48.奇跡、お腹一杯。外には出さずにお腹に溜めておきます。 【ぶらっくばぁど】さん 8点(2005-01-27 21:24:13) |
47.見事に計算されつくした脚本。映像は日本アニメのひとつの到達点でしょう。 ふだんアニメを敬遠している人にこそ見てほしい。 【リモ】さん 9点(2004-12-20 22:51:21) |
46.《ネタバレ》 いま観終りました。いやー面白かったです。 確かに話は出来過ぎですが それは今監督も「百も承知でやってますから」 って言いそうなぐらい出来過ぎてました(笑) だからこれだけ面白かったとも言えますけどね。 基本的な話の筋は3人のホームレスが生まれたばかりの赤ん坊を拾う所から始まる笑いと涙の奇跡の物語ですが その奇跡を取り除けば社会の底辺で生きる何の変哲も無いはみだし3人組の苦悩や 生きる事に対しての葛藤やそれぞれ過去などが様々な出来事を通して明らかに成って行きます。実際の所、こうゆう有る意味べたなコンセプトをココまで緻密に入念に描かれたアニメーションは今まで無かったのではないかと。そういう意味でも新鮮でしたね。 ストーリーはテンポ良く。小ネタは満載でクスグリ放題。 今氏が5年以上暖めてきたお話だけあって完成度はかなりのモノです。 声優もオカマの梅垣さんはもうキャラそのままですし 髭オヤジの江守さんも見事です。 更に女の子役の岡本綾がこれがまたかなり上手かったと思いました。 ともかく作画のクオリティー。声優陣のバイタリティー。そして脚本の面白さ。 近年の秀作だと思いました。1度見て損は無い作品です。 【一般人】さん [DVD(邦画)] 8点(2004-12-14 03:48:12) (良:2票) |
45.宮崎アニメのような爽やかさは無いもののそれ以上の暖かさを感じた。映画として十分成立している。日本映画界といえば金持ちコメディアンが巨匠と呼ばれ、世界に影響を与えたかつての隆盛をめっきり失ってしまったが、こんなに感動できる作品を生み出す日本のアニメーターの質の高さに改めて脱帽。 【小僧】さん 9点(2004-12-04 04:00:09) |
44.「東京~~」というタイトルにすると『売れる』という法則が、世間にはあるらしい。この作品は……脚本とテンポは良いんですが、ちょっとストーリー的に「奇跡」に頼りすぎですね。 【IKEKO】さん 5点(2004-11-12 06:20:39) |
43.社会の暗部であるホームレス達がそれぞれ抱える悩みを奇跡が救う?クリスマスの奇跡モノで良くあるファンタジーだけどまあええんとちゃうの。この監督らしいテンポのよさやカット割りは好きです。 【亜流派 十五郎】さん 5点(2004-11-10 19:39:45) |
42.いい映画。たとえ予定調和であっても「そんなの別にいいじゃん!!」って思えた。コテコテのキャラクターにコテコテのストーリー、そしていかにも大団円的なハッピーエンド。それでも全く苦にならない。声優っていうかキャスト(本来は声優ではない人)もはまっていた。江守徹と梅垣はまぁ予測は出来たが、岡本綾がかなりはまっていた。最初から最後まで笑顔でいられて見終わった後は素直に面白いと言える。なにもアッと驚く展開でなくても映画って十分に楽しめるんだなぁと再確認しました。 【よっふぃ~】さん 8点(2004-10-31 19:36:12) |
41.《ネタバレ》 いやぁ、いい映画でしたよ! それにしても世の中せまい。 【よしふみ】さん 8点(2004-10-17 03:25:05) |
【タコス】さん 10点(2004-10-14 23:23:43) |
39.普通にアニメとして笑えたからいいんじゃない??? 【愛しのエリザ】さん 8点(2004-10-09 14:28:17) |
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38.出来すぎてる展開の映画は嫌いじゃないけど、この作品の場合は “あざとさ”目立ちすぎていた。「ここでこうつなげれば面白くない?」みたいなノリの脚本家たちの声が聴こえてくるようだ。「この看護婦が実はギンの娘にしてー」とか「ここで越路吹雪を歌わせよう」みたいな狙いがバンバン伝わってきた。 オープニングのスタッフ紹介からして、「どう?センスあるでしょ」的な匂いがして 受け付けなかった。終わり方もイマイチ。エンドロール後にエピローグがあるのかと 期待してたのに。テンポと清子という名前は良かった。 【michell】さん 6点(2004-09-18 20:47:01) |
★37.観ていると、なんだかワクワクしてくるような映画。鑑賞後の後味もとても良い。会話のやり取りも、ホームレス独特のネタな感じで笑わせてくれた。お供え物パクってたけど大丈夫か。 【アンソニー】さん 7点(2004-09-15 14:37:30) |
36.今までアニメーションになど殆ど興味が無く、評価が高くても観ずにいましたが、この作品は結構いいです。個性的で見た瞬間には好きじゃなかったキャラクターにも次第に慣れ、終いには感情移入してしまってる自分がいました。 見た後の、何ともいえない「じわ~っとくる優しさ」がいいですね。 【wood】さん 7点(2004-09-12 12:44:43) |
35.人間って、生きる目標があるとあんなに輝く事が出来るんだ。人間って凄いなぁ~・・・ 【ボビー】さん 7点(2004-09-07 15:27:23) |
