拳銃の町のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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拳銃の町

[ケンジュウノマチ]
Tall in the Saddle
1944年上映時間:87分
平均点:6.86 / 10(Review 7人) (点数分布表示)
ウエスタンモノクロ映画小説の映画化
新規登録(2008-04-01)【M・R・サイケデリコン】さん
タイトル情報更新(2023-03-28)【イニシャルK】さん
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監督エドウィン・L・マリン
キャストジョン・ウェイン(男優)
ウォード・ボンド(男優)
ベン・ジョンソン〔男優・1918年生〕(男優)(ノンクレジット)
小林修(日本語吹き替え版)
北浜晴子(日本語吹き替え版)
鈴木弘子(日本語吹き替え版)
音楽ロイ・ウェッブ
撮影ロバート・デ・グラス
製作ジョン・ウェイン
配給セントラル
特撮ヴァーノン・L・ウォーカー(特殊効果)
美術ダレル・シルヴェラ
スタントベン・ジョンソン〔男優・1918年生〕(ノンクレジット)
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7.馬車に揺られてとある町にやって来たジョン・ウェイン、しかし彼の雇い主はすでに殺されていてーーーという、ちょっぴりミステリ仕立て。映画後半には「部屋の中には射殺体と、銃を手にしたジョン・ウェインただ一人」という、密室もどきのシチュエーションまで登場(窓が全開なので全然密室じゃないけど)。余談だけどこのシーン、昼間なのにジョン・ウェインが窓の外に出る場面だけ夜になってる?
もちろん謎解きを主眼にした作品ではなく、理屈っぽさもありません。逆にそういうのを期待しちゃうと、肩透かし。軽いノリで楽しみましょう。やたら揺れる馬車の中の光景も楽しいし、ポーカー勝負の場面などではちょっとした緊張感も。
ジョン・ウェインもまだこの頃はスマートで、銃の達人かと思わせる風貌ながら、実際はなかなか銃を抜かず、いざ抜いても相手を殴るだけ、ってのが、イイしゃないですか。
こういう西部劇のヒーローは、なぜかジイサンにモテる。いや女性にもモテて、気の強いヒロインとの関係がこれまた、見どころ。
彼女のお供として、コワモテのオジサンがいて、このヒトもポイント高かったりします。特に最後、犯人の顛末を、このオジサンを通して間接的に描くのがまた洒落てるじゃないですか。
なかなか気の利いた佳作だと思うのですが、どうでしょうか。
鱗歌さん [インターネット(字幕)] 8点(2021-12-05 14:15:31)
6.ミステリー色がかなり強い西部劇。事件が起こり謎解きをし、最後に種明かしが入って全てが一本の線に繋がるという、まさにミステリー小説を映像で観ているという感じの西部劇でした。メインの見どころは当然ストーリーですが、そこに女性関係という変数が絡み主人公にとって重要な働きをするというのはいつも通り。駅馬車で爆走や酒場シーン、銃要素も当然ありますが、それらを期待して観るというよりはストーリーを楽しみたいという人向けの作品かと思います。
53羽の孔雀さん [DVD(字幕)] 6点(2014-01-17 19:15:51)
5.《ネタバレ》 本作の監督エドウィン・L・マリンという人はお初でしたが、メガホンをとった作品が少ないのか日本で公開された作品が少ないだけなのかは分かりませんが、いろいろと周到さが感じられる作品という印象でしたので、この人の作品をもっと観てみたいと思いました。
ストーリーは少々混み入ったところがあり複雑な話ではあるものの、トントン拍子で進んでいくような軽快さも兼ね備えた内容でしょう。
複雑なのは、牧場の利権問題に関する話が特にそうで、登場人物が多かった上に人間関係が把握できないまま手紙を読むシーンが出てきてしまったりして、最後の方は雰囲気で流れを読み取る感じになってしまいましたが、なかなかよく練られた形跡を感じ取ることができたと思います。その一方で、KC牧場へ急げ!みたいな感じで慌ただしく馬を走らすシーンや、牧場に着いた時にタイミングよく相続の話をしていたり、唐突にポーカーを始めたりといったテンポの良さというか荒削りな一面も感じられました。
