4.《ネタバレ》 なかなか良かったです。変態じゃない人も一度は見ていただきたい作品。
ダイアンが己の変態性と向き合うシーンとか、独特で面白い。
変態性と、淑女としての尊厳は両立するのだというところが、微妙なバランスで描かれていてそのへんは非常に面白い。
変態趣味と日常生活が自分の中で共存できるというところが…面白い女性だったんだなあと。
さてロバート・ダウニーJrを選んだことは大正解でした。
あの目ねえ。
あの状態でちゃんと演技できるから大したものだなあ。お面被っているようなのに。
私生活はボロボロでも、やっぱり彼は才能があるなあと。
感情を抑えたハイソサエティの女性をニコール・キッドマンというチョイスは普通に正解なのだが…個人的には違う女優でも良かったかもと思う。クロエ・セヴィニーとかどうだろ。
さてめでたくロバートは多毛症の人を演じた2人目の役者さんになったのだった。
1人目はミシェル・ゴンドリーの「ヒューマン・ネイチュア」でパトリシア・アークエットが演じている。
…しかしこれで、男優と女優が揃ったということで、よくわからないがなにか良かったような気もするのだった。