34.ストーリー的には出口が一つのあみだくじの様な、予定調和を絵に描いた様な作品だけど、その「おはなしくささ」を差し引いても余りある魅力を感じる作品でした。豊かな表情や切れが良くてかつ重さを感じるキャラクター達の躍動感ある動きはアニメファンならずとも楽しめると思う。それぞれの人間達のごく私的な行動原理に引きずられて寒空の東京の街を右往左往させられる赤ちゃんが、物語を進めるための一つのアイテムとしてしか扱われていないのがやや思慮に欠けるところだが、次から次へとテンポよく起こるありえない偶然の数々や3人の秘められた過去に視点が移っていくのでそのうちあまり気にならなくなった。日本のアニメの質の高さを垣間見られるシーンがそこここにちりばめてあるので飽きずに見られるコメディーファンタジー。思い出し笑い系。 【Beretta】さん 7点(2004-08-25 16:34:48) |
33.この映画において、「あんな都合いいことばかり起こるはずがない!」というのは評価の観点がずれていて、一種のファンタジーだと理解すればいい。映画は虚構の上に、虚構が構築されているのではなく、人間ドラマはもちろんのことだが、ファンタジーにしても、虚構の上の、「リアル」に支えられ、成っているものだ。東京という場所のリアリティが完成されているので、話はグッとしまっている。主役三人のキャラクターは好感が持てた。クリスマスという時期設定や赤ん坊といった、不思議めいたというか、聖なるというか(よく分からん)、作品の雰囲気で、道中の都合が良すぎる出来事対する違和感は、とにかく説得出来ていると感じた。引っかかったのは、人物の心理である。どうも構成優先の気がしてならなかった。人物をストーリーにそって、動かしていた印象を受けた。好感は持てるが共感は出来ず、人間の心理が雑で、どうも「おはなしくささ」があった。目の前で起こる不思議な都合良すぎる出来事に対して、登場人物は、まるで当たり前のことかのように、ふるまっている。ファンタジーだという前置きはあくまで観客に向けてのものであり、作品中の人物がそれを変だと思わないのは、違和感がある。人物は動かすものではなく、動くものなのだ。みんなの評価の高さをみて、私は頭が硬いのかなと感じずにはいられんが、どうもイマイチだった。 【K・T】さん 5点(2004-07-28 01:23:34) (良:2票) |
32.まぁまぁでした。噂ほどではないなぁと少しがっかり。 【レンジ】さん 7点(2004-07-24 09:02:37) |
31.この物語は幻想的な物語だと思う。クリスマスの夜に起こった夢のような話である。だから、夢のようにご都合主義的に人と出会い、ハッピーエンドに向けて話が展開していく。ただ中途半端にリアリティーを追求するのではなく、ファンタジーに徹して、ハートウォーミングな話を作り上げた製作側の意図と成果は素晴らしいと思う。アニメーションは、元来、アニメーションでしか表現できない幻想的なものを作るのが理想だと思う。この物語は、「東京の町並」という超現実的空間の中で、本質で、非常に幻想的で温かいアニメ的感動を与える稀有な作品だと思う。 【ダブロン】さん 8点(2004-07-23 20:57:17) |
30.ファンタジーには確たる現実感が必要と以前書いたことがあるのですが、本作でそれを演出しているのが「幻魔大戦」を超える緻密な東京の描写。実写映画でもここまで東京のディティールを描いた作品は中々ありません。外国映画が存分に自国の都市を舞台にしているのに、本作の内容も含めて、これがアニメでしか描けないという日本の現状は憂慮すべきです。で、前半のコメディ・ドラマから終盤のアクション・シーン、そしてクライマックスの奇跡まで、非常に良く練られた脚本にも大満足です。これは「奇跡」の物語。それを「都合が良すぎる」と言っちゃあ、お終えよ、7点献上。 【sayzin】さん 7点(2004-07-22 17:36:30) |
29.《ネタバレ》 とにかく偶然の起こる回数が多すぎる。離ればなれになった人々が次々と都合良く目の前に現れる様はまるで出演者全員がGPSでも装備しているようだ。親探しの大テーマから相棒をちょっと見失った小ネタまで問題はほとんどそれで解決。ありえなーい。それこそが赤ん坊のもたらした奇跡だというのなら登場人物にはそれなりのリアクションが求められるはずだがみんなあっさりやりすごしている。このように、どんな偶然も起こりうる世界観の中で人捜しの話がドラマとして成り立つ訳がない。誰と誰がどう会えても有り難みも驚きもないのだから。それも天才バカボンのようなノリと絵柄ならご都合主義そのものをギャグとして理解することもできるのだが絵柄のリアリズム指向と地味な脚本がそれを許さない。宝クジが当たってメデタシメデタシというところを見ると、ありそうななさそうな精神性も「一杯のかけそば」レベルと思われる。確かに書き割りとしての東京は良く描けている。しかし絵ヅラだけの雑踏が実質をともなわないのでかえってしらじらしく見えてしまう。勿体ない。絵柄の精緻さは職人的努力によって向上なり進化が望めるものだが優れた物語というのはそう簡単に作れるものではないということを再確認した。「PERFECT BLUE」がそうだったように得意分野に限定すれば実に説得力のある世界を描けるのに、普遍的なテーマに迫ろうとすると根が幼いことを露呈してしまうのではあまりにも策がない。宮崎アニメなどにも言えることだが“自分達がすべてを作り出せる”といういかにもな勘違いから脱却して、数ある古典の中からアニメという手法に合った物語を発掘するというようなことを考えてもらいたいと切に願う。 【皮マン】さん 3点(2004-07-15 17:16:55) (良:1票) |