また、画面作りの方もこれまたしっかりと計算されたところが見受けられたのですが、料理をサーブする時の指、ガラスや鏡を使った演出、馬車が勢いよく走り始めた時に手を窓枠に添える動き、馬車がUターンをする時の砂塵が舞うショットなど、どれも微妙なものばかりですが、ポーカーのシーンで階段を降りてくるジョン・ウェインの姿を目で追う鉄火娘の弟の表情と、ラストで目だけでキスシーンに誘うジョン・ウェインの演技が特に印象深く、目線に至るまでもしっかりと演技指導をしたエドウィン・L・マリンという監督には敬意を表したいと思います。
もっつぁれらさん [映画館(字幕)] 8点(2013-05-06 13:18:57)
4.《ネタバレ》  日本にとっては、戦後初公開の西部劇ということで、記念的作品らしい。
 普通に、と言うよりは、結構ややこしい権利関係の物語。西部劇って、かなりの数が、土地の権利をめぐるイザコザなんだなと、改めて思う。やはり、国の急速な拡大というのは、それだけイビツな事態を引き起こすという事だろう。
 リアルといえば、リアルなんだろうけど、「拳銃の町」という割には、最後に悪漢を銃でやっつける描写がなく、ちょっと物足りない。穏やかなテレビドラマを見ているようだ。尤も、このタイトルは日本人が勝手につけたものだから、文句をいうのはお門違いだけど。
Tolbieさん [DVD(字幕)] 6点(2012-06-22 03:01:36)
3.西部劇のジョン・ウェインが大好きなので、彼主演の作品ならどんなにつまらなくても、6点以下は付けなくないなと(笑)「戦後日本で初めて公開された西部劇」という歴史的価値?を除けば、ごくごく普通の出来だと思います。当時の占領軍の意思が働いたのかドンパチも殆どないし。その代わりいかにもウェインらしい、豪快な殴り合いシーンが用意されているので退屈はしません。登場する二人の女性=鉄火肌で気性の荒い女性と心優しい淑女=名作「荒野の決闘」にも通じる、ヒロインの対照的な性格設定もわかりやすくて良いです。
放浪紳士チャーリーさん [DVD(字幕)] 6点(2009-07-10 13:52:10)
2.見るものが無かったので、見たんですがこれは良かった。ジョン・ウエイン若いのに貫禄充分で女にもてるのは当たり前の設定。それにかかわる二人の女性、じゃじゃ馬で勝気な牧場主は「ザ・プラクティス」のギャンブル検事にどこか似ていて、一方しとやかな感じのほうは十朱幸代の若い時にそっくりでした。満足しました!!
白い男さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2009-06-28 12:13:46)
1.久しぶりのジョン・ウェイン、若いっすねぇ~。188cmも背があるしいかつい格好されちゃ、そらカッコイイに決まってんじゃん。戦後初めて日本で公開された西部劇ということで「駅馬車」みたいな派手なアクションもなく比較的静かな西部劇といったところなんですが、ウェイン以外にもジョージ・ヘイズやエラ・レインズ、ジョン・フォード映画でお馴染みウォード・ボンドなどが個性的な役柄で出てくるのでちょろっとコメディもはいって結構楽しめました。どのへんが「拳銃の町」なんかはわかりませんでしたけどまぁいいか。
M・R・サイケデリコンさん [DVD(字幕)] 6点(2008-04-04 16:39:38)
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【点数情報】

Review人数 7人
平均点数 6.86点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
6457.14%
700.00%
8342.86%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 4.50点 Review2人
2 ストーリー評価 7.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review2人
4 音楽評価 7.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人
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