17.《ネタバレ》 トムとジェリーみたいな落ち着きのないブラックユーモアコメディ。 若いケーリーグラントがギョロ目で好演。 ヒッチコックのユーモアは、本作から来ているのかもしれない。 後の「ハリーの災難」の原型かもしれない。 映画の内容は、中身はなく、ただ2転3転して、それが落ち着かないで、 そのまま転がり続けるような内容。 「素晴らしき哉」「スミス」のキャプラとは思えない、騒がしさ。 【トント】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2024-08-22 15:40:37) |
16.《ネタバレ》 これは、つまらない。主人公のケイリー・グラントが、トラブルに巻き込まれた新進気鋭の演劇評論家というより、コメディ話の主人公を演じている。ようするに、クサいんですよ。ものすごく騒がしいんだけど、観終わってみれば、実は彼だけ何もしていなかったような印象です。【追記】死体を一度も写さないという、当時の良識が新鮮な映画でもあった。 【なたね】さん [DVD(字幕)] 4点(2024-07-07 20:20:08) |
15.《ネタバレ》 設定、展開は見る前から、知っていたが、面白い。ブラックコメディの佳作。この時代の映画は、雰囲気がある。 【にけ】さん [映画館(字幕)] 8点(2019-01-03 16:35:24) |
14.監督らしからぬブラックコメディ。良く練られた脚本での起承転結に一時も目が離せず。ケーリー・グラントのマシンガントークに辟易し、猿ぐつわ姿にホッとする。まともな者がいない登場人物の中で、ねずみ男のようなピーター・ローレの存在感が際立っていた。 |
【すかあふえいす】さん [DVD(字幕)] 9点(2014-03-21 14:47:47) |
12.《ネタバレ》 死体が出てこないのに殺人、変な人たちがたくさん出てくる不思議映画。 ケーリー・グラントが若くてチャーミング、面白い。 【KINKIN】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-03-25 07:45:18) |
11.舞台劇の映画化ということで、確かにそんな感じの作品だった。 場面は古いお屋敷内中心、そこにいろいろな人間たちが入れ替わり立ち替わり登場。 お話はつまらなくはないけど、スクリューボール・コメディを引きずっているような内容で、 特に主演のケーリー・グラントは、マシンガントークがかなりうるさい。 タイトルからもおわかりのように、完全なブラックコメディーなので、 そっち系統が好きな人には楽しめる作品ではないかと思う。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 4点(2011-08-06 06:42:14) |
10.「毒薬と老婆」って舞台劇として有名のようですが、映画としては古いこともあり知名度低いようですね。この笑いのツボは見る人を選ぶかもしれませんが、ツボにはまったら最高のサスペンスコメディーです。ケイリー・グラントの表情、最高の演技です。この作品を楽しむにあたって知っておきたい予備知識は「ボリス・カーロフ」とはフランケンシュタイン役で有名な俳優であること。 【きーとん】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-07-25 12:16:07) |
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9.映画史上、ここまで自分の犯行を隠さない、正直で無垢な殺人鬼がいただろうか。 まともな人間はほとんど出てこず、事態の収拾のために一人奮闘する紳士が哀れながらおかしくてたまらない。一件落着しそうだと思ったら展開、終わりそうで終わらないパターンが多くて、こっちまでヘトヘト。ほとんどが一つの部屋で行われる舞台形式ですが、力技の脚本と愉快なキャスト陣は見事。この映画のことを思うとニヤニヤと思い出し笑いをしてしまいます。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-06-14 15:24:06) |
8.《ネタバレ》 既に究極系の域に達してしまっているブラック・コメディの佳作。多彩な登場人物も それぞれ魅力的だけど、とにかく本作はケイリー・グラントに尽きる!最初に死体発見したシーンなんて目ん玉飛び出てるし首はグニュ~って伸びてるし爬虫類的な凄まじいリアクション。そして終盤まで続く、必死のとにかく必死の地下室の死体隠蔽との攻防、悪気無くあっさり認める老嬢とのコントラストを含め、この必死さが生み出す数々の至芸。その凄さは途中、ケイリー・グラントが出ていない数10分のシーンが明らかに映画のテンションが下がっているということでも分かる。 【よし坊】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-03-11 16:14:43) |
