的には、誰にも感情移入する事無く、客観的に映画自体を楽しめた作品だったと云えます。 【n@omi】さん 7点(2004-05-22 04:10:20) |
7.《ネタバレ》 面白いですが・・・同じく戦争スタイルが中世の「ロードオブザリング・二つの塔」と比べると、どうしてもただの中世の戦争映画にしか見えません。「伝説の再現」が売りなのに・・・。ロードオブザリングに勝っているのはアキレスとヘクトルのガチンコと男優陣の見事な肉体美(笑)でしょうか。 【Я】さん 7点(2004-05-21 10:33:03) |
6.結局パリスや~ん。オーランドブルームの弓矢はサービス? 【浜村 純一】さん 6点(2004-05-19 14:30:08) |
5.《ネタバレ》 史実として有名なトロイの木馬の逸話の映画化、ことごとくリアルな映像に圧倒される。両軍隊の大激突の迫力は言わずもがな、賛美すべきは内面まで完璧に役作りしたブラッド・ピット演じるアキレスの勇姿。アキレス腱以外は不死身と言われた伝説の英雄、映画を観る前はお伽噺のとおり槍をもはね返す強靭な肉体の持ち主を想像していたが、完璧なまでに強かった筈の彼が非常に人間臭く描かれており、それがかえってリアルに見えて面白かった。身体を張って演じた一騎討ちも、中途半端に描かれたCGアクションなんかより、遥かに迫力があり手に汗握る。もともとの元凶であるパリス、兄や国を犠牲にして、我が身が招いた災難そっちのけで最後まで生き残っているのが納得できなかったけど…。 |
4.ジャパンプレミアで観てきました。アキレスとヘクトルの1対1の戦いと、トロイの木馬(少ししか出てこないけど)のシーンは必見。久々に大作もの観たって感じ。それにしても、ブラピの筋肉はスゴかった。ムキムキです。 |
3.俺は「不謹慎!」と言われようが、「戦争を知らないくせに!」と言われようが、戦争や軍事物に男のロマンを感じてしまうたちなので、もうこれでもか!といわんばかりの対決シーン、戦争シーンに酔いしれました。そして、予告編でおなじみの、船が超いっぱい出てくるところでは感極まって涙をこらえました。愛がテーマとは思えないほど戦争しており、予告では「史上最大の愛のための戦争」とか言われちゃって、そっちの方向を期待している人にはかわいそうなくらいです。「愛がテーマ」というのは、戦争のきっかけが絶世の美女に惚れてしまった、トロイのガキ王子パリスの略奪愛なだけで、それはとても稚拙で幼稚な印象を受けました。また、それ以外の愛も、戦争時の家族愛、恋愛などが頻繁に語られてはいましたが、どうもクドい割には薄っぺらかった。ただ唯一、王様の息子ヘクトルに対する愛の表現は素晴らしかった。オトゥールの演技力はさすがだ。ブラピは自分の色をかなり強く主張していました。男臭くて、かっこいい、「ブラピ」のアキレスでした。相当な肉体改造をしたそうだが、6ヶ月でここまで造るか?!と思わせるほど、二の腕などは極太でした。そのくせ腹はでてない。なんなんだ!ちくしょー!さらに驚いたのは、彼がもう40歳ということ・・・。ヘクトル役のエリック・バナはブラピ以上にかっこいい。彼のかっこよさは男も女も惚れるでしょう。彼は今後、益々人気になること間違いなし。この映画は、本当に久々のツボ!この手の壮大な話が好きな人は必見ですよ。もう、突込みどころはあるけども、モチーフがモチーフだけに全部許しちゃいます!余談ですが、アキレスの得意技として、敵の横に跳びつつソードを一突きするかっこいい技があるのですが、それがテコンドーの跳び突き(パンチ)にあまりにそっくり。アクションにテコンドー要素を入れた??(笑) 【february8】さん [映画館(字幕)] 7点(2004-05-17 14:25:37) |