5.おっと、まだ懲りずに日中合作映画なんて作ってたのか、日活…。歴史や歌舞伎に疎い私は【広瀬真由美】さんのレヴューを読んで、ようやく鄭成功なる人物と本作のストーリー骨子が理解できました。これは忠義の物語だったんですね。ということは、映画を観てもそれが全く理解できなかったということ。ストーリーの流れや人物の心中が解らなかったので、中盤では国姓爺が反逆者なのか愛国者なのかも判然としない。だからクライマックスの、台湾遠征の高揚感や台湾奪還のカタルシスも伝わってこない。お目当ての合戦シーンの迫力にも欠けてた様な気がします、4点献上。 【sayzin】さん 4点(2004-12-28 01:36:55) |
4.つまらなくはない。といって、総毛立つほど面白いというわけでもない。エキゾチックではありますが、評価に困ります。国姓爺はもっとヒロイックに描いてもよかったかも。歴史ものに興味があるなら、見てみるのもいいかもしれません。 【虚学図書之介】さん 5点(2004-11-03 21:44:40) |
【真尋】さん 5点(2004-04-12 18:39:11) |
★2.《ネタバレ》 残念、ただ残念。国姓爺とは別名「鄭成功」のこと。17世紀の中国、明王朝から清王朝へと移り変わる時代に活躍した人物。滅びかけている明に最後まで忠誠を尽くして清と戦い続け、当時オランダに占領されていた台湾に進軍し、見事台湾を開放した偉人。父親が中国人、母親が日本人で、1624年長崎で産まれの実在の人である。実話をもとにした歴史超スペクタル映画になるべき題材だというのに・・・もっと鄭成功が日本出身であることをアピールしてよかったのでは? 個人的には歴史ものが大好きなので残念でたまらない。 もっと多くの人に知ってもらいたい映画だ。ただ、ストーリー的には時間的な問題もあったのかどうかは不明だが省略しすぎ。わかりにくいところも多々。だけど、見終わってから鄭成功についてもっと知りたくなるかも知れない。結果的にはそれでOKかも。 【広瀬真由美】さん 6点(2004-02-09 01:10:48) |
1.戸惑いや不快感をほとんど感じさせないように、うまくまとめられた(端折られた?)大河ドラマのような作品だと思いました。当時のアジアと欧州などの入り組んだ政治的背景の複雑さからくる時代が要請する流れと、普通の人々の感情や事情との間には、多くの場合、やはり歪な乖離がつきまとうんだなぁと感じました。時がたてば尚更ですね。とは言え、僕は幸いにも戦争を実体験してはいないので、所詮は客観視してる気になってるだけっていう部分も少なからずあるでしょうし、ここは一つスペクタクル巨編として楽しんでしまうのが吉だと思いました。アクションシーンはそれなりの盛り上がりがあって、それなりにカッコよかったです。もうちょっとたくさん入れてほしかったけど。主人公のパパさん、渋かったです。そんなことより、島田陽子さんがでててオドロキ。 【ロバちゃん】さん 6点(2003-10-14 09:35:08) |