7.全体的な雰囲気は『マダムと泥棒』に通じるものがあります。私的には期待しすぎた感あり。随分前に見たのですが、どこが合わなかったのかわからなかったんですが、つい最近気づきました。おとぼけの割に、テンポがいいので疲れたんだと。映画の間ってとても重要ですが、合う合わないって説明しずらいのが難。フランケンシュタインネタは面白かったっす。 【元みかん】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-07-15 22:28:46) |
6.ぶっちぎりの面白さ!!レクターよりもジェイソンよりも前にハリウッドは恐ろしい殺人鬼を生み出していましたた。しかもそれが二人の可愛いお婆ちゃん何だからそれはそれは恐ろしいです。キャプラの憎いまでの演出や構成が見事です。なぜならこの映画には死体が出てきません(人がたくさん死んでるのに!!)。なのにそこに死体が、あるように感じて少し怖い気分になります。もちろん充分過ぎるほど笑えるのもキャプラの凄さなんでしょうけどね。しかしこの映画レビュー数が少な過ぎるのが寂しいです。皆さんこの映画に思い切って突撃しませんか?。 【一番星☆桃太郎】さん [DVD(字幕)] 10点(2005-10-27 01:31:24) |
5.《ネタバレ》 月並みなことしか言えないけど…あー笑った笑った、面白かった!まだ見ぬフランク・キャプラ作品の中にこんなにも面白い映画があったとは。結婚という考えに否定的な劇評論家のモーティマー氏が結婚したあるハロウィンの日、実は彼の叔母二人が十二人もの老人を毒殺して地下室に埋めていたことが発覚する。何とか事件を収拾しようと奔走する主人公の元に、叔母の家に同居する自分をルーズベルト大統領だと思いこんでいるラッパ吹きの男や、刑務所に入っていたはずの殺人犯の兄が入り乱れて一大騒動へと発展する。例えるなら内容はヒッチコックの『ロープ』と『ハリーの災難』を掛け合わせたような代物で、個人的にここまで完成度の高い密室喜劇は初めて観ました。「ロンドン式」だの「メルボルン式」という地名だけで観客を震え上がらせてしまう演出力には脱帽。そして更に特筆できるのが、世にも稀なケイリー・グラントの超エキセントリック演技。「突撃ー!」と奇声を上げて階段を駆け上がったり、縛り上げられて何やら危険な格好になったりと、これが本当にあの『めぐり逢い』で甘い愛の言葉を囁いていた彼なの?と思わず疑ってしまいます。「奥さまは魔女」のようなタイトルバックも物語の雰囲気をよく掴んでいて良く、最後の最後に起こるマル秘どんでん返しも必見です!『オペラハット』同様、現代リメイクの餌食になりそうな気がするけどそれはそれで面白そうです。二時間の上映時間の間、一瞬足りともダレることが無く「この映画の面白さが分からない人は可哀想」と、ついおこがましいことまで言いたくなってしまう程の傑作と認定します(褒めすぎ…)。 【かんたーた】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2005-06-08 18:14:10) |
★4.《ネタバレ》 コーエン兄弟の先祖みたいな映画だな、と思った。フランク・キャプラ=ちょっといい話の監督という小さいイメージが見事に崩された。とにかく色んな偶然が重なり、しかも(ほぼ)無理なく練りに練って組まれている。登場人物の行動理由も感情の流れに素直で見事の一言。ものすごい構成力。正直ケイリー・グラントのギャーギャーうるさいところや、目をひん剥く「わたしコメディしてますよー」というクドい表情にはうんざりで、減点したい。監督の演出に応えただけなのかもしれないが、本当にコメディ俳優として人気があったのか甚だ疑問だ。しかしそんなイヤなところも消し飛んでしまうほどの感動を覚えてしまった。映画終了5分前に主人公が出生の秘密を知らされる映画があっていいんだ、と。とにかくブチ切れて突き抜けてる大傑作。 【ラーション】さん 10点(2005-02-02 01:34:17) (良:1票) |
3.ケーリー・グラントの終始一貫したはじけまくり超ハイテンション演技に圧倒されました。ラスト、毒薬入りワインの使い方にもうひねり欲しかったところ。実はキャプラはもっとこういうブラックコメディを撮りたかったのでは・・・? ヒューマニズムだけの良心的職人監督として括るのはあまりに気の毒。 |
2.レビュー二人?どもMr.MONK様。あんまり有名な映画じゃないんかな~。んで映画の方は、舞台劇をもとにして作られたとか。だからお笑いの劇みたいな雰囲気。ほとんどが叔母姉妹の家での出来事。孤独な老人を毒殺するブラックなネタを、すっとぼけたドタバタなコメディーにした感じかな。ただ古いからかあんまし笑えんかった。アメリカのギャグっでただでさえ笑えんからしょうがないねんな~。いちいち突撃するおっさんとか、正直うっとうしい。でもクスッってゆーのはあるかな。必死になって死体と事件を隠蔽するケイリー・グラントにはまれば、それなりにおもろいと思う。ノリはいい感じなんで、なんか三谷幸喜が監督して日本映画でアレンジすれば、かなりおもろい映画になりそうやねんけど。 【なにわ君】さん 5点(2004-09-30 09:37:47) |
1.えっ、何でレビュー入ってないの?と不思議な思い...F.キャプラの味のあるコメディ・サスペンスです。殺し屋に扮するピーター・ローレが登場してからのドタバタが可笑しい。また二枚目半ケーリー・グラントのあたふたぶりには彼の芸風がよく出ていると思います。 【Mr.MONK】さん 7点(2003-12-15 15:39:57) |