ベビイドールのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ベビイドール

[ベビイドール]
BABY DOLL
1956年上映時間:115分
平均点:6.00 / 10(Review 1人) (点数分布表示)
公開開始日(1957-04-27)
ドラマモノクロ映画
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タイトル情報更新(2017-04-02)【S&S】さん
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監督エリア・カザン
キャストカール・マルデン(男優)
キャロル・ベイカー(女優)
イーライ・ウォラック(男優)
ミルドレッド・ダンノック(女優)
リップ・トーン(男優)(ノンクレジット)
R・G・アームストロング(ノンクレジット)
脚本テネシー・ウィリアムズ
撮影ボリス・カウフマン
製作エリア・カザン
配給ワーナー・ブラザース
美術リチャード・シルバート(美術監督)
ポール・シルバート(美術監督補)
衣装アンナ・ヒル・ジョンストン
編集ジーン・ミルフォード
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1.《ネタバレ》 50年代から60年代にかけ、大量生産されたテネシー・ウィリアムズ戯曲映画化の一本。「イグアナの夜」レビューでも書きましたが、彼の戯曲の映画化は極端に玉石混合の作品群で占められてます。戯曲の映像化というからには、ただでさえ台詞が多い。会話劇をいかに一個の映画作品として成立させるか、そこが挑んだ監督たちのの腕のみせどころだったと思います。私見では「欲望という名の電車」「熱いトタン屋根の猫」「イグアナ」の三本が映画作品としては最上。「夕なぎ」「ローマの哀愁」なんかは石の部類。「去年の夏突然に」「雨のニューオリンズ」そしてこの「ベビイドール」は、正直評価に困る・・・。演出自体はしっかりしてるんですよ。「欲望~」でもタッグを組んだ、エリア・カザン監督だけあってそつがない。アメリカ南部ミシシッピー州片田舎の、むせっ返るような臭気が充満する寂れた邸宅、癖のあるというかヘンな癖しかない主要人物が絡み合う様をネチっこくリアルに描写。幼妻役キャロル・ベイカーの指をしゃぶりながらベビーベッドにしどけなく横たわる姿態が、当時センセーショナルな話題を浚ったようですが、実物を観てナルホドと納得。今観るとたいした刺戟でもないけれど。おあずけを喰う欲求不満の夫、意図あって彼女にまとわり付く口達者な町の有力者、屋敷に住み込みひたすら狂気を撒き散らす彼女の叔母・・・、あぁ、書いてるだけでもう胃もたれが。敷地内で黙ってずっとたたずんでいる雇人労働者達が一番まともに見えてくる。優れた映画かと聞かれたら、まあまあと答えますが、好きな映画かと問わせたら・・・返答に窮する、そんな映画です。
放浪紳士チャーリーさん [DVD(字幕)] 6点(2022-07-25 21:04:55)
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【点数情報】

Review人数 1人
平均点数 6.00点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
61100.00%
700.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

【アカデミー賞 情報】

1956年 29回
主演女優賞キャロル・ベイカー候補(ノミネート) 
助演女優賞ミルドレッド・ダンノック候補(ノミネート) 
撮影賞ボリス・カウフマン候補(ノミネート)白黒
脚色賞テネシー・ウィリアムズ候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1956年 14回
主演女優賞(ドラマ部門)キャロル・ベイカー候補(ノミネート) 
主演男優賞(ドラマ部門)カール・マルデン候補(ノミネート) 
助演女優賞ミルドレッド・ダンノック候補(ノミネート) 
助演男優賞イーライ・ウォラック候補(ノミネート) 
監督賞エリア・カザン受賞